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- 2025.12.24
エルメス「ブルージーン」とは?オススメ素材や人気商品をわかりやすく解説!

エルメスの数あるカラーの中でも、ひときわ存在感を放つ「ブルージーン」。
高級ブランドならではの気品の高さとカジュアルさを絶妙なバランスで表現したこのカラーは、多くの人を虜にし、今では入手困難なカラーとしても知られています。
本記事では、ブルージーンの特徴から、このカラーと相性の良い素材やアイテムまで、幅広く解説していきます。
ブルージーンのアイテムを初めて購入しようか検討されている方にも、すでに愛用している方にも役立つ情報をお届けしますので、ぜひご覧ください。
【この記事のポイント】
- ✅ブルージーンはエルメスのブルカラーの人気色
- ✅このカラーは、バーキンをはじめとするバッグや、ドゴンといった財布に使われている
- ✅ブルージーンは高い人気を誇るが、すでに廃盤となっており、中古買取市場で高値で取引されることもある
- ✅もう使わないブルージーンのアイテムをお持ちの方には、福ちゃんの無料査定がオススメ
エルメスのブルージーンとは

初めに、ブルージーンの特徴を整理していきます。以下の点について、さっそく詳しく見ていきましょう。
・エルメスのブルーカラーの人気色
・すでに廃盤となっている
エルメスのブルーカラーの人気色
ブルージーンは、エルメスのブルーの中でもとくに人気が高いカラーです。「エルメスのブルーカラー=ブルージーン」という認識を持っている方も少なくありません。
ブルージーンの青色は、「程良く色落ちしたデニム」と表現されることがあり、エルメスのブルーの中でもカジュアルな印象が強いカラーです。それでいて、高級ブランドならではの気品も兼ね備えており、カジュアルさと気品の高さの絶妙なバランスが高く支持されてきました。
ブルージーンのバッグには、白いステッチが施されていたり、シルバーの金具が使われていたりすることが多いです。この組み合わせによって、全体が爽やかな印象となり、ブルージーンの魅力が一層引き立ちます。
ブルージーンは、使い込んでいくことで黄色味が少しずつ増していくのも特徴です。時間の経過とともに変化する色合いを楽しめることも、このカラーの魅力といえるでしょう。
すでに廃盤となっている
このような魅力を持つブルージーンですが、現在は廃盤となっています。その絶妙な色合いが多くのファンを惹きつけていたため、廃盤は惜しまれ続けています。
ブルージーンのアイテムを購入したい場合は、中古市場で探すしかありません。
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ブルージーンを再解釈したカラー「ニューブルージーン」とは

ブルージーンは廃盤となってしまいましたが、その後、ブルージーンを再解釈したカラー「ニューブルージーン」が登場しました。
ここでは、以下の点に着目しながら、特徴を整理していきましょう。
・2023年秋冬シーズンに発表されたカラー
・ブルージーンとニューブルージーンの違い
2023年秋冬シーズンに発表されたカラー
エルメスは2023年秋冬シーズンに、新たなカラーとして「ニューブルージーン」を発表しました。
このカラーは、ライトカラーとダークカラーの中間色のような、バランスの取れた青色をしています。
ブルージーンと同じようにデイリーユースに適したカラーとして、バッグや財布など、幅広いアイテムで展開されています。
ブルージーンとニューブルージーンの違い
これら2つのカラーの最も大きな違いは、その色合いにあります。
ブルージーンは、比較的爽やかで明るい青色をしています。一方でニューブルージーンは、ブルージーンと比べると落ち着きのある深い青色で、グレイッシュなニュアンスも含んでいるのが特徴です。
明るい印象に見せたいときはブルージーンのほうが適しており、よりシックで大人っぽく見せたいときはニューブルージーンのほうが適しているでしょう。
経年変化の面では、違いはまだ明確になっていません。というのも、ブルージーンは使い込んでいくうちに黄色味が増していきますが、ニューブルージーンは登場からあまり年月が経過しておらず、どのように変化していくかがわからないからです。
なお、ニューブルージーンのバッグにも、白いステッチやシルバーの金具が施されていることが多いです。
エルメスのブルージーンを採用したオススメ素材

ブルージーンを採用した素材は数多く存在し、同じカラーであっても、素材の種類によって雰囲気が異なります。
ここでは、以下のオススメ素材について、見た目の特徴を詳しく見ていきましょう。
・トリヨンクレマンス
・トゴ
・クロコダイル
・ボックスカーフ
トリヨンクレマンス
トリヨンクレマンスは、エルメスの革製品の中でもっとも多く採用されている素材で、雄牛の革からつくられています。エルメスの中でもとくに人気の高い素材として知られています。
トリヨンクレマンスの最大の特徴ともいえるのが、やわらかい質感です。そのやわらかさはエルメスの中でも群を抜いており、触れた瞬間に革のしなやかさが伝わります。
トリヨンクレマンスとブルージーンを組み合わせることで、気取らない上品さを演出できるでしょう。
トゴ
トゴは雄仔牛の革からつくられる素材で、トリヨンクレマンスと並んで高い人気を誇ります。
トゴの最大の特徴は、程良い硬さです。やわらかさと硬さのバランスが良く、トリヨンクレマンスと比べると型崩れが起きにくく、傷もつきにくいのが特徴です。
トゴとブルージーンを組み合わせることで、カジュアルでありながらも、品格を十分に感じられるでしょう。
クロコダイル
クロコダイルはいわゆるワニ革で、エルメスの最高級皮革素材として知られています。
その特徴はなんといっても、細かくそろったウロコ模様と光沢です。
カジュアルな雰囲気が特徴のブルージーンですが、クロコダイルを使ったアイテムは、ラグジュアリーな印象が強くなります。クロコダイルとブルージーンを組み合わせたアイテムは、パーティーシーンなどでも活躍するでしょう。
ボックスカーフ
ボックスカーフは、生後6か月以内の雄仔牛の革からつくられる素材です。
ボックスカーフの表面にはガラス加工が施されており、その加工によって生まれるキメの細かさや滑らかさ、光沢が魅力です。
こうした魅力を持つボックスカーフとブルージーンを組み合わせることで、より爽やかな印象のブルーカラーを楽しめます。
エルメスのブルージーンを採用した人気バッグ

ブルージーンを採用したバッグは数多く存在するため、これから購入したいとお考えの方は、どのバッグにすべきか悩んでしまうかもしれません。
ここでは、以下の人気バッグをご紹介していきます。
・バーキン
・ボリード
・エヴリン
・ピコタンロック
バーキン

バーキンはエルメスを象徴するバッグです。
バーキンが誕生したのは1984年。当時の社長が、イギリスの女優ジェーン・バーキン氏と飛行機で偶然隣同士になったことがきっかけで生まれました。溢れるほどの荷物が入ったバーキン氏のバッグを見た社長は、何でも入る実用的なバッグをつくることを提案。バーキン氏の希望を聞きながら、その場でデザインの下書きまで始めたといわれています。
バーキンは、マチが広く抜群の収納力が特徴です。カデナ(南京錠)でロックできるフラップや、クロア(ベルト)がエレガントで洗練された雰囲気を醸し出しており、機能性だけでなくデザイン性の高さも兼ね備えたバッグです。
ブルージーンのバーキンは、品格を損なうことなく親しみやすさを感じさせてくれ、普段使いしやすいでしょう。
ボリード

ボリードは、世界初のファスナー付きバッグとして1923年に誕生しました。ファスナーの開閉がスムーズであることはもちろん、マチが広めで収納しやすく、付属のショルダーストラップを使えば肩掛けバッグとしても使えます。
丸みを帯びた半円形のフォルムは、やわらかくエレガントな雰囲気を演出してくれます。
ブルージーンのボリードを取り入れれば、コーディネートに品とカジュアルさを同時にもたらしてくれるでしょう。
エヴリン

エヴリンは、エルメス(HERMES)の頭文字「H」を大きくパンチングしたデザインが特徴のショルダーバッグです。
馬の蹄鉄をイメージした、縦に長い楕円形のフォルムも特徴的です。
エヴリンはエルメスのバッグの中で、カジュアルさと上品さを兼ね備えたモデルとして知られています。こうした特徴を持つエヴリンは、カジュアルな印象のカラーであるブルージーンとも相性が抜群です。
ピコタンロック

エルメスのブルージーンを採用した人気財布

ブルージーンを採用したバッグのほかに、財布も存在します。ここでは、財布の中でも人気が高い「ドゴン」について簡潔にご紹介します。
そもそもドゴンとは、1997年に誕生したエルメスを代表する小物シリーズです。代表的なアイテムとして財布が挙げられますが、そのほかにもカードケースやキーケースが展開されています。
ドゴンの財布は、手帳のような2つ折りのデザインが特徴。留め具には、「HERMES PARIS」の刻印が入っており、洗練された印象を与えます。
すっきりした見た目に反し、内部には複数のポケットやカード入れが備えられており、十分な収納力があります。
ブルージーンのドゴンは、洗練されたデザインに爽やかさを加えてくれ、どのようなシーンでも使いやすいでしょう。
エルメスのブルージーンをコーディネートに取り入れるときのポイント

ブルージーンはその明るい青色が魅力の一方、ベージュやブラックなどのベーシックカラーと比較すると、コーディネートに取り入れるのが難しいと感じられるかもしれません。
そこでここでは、コーディネートに取り入れるときのポイントをご紹介します。
■シンプルなファッションに取り入れる
ブルージーンは、白や黒などのシンプルな色合いのファッションとの相性が良いです。たとえば、白Tシャツと黒いパンツのようなシンプルなコーディネートに、ブルージーンのアイテムを取り入れることで、このカラーの爽やかさが際立ち洗練された装いに仕上がるでしょう。
ブルージーンのバッグには白いステッチや、シルバーの金具が施されていることが多く、白系の洋服やシルバー系のアクセサリーを合わせると、全体がまとまった印象になるでしょう。
■同系色でそろえる
同系色でそろえる着こなしも、ブルージーンの魅力を最大限に引き出してくれます。
たとえば、このカラーと同系色であるブルー系のパンツを取り入れることで、全体的に清潔感のある装いに仕上がるでしょう。
■差し色として取り入れる
ブルージーンはベーシックカラーにはない存在感を放ち、差し色としても活躍します。
具体的には、全身をホワイト系でまとめたコーディネート、あるいはブラック系でまとめたスタイリングに、ブルージーンのアイテムを取り入れる方法が挙げられます。このような方法で取り入れていただくと、青色が程良いアクセントになり、同系色だけでまとめたコーディネートと比べて引き締まった印象に仕上がるでしょう。
エルメスのブルージーン以外のブルーカラー

ここまでブルージーンの特徴をご紹介してきましたが、エルメスにはそのほかにも数多くのブルーカラーがあり、それぞれ色合いが異なります。
ここでは、以下3種類のブルカラーについて、見ていきましょう。
・ブルーラン
・ミコノス
・シエル
ブルーラン
ブルーランは、フラックス(亜麻)という花をイメージしてつくられたブルーカラーです。
「爽やかな印象」という点ではブルージーンと共通していますが、ブルージーンよりも淡い色合いで、繊細な印象があります。
ブルーランのアイテムには、ブルージーンと同様に白いステッチが施されていることが多いです。
ミコノス
ミコノスは、ギリシャのミコノス島をイメージしてつくられたブルーです。
ミコノス島は、どこまでも続く青い空と壁がすべて白く塗られた建物のコントラストが素敵で、「エーゲ海に浮かぶ白い宝石」とも呼ばれています。
エルメスのミコノスも見る人を惹きつける美しさがあり、ブルージーンと比べると青みがより強く、はっきりとした色合いです。
シエル
「le ciel(ル・シエル)」はフランス語で「空」を意味する言葉であり、エルメスのシエルはその言葉のとおり、空をイメージしてつくられました。
シエルは薄い水色で、見る人を癒してくれるような色合いです。ブルージーンと比べると、より淡い色合いをしており、ややグレーがかっています。
【高騰の可能性も?】ブルージーンの現在の資産価値

ブルージーンは、実は中古市場で価格が高騰する可能性もあるカラーとして注目されています。これは一体、なぜでしょうか?
ここでは、ブルージーンの資産価値の高さに関連する以下3つの点について、詳しく見ていきましょう。
・廃盤カラーは中古市場で需要が高い
・状態や年式による買取相場の傾向
・眠っているブルージーンがあれば査定がオススメ
廃盤カラーは中古市場で需要が高い
エルメスのカラーは、毎年入れ替わりがあります。廃盤になったカラーは希少性が高くなり、中古市場での需要が高まる傾向があり、ブルージーンもその一つです。
ブルージーンは、その明るすぎず暗すぎない絶妙な色合いから、エルメスのブルーの人気カラーとして長年愛されてきました。しかし、現在ではすでに廃盤となっていることから、市場流通量が年々減少しています。
このような背景から、中古市場では「今後さらに価値が上がる可能性があるカラー」として注目されており、ブルージーンのアイテムを積極的に買い取る業者も増えています。とくにバーキンなどの人気ラインでは、ブルージーンというだけでほかのブルー系より高い価格帯で取引されるケースも珍しくありません。
状態や年式による買取相場の傾向
ブルージーンの買取価格は、バッグの状態や年式によって大きく変わります。
具体的には、状態が良いアイテムは需要が高く、買取価格も高くなる傾向です。年式の新しいものは、保存状態が良いことが多いため、プラス査定になりやすいでしょう。
一方で、シミや擦れなど状態があまり良くないアイテムや、購入から10年以上経過しているなど年式が比較的古いアイテムは、思ったような買取価格がつかないことも多いです。
もちろん、すべてのアイテムに上記の内容が当てはまるわけではありませんが、全体としてはこうした傾向があることを押さえておきましょう。
なお、ブルージーンの買取価格はさまざまな要素を総合的に判断して決まるため、一概にいくらとお伝えすることは難しいです。
お持ちのお品物の具体的な買取価格をお知りになりたい場合は、【買取福ちゃん】にぜひご相談ください。
眠っているブルージーンがあれば査定がオススメ
あまり使わなくなり、ご自宅で眠っているブルージーンのアイテムがある場合は、早めに査定に出していただくのがオススメです。
ブルージーンは廃盤となっているため、希少性の高まりとともに買取価格がさらに上がる可能性もありますが、必ず上がるとは言い切れません。
さらに、ご自宅でお品物を保管している期間が長いほど、経年劣化によるマイナス査定のリスクは高くなってしまいます。
大切なお品物にどれくらいの価格がつくのかをまずは知っていただくという意味でも、このタイミングで査定に出してみてはいかがでしょうか?
ブランド品の買取実績が豊富にある【買取福ちゃん】でも、ブルージーンのアイテムの査定を承っております。
福ちゃんには、エルメスの知識や買取経験に富んだ査定士がいるため、お品物の価値を最大限に見出し、ほかの業者を上回る価格をご提示できる可能性がございます。
エルメスの買取には自信を持っておりますので、ぜひご相談ください。
ブルージーンのアイテムを高く売るためのコツ

ブルージーンをいざ売ろうとなったときに、「少しでも高く売りたい」とお考えになる方は多いかと思います。
そこでここでは、ブルージーンのアイテムを高く売るための以下3つのコツについて、詳しく見ていきましょう。
・できるだけ綺麗にしてから買取に出す
・付属品をそろえる
・ブランドの買取専門店に依頼する
できるだけ綺麗にしてから買取に出す
買取に出す前にできるだけ綺麗にしていただくことで、買取価格がアップする場合があります。
その際、市販のクリーナーなどを使うと革が変色してしまうリスクもあるため、あまりオススメはしません。乾いた布で汚れを落とすなど、簡単なお手入れをしていただくだけでもお品物のイメージはアップします。
普段から、適切な環境で保管することも大切です。
具体的には、風通しが良く直射日光が当たらない場所で保管することを心がけましょう。型崩れを防ぐために、詰め物をして保管していただくのも効果的です。
付属品をそろえる
とくにエルメスのバッグや財布の買取において、付属品がそろっているかどうかは重要なポイントです。中古買取市場では、付属品のそろったお品物のほうが需要が高く買い手がつきやすいため、付属品があるかどうかで買取価格に差が出ることが少なくありません。
付属品の種類はアイテムによっても変わってきますが、以下のようなものが例として挙げられます。
・カデナ(南京錠)と鍵
・クロシェット(鍵を収納するアクセサリー)
・レインカバー
・外箱
・保存袋
これらの付属品の中でもとくに、カデナや鍵、クロシェットは買取価格に大きく影響することもあるため、お持ちの場合は必ず一緒に査定してもらうようにしましょう。
ブランドの買取専門店に依頼する
ブランドの買取専門店に査定を依頼することで、より満足のいく価格での売却につながります。
これは、ブランドの買取専門店にはエルメスに精通した査定士が在籍しているケースが多いことが理由です。そのような査定士は、お品物が持つ価値を正しく見極めてくれ、ほかの業者よりも高額な査定額を提示してくれる可能性が高いでしょう。
ブランドの買取専門店である【買取福ちゃん】でも、エルメスのブルージーンのアイテムに関する知識を豊富に持つ査定士が在籍しております。
エルメスのお品物を高額買取させていただいた実績も多数あり、エルメスの買取には自信を持っておりますので、ぜひ福ちゃんにご相談ください。
まとめ

エルメスのブルージーンは高い人気を誇るものの、現在は廃盤となっているカラーです。現在は新品を入手できないため、中古市場において安定して高い需要があります。とくにバーキンなどの人気アイテムでは、ブルージーンというだけで、ほかのカラーよりも価格が上乗せされる可能性もあります。
一方で、ブルージーンの買取相場はお品物の状態や年式によって大きく変わるため、正確な価格をお知りになりたい場合は、ブランド品に強い買取専門店にご相談いただくことが大切です。
ブランド品を買取に出すのが初めて、あるいはあまり慣れていないという方でも、【買取福ちゃん】であれば安心してご利用いただけます。
福ちゃんは、プロの査定士が丁寧に対応させていただくことはもちろん、買取サービスをご利用いただく際の費用は原則としてすべて無料です。(「出張買取」「店舗買取」「宅配買取」の3種類の中から宅配買取をお選びいただき、査定後にキャンセルとなりお品物の返送ご希望される場合のみ、返送時にかかる送料がお客様のご負担となりますので、あらかじめご了承ください。)
売却しようかまだ迷われている段階でも、まったく問題ございません。まずは無料査定をお試しいただき、お持ちのブルージーンのお品物にどれくらいの価格がつくのかを知っていただけると幸いです。

