プラチナの買取相場はどうなる?相場と買取のポイントを解説

使わなくなったプラチナのアクセサリーの買取を考える方にとっては、相場は気になるところではないでしょうか。

手持ちのプラチナはいくらぐらいで売れるのだろう?
これから価値が下がってしまうのでは?

と気になることも多いですよね。
そこで今回は、現在のプラチナの相場感プラチナ買取のポイントなどについて詳しく解説します。プラチナの買取をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

プラチナの相場を決めるもの

プラチナの相場を決めるもの

プラチナの相場を決める要素としては、大きく以下の3つがあります。

自動車産業との関わり
・消費国の景気動向
・産出国の情勢

プラチナは優れた触媒作用と化学的に安定した特性から、工業用品としての需要が高い貴金属です。そのため、相場には世界情勢が大きく関わることとなります。

自動車産業との関わり

プラチナは自動車産業との関わりが非常に強い金属です。というのも、もともとディーゼル車の浄化触媒に利用されてきた経緯があるからです。

ところが、世界的な脱炭素の気運に加えて、2015年のフォルクスワーゲン社の触媒不正などをきっかけに、ヨーロッパでのディーゼル車の需要が落ち込みました。このことが、プラチナの価値が落ち込む要因となりました。

一方で、ガソリン車に替わって主燃料を水素化する動きも活発になっています。水素からエネルギーを生成する際にはプラチナが触媒として使われます。

そのため、水素を主燃料とする社会が現実となったときにはプラチナの需要が増加し、価格が上昇すると考えられています。

消費国の景気動向

プラチナはヨーロッパを始め、北米、中国、日本などが主な消費国です。そして、これらの国の景気動向はプラチナの相場に大きな影響を与える要因となります。

2023年現在、ヨーロッパやアメリカではインフレが進行し、それを抑えるための金融引き締め政策が行われています。金融引き締めは、金利の上昇を促すことで企業の借り入れを抑制し、その結果、物価の安定と景気の過熱を抑えるための政策です。経済政策により、景気が停滞することはプラチナの相場にとってマイナスの要因となります。

また、短期的な景気動向として、新型コロナウイルスが猛威を振るった2020年から、宝飾需要が大きく低下した影響もあり、プラチナの価格は低下しました。

産出国の情勢

現在、プラチナが採掘されるのは、南アフリカ共和国、ロシア、ジンバブエ、北米のほぼ4カ所がほとんどを占めています。この産出国の政治的、経済的情勢もプラチナの価格に大きな影響を及ぼす要因です。

例えば、南アフリカ共和国では2007年ごろから慢性的な電力不足となっています。電力不足が原因で、鉱山会社が生産停止に追い込まれたり、労働者によるストライキが起きたりしたときには、供給不足への懸念からプラチナの価格が高騰しています。

また、2023年の段階では、ロシア・ウクライナ情勢もプラチナ相場への影響が懸念される事案です。

プラチナ買取のポイント|高く査定されるには?

プラチナ買取のポイント|高く査定されるには?

現在のプラチナの相場は2015年に一度大きく下落して以降、一時的な上下はあるものの、微増傾向にあります。新型コロナウイルスの影響による相場下落からの回復期であることも相場上昇の原動力と言えるでしょう。プラチナの買取を検討するならば今、と言われる理由はここにあるようです。

それでは、実際にプラチナを買取に出す場合、より高く査定されるためのポイントはあるのでしょうか。それは以下のような点があげられます。

プラチナの純度と重さ
・宝石などの付属品
・デザインなど第三の価値

それぞれを詳しく紹介します。

プラチナの純度と重さ

プラチナは、プラチナそのものと他の金属の配合比率によって4つに分けられます。これを純度と呼び、ISO国際標準化機構で認められているのはPt1000、Pt950、Pt900、Pt850の4種類です。それぞれプラチナの割合が100%、95%、90%、85%となっています。

買取で持ち込まれることが多いアクセサリーの場合、純度はPt900が主流となっています。Pt1000のプラチナは、アクセサリーとして使用するには柔らかく傷付きやすいため、パラジウムや他の金属を混ぜて強度を増していることが理由です。

プラチナの買取は、純度に応じたプラチナの重さに相場をかけて算定しますので、重量があるものに加えて純度の高いものが、高い査定を出すための条件となります。

プラチナの純度についてさらに詳しく知りたい方は、別の記事も参考にしてください。

宝石などの付属品

買取に持ち込まれるプラチナはアクセサリーであることが多いため、宝石や金などの貴金属と組み合わせて作られていることも多いでしょう。買取査定の際は、付属品となっている宝石や、他の貴金属も査定対象となります。

つまり、宝石や他の貴金属が多く使われたデザインの方が、査定が高くなる可能性があると言えます。

デザインなど第三の価値

アクセサリーの場合、デザインなどの意匠性の高さも査定価格に影響します。プラチナは加工のしやすさから繊細で精巧なデザインに仕上がっているものも多く、希少価値の高いデザインは高額査定につながる可能性があります。

また、ブランド力も価格に大きく影響します。装飾品としてプラチナの価値をいち早く発見したと言われる「カルティエ」のプラチナアクセサリーなどは、ブランド力とデザイン性の高さによって、プラチナそのものの価格よりも高い査定がつくこともあります。

買取に出せるプラチナの種類

買取に出せるプラチナの種類

手元にあるプラチナは買取に出せるのか」「査定対象になるのか」と不安になる方もいることでしょう。

結論から言いますと、どんなものでもだいたいは査定が可能です。それでは実際に、どんなプラチナ製品が買取に出せるのか解説します。

インゴット・コインなど

もっとも分かりやすいのはプラチナのインゴットやコインでしょう。プラチナのインゴットには純度や重さが刻印されているので、比較的、短時間でも査定がしやすいと言えます。

またコインも同じく、それぞれの国の造幣局が発行する法定通貨であることが多いので、信用度も高いものです。一方で、信用度の高さを利用したイミテーションが市場に出回っていることもあります。実際の査定は、実物を見てからの判断となることは頭に入れておきましょう。

アクセサリーは壊れていても大丈夫

使っているうちに切れてしまったネックレスや、石が取れてしまった指輪などもあることでしょう。片方なくしてしまったピアスなどもあるかもしれません。

貴金属に関しては相場と重さで価格がつくため、基本的には破損や付属品の欠損などでも買取可能です。その他、変色や傷などがあっても買取はできることが多いので、まずは相談をしてみるのが良いでしょう。

プラチナアクセサリーのお手入れ方法について知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

イニシャルや日付が刻印されているものは?

ブライダルリングなどで利用することの多いプラチナアクセサリーには、指輪の内側などにイニシャルや日付の刻印があるものも多いことでしょう。刻印に関しても傷などと同様、買取そのものに影響はありません。

工業用品・加工品のプラチナ片など

アクセサリー以外のプラチナも査定が可能です。もともと工業用としての利用が多い貴金属なので、加工用のプラチナ片なども存在します。

工業用でなくても、例えば万年筆やメガネなどにもプラチナが使われていることがあります。どのような形であったとしてもプラチナには価格がつきますので、気になる場合は査定に持ち込んで見るのが良いでしょう。

プラチナの買取なら丁寧な査定の福ちゃんへ

現在のプラチナの相場は上昇傾向にあると言われていますが、将来的には良い見通しばかりでもありません。相場には必ずという予測はありませんので、もし、手元のプラチナを買取に出したいと希望するのであれば、まずは査定をして納得のいく金額かどうか、確かめるのが良いでしょう。

お手元にあるプラチナの買取を希望される場合は、ぜひ福ちゃんにご相談ください!福ちゃんでは、経験豊富な査定士による丁寧な査定が特徴です。ブランドやデザインの価値など、プラチナの重さや純度だけでない第三の価値もしっかり考慮して査定します。

査定料・訪問料・相談料など、プラチナの買取査定にかかる費用はすべて無料です。もしお手元に使っていないプラチナがあれば、査定に出すことも一度ご検討されてみてはいかがでしょうか。

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