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横山大観買取
横山大観買取
■ 名前

横山大観

■ 生年/没年
1868年11月2日~1958年2月26日
■ 出身地
茨城県水戸市
■ 作品の特徴
横山大観の作品は独特に見えるものの真似をしやすかったので、模倣作を描く偽物たち「田舎大観」が多く現れた事で有名である。贋作が非常に多い為、現在では「大観番号」というものを大観の真筆と判定された作品につけるという処置をとっている。
『無我』は横山大観の存在を世に知らしめたとされる大観の出世作ともいえる作品で、第二回絵画共進会にて銅賞を受賞。この無我には3種類のバリエーションが存在する。無我の他に『屈原』『流燈』『瀟湘八景(蕭湘八景)』『生々流転』などが代表作として知られており、『瀟湘八景(蕭湘八景)』と『生々流転』は重要文化財として保管されている。

横山大観の代表作

  • 日本画壇に横山大観の名前を響かせ斬新な発想と画才を印した出世作「無我」

    無我

    近世の日本に菱田春草(ひしだしゅんそう)と共に、朦朧体(もうろうたい)と呼ばれる線描を抑えた画法を確立した「横山大観」が描いた作品。第2回日本絵画協会絵画共進会で、銅賞牌を受賞したと言われる掛軸「無我」は、古絵巻にみるような童子が川辺に佇み、このおおきめの着物の染色や文様などの古来の表現は横山大観らしい新しい美しさと、まるで誕生仏と思わせるような天真爛漫の表情で描写されており、画面いっぱいに広がる描き方の発想が斬新で、秀抜さも感じます。
    「無我」は本来「どこにも我を見出すこと無く、我は無い」という意味ですが、横山大観が描いた「無我」には「禅的な悟りの境地」を童子で表現しています。ゆるやかにゆっくりと春の気配の空気を漂わせる川辺の背景には、柳の芽が生い茂りはじめ、「無我」という作品に深みを与える工夫も見事です。また、本作品と同時に水野美術館、東京国立博物館所蔵の3点のバリエーションがあると言われています。

  • 日本画家、日本画横山大観の晩年作「或る日の太平洋」

    或る日の太平洋

    「或る日の太平洋」は1952年、太平洋戦争敗戦後に描がかれた大観の晩年の富士の作品です。敗戦後の傷跡を負いながらも、新たな時代へと進む狭間に生まれる混沌と未来への希望を表しているかのような作品です。大正ロマン主義の思潮の中、横山大観の制作活動としては極めて厳しい時代でした。無政府状態の日本は、自由主義・民主主義の強調、伝統などの国粋的な時代の潮流に対する否定が強く、日本画にも価値の転換に合い厳しい評価を受けたと言われています。
    そんな時代の中で描かれた或る日の太平洋は、縦長の構図で手前には迫力のある荒々しい波涛、稲妻が走り海中に1匹の龍が描かれています。黒い雲の上には、霊峰富士があり、凛とした姿が描かれていて、巧みに描かれた墨の濃淡による彩色が、より一層、富士を引き立てています。明治時代に使われた没線彩画を手法とし朦朧体と呼ばれ批判されましたが、横山大観は批判に動じず、作風を崩すことなく描き続け、文化勲章、正三位勲一等旭日大綬章などを受章し、日本画界に確固たる地位を築き上げました。

  • 近代、異質の日本画家として名を広げた横山大観の絹本水墨淡彩「那智の滝」

    那智の滝

    横山大観の掛軸「那智の滝」の魅力は水墨画に込めた深い精神性にあります。同時代の画家の誰にも及ばない独特な強調性と、見事なぼかしっぷりの表現は、濃墨から淡墨(薄墨)の全体がしっくり溶け合い、美しさの調和に支えられています。横山大観の師匠である岡倉天心の助言「空気を描く工夫はないのか」という設問に答えた作品でもあります。「那智乃瀧」は、古来より神事(神のまつりごと)にのっとり、瀧それ自体が御神体として崇められているため、信仰や祈りの対象ともなっています。
    こうした神聖な「瀧」をモチーフとしている作品は、大観の那智の滝以外にも多くの名作(例えば国宝の「那智瀧図」根津美術館蔵)があります。
    この横山大観の「那智の滝」は「朦朧体(線を抑え、西洋画を取り入れた画法)」と呼ばれる手法で、雄大な空間を構成して、荘厳で奥深い滝を描いてます。現在、原画の横山大観の掛軸「那智の滝」は、足立美術館に収蔵されております。

  • インドで得た題材を元に描かれ、五浦時代の代表作ともの言えるのが横山大観の「流燈」

    流燈

    明治36年、横山大観の「流燈」の舞台となったのが、岡倉天心の勧めにより、菱田春草と共にインド旅行をした時の風景が元となります。掛軸「流燈」の画材は、ガンジス川で油を入れた土器に灯火を灯して川に流し、神へ祈願しているだろう菩提樹の下にいる3人の華やかに飾った婦人を配し、目線の先にある土器の行方には、深い意味を持たせた光景を見つけた際の感動を描いたとされています。また、「流燈」以前の作品では「朦朧派」と呼ばれる印象がとても強かったが、一歩抜け出したこの「流燈」は横山大観の転換点となります。ほっそりと優美な装飾性と明るい色彩は、気品のある画面に仕上げ、優れた色彩感覚も伺え、新たな作風が開花している様が見受けられます。また、「流燈」には平安時代の仏画に用いられていた手法が用いられているのではないかとも言われています。横山大観が求めていた画風や空気感を表現し、「朦朧体」の評価は理解されないものだったのが、のちに日本画に改新をもたらし大きな影響を与えます。

  • 数多くの富士山の作品を生み出す横山大観が描いた「霊峰富士」>

    霊峰富士

    横山大観は師である岡倉天心の影響を大きく受け、国粋主義の一面を持つようになり、日本の象徴である富士山を数多く題材とするようになりました。大観ほど富士山を描いた画家はいないと言われる程で、富士山の魅力を飽くことなく生涯追及し続けた大観が、富士山に見つめていたものは絵画の理想そのものだったとされています。「霊峰富士」はそんな大観の代表作の一つで、「富士」と名のつく作品自体多いのですが、霊峰富士というタイトルの作品も複数存在します。
    大観は富士について、「富士を描くという事は富士に写る自分の心を描くことだ」といっています。富士を描くからには全身全霊をもってして描いていると言った大観の富士山。そしてその内の一つである霊峰富士は、豪快さの中にも緻密さと繊細さが融合し、誇り高い精神性を表しています。極彩色の色使いもさることながら、時には色を省き墨の良さを全面に引き出す横山大観。そんな大観は常に魂を込めて画面と向き合い続けました。

  • 横山大観の気品あふれる最も絢爛豪華な作品「紅葉」

    紅葉

    横山大観の中で、最も絢爛豪華で気品がみなぎっている作品と言われているのが、朱で描かれた紅葉と鮮やかな群青で描かれているのが印象的な「紅葉」です。紅葉は大観が制作した「夜桜」よりさらに、日本画の絵の具で表現する魅力そのものと日本画伝統の理想精神を六曲一双の大画面に大胆に展開した作品です。川面に使用されている群青、泡立つ波には胡粉にプラチナ箔を砂子として撒いてあり、切箔も使用しています。土には金泥をはいており、木の幹には黒と白緑のたらし込み、そして紅葉の朱を施すなど、どの部分を見渡しても文句の言いようがない日本画の岩絵具の美しい魅力が画面全体に満ち溢れています。
    大観は東洋の絵画の伝統的な考え方を元に、主観的理想に発想する日本画こそが、客観的写実や視覚的な効果を追及している当時の西洋画の行き詰まりを打破する可能性であるのではないかと見据えていました。そんな大観は東洋主義的画論を主張してやまなかったとのことです。

  • 横山大観の大作絵巻。長さ約3364センチにも及ぶ代表作「生々流転」

    生々流転

    水という存在が止まることを知らず変転してやまない諸相を描いた「生々流転」は、構想・描法・構図・表現にいたるまで大観の大作だと感じる事ができます。絹本55.4センチ、長さ3364センチという極めて大きいこの作品は、ただただ見る者を圧巻します。大観の墨の使い方は目を見張るものがあり、片ぼかしをはじめ、濃墨はあくまで濃く、輝くような光が秘められているようなそんな美しさがあります。
    生々流転の開巻は鹿が遊ぶ山に桜が咲き、水蒸気の滴が葉に宿り、それが露となって滴るところから始まります。やがて猿たちが遊ぶ深山を過ぎ、細い水の流れが渓流となった後、大河となって海にたどり着き、雲になります。そして最後は黒い雲の中に龍が昇天するというところでこの生々流転は終わりを迎えます。そんな絵巻の内容は大観が水墨画を研究し、その成果が大観独自の世界観を余すことなく表現しているのではないでしょうか。生々流転は大観の水墨画の頂点ともいえるような世界観が展開されているのです。

横山大観の生涯

本名は横山秀麿(ひでまろ)。菱田春草・下村観山・西郷孤月などと共に、東京美術学校に一期生として入学し日本画を修める。その後、師である岡倉天心に従い日本美術院の創設に携わった。
横山大観は無二の親友である菱田春草と共に、『朦朧体』と呼ばれる技法を生み出した。朦朧体というのは元々、大観と春草が編み出したこの斬新な技法を評論家が酷評する為に使われた言葉だったが、春草と共に訪れたニューヨークをはじめロンドンやパリなどの海外で大観の名が上がるにつれ、日本でもこの朦朧体の評価が見直されることとなる。その後の大観は、日本美術会の第一人者として日本美術の発展に多大なる貢献をし、近代日本を代表する作家として一番最初にあげられるのが大観の名前になるほどになった。
横山大観の人物像としてしばしば語られるエピソードとして酒の話がある。大酒飲みとして知られる大観だが、元々はまったく酒が飲めなかった。しかし、岡倉天心を師として仰ぐにあたり天心に「酒も飲まんやつは弟子にはせん」と言われ、酒を飲み始めたらしい。

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近代日本画の大巨匠として知られる横山大観は数々の日本画や掛け軸を残しており、骨董品として非常に高額で取引されています。
大観が生涯で描き上げた作品は1000点をも越え、まだまだ世に出ていない名作が存在していると言われています。もし家に大観の作品があるのであれば、真作なら高額がつくと予想されますので、鑑定や査定に出してみると良いのではないでしょうか。
世に出ていない作品が数多く存在するであろう横山大観。福ちゃんでは横山大観の日本画や掛け軸の買取をおこなっております。
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