シャネルのブティックシールとは?剥がしても問題ないのか解説

シャネルの商品を購入した際に商品に付いてくるシールのことを「ブティックシール」と言います。ブティックシールは剝がれやすいため、商品を利用するとともに自然に剥がれてしまうことがあります。ブティックシールは商品にとって重要なものなのでしょうか。

当記事では、シャネルのブティックシールとは何か、また剥がしても問題ないか、また商品に付いてくるシリアルシールやリペアシールについて解説します。シャネルの商品について理解を深めたいという方は、ぜひご一読ください。

シャネルのブティックシールとは?

シャネルのブティックシールとは?

シャネルのブティックシールとは、シャネルの商品を国内正規店で購入した場合に貼られるシールです。

長方形の形をした金色のシールには、数字とイニシャルが印字されています。数字とイニシャルには意味があり、それぞれ重要な意味を持ちます。

下記は、シャネルのブティックシールに印字された数字とイニシャルの意味です。

数字

ブティックシールの数字は、商品を購入した日付です。例えば、2000年1月10日に商品を購入した場合、「2000.1.10」や「00.1.10」などと印字されます。お店でスタンプや手書きで記され、日付が分かるだけで書体などの細かい決まりはありません。

イニシャル

ブティックシールの右端にあるイニシャルは、購入したお店の略称です。数字とは異なり、元々シールに印字されているため、イニシャルのみ印字されたシールが店舗に用意されている可能性が高いです。

ブティックシールは既に廃止されている

シャネルの正規店で商品を購入したにもかかわらず、ブティックシールがついていないという方も多いでしょう。シャネルのブティックシールは、2016年6月の春夏コレクションを最後に制度が廃止されました。

2016年6月以降に購入した商品には、ブティックシールが貼られていません。

ブティックシールは海外の正規店にて商品を購入した場合や、化粧品や服飾品または時計・ジュエリーなどの装飾品には貼られていないため注意が必要です。

ブティックシールには、特殊な加工はされておらず、剥がれやすく日付部分のインクが消えやすいという特徴があります。ブティックシールが付いていると買取などに出す際に査定額が多少上乗せされることはあるものの、シールがない場合でも査定に大きく影響しません。

ブティックシールのイニシャル一覧

ブティックシールのイニシャル一覧

下記の表に、ブティックシールに記載されている「イニシャル」と「シャネル店舗」をまとめました。

北海道M.I/札幌丸井今井店
宮城S.D/仙台三越店
新潟I.N/伊勢丹新潟店
東京G.G/銀座店
G.Z/銀座並木通り店
O.C/小田急表参道店
I.P/帝国ホテルインペリアルプラザ店
S.I/西武池袋本店
M.T/日本橋三越店
S.S/西武渋谷店
I.S/伊勢丹新宿店
O.S/小田急百貨店新宿店
S.T/新宿高島屋店
N.T/日本橋高島屋店
T.T/玉川高島屋S.C店
神奈川Y.T/横浜高島屋店
Y.S/横浜そごう店
千葉C.S/千葉そごう店
愛知M.N/松坂屋名古屋店
N.T/JR名古屋高島屋店
M.K/名古屋三越店
大阪H.P/ヒルトンプラザブティック店
S.B/心斎橋ブティック店
O.D/大阪心斎橋大丸店
O.H/大阪阪急ブティック店
O.T/大阪高島屋店
O.R/大阪リーガロイヤルホテル店(2009年11月閉店)
兵庫K.D/神戸大丸店
京都D.K/大丸京都店
K.T/京都高島屋店
岡山S.B/岡山天満屋店
広島H.F/広島福屋店
愛媛I.Y/いよてつ高島屋店
福岡H.D/博多大丸店
K.I/小倉井筒屋店(2009年7月閉店)
熊本K.R/熊本鶴屋百貨店(2010年2月閉店)
沖縄O.G/DFSギャラリア・沖縄

シャネルの正規店で商品を購入したものの、どこで買ったか忘れたという方はイニシャル表を参考に販売店を探しましょう。

シャネルでは、本物であれば商品の購入店でなくとも他の正規店でのメンテナンス・修理対応が可能です。

万が一購入店が閉店している場合は、他店で修理を依頼しましょう。

シャネルのブティックシールは剥がしても問題ない?

シャネルのブティックシールは剥がしても問題ない?

シャネルのブティックシールは剥がしても問題ありません。

ブティックシールは剥がれやすく、シールの粘着力が弱まると見栄えが悪くなってしまったり、使用する際に邪魔になったりすることがあります。アイテムによっては金色のシールが悪目立ちしてしまい、剥がしたいと考えている方も少なくありません。使いづらいと感じた場合は、ブティックシールを剥がしても構いません。

しかし、将来的に買取店に売りに出す可能性がある場合、シールは剥がさないことをおすすめします。

中古品として査定する場合、ブティックシールが貼られていると購入店と購入した日付を特定できるため、買取価格が多少上がる可能性があります。中古ブランドショップにシャネルの商品を買いに来たお客さんも、ブティックシールがついていると正規品と分かりやすく、購入の判断材料になるでしょう。

シャネルの偽物の見分け方について詳しくはこちら↓
シャネルの偽物の見分け方|6つのチェックポイントを解説

シャネルの「シリアルシール」や「リペアシール」との違い

シャネルの「シリアルシール」や「リペアシール」との違い

シャネルの商品には、ブティックシールだけでなく、シリアルシールやリペアシールと呼ばれるシールが貼られていることがあります。

シリアルシールやリペアシールはブティックシールと類似しているため、混同して覚えている方も少なくありません。

以下では、ブティックシールとシリアルシールやリペアシールとの違いについて解説します。

製造時期がわかるシリアルシール

シャネルのシリアルシールとは、製造番号が記されているシールです。シャネル製品には一部例外もあるものの、シリアルナンバーがついています。商品を買った際に付属品として貰えるギャランティカードに印字されている番号と同じ番号が印字されているため、該当の商品の製造年が分かるようになっています。

シリアルシールには製造年を確認する以外にもさまざまな役割があります。現在、シャネルを含む高級ブランドでは、正規品に似せて作った模倣品が多く出回っているのが現状です。シャネルは模倣品対策の取り組みに力を入れており、シリアルシールに工夫を施しています。

シリアルシールにブラックライトを当てた場合、シールの端にある「CHANEL」という横文字がピンクに発光するため、模倣品との見分けがつきやすいです。

シリアルシールは剥がしにくいだけでなく、剥がれた部分にシールの粘着が残ります。シールを気軽に剥がせず、シリアルナンバーの貼りかえができないため、偽造防止の役割を果たしています。

シリアルシールは2021年に廃止されているため注意が必要です。現在はランダムのシリアルナンバーが金属製のプレートに刻印されており、製造年の特定ができなくなっています。

修理履歴がわかるリペアシール

リペアシールとは、国内のシャネル正規店で修理した場合に貼り付けられる長方形の形をした銀色のシールです。

海外の正規店で修理を依頼した場合、リペアシールは貼られません。また、リペアシールは2016年に廃止されています。

リペアシールには修理後に商品を受け取った日付と、修理を依頼した店舗名のアルファベットが印字されています。ブティックシールと同様に剥がれやすいため、保証期間である1年間は失くさないようにしましょう。

まとめ

シャネルのブティックシールとは、シャネルの国内正規店で商品を購入した場合に、商品に貼られるシールです。

ブティックシールの数字は購入日、イニシャルは購入店を指しています。

2016年6月にて廃止されており、現在は貼られていません。

ブティックシールは剥がれやすいため、シールがあることで商品が使いづらい場合は剥がしても構いません。

ただし、将来的に買取に出す場合は、ブティックシールがあることで多少買取価格が高くなる可能性があることを押さえましょう。

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