洋画(西洋画)の買取は福ちゃんへ|有名画家の買取価格を公開
「もしかして、家に眠っているあの絵、価値があるのかな?」
「有名画家の作品って、一体いくらで売れるんだろう?」
そのような期待と疑問を、お持ちではないでしょうか。
当記事では、福ちゃんの買取実績を基に、有名画家の洋画がどれほどの価値を持つのか。査定ポイントは何かを、徹底解説いたします。お手持ちの洋画の価値や買取価格が気になる方は、ぜひ当記事でその答えを見つけてください。
福ちゃんは洋画をはじめ、さまざまな絵画の買取を専門的に行っています。経験豊富な査定士が、お客様の大切な絵画を一つひとつ丁寧に査定し、買取実績に基づく的確な査定価格をご提示いたします。
洋画(西洋画)の買取なら、安心して福ちゃんにお任せください。
▷無料査定(出張買取)のご依頼はコチラ
洋画について
絵画は一般的に、「洋画」と「日本画」に大別されます。
ここでは、洋画の特徴と日本画との違いについて解説します。
洋画の特徴
洋画は、洋紙やキャンバス全体を用いて、風景や抽象画などを表現するのが特徴です。
油絵が代表的であるものの、水彩やパステルなど、さまざまな画材が使用されます。
濃淡などを駆使して陰影をつけ、立体感や写実性を追求した表現方法が特徴です。
日本画との違い
日本画は、和紙などに墨や金箔などを用いて対象物を描くのが特徴です。
景色やイメージをそのまま表現する洋画とは異なり、日本画は鑑賞者の想像力を刺激するために、対象物のみを平面的に描きます。
背景などを緻密に描く洋画とは対照的に、伝統的な日本画は余白の美を重視し、「描かない芸術」を重んじます。
有名画家の洋画はいくらで売れる?福ちゃんの買取実績を公開
福ちゃんには、有名画家の作品を買取した実績が豊富にございます。
買取実績の一例は、下記のとおりです。
- ✔︎ 山本彪一『薔薇』1万円
- ✔︎ 福沢一郎『花』1万円
- ✔︎ 樋口洋『雪の東京駅』8万円
- ✔︎ 東郷青児『女性像の色紙画』8万円
- ✔︎ ジョージ・ロドリーゲ『リトル・ブルードッグ』8万円
- ✔︎ 田村能里子『時に染め』35万円
- ✔︎ 井上覚造『ブルゴーニュの猫』12万円
- ✔︎ 高塚省吾『裸婦』15万円
- ✔︎ 斎藤三郎『娘ロザリオ』10万円
- ✔︎ 鶴岡義雄『マドモアゼル』3万円
- ✔︎ 星襄一『冬木立』2万2,000円
- ✔︎ 岡本太郎『犬』13万5,000円
ここからは、各洋画の具体的な「査定ポイント」と「買取価格」をご紹介いたします。
山本彪一『薔薇』|買取価格1万円
「昭和の洋画壇の雄」と称され、世界から高い評価を受けた山本彪一(やまもとひょういち)。
彼の描く鮮やかな色彩のヨーロッパの街並みは、コレクター注目の的であり、高額で取引される作品も少なくありません。
福ちゃんでは、山本彪一の作品『薔薇』(F4号)を1万円で買取させていただきました。
市場での希少性やサイズが評価額に影響したものの、山本彪一の特徴である鮮烈な色彩の魅力を高く評価いたしました。
山本彪一『薔薇』について詳しくはこちら↓
「昭和の洋画壇の雄」山本彪一の作品買取価格はどれくらい?福ちゃんでの買取事例をご紹介
福沢一郎『花』|買取価格1万円
日本にシュルレアリスム(芸術運動)をもたらし、美術界に革新を起こした福沢一郎。
彼の作品は、独特の画風と深い思想性で、今もなお多くのファンを魅了しています。
福ちゃんでは、福沢一郎の作品『花』(3号)を1万円で買取させていただきました。
暗めの背景に浮かび上がる花々。
この画風は、福沢一郎の特徴的な表現方法であり、小ぶりながらも、彼の独自の世界観が凝縮された魅力的な作品です。
市場での希少性やサイズが評価額に影響したものの、福沢一郎らしい特徴が出ている点を評価いたしました。
福沢一郎『花』について詳しくはこちら↓
洋画の巨匠「福沢一郎」とは?作品の特徴や「福沢一郎記念館」など、気になる情報をご紹介します
樋口洋『雪の東京駅』|買取価格8万円
樋口洋は、雪景色を巧みに描くことから「雪の画家」と称され、その作品は高い人気を誇ります。とくに、雪景色に加え、富士山や北海道の風景を描いた作品は、市場でも高値で取引されています。
福ちゃんでは、樋口洋の20号作品『雪の東京駅』を8万円で買取させていただきました。
『雪の東京駅』は、雪が静かに降り積もる東京駅舎を中央に、傘を差す人々や車の轍など、都会の雪景色を情感豊かに描き出した傑作です。
雪の美しさ、大迫力のサイズ、そして良好な保存状態であることから、今回の買取価格となりました。
樋口洋『雪の東京駅』について詳しくはこちら↓
樋口洋『雪の東京駅』の買取実績を公開|福ちゃんの買取価格と査定ポイントとは?
東郷青児『女性像の色紙画』|買取価格8万円
東郷青児(とうごうせいじ)は、独自の様式で理想の女性美を追求し、「青児美人」や「東郷様式」と称される独自の美人画を確立した巨匠です。陶器のように白い肌、柔らかな曲線、そして物憂げな表情が特徴的な「青児美人」は、時代を超えて多くの人々を魅了しています。
福ちゃんでは、東郷青児の色紙画に描かれた女性像を8万円で買取させていただきました。
全体的には、シミが見られる状態でした。
しかし、淡い色彩や繊細な陰影など、「青児美人」の魅力が余すところなく表現された作品であること。そしてさらに、作家直筆のサインと落款があることから、今回の買取価格が実現しました。
東郷青児『女性像の色紙画』について詳しくはこちら↓
東郷青児の「青児美人」が描かれた色紙画を福ちゃんが買取!査定のポイントとは?
ジョージ・ロドリーゲ『リトル・ブルードッグ』|買取価格8万円
ジョージ・ロドリーゲは、アメリカを代表するポップアーティストです。愛犬をモチーフにした「ブルードッグシリーズ」は、彼の代表作として世界中で愛されています。
福ちゃんでは、ジョージ・ロドリーゲのシルクスクリーン作品、『リトル・ブルードッグ』を8万円で買取させていただきました。
鮮やかなイエローの背景に映えるブルードッグ。
シンプルながらも力強い構図は、ロドリーゲのポップアート魂を感じさせる傑作です。保存状態が良好で、「Rodrigue」のサインも確認できたことから、今回の買取につながりました。
ジョージ・ロドリーゲ『リトル・ブルードッグ』について詳しくはこちら↓
ジョージ・ロドリーゲ『リトル・ブルードッグ』の買取価格と高額査定のポイントとは?
田村能里子『時に染め』|買取価格35万円
田村能里子(たむらのりこ)氏は、国内外で高い評価を受ける壁画作品で知られる世界的画家です。中国・西安の「唐華賓館」や京都「大本山天龍寺塔頭宝厳院」などに、彼女のダイナミックな壁画作品が彩りを添えています。
福ちゃんでは、田村能里子氏の絵画作品『時に染め』を35万円で買取させていただきました。
『時に染め』は、田村氏がアジアを旅する中で出会った女性をモチーフに描かれた作品。彼女の特徴である鮮やかな赤を基調とした色彩が、見る者を圧倒する力強さと美しさを放ちます。
「タムラ・レッド」や「赤の世界」と称される田村氏の独自の色彩感覚は、世界中の人々を魅了しています。本作もその魅力が遺憾なく発揮されており、今回の高価買取へとつながりました。
田村能里子『時に染め』について詳しくはこちら↓
田村能里子氏の絵画『時に染め』を福ちゃんが高価買取!買取価格と作者の魅力を解説
井上覚造『ブルゴーニュの猫』|買取価格12万円
「猫の井上」の愛称で親しまれる、井上覚造(いのうえかくぞう)は、猫をモチーフにした作品で高い人気を誇る画家です。猫以外にも、鳥や犬などの動物・人物・風景など、幅広いジャンルの作品を手掛け、数々の賞を受賞しています。
また、「井上抽象」の俳号を持つ俳人としても活躍し、多方面で才能を発揮した芸術家でもあります。
福ちゃんでは、井上覚造の油彩画『ブルゴーニュの猫』を12万円で買取させていただきました。
『ブルゴーニュの猫』は、ワインの名産地として知られる、フランス・ブルゴーニュ地方の美しい田園風景を背景に、愛らしい猫が佇む姿を情感豊かに描いた作品です。
井上覚造の作品の中でもとくに人気の高い、猫をモチーフにした作品であること、そして良好な保存状態であることから、今回の買取価格となりました。
井上覚造『ブルゴーニュの猫』について詳しくはこちら↓
猫好き必見!井上覚造「ブルゴーニュの猫」の価値と福ちゃんの買取実例をご紹介
高塚省吾『裸婦』|買取価格15万円
日本を代表する裸婦画家、高塚省吾(たかつかせいご)。
「春陽堂版江戸川乱歩全集」の表紙絵など、多岐にわたる活躍で知られる巨匠です。
福ちゃんでは、高塚省吾の代表作の1つである、パステル画『裸婦』(10号)を15万円で買取させていただきました。
シンプルな背景と淡い色彩、そして卓越したデッサン力。
高塚省吾の芸術性が余すところなく表現された本作は、小ぶりながらも緻密な陰影が織りなす美しさに満ちていることから、今回の買取価格に至りました。
高塚省吾『裸婦』について詳しくはこちら↓
裸婦画の巨匠「高塚省吾」の買取価格はどれくらい?高額査定の秘訣や作品などをご紹介
斎藤三郎『娘ロザリオ』|買取価格10万円
戦後の日本洋画界を牽引し、1990年には勲四等瑞宝章を受章した斎藤三郎。 とくに、スペインの踊り子をモチーフにした作品で高い評価を得ています。
福ちゃんは、斎藤三郎の代表作の1つである、『娘ロザリオ』を10万円で買取させていただきました。
鮮やかな色彩と躍動感が溢れる筆致で、赤いドレスをまとった踊り子が描かれた本作は、情熱的な作品を得意とする斎藤三郎の真骨頂といえるでしょう。
右下に記された「SabuRo」のサインに加え、斎藤三郎の輝かしい功績も評価ポイントとなり、今回の買取価格が実現いたしました。
斎藤三郎『娘ロザリオ』について詳しくはこちら↓
「斎藤三郎」の作品価値について|高額査定のポイントと買取実績もご紹介
鶴岡義雄『マドモアゼル』|買取価格3万円
「マドモアゼルシリーズ」や「舞妓シリーズ」で知られる、鶴岡義雄(つるおかよしお)は、大正から平成にかけて活躍した洋画家です。
女性美を追求し、モダンでエキゾチックな魅力を放つ女性像を数多く描いてきました。
福ちゃんは、鶴岡義雄の『マドモアゼル』を3万円で買取させていただきました。
本作は、儚げな表情で遠くを見つめる気品が溢れる、パリジェンヌの横顔が印象的な作品です。比較的小さなSMサイズながらも、鶴岡義雄ならではの繊細なタッチと色彩感覚が光る逸品であることから、今回の買取価格となりました。
鶴岡義雄『マドモアゼル』について詳しくはこちら↓
『鶴岡義雄』の作品価値と高額査定のポイントとは?
星襄一『冬木立』|買取価格2万2,000円
「樹の木版画家」として名高い星襄一(ほしじょういち)。
樹木をモチーフにした作品で高い評価を得ており、代表作『赤い木』はとくに有名です。
福ちゃんは、星襄一の『冬木立』を2万2,000円で買取させていただきました。
力強い印象の『赤い木』とは対照的に、静寂と落ち着きを感じさせる作品です。小ぶりながらも、人気の高い「樹」シリーズの作品であり、その完成度の高さから、今回の買取価格となりました。
星襄一『冬木立』について詳しくはこちら↓
「星襄一」版画作品の買取価格|代表作「赤い木」や縁が深い星と森の詩美術館などご紹介
岡本太郎『犬』|買取価格13万5,000円
「芸術は爆発だ!」の名言や、大阪万博のシンボル「太陽の塔」で知られる岡本太郎。
パリ時代にはピカソの作品に感銘を受け、「ピカソを超える」をスローガンに創作活動に励みました。彼の抽象画は、大胆な色彩と独特なフォルムが特徴で、ピカソの影響を感じさせながらも、岡本太郎ならではの力強さが溢れています。
福ちゃんは、岡本太郎の『犬』を13万5,000円で買取させていただきました。
岡本太郎らしいダイナミックな筆致と、見る者を惹きつけるエネルギーに満ちた作品であることが高評価につながり、今回の買取価格が実現しました。
岡本太郎『犬』について詳しくはこちら↓
―芸術は爆発だ!―「太陽の塔」生みの親・岡本太郎の作品と略歴、福ちゃんでの作品「買取実績」をご紹介
洋画を少しでも高く売るポイントとは?
洋画を査定に出すとき、少しでも高く売りたいですよね。
実は、高額査定につながるポイントがあります。
今回は、そのポイントを3つご紹介します。
- ✔︎ 有名画家の作品
- ✔︎ 油絵の作品
- ✔︎ 付属品も忘れずに査定に出す
それぞれについて、解説いたします。
有名画家の作品
洋画の査定額は、作者によって大きく変わります。
世界中のファンから支持されるような有名画家の作品は、やはり高額査定が期待できます。
ピカソやゴッホなど、誰もが知る巨匠の作品なら、査定額が大きく跳ね上がることも珍しくありません。
油絵の作品
洋画には、油絵・水彩画・パステル画など、さまざまな種類があります。
その中でも、高額査定を期待できるのは油絵です。
油絵は保存が難しく、状態の良いものが少ないため、希少価値が高く査定額も上がりやすい傾向にあります。
付属品も忘れずに査定に出す
額縁や箱などの付属品も一緒に査定に出すことで、査定額がアップする可能性があります。
付属品が揃っていることで、希少価値や需要が高くなるのが理由です。
少しでも洋画を高く売るためには、付属品も忘れず一緒に査定に出しましょう。
洋画の買取なら『福ちゃん』にお任せください
当記事でご紹介させていただいたように、福ちゃんには、有名画家の洋画を買取してきた実績が数多くございます。
査定では、作品の価値や状態はもちろん、作者の功績・希少性・市場動向など、あらゆる要素を総合的に判断。お客様の大切なお品物に、正当な評価をさせていただいております。
「作者がわからない」
「状態が悪いから売れるか心配」
そのようなお悩みも、どうぞご安心ください。
福ちゃんでは、査定のみ、ご相談のみでも大歓迎です。経験豊富な査定士が、お客様一人ひとりの疑問や不安に寄り添った対応をさせていただきます。
洋画をはじめ、骨董品の買取は、ぜひ福ちゃんにお任せください。
皆さまからのお問い合わせを、心よりお待ちしております。
お電話受付時間 9:00~20:00 (年中無休※年末年始は除く)