- 着物
- 2025.06.08
いらない着物を寄付する方法とは?買取やその他の処分法も解説

タンスに眠っている着物、捨てるのは忍びないけれど、どう手放せば良いかお悩みではありませんか?
「寄付」は、そのような大切な着物を活かす素晴らしい選択肢の1つです。しかし、視野を広げると、寄付以外にもさまざまな手放し方が見つかります。
この記事では、「いらない着物の寄付」をテーマに、以下の点を詳しく解説します。
● 着物の寄付先と具体的な方法
● 寄付以外の処分法(リメイクや譲渡など)
● 寄付より「買取」がオススメな理由
● 買取で社会貢献もできる仕組み
この記事をお読みいただくことで、ご自身の大切な着物にとって「最適な手放し方」がきっと見つかります。後悔のない選択をするために、幅広い視点で最適な方法を探していきましょう。
タンスに眠る「いらない着物」どうする?

さまざまな理由から、着る機会のない着物を持て余している方は少なくありません。
・ 遺品として譲り受けた着物
・ 柄や色が今の好みではない古い着物
・ シミや汚れが付いてしまった着物
・ 成人式の振袖など、一度しか袖を通していない着物
着物を着る機会が減った現代では、多くが「タンスの肥やし」になってしまいがちです。
今後も着る予定がないのなら、手放したいと考えるのは自然なこと。しかし、着物は高価なだけでなく、持ち主の思い出が宿る特別なお品物です。
ごみとして捨てるのは、心が痛むでしょう。
そこで、捨てる以外の選択肢として、社会貢献にもつながる「寄付」が注目されています。
いらない着物の寄付先は主に3つ

いらない着物の寄付を受け付けているのは、主に次の3つの団体です。
・NPO / NGO団体
・大学
・地域の市民団体
寄付された着物は、それぞれどのような団体で、どのように活用されるのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
NPO / NGO団体
NPO(非営利組織)やNGO(非政府組織)は、営利を目的とせず、人権・環境・教育といった、国内外の「社会的な課題解決」に向けて活動している団体です。
これらの団体に寄付された着物は、発展途上国で衣類を必要としている人々や、国内の福祉施設などに届けられ、直接的な支援物資として役立てられます。
また、フリーマーケットなどでリユース品として販売され、その売却益が貧困地域の子供たちの教育支援や、災害復興のための活動資金になることも。
ご自身の着物が、遠く離れた誰かの生活を支え、笑顔を生むきっかけになるかもしれません。
大学
服飾科や和装文化を学ぶ学部のある大学では、教材用として着物の寄付を受け付けている場合があります。
寄付された着物は、学生たちがその構造や染織の技術、時代によるデザインの変遷などを実践的に学ぶための、貴重な「生きた教材」となります。教科書だけでは得られない、本物の素材感や手仕事の細やかさが彼らの感性を育むのです。ご自身の着物が、和装文化の担い手となる若い世代を育み、日本の伝統を未来へつなぐ一助となります。
ただし、寄付を受け付けているのが在校生や卒業生など、関係者に限られる場合も少なくありません。ご検討の際は、事前に大学の公式サイトなどで寄付の条件を確認することが大切です。
地域の市民団体
地域のボランティア団体や、生活協同組合(生協)といった市民団体への寄付は、「最も身近な社会貢献」といえるかもしれません。
寄付された着物は、団体が主催するチャリティーバザーなどで安価に販売されることが多く、地域の着物好きな方々に喜んで再利用してもらえます。
「着物を着てみたいけれど高価で手が出せなかった」という方の、『着物デビュー』のきっかけになることも。
さらにその収益金は、団体の運営費となるだけでなく、地域の子供食堂の支援や国内外の災害被災地への義援金として役立てられるなど、身近なところから世界へと「貢献の輪」が広がっていきます。
このように、一口に「寄付」といっても、その先にはさまざまな活用の道と、多様な社会貢献の形があります。ご自身の想いや着物に託したい願いに合った寄付先を選ぶことが、後悔しないための第一歩です。
では、実際にこれらの団体へ寄付するには、どのような手順を踏めば良いのでしょうか。
次の章では、具体的な「寄付の方法」について詳しく解説していきます。
いらない着物を寄付する方法

前項でご紹介した「いらない着物の寄付先」について、実際に寄付する際の具体的な手順を解説します。
それぞれにルールや注意点がありますので、一つひとつ確認していきましょう。
NPO・NGO団体に寄付する方法
国内外で幅広く社会貢献を行うNPO・NGO団体への寄付は、以下のステップで進めるのが一般的です。
【Step1】寄付先を決める
まずは、どの団体に寄付するかを決めます。インターネットで「着物 寄付 NPO」などと検索し、団体の公式サイトを見てみましょう。団体の活動内容や理念に共感できるか、という視点で選ぶのもオススメです。具体例として「セカンドライフ」や「MOTTAINAIJAPAN(もったいないジャパン)」といった団体があります。
【Step2】寄付の条件を必ず確認する
トラブルを避けるため、公式サイトで寄付の条件をしっかり確認します。とくに以下の点は重要です。
・送料の負担(自己負担か、着払いか)
・寄付金や活動協力金の有無
・受け付けている着物の状態(シミや汚れの許容範囲など)
【Step3】申し込みと発送
公式サイトの案内に従い、申し込みフォームや電話で手続きをします。手続きが完了したら、着物を段ボールに梱包して発送しましょう。その際、着物がシワにならないよう、たとう紙のまま、あるいは軽く畳んでビニール袋に入れるなどの配慮をすると親切です。団体によっては、直接持ち込みが可能な場合もあります。
大学に寄付する方法
未来の担い手を育む大学への寄付は、以下の流れで進めます。
【Step1】寄付先となる大学を探す
まずは、ご自身やご家族の母校、あるいは近隣の大学の公式サイトで「着物 寄付」などのキーワードで検索してみましょう。服飾系の学部や、和装文化を扱うサークルなどのページで情報が見つかることがあります。
【Step2】寄付の対象者・条件を確認する
大学への寄付は、卒業生やそのご家族といった関係者に限定されているケースが少なくありません。「誰でも寄付できるのか」という条件は、最初に確認すべき重要なポイントです。また、教材として活用するため、特定の種類の着物(振袖、訪問着など)のみを受け付けている場合もあります。
【Step3】案内に沿って連絡・発送する
大学の場合、いきなり着物を送るのではなく、担当部署(学部事務室など)へ事前に連絡が必要なことも多く、注意が必要です。必ず公式サイトの案内に従って手続きを進め、指定された住所へ発送または持ち込みをしましょう。
地域の市民団体に寄付する方法
最も身近な寄付先である地域の市民団体へは、以下の方法でアプローチします。
【Step1】地域の情報をチェックする
お住まいの市区町村の広報誌やウェブサイト、地域の掲示板、生活協同組合(生協)のお知らせなどで、バザー用品やリユース品の回収情報が告知されることがあります。こまめに情報をチェックしてみましょう。
【Step2】受付のルールを確認する
市民団体への寄付は、「受付期間」や「受付時間」が厳密に決まっていることがほとんどです。また、持ち込み場所も公民館や特定の集積所など、指定されている場合が多いので、必ず事前に確認しましょう。
【Step3】ルールを守って持ち込む
確認した日時と場所へ、着物を直接持ち込みます。次に使う方が気持ちよく手に取れるよう、事前に洗濯できるものはしておく、汚れがひどいものは避けるといった配慮を心がけると、気持ちよく寄付できますね。
このように、団体ごとに「さまざまな寄付の方法がある」ことが、おわかりいただけたかと思います。
大切な着物を気持ちよく次へとつなぐためには、それぞれのルールに沿って手続きを進めることが重要です。
ただ、実際に寄付に踏み切る前に、もう一歩立ち止まって考えてみませんか。
「着物の寄付」という選択には、素晴らしいメリットがある一方で、知っておくべき注意点(デメリット)も存在します。
次の章では、後悔のない選択をするために、「寄付先ごとのメリット・デメリット」を詳しく比較していきます。
いらない着物の寄付|メリット・デメリット

いらない着物の寄付には、メリットがある一方、いくつかのデメリットも存在します。
寄付先ごとに解説しますので、後悔のない選択をするためにお役立てください。
NPO・NGO団体
▽ メリット
寄付された着物が、ほぼ100%リユース・リサイクルされる点です。
国内外で必要とする人々の元へ届けられ、社会貢献を実感できます。ご自身の手から離れた着物が、世界のどこかで誰かの笑顔につながる。グローバルな視点での貢献が魅力です。
着物以外にも、さまざまな不用品を一緒に寄付できる団体が多いのも特徴です。
▽ デメリット
団体によっては、送料のほかに「活動協力金」などが必要な場合があります。
その使い道もさまざまで、たとえば、ある団体ではその費用がワクチン寄付に充てられるなど、その費用自体が次の社会貢献につながる仕組みになっています。
ただし、費用をかけずに手放したい方にとっては、この点がネックになるかもしれません。
大学
▽ メリット
日本の和装文化を担う学生たちのために、教材として有効活用してもらえる点です。
未来への投資という形で、母校や社会に貢献できます。
ご自身の着物が、未来のデザイナーや着付け師の感性を育むきっかけになるかもしれない、「夢のある選択肢」です。
▽ デメリット
寄付できる人が、その大学の関係者(学生・保護者・卒業生など)に限定されている場合が多いことです。
誰でも気軽に寄旧できるわけではない、という間口の狭さがデメリットといえるでしょう。
地域の市民団体
▽ メリット
お住まいの地域で気軽に寄付ができ、寄付金などの費用がかからない場合が多い点です。
寄付した着物が地域のイベントで安価に販売され、多くの人に喜んでもらえます。
ご自身が大切にされてきた着物が、同じ地域に住む人の手に渡るという、顔の見える安心感と温かさが最大のメリットです。
▽ デメリット
団体によっては、寄付のために「指定された場所」までご自身で持ち込む必要がある点です。
車がない方や、多くの着物を一度に手放したい方にとっては、少し手間がかかるかもしれません。
ただし、回収サービスを行っている団体もありますので、比較検討してみましょう。
「本当に寄付でいい?」と迷ったら、他の選択肢も検討
ここまで、寄付先ごとのメリット・デメリットを見てきました。
どの方法にも一長一短があり、ご自身の状況や想いによって最適な選択は変わってくることが、ご理解いただけたかと思います。
「寄付も良いけれど、費用や手間を考えると少し迷う」「もっと自分に合った方法はないだろうか?」
もしそう感じたなら、視野をさらに広げてみましょう。
実は、大切な着物を手放す方法は、寄付だけではありません。
次の章では、「買取」をはじめとする、「寄付以外のさまざまな選択肢」について、その魅力と特徴を詳しくご紹介します。
知っておくべき!寄付以外の着物の手放し方

お手持ちの着物を手放す方法は、寄付だけではありません。
寄付も素晴らしい選択ですが、ご自身の状況や着物への想いを大切にするなら、他の方法が「最適な選択」になることもあります。
他の方法としては、下記のようなものが挙げられます。
・ 着物専門の買取業者に買い取ってもらう
・ リサイクルショップに持ち込む
・ ネットオークションやフリマアプリで売る
・ 知人・友人に譲る
・ リメイクして再利用する
・ ごみとして処分する
寄付以外にも、社会貢献につながる方法や、手元にお金が残る方法もあります。
一つひとつ見ていきましょう。
着物専門の買取業者に買い取ってもらう
寄付以外の方法で最もオススメなのが、着物専門の買取業者への売却です。
専門業者は買い取った着物を次の方へつなぐだけでなく、レンタル店や中古呉服店との連携、海外への輸出などを通じて、着物を最大限に有効活用します。
この活動は、形を変えた「社会貢献」ともいえるでしょう。
そして何より、寄付では「0円の着物」に専門の査定士が正当な価値を見出し「現金化」してくれるという、大きなメリットがあります。
思い出の品が、次の楽しみのための資金に変わる。これは買取ならではの魅力です。
リサイクルショップに持ち込む
リサイクルショップでも着物を買い取ってもらえますが、高価買取は期待できません。
なぜなら、着物専門の査定士がいないため、本来の価値が見過ごされてしまうケースがほとんどだからです。
専門的な価値ではなく、あくまで「中古衣料」として扱われるため、作家物や希少な着物の場合は、その価値がほとんど反映されないと考えた方が良いでしょう。
着物以外の不用品もまとめて処分したい、という場合には便利ですが、価値ある着物には不向きな方法です。
ネットオークションで売る
個人間で売買する方法です。
価格をご自身で設定できるメリットはあるものの、写真撮影から説明文の作成、梱包から発送まで、すべての作業をご自身で行う手間がかかります。すぐに売れるとは限らず、専門知識がないと適正価格で売るのも難しいでしょう。
また、個人間の取引のため、クレーム対応や配送トラブルなどのリスクもご自身で負う必要があります。
知人・友人に譲る
着物を欲しがっている方が身近にいれば、その方に譲るのも素敵な選択です。
顔の見える相手に着てもらえるのは、譲る側としても大きな安心と喜びにつながります。大切に扱ってくれることも期待できるでしょう。
ただし、高価な着物の場合は、後々のトラブルを避けるためにも、相手に気を遣わせすぎない配慮も大切です。
リメイクして再利用する
着物の美しい生地を活かして、小物やバッグ、洋服などに作り変える方法です。
手放すのではなく、形を変えて思い出を手元に残しておきたい方に最適といえるでしょう。日傘やクッションカバー、お子様の七五三の小物など、アイデア次第でさまざまなものに生まれ変わらせることも可能です。
手芸が得意な方はご自身で、自信がなければ「リメイク専門店」にご依頼するのも良いでしょう。
ごみとして処分する
どうしても他の方法が難しい場合は、ごみとして処分します。その際は、お住まいの自治体が定めるルールを必ず確認してください。
「燃えるごみ」か「資源ごみ」か、分類や収集日を守って正しく処分しましょう。
思い出の品をそのままごみ袋に入れることに抵抗がある場合は、白い布や紙に包んで塩で清めるなど、感謝の気持ちを込めて手放す方もいらっしゃいます。
ご自分に合った手放し方を見つけるための「判断基準」
このように、寄付以外にも着物を手放す方法は多くあります。どの方法にも、それぞれに合ったシチュエーションやメリットがありますね。
大切なのは、「手軽さ」「現金化」「思い出」「社会貢献」など、ご自身が何を一番大切にしたいかを考えることです。
では、これらの選択肢の中で、とくに「価値を正しく評価してもらい、次の担い手へつなぐ」という観点から、最もバランスの取れた方法はどれでしょうか。
次の章では、なぜ着物専門の買取業者が最もオススメなのか、その理由をさらに詳しく掘り下げていきます。
いらない着物は寄付よりも「着物専門の買取業者」がオススメ!

ここまで寄付やその他の方法をご紹介してきましたが、総合的に判断すると、いらない着物は寄付よりも「着物専門の買取業者」に買い取ってもらうのが、最もオススメです。
その理由は、主に次の3つです。
1.着物本来の価値が評価され現金になる
2.次の担い手へつなぐことで社会貢献になる
3.思わぬ高価買取の可能性がある
一つずつ見ていきましょう。
1. 着物本来の価値が評価され現金になる
寄付も素晴らしい選択ですが、買取には「着物の価値が正しく評価され、現金化できる」という大きなメリットがあります。専門の査定士は、素材の良し悪しや手仕事の細やかさ、保存状態などを多角的に評価し、その価値をしっかりと買取価格に反映させます。
ご自身が思っていた以上の価格が付くことも珍しくありません。そして、得られた現金は新しい趣味やご家族との旅行といった、次の楽しみへと生まれ変わります。思い出の品が、新たな思い出を作る資金になるのです。
寄付では得られない、具体的な「評価」と「対価」を受け取れること。
これこそが、買取の最大の魅力です。
2.次の担い手へつなぐことで社会貢献になる
「買取は業者の利益になるだけ」とお思いではありませんか?
そのようなことはございません。専門業者は、買い取った着物を丁寧にメンテナンスし、次に必要とする方へと橋渡ししています。1枚の着物を大切に受け継いでいくことは、廃棄物を減らし資源を大切にする「サステナブル」な活動そのものです。
お客様の着物を心から求めている方が、国内外に多くいらっしゃいます。専門業者は、そうした方々へ届けるための架け橋となり、日本の美しい着物文化の継承に貢献しているのです。
着物のリユースは、寄付とは違う形の立派な社会貢献といえるでしょう。
3.思わぬ高価買取の可能性がある
タンスに眠る着物には、ご自身が気づいていない価値が隠れているかもしれません。
購入当時は無名でも、後に評価が高まる作家もいますし、ご両親などから譲り受け、価値をご存じないケースも少なくないのです。
生産地・作家・織り方・染めの技法・希少な柄など、高価買取につながる要素は多岐に渡ります。
プロの査定士は、落款(らっかん)や証紙といった、目に見える情報だけを追っているのではありません。生地の風合いや染めのわずかな特徴といった細部から、その着物が持つ背景の物語まで丁寧に読み解いていくのです。
「古い着物だから価値はない」とあきらめてしまう前に、一度プロの眼に委ねてみることが大切です。
◇ まずは「本当の価値」を知ることから始めませんか?
「私の着物にも、値段が付くような価値があるのかしら……」
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着物専門の買取業者の選び方

◇ 後悔しない「着物専門の買取業者」の選び方
では、どのようにして「信頼できる業者」を選べば良いのでしょうか。
数ある業者の中から後悔しない選択をするために、次の3点にぜひ注目してください。
1.着物の買取実績が豊富である
2.査定料やキャンセル料などの手数料が無料である
3.出張買取など、買取方法が選べる
上記3つの条件を満たす業者に依頼すれば、まず間違いありません。
なぜこれらが重要なのか、順番に見ていきましょう。
1.買取実績が豊富である
豊富な買取実績は、その業者が多くのお客様から選ばれ続けてきた信頼の証です。しかし、重要性はそれだけではありません。
多くの着物を扱ってきた経験は、査定の精度に直結します。とくに、作家物や特定の産地で作られた希少な着物など、専門知識がなければ価値の判断が難しいお品物の場合、業者の経験値によって査定額に大きな差が出ることがあります。
実績豊富な業者には、価値ある着物を見逃さないだけのデータと経験が蓄積されているのです。
その業者の信頼性や専門性を判断するには、公式サイトでどのような着物の「買取実例」が豊富に掲載されているかを確認すると良いでしょう。とくに、写真付きで解説している業者は、一つひとつの査定を丁寧に行っている証拠です。
ご自身の着物と似た種類の買取事例を探してみるのも、良い判断材料になります。
2.手数料が無料である
安心して取引するために、「手数料が完全無料」の業者を選びましょう。
チェックすべき手数料は、「査定料」「出張料」「宅配送料」「キャンセル料」「振込手数料」など、多岐に渡ります。
業者によっては、査定額に納得できずキャンセルを申し出た際に、高額なキャンセル料や出張料を請求されるケースも。そのようなケースにおいては、「手数料を払うくらいなら……」と、不本意な価格で売却してしまい、後悔の残る取引になりかねません。
手数料が完全に無料の業者であれば、査定額をじっくり比較検討したり、値段がつかない場合でも金銭的な負担なく取引をやめられたりと、終始お客様が優位な立場でいられます。
手数料が無料なのは、安心して利用できる「信頼の置ける業者である証」ともいえるでしょう。
3.買取方法が選べる
ライフスタイルやお手持ちの着物の量に合わせて、最適な買取方法が選べるかも重要なチェックポイントです。買取方法には、主に「店頭買取」や「出張買取」などがあります。
たとえば、着物は1枚でも重さがあり、複数枚となると店舗へ持ち込むのは大変な労力が必要です。また、絹のようにデリケートな素材が使われたお品物であれば、慣れない持ち運びは思わぬシワや汚れ、天候によっては雨濡れなどのリスクも伴います。
そこで、とくにオススメなのが、ご自宅で査定から買取まですべてが完結する「出張買取」です。
専門の査定士がご自宅へお伺いするため、お客様は一切手間をかける必要がありません。大切な着物を持ち運ぶリスクがなく、お客様の目の前で一点一点丁寧に査定を行うため安心です。また、査定理由をその場で直接質問でき、ご納得いただいた上で取引できるのも、出張買取ならではの大きなメリットといえるでしょう。
「点数が多くて運べない」「高価な品なので持ち歩くのが不安」「対面でしっかり説明してほしい」といった方に最適な、「出張買取サービス」を提供している業者を選ぶと、満足度の高い取引が実現できます。
いらない着物は「福ちゃん」へ

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・手数料はすべて無料
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・玄関先での査定にも対応
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・専門家が目の前でご説明
専門の査定士が目の前で一点一点丁寧に査定し、価値を詳しくご説明します。疑問点もその場で解消できます。
・その場で現金支払い
査定額にご納得いただければ、その場で現金をお受け取りいただけます。
もちろん、買い取らせていただいたお品物は、豊富な販売網を活かして「次に必要とする方へ」と大切に橋渡ししており、社会貢献にもつながっています。
大切な着物の売却で後悔しないために、まずは福ちゃんの安心・便利な「無料出張査定」からお試しください。
まとめ
この記事では、いらない着物の寄付から買取まで、さまざまな手放し方をご紹介しました。
どの方法を選ぶにしても、最も大切なのは「ご自身が納得できる方法で着物に込められた想いや価値を次へとつなぐ」ことです。
そのための第一歩として、まずは「ご自宅に眠る着物に、今どれほどの価値があるのか」を知ることから始めてみませんか?
福ちゃんでは、出張料・査定料・キャンセル料など、すべて無料で着物の査定を承っております。専門の査定士がご自宅までお伺いしますので、お客様にご足労いただくことは一切ございません。
もちろん、査定額を聞いてから売るかどうかをお決めいただけます。査定だけでも大歓迎です。
まずはお気軽に福ちゃんまでご相談いただき、大切な着物の価値を確かめてみてください。
お電話が混雑しており繋がらない場合は、大変申し訳ございませんが時間を空けてお問合せください。