「Leica(ライカ) M3 」を買取いたしました|【買取福ちゃん】 FUKUCHAN

買取体験談

2021/11/6

「Leica(ライカ) M3 」を買取いたしました

  • 兵庫県
  • 60歳代
  • 女性
「Leica(ライカ) M3 」を買取いたしました

【フィルムカメラ】Leica(ライカ) M3 レンジファインダーカメラ

今回はカメラの査定のご依頼を受け、兵庫県芦屋市にあるお客様のご自宅に出張させていただきました。依頼主は60代の奥様。ご主人に委託され、査定の結果を聞きたいとのことでした。事前に、お品物がLeica(ライカ)の『M3』であること、ずっと前に買ったもので状態は良いかどうかわからないことなどをうかがっていたので、見た目だけでなく機構のほうもしっかり見させていただかなければと気持ちを引き締めて向かいました。

ご訪問前の準備

その日、バイヤーの車は兵庫県芦屋市の住宅街に向かっていました。

目的地は、山芦屋町。坂道の中腹に見事なデザインの家々が建ち並ぶ高級住宅街です。

午前中に降っていた雨は上がり、きれいに洗い流されたかのように街路樹の葉が輝く中、バイヤーの車は山芦屋町を目指します。

すでに、準備は完璧に整えられています。

助手席に置いたリュックサックの中には、お買取が決まったときのために現金が用意されているほか、ルーペをはじめとする査定の道具を収めたケース、さらにタブレットや小型プリンターなどが入っています。

ちなみにタブレットや小型プリンターは、査定の同意書やお買取が決まった際にお出しする契約書、明細書などを作成するためにあります。

さて、山芦屋町に入る前にパーキングに車を止めたバイヤーは、時間を確認します。

時刻は午後3時15分で、約束の時間まではあと15分ほど。歩いていくとちょうどいい時間です。

閑静な住宅街には人の姿はほとんどありませんが、それでも明るい雰囲気に満ちているのは立派な家々が並んでいるからでしょう。

訪問・査定

さて、坂を上ってしばらく歩くと到着です。

立派な門構えで、きちんと剪定された植木が見られる庭の奥に、2階建ての瀟洒な住宅が見えます。

住所と表札を確認したうえで門に取り付けられたインターホンを操作してご挨拶をすると、「どうぞ入ってください」とのご返事。上品な響きの女性の声です。

門の錠がカチャンと音を立てて外れたので、門扉を開いて敷地内にお邪魔します。

飛び石をわたって玄関まで行くと、ドアを開けて奥様が迎えてくれました。

すみませんね、わざわざ来ていただいて。迷いませんでした?

はい、大丈夫でした。ありがとうございます

じゃあどうぞ、入って

ここでバイヤーは名刺を出し、簡単に自己紹介をします。

福ちゃんから参りました査定士です。今回は私が査定を担当いたします

あら、ありがとうございます。よろしくお願いします。お手柔らかにね

チャーミングに微笑み、「どうぞ」と先に立って奥に案内してくれます。

バイヤーは靴を脱ぎ、スリッパをお借りしてそのあとについてリビングへ……。

リビングは、凝った刺繍のほどこされたラグ、ウッディな色合いのソファやテーブルなどが配置された独特のインテリア。壁には鹿の角が飾られています。

そんなお部屋のテーブルには、すでに今回の主役であるLeicaの『M3』が置かれています。

ではさっそく見させていただきたいのですが、その前にこちらにサインをいただけますでしょうか

と、バイヤーはタブレットで査定の同意書を表示します。

ここに?指で書いたらいいの?

そうです。……はい、結構です。ありがとうございます

サインをいただいたところで、査定開始です。

バイヤーは清潔な白手袋をつけ、カメラを取り上げます。

重厚感のある手触り。さまざまなギミックでごつごつとしていますが、同時にLeicaならではの洗練され尽くしたデザインが魅力的です。

まぎれもなく純正の『M3』であり、しかも状態は良好でした。

巻き上げレバーや各種のツマミもしっかり動きますし、フィルムを挿入する部分の動作にも問題はありません。

確かに購入から数十年が経過しているというだけあって使用感はありますが、それもまたレトロなカメラならではの貫禄というべき魅力になっていると感じられます。

目立つキズなどもありません。ルーペで仔細に見てみると、こすれたあとやごく細かい引っかきキズなどがありますが、特に問題があるとは思われません。

うーん、良い状態のカメラですね。ご主人の持ち物なのですか?

もともとは主人の父が買ったものだと聞いています。物持ちが良い人だったし、カメラが好きだったので、お手入れや保管には気を使っていたみたいです

なるほど、お父様の……

そうなんです。まあ形見みたいなものですけれど、今回はちょっとどれくらい価値があるものなのか知りたいと思いましてね

はい

それで、私がお値段を聞いて、納得できるようだったら売ってしまいなさいと主人が言いますので

そのようなことだったのですね

あの、このカメラはそんなに価値のあるものなのでしょうか?

このカメラはLeicaというドイツのメーカーが作ったものなんですが、Leicaは完成度が高くデザインも洗練された優れたカメラを生み出していたのです。その最高傑作といわれているのがこちらの『M3』というカメラで、世界中にファンがいます。高い需要を誇るカメラですので、もともと価値が高いのですが、こちらのお品物は特に故障などはありませんし、大きな瑕疵もありません。なので、それなりに高い金額をつけさせていただくことができると思います

まあ、そうなんですね

というところで、「では失礼して……」とタブレットを使って計算を始めたバイヤー。

過去の買取実績やLeicaの買取相場などもチェックし、今回のお品物の状態も加味し、算出します。

提示すると、

そんなになるの

はい、こちらが最大限の価格ですね

ちょっとだけ、考えさせてもらっていいかしら?ちょっと主人にメールしてみますから

ゆっくり考えていただいて結構です。何なら、また別日に結論を出すということでも構いませんが……

ううん、大丈夫。ちょっと聞いてみるだけだから

というわけで、しばし待つことに。

時間があるので、この機会にほかにも査定したいものはないか聞くことにします。

ところで、ほかに何か処分したい物や価値を知りたい物などはありませんか?

そうね……今のところはないかな

と、そうこうしているうちにご主人からの返信がありました。

あらあら

いかがでしたか

お前に任せてるんだから思うようにしたらいいと言われてしまいました。でも、たぶん不承知だったらそう言ってくると思うので、大丈夫だと思います。その値段でお願いします

ありがとうございます。では、手続きのほうを行わせていただきます

バイヤーはタブレットを操作して契約書、明細書を作成。

プリントアウトしてサインをいただくとともに、身分証の確認を行います。

その後、現金をお渡しし、クーリングオフについての説明などが書かれているハガキもお渡しして終了です。

ありがとうございました

また何かありましたら、お電話くださいませ。こちらこそ本日はありがとうございました

今回の買取とまとめ

Leica(ライカ) M3 レンジファインダーカメラ

今回お買取させていただいたのは、世界に冠たるカメラメーカーLeicaが生み出した数々の名機の中でも、特に大きな存在感を放つ傑作『M3』です。

1954年に生み出された『M3』はLeica初のレンジファインダーカメラとして開発され、レンズを固定するための「パヨネットマウント」などの新たな機構も盛り込んで注目されました。

フィルムカメラを象徴する「巻き上げレバー」も、『M3』が初めて導入したものでした。

今回見させていただいたお品物は、使用感はあったものの動作に支障はなく、ヴィンテージ品としての深みをあらわした見事な姿で状態は非常に良好だったため、高価買取が実現しました。

このたびは、ありがとうございました。

福ちゃんのオペレーティングスタッフ

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