実はお宝かも!? 和ダンスに眠っている着物を鑑定してみよう!

亡くなった母親、祖母から譲り受けた着物が何年もタンスの中に眠っているけれど、着る機会など滅多にない。または成人式や、結婚式で着たものだけれど保管が難しくて困っている…といったことはありませんか? もし、処分してもいいと思う着物があれば、買取査定に出してみるのも一つの手です。

自宅も実家もすっきりと

着物は湿度管理が難しく、しっかりと保管していないと、シワやシミの原因になります。また、防虫対策を講じていないと、虫食いのため最悪、その価値を失うことになりかねません。着物を傷めてしまわないように、桐のタンスや専用ケースで保存したいけれど、そういったスペースがない方もいらっしゃるでしょう。
自分にとってとても大切なもので、手放すことに躊躇するかもしれませんが、もし自分で管理ができないと感じたら、一層のこと、傷んでしまう前に手放して、他の方に大切に着てもらう方が着物にとっては幸せではないでしょうか? これをお手伝いするのが、着物の買取なのです。

着物の鑑定1 着物の素材は5種類

着物の素材は大きく分けて、「絹(正絹/しょうけん)」「木綿」「麻」「ウール」「化繊」の5種類があります。この中で特に価値があるのは絹100%の生地で作った正絹の着物です。木綿や麻の着物も買取の対象となりますが、ウールや化繊は難しいようです。おおよその買取金額は電話やメールで教えてくれますので、まずは問い合わせをしてみましょう。

着物の鑑定2 着物の状態をチェック

新品や仕付けが付いた未着の着物や、着用回数が少ない着物ほど査定の評価は高くなります。高額での買取が期待できる目安は10年以内の着物です。ただし、10年を過ぎたものでも、有名作家の作品、色柄や保存状態がよいものであれば高額になることもあります。ただしこれらは保存状態のいいことが前提。きちんと保管をしているつもりでも、絹は経年劣化するため、裏地、金銀彩、箔が変色してしまうので注意が必要です。

着物の鑑定3 着物の種類

着物には留袖(とめそで)、振柚(ふりそで)、訪問着(ほうもんぎ)、袴(はかま)、小紋(こもん)、江戸小紋(えどこもん)、付け下げ(つけさげ)、色無地(いろむじ)、織りの着物(おりのきもの)といった種類があります。また、帯をはじめ帯揚げ・帯留・かんざしなどの和装小物も一緒に買取依頼すると金額が高くなる可能性があります。

着物の鑑定4 買取できない着物も

保存状態がいいからといって、どんな着物でも買取ができるわけではありません。化繊やポリエステルの着物は使い勝手はいいのですが、なかなか値段がつかないのが現状です。また、家紋入りとなると、買取してもらえません。着物に入っている家紋は刺繍で入っているものがほとんどです。中には色を抜いている場合もあり、取り扱いが難しいためです。

高額買取してもらえる着物の種類

加賀友禅、大島紬、結城紬、京友禅といった伝統工芸品は、高額査定が期待できます。紬といった普段着の着物でも、有名作家が手がけたものも価値は高いですが、人間国宝が作った作品で、落款(らっかん)がついていればさらに高額となります。
自分ではどう見ても冴えない着物だと思っていたのに、とんでもない作品だった…なんてこともあるかもしれません。福ちゃんなら豊富な知識と経験をもとに査定をいたします。そのためにもまずは福ちゃんに相談してください。もちろん査定料や出張費用・キャンセル料などは一切不要です。ゴミ扱いされるかもしれなかったあなたの大切な着物が、確かな目利きでお宝に替わるかもしれません。

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