切手趣味週間84円切手(3種)とは
ここで紹介するのは、2022年4月20日に発行された特殊切手「切手趣味週間84円3種」です。10枚入りの切手シートとして発行されており、「(1)婦女人相十品 ポッピンを吹く娘」「(2)市川鰕蔵の竹村定之進」「(3)手鞠つき」という3種類の切手がそれぞれ複数枚、シートに並んでいます。
切手趣味週間84円切手とは
切手趣味週間84円切手は(1)の「ポッピンを吹く娘」と(2)の「市川鰕蔵」が計4枚、(3)の「手鞠つき」が計2枚という内訳です。価格は1シートあたり840円で、60万シートが発行されました。
特殊切手の「切手趣味週間」は、毎年の切手趣味週間(郵政記念日4月20日を含む1週間)に発行されているもので、2022年の切手趣味週間は4月20日から4月26日までとなっています。
もともとは健全な切手収集の推進のために始まったもので、毎年さまざまな特殊切手が発行されていますが、2022年は切手収集の世界で特に人気が高い3種をラインナップしたものとなっています。
「切手趣味週間84円 3種」の特徴
2022年の「切手趣味週間84円3種」に採用されたのは、上記の通り「(1)婦女人相十品 ポッピンを吹く娘」「(2)市川鰕蔵の竹村定之進」「(3)手鞠つき」という3種類で、いずれも江戸時代の浮世絵を図案化したものとなっています。
「ポッピンを吹く娘」は喜多川歌麿、「市川鰕蔵」は東洲斎写楽、そして「手鞠つき」は鈴木春信の作品です。
浮世絵は江戸時代に流行した大衆娯楽のひとつでありながら、現在ではその芸術性の高さが国内外で広く認められていますが、中でもこの3作品は人物を描いた浮世絵としては特に完成度が高く美しいという評価を得ています。
ポッピン(息を吹き込むとポンポンと音が鳴るガラス製の玩具)を吹く町娘の粋な姿、歌舞伎役者・市川鰕蔵の生き生きした表情、手鞠で遊ぶ少女の楽しげな様子を、それぞれ優雅な筆致で描いた作品となっています。
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