【中国切手】バラ切手をまとめて買取いたしました|【買取福ちゃん】 FUKUCHAN

切手買取体験談

2022/3/6

【中国切手】バラ切手をまとめて買取いたしました

  • 大阪府
  • 70歳代
  • 女性
【中国切手】バラ切手をまとめて買取いたしました

【中国切手】中国のバラ切手 まとめ

今回は大阪府堺市に出張し、中国切手のコレクションを査定させていただきました。アルバム2冊分に及ぶコレクションとのこと。中国切手は近年、特に価値が高まっており、物によってはプレミア級の価格が付くものもあります。今回、見せていただくコレクションの中にも、そのようなものがあるのではないかと考え、期待に胸をふくらませつつ伺わせていただきました。ご依頼主は、70代の奥様でした。亡きご主人が遺されたコレクションを売却したいとのお考えで、今回は福ちゃんにご依頼をいただいたとのことでした。ご主人が大事に保管されていたお品物であるということをお聞きしていたので、大切に扱い、しっかり査定を行うことを心がけました。

ご訪問前の準備

その日、福ちゃんのバイヤー(査定士)が運転する車は、大阪府堺市の西区にありました。

時刻は午後6時を回ろうかというところ。冬ということもあってすっかり日は落ち、気温も下がり、道ゆく人々はマフラーにあごを埋めてせかせかと足早に目的地へと歩いていきます。北日本や東日本では大雪の注意報が出ているというだけあって、堺市でも、ことのほか寒さが身にしみるような日でした。

そんな中、バイヤーは紀州街道を南下し、お客様のご自宅を目指します。

近くのコインパーキングに車を停めたとき、時計をチェックしてみると午後6時10分。お約束の時間までは、あと20分ほど余裕があります。

徒歩で向かう時間を差し引いて、10分ほどは準備に費やすことができる計算です。

バイヤーは、いつも査定の際に持っていくリュックサックを開き、必要な物をしっかり準備していることを確認します。白手袋とルーペは、お品物を手に取って詳しくチェックするために欠かせません。

そのほかに、タブレットや小型プリンターについてもチェックします。

タブレットは契約書などの書類を作成するために、そして小型プリンターは作成した書類をプリントアウトするために使用します。

訪問・査定

さて、そうこうするうちに約束のお時間まであと10分を切りました。

バイヤーはリュックサックに荷物をまとめ、車を降ります。凍るような寒さですが、これから見させていただく予定の切手のことを考えると、それほど寒さも気になりません。

事前にお伺いしていた住所を頼りに歩くこと5分少々……バイヤーは、お客様のご自宅に到着しました。

古風なデザインながらも、築年数はそれほど経過していないであろうと思われる一戸建て住宅です。 門に設置されたインターフォンを押して来意を告げると、「どうぞ門を開けて入って来てください」とのこと。

言われたとおりに門を開け、玄関に向かうと、こちらがチャイムを鳴らす前にドアが開きました。

顔を出されたのは、今回ご依頼をいただいた奥様でした。

まあ、寒い中すみませんねえ

いえ、とんでもございません。今回はお呼びいただいてありがとうございます

じゃあ、どうぞ中に入って

失礼いたします

玄関に招き入れられたところで、靴を脱ぐ前に名刺を取り出し、手渡しつつご挨拶します。

あらためまして、福ちゃんから参りました査定士です。今回は私が査定を担当させていただきます

よろしくお願いします

暖房がほどよく効いたリビングにご案内いただくと、バイヤーはリュックサックを下ろしてタブレットを取り出します。すぐに査定を開始できるわけではなく、まずは所定の手続きを行う必要があるのです。

タブレットで表示させたのは、査定の同意書。バイヤーが査定を開始するためには、同意書を確認していただき、ご納得のうえで、画面の下部にある署名欄に指でサインをしていただく必要があります。

そのことを説明すると、ご依頼主は快くサインをしてくれました。

これで、査定を開始することができます。

じゃあ、ちょっと待っていてくださいね。私うっかりして、主人の書斎にあったのを持ってきておくのを忘れちゃった

2~3分ほどしてリビングに戻ってきた奥様が手に抱えているのは、あらかじめお伺いしていた通り2冊の切手アルバム。オシャレなデザインの綺麗な切手アルバムですが、中身は果たして……。

あら、座ってくださいね。それから、これを見てください

失礼します

白手袋をはめた手で切手アルバムを受け取り、テーブルの前にある椅子に座らせていただき、さっそく開いてみます。向かい側に座ったお客様は、じっとこちらの手もとを見つめています。

バイヤーはルーペも使いつつ、ひとつひとつ切手を見ていきました。

それなりに数が多いため、見ていくのにはやや時間を要しましたが、しかしながら「時間を忘れる」と言っていいほどバイヤーは熱中していました。

というのも、アルバム内にはかなり価値の高い切手が多く含まれていたからです。

どうなんでしょ?買い取ってもらえそうですか?

はい、可能です。しかし、見事なコレクションですね。ご主人が集められていたものということですが

そうなんです。2年前に亡くなった主人が集めていたものです。それ以外にもいくつかアルバムがあったんですけれど、主人が生前、仲の良かった方にあげてしまったりして処分してしまって、それしか残っていません。その2冊のアルバムは、亡くなる直前まで楽しそうに見返していました

大事にされていたものだったのですね

そうですねえ。ああ、でも亡くなる前に、この2冊は売っちゃって良いと言っていました。うちには切手収集をする人は他にいないから、見てくれる人がいないと切手も寂しがるし、売ったらお金にもなるし……と。でも、そうは言いましても主人が遺したものをそんなすぐ売ったりはできませんでしょ。だから2年も経っちゃったんですけど……

なるほど、そのような事情があったのですね

はい。じゃあ、買い取ってもらえるなら、お願いします

かしこまりました。では、金額のほうを出させていただきますね

バイヤーは、タブレットを取り出して計算を開始します。

1枚ずつ計算していくのでそれなりに時間が掛かりますが、この作業をおろそかにしていては「適正価格で買い取る」ということに支障が出ます。

バイヤーはスピーディさを心がけつつも慎重に、1枚ずつの価値を定め、査定額を算出していきます。

そして、最終確認のうえでお客様に提示します。

お待たせいたしました。こちらの価格をつけさせていただきましたが、いかがでしょうか

へええ、切手がこんなになるんですか

はい、今回の2冊の切手アルバムですが、かなり価値の高い切手がいくつか含まれておりました。特に、中国の文化大革命の時代に発行された切手はかなり価値が高いですね

文化大革命の……?

文化大革命というのは、毛沢東が1960年代から70年代にかけて主導した政治運動で、中国を完璧な社会主義の国にしようということでいろんなことが行われたんですが、この時期は切手収集が禁止されていて、中国の国内にはあまり残っていないんです。今も残っているのは、ほとんど外国人が買って国外に持ち出したものだけで、数としてもそれほど多くないですし、こちらのアルバムに収められているような状態が良いものも珍しいんですね

そうだったんですか、それでこんなに高い金額をつけていただいたんですね。ありがとうございます。じゃあ、それで買い取ってくれます?

かしこまりました

というわけで、買取の手続きに入ります。

奥様の身分証を確認し、バイヤーは契約書と明細書を作成。契約書にサインをいただき、現金をお渡しして、手続きはすべて完了です。

こちらで以上となりますが、ほかに何か売却をお考えのものや価値を知りたいものなどはございませんか?

いいえ、ないと思います。でも、着物の買取もやってらっしゃいますよね?今度、今ある着物を整理しようと思っているので、そのときいらないものが出てきたらまたお電話するかもしれません

ぜひお気軽にお電話ください。今後とも福ちゃんをよろしくお願い致します

今回の買取とまとめ

中国切手の切手アルバム2冊

今回、査定させていただいたのは中国切手のコレクションです。切手アルバム2冊分にたくさんの切手が収めてある宝箱のようなお品物をお買取させていただきました。

多数の中国切手が収められており、ここでひとつひとつについて語るにはスペースが足りませんが、とにかくかなり価値の高い切手が含まれていたのは間違いありません。

特に、文化大革命の時代(1966~1976年)に発行された切手が多く含まれていた点は、高価買取のポイントとなりました。この時代、中国では切手収集や輸出が禁止されており、海外から訪れた人がお土産として購入したものがわずかに国外に流出するのみでした。そのため希少価値が高く、プレミア価格が付くものも少なくありません。

今回は、そんな文革時代の切手を豊富に含んでおり、さらにいずれの切手も状態が良好であったため、高価買取となりました。

このたびは、ありがとうございました。

福ちゃんのオペレーティングスタッフ

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