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菱田春草買取
菱田春草買取
■ 名前

菱田春草

■ 生年/没年
1874年9月21日 ~1911年9月16日
■ 出身地
長野県伊那郡飯田町
■ 作品の特徴
菱田春草はわずか20年という短い絵描き人生の中で数々の名作を残すが、特に『王昭君』 『賢首菩薩』 『落葉』 『黒き猫』の4作品は、重要文化財に登録されるまでにいたる。 中でも『黒き猫』はわずか数日で描かれた作品で、近代日本画の中で一、二を争うほどに有名な名作であり、『黒き猫』と同時期に制作された『柿に猫』という作品もある。

菱田春草の代表作

  • 菱田春草が永逝前年にわずか5日で描きあげた近代日本画の名品

    黒き猫

    近代日本画に新たな発想と卓越した技法をとりいれた菱田春草(ひしだしゅんそう)。この「黒き猫」は近代日本画の中でも一、二を競う有名な作品で重要文化財に指定されている。
    こちらを見ているような視線を感じ、視線のもとを探すとまずこの黒猫と目が合う。柔らかそうな美しい毛並を持つ賢そうな猫から、しばらくは目を離すことはできない。なぜなら目を離せばとたんに耳をぴくぴくさせたり、するりと木から下りてしまいそうな錯覚すら起きるからである。まるでそこに存在するかのような黒猫の繊細な描写に対し、あまり奥行きを感じさせない背景は対比の妙を感じる。秋らしさを感じさせる柏の葉は明るい金泥と暗い金泥、そこに少しの緑で塗り分けられ抽送のリズムを描いている。これは絵絹の裏にも顔料を塗る「裏彩色」という高い技術によって表現されている。この「黒き猫」が第4回分展で発表され北原白秋、竹久夢二、速水御舟など多くの芸術家を感化させた。菱田春草本人はこの作品を完成させた頃には疾患によって眼が見えなかったといわれているが、春草の眼にはきっと黒き猫が見えていたことだろう。

  • 『柿に猫』後世の近代日本画に多大な影響を残した菱田春草の黒猫図

    柿に猫

    近代日本画に他を凌駕する新しい技法をとりいれた菱田春草(ひしだしゅんそう)。文展に出品された有名な「黒き猫」とほぼ同時期に描かれた「柿に猫」。文展前から秋元洒汀(あきもとしゃてい)に黒い猫を描いてほしいと依頼され、それに応えて描かれたのがこの「黒き猫」や「柿に猫」をはじめとする複数の黒猫図である。巽画会の依頼者の一人にあてた書簡にも「画の模様等同題にて少し部分を変更するか又其の通りか」などと記されており受注された内容を確認する内情が伺える。今にも動き出しそうな黒猫と奥行きを感じさせない背景、その写実性と装飾性が均衡している対比は「黒き猫」と同様の手法によるものだ。金泥で彩られた黒猫の眼はこちらを見据え何か伝えたいことがあるかのようで今にも「にゃあ」という鳴き声が聞こえてきそうである。この黒猫図のモデルとなったのは菱田早春の隣に住む焼き芋屋の飼い猫で、借りてきたもののすぐに逃げて困ったというエピソードが残されている。

  • 無限的な空間の広がりを表現した近代美術史の傑作菱田春草の【落葉】

    落葉

    晩年体を悪くし視力もなくしていた菱田春草は、療養先の東京代々木で少しずつ回復し再び絵が描けるようになり、この近代日本画の名作「落葉」が誕生することになる。これは連作となっており「秋木立」から含めると全5点存在している。その中の1点は文展出品のために描き始めた作品で未完のままで終わっている。途中で制作をやめた理由は丘のような稜線が描きこまれているからだ。稜線を描くことによって遠近を表現することはたやすいが、落葉の降り積もる地面の広がりを表現できなかったからであろう。重要文化財に指定されている「落葉」では落葉の降り積もる様を一望するかのように概括できる構図になっている。それこそ未完となった作品との違いで距離感や遠近感を廃し、いつまでも続くかのような静穏な落葉の雑木林の中を漫歩きをするような感覚は描写できなかったであろう。菱田春草が生涯をかけてひたむきに追い求めた空間表現。制作を再開した菱田春草に残された時間がわずかであったことが悔やまれてならない。

  • 若くして逝去した近代日本を代表する天才画家菱田春草の、月と雪を題材にした珠玉の名作『雪後の月』

    雪後の月

    横山大観と肩を並べる近代日本画壇を代表する天才作家、菱田春草が描いた日本画『雪後の月』。
    菱田春草が横山大観と共に創りあげた輪郭をぼかして描く「朦朧体」を駆使して描き上げた名作。当時の日本では雪,月,花の3つの内一つでも上手く描くことができるなら一流の作家とされてきましたが、春草はこの『雪後の月』の中で見事に雪、月の2つを表現しています。山の陰から覗く月が雪を照らす様が朦朧体と相まって得も言わぬ幻想的な風情を醸しだしています。春草は『月下雁』や『月夜清波』など他にも月を題材にした作品も描いていますが、春草の月の作品といえばやはりこの『雪後の月』が一番に挙がるのではないでしょうか。
    この『雪後の月』は1902年に制作されており、1902年は菱田春草の作品が一番多く残っている年となります。また、同年に描いた『王昭君』は善寶寺に納められており、『賢首菩薩』や『黒き猫』、『落葉』と同様に、重要文化財とされております。

  • 早世した天才画家、菱田早春が目を患いながら晩年に描いた珠玉の作品【鹿】

    鹿

    近代日本画に多大な波及を残した菱田春草(ひしだしゅんそう)。春草は終えんの地といわれる東京代々木の樹木を数多く描いている。本作品「鹿」で描かれたのも、木立ちの風合いや静かな雰囲気は知りつくした代々木の樹木たちであった。秋の木立ちにうずくまり静かに一方を見つめる鹿の顔つきは、愁いをおびているように見える。つい目を見張ってしまう鹿の毛並や角、折り込んだ前脚などはこと繊細に表現され、鹿のいる静寂の世界にこちらが小さな物音ひとつでもたてようものならその瞬間に鹿は跳ね上がり逃げて行ってしまいそうな心情になる。写生的な空間描写は朦朧体後期の表現法をよく表しており、有名な「黒き猫」に比類する無背景を特徴とする装飾的な手法で描き出している。菱田春草の晩期の作品は特に穏やかな静謐さに包まれており、疾患や辞世に対する精神の深まりが表現されているのであろうか。短すぎる終生が悔やまれてならないが菱田春草の才能がその後続く日本画の発展に影響を与えたのは言うまでもない。

菱田春草の生涯

本名は菱田三男治(みおじ)。享年36歳という若さで逝去した天才画家。春草は日本画壇の巨匠であった横山大観らと共に絵の道に従事し、従来の日本画にはなくてはならなかった輪郭線を描かないという手法を取り入れた。この手法は当時の評論家には『朦朧体(もうろうたい)』と酷評されてしまったが、菱田春草の死後、手法の評価が見直されるなどして春草の評価は高まった。横山大観に「春草の方がずっと上手い」と言われるほどの「早すぎた天才」。
春草と大観は東京美術学校の先輩後輩であり、東京美術学校以後も、共にインドやアメリカ、ヨーロッパに行く等、常に行動を共にし互いを高め合っていた。その背景があったからこそ、『日本画の巨匠』横山大観があり、『天才画家』菱田春草があるのであろう。
常に新しい表現手法を試みていた菱田春草は、『朦朧体』以外にも様々な革新的な手法で絵画の制作をおこなっており、空気遠近法を用いた『落葉』などが有名である。

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わずか36歳でその生に幕を下ろした菱田春草。その短い生涯で描かれた作品はそれほど多くありません。代表作はそのほとんどが美術館に収められておりますが、複製品であっても菱田春水の作品は買取市場において非常に需要があります。
数々の名作を残し、重要文化財としても作品が残っている明治の天才画家『菱田春草』。福ちゃんなら菱田春草の作品を高価買取させていただきます。春草の作品なら日本画・掛軸など問わずに買取しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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