- 着物
- 2025.09.10
たとう紙とは?サイズや買える場所・着物の包み方などを解説

「たとう紙って何?」
「たとう紙は必要なの?」
など、たとう紙とは何か、どのような効果が期待できるのかなどが知りたい方のために、さまざまな情報をまとめました。
特徴やサイズ、使用のポイントなどを解説いたします。
たとう紙とは

たとう紙は、着物を保管する際に使用する紙です。
たとう紙の特徴や素材・サイズについて解説いたします。
特徴
たとう紙は、厚みのあるしっかりとした紙で、着物を包めるように紐が数箇所についているものです。ものによっては内側に薄紙や中紙と呼ばれる薄い紙が付いている場合もあります。
ほど良い通気性と高い除湿効果が期待できるため、着物をたとう紙に包んで保管すると着物に湿気がたまりにくくなるのです。
素材
- ✔︎ 天然植物から作られた和紙
- ✔︎ 化学繊維が使われた和紙
- ✔︎ 洋紙(中性紙)
- ✔︎ 洋紙(パルプ紙・クラフト紙)
たとう紙の素材は、大きく分けると主に上記の4つです。
天然植物の和紙は通気性や吸湿性に優れ、着物の保管に最適といわれていますが、その分ほかのたとう紙に比べると料金が高い傾向にあります。
化学繊維が使われた和紙は、天然植物の和紙にパルプ材などが入っているのが特徴です。料金は比較的安いですが、吸湿性が落ちる傾向にあります。
また、中性紙やパルプ紙・クラフト紙などの洋紙でたとう紙が作られている場合もあります。リーズナブルで手に入れやすく、耐久性に優れているため、長く使うことができるでしょう。
しかし、通気性も吸湿性も和紙ほど期待できません。
サイズ
| 二つ折り用 | 約83×36(cm) |
|---|---|
| 三つ折り用 羽織用 | 約64×36(cm) |
| 二つ折り用(特大) | 約87×36(cm) |
| 三つ折り用(小) 帯用 | 約55×36(cm) |
| 四つ折り用 | 約48×36(cm) |
たとう紙にはさまざまなサイズがあり、主なものは上記の大きさです。着物の折りたたみ方や身丈の長さなどによって最適なサイズを選ぶ必要があります。
四つ折り用の小ぶりなたとう紙は基本的に携帯用で、着物の長期保管には適していません。
査定・出張費・手数料はすべて無料。
たとう紙はどこで買える?

- ✔︎ 呉服屋
- ✔︎ ホームセンター
- ✔︎ ネット通販
- ✔︎ ショッピングモール
たとう紙は、呉服屋やホームセンター、ネット通販、ショッピングモールで購入が可能です。
ショッピングモールは店舗によっては取り扱いがない場合もありますが、呉服屋がテナントとして入っている店舗は高い確率でたとう紙も販売されているでしょう。
たとう紙を使った着物の包み方

- 1.たとう紙のサイズに合うように着物をたたむ
- 2.たとう紙を広げて着物をたとう紙の中央に置く
- 3.薄紙がある場合は薄紙を内側に折り込む
- 4.たとう紙の左右を内側に折って内紐を結ぶ
- 5.たとう紙の下側を折り上げて上側を被せる
- 6.たとう紙の紐を結ぶ
たとう紙は、上記のような手順で着物を包みます。基本的に、着物1枚につき1枚のたとう紙を使いましょう。
また、薄紙はなくても保管には影響しません。ただ、たとう紙にシミなどができた場合、薄紙があると着物にシミなどが移るのを防ぐことが可能です。
たとう紙を使う際のポイント

- ✔︎ 1年を目安に交換する
- ✔︎ 定期的に陰干しをする
- ✔︎ 着物のケアをしてからたとう紙に包む
たとう紙は、上記3点のポイントをおさえて使用しましょう。
1年を目安に交換する
たとう紙は使うほどに古くなるものであるため、一定期間使用したら交換が必要です。
交換時期の目安は1年とされていますが、1年を待たずしてたとう紙に劣化が見られたら交換しましょう。
劣化すると吸湿力が弱くなり、大切な着物を保護できなくなる可能性があります。
変色や破れ、カビなどが発生した場合はすぐ新しいものに取り替え、見た目では劣化が見られなくても1年使用したら交換するといいでしょう。
定期的に陰干しをする
着物を陰干しなどするタイミングで、たとう紙も陰干しをしましょう。
たとう紙を陰干しすると吸湿力が回復するといわれているため、着物をより長く良い状態で保管できます。
着物のケアをしてからたとう紙に包む
着物は、たとう紙に包む前に陰干ししてブラシで埃や汚れを取り除きましょう。
たとう紙に包んだとしても、着物に埃や汚れがついていると虫が寄ってきて虫食いなどの原因になる可能性があります。
たとう紙はいらない?メリットとデメリット
たとう紙がなくても、着物を保管することは可能です。
たとう紙は着物の状態を保つ効果が期待できるメリットが多いアイテムですが、たとう紙があることで発生するデメリットもあります。
たとう紙のメリット
- ✔︎ 着物のカビ・埃・シワを防げる
- ✔︎ 着物の風通し回数を軽減できる
- ✔︎ 着物を扱いやすくする
たとう紙は吸湿性が高く、湿気に弱い着物にカビが発生するのを防いでくれます。また、着物をそのまま収納すると埃がついたりシワが生じたりしますが、たとう紙に包めば埃やシワが付くのも防止できるでしょう。
たとう紙を使わずに着物を収納する場合、定期的に陰干しをして風を通す必要があります。たとう紙を使うと着物の湿気を吸い取ってくれるため、風通しの頻度を減らせるでしょう。
着物を持ち運びやすくしてくれるのも、たとう紙のメリットです。
デメリット
- ✔︎ 着物が取り出しにくくなる
- ✔︎ 古いたとう紙は逆効果になる
- ✔︎ 費用がかかる
たとう紙は折り込みながら紐で結んで着物を包むため、着るときに着物を取り出すのが大変になります。着物を日常的に着ている方は、たとう紙から出したりまた包んだりという作業が煩わしくなるかもしれません。
また、古いたとう紙は逆に湿気を溜め込むことがあり、着物にカビがはえる原因になることも。
たとう紙は消耗品で、着物を持っている限り定期的に購入する必要があることもデメリットでしょう。
たとう紙の代用品となるもの
- ✔︎ 不織布
- ✔︎ 和紙
たとう紙は、不織布や和紙で代用できることがあります。
不織布
不織布は100円均一ショップに売っていることがあり、リーズナブルな点が魅力です。たとう紙ほどではありませんが、通気性や吸湿性もあります。
たとう紙と比較すると耐久性や強度が劣るため、交換頻度は増えるでしょう。
和紙
和紙はたとう紙の主な原料であり、たとう紙と同じような通気性や吸湿性が期待できます。
着物を包めるくらい大判の和紙を購入すれば、たとう紙の代わりに使えるでしょう。
ただし、市販の和紙は薄い場合があるため、2枚重ねるなどの工夫が必要です。
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また、たとう紙を一緒に査定に出した場合、着物のみより査定額が向上する場合もあるでしょう。
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まとめ
たとう紙は、着物を保管する際に使用する和紙などでできたものです。通気性や吸湿性に優れているため、着物をカビなどから守ってくれる重要な役割を持っています。
たとう紙はさまざまなサイズがあり、着物の折りたたみ方や大きさなどによって使い分けることが可能です。
呉服屋やホームセンター、ネット通販などで手に入れられるでしょう。
たとう紙を使う際は、1年を目安に新しいものと交換し、定期的に陰干しすると長く支えます。シミやカビ、破れなどが見られたらすぐに交換しましょう。
また、たとう紙は不織布や和紙などで代用することが可能です。たとう紙と比較すると吸湿性や耐久性が劣る場合があるため、頻繁な交換や2枚重ねるなどの工夫は必要です。
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