J.B.ヴィヨームの歴史とは?現在の価値は?

J.B.ヴィヨームは、フランスを代表するヴァイオリン製作者であり、発明家としても活躍した人物です。

その作品はいずれも高い評価を得ており、高額で取引されることが珍しくありません。

ここでは、その生い立ちや具体的な楽器の価値についてまとめています。

J.B.ヴィヨームの歴史

J.B.ヴィヨームの歴史

J.B.ヴィヨームは、本名ジャン=バティスト・ヴィヨームというフランス生まれの弦楽器製作者です。

1798年、フランス北東部の街ミルクールで誕生。多くの有名な弦楽器製作者がそうであったように、J.B.もまた父が弦楽器製作者であり、自然とその道に進むことになったという経緯があります。

1818年、本格的な弦楽器製作の修行のためにパリへ。その後、さまざまな工房で腕を磨き、1825年にはシモン・レテと共同で初めての工房を構えました。

J.B.の名がパリでよく知られるようになったのは、その2年後のことです。類稀な才能を活かして、当時は製造されていなかった古い時代の楽器を見事に複製し、話題を呼びました。

こうして新進気鋭の弦楽器製作者として知られるようになったJ.B.は、1827年のパリ国際博覧会で銀メダルを受賞。翌年には独立して商売を成功させ、パリで最も繁盛する工房を持つにいたりました。

その後は、生涯を通じて多くの良質なヴァイオリンを手がけ、さらにはそれまでにはなかったアイディアをもとにさまざまな発明品を生み出します。ヴァイオリンの音色をよりパワフルにするためのアイアンボウ(金属製のスティック)などさまざまな発明品が知られています。

J.B.ヴィヨームの価値

J.B.ヴィヨームの価値

J.B.ヴィヨームが手がけたヴァイオリンをはじめとする弦楽器は、現在でも高い価値を誇ります。

2012年には由緒ある美術オークション「ザザビーズ」に作品が出品され、現在の日本円に換算して約3300万円という高額な値段がつけられることになりました。また翌年には、これもまた同じく由緒あるオークションである「タリシオオークション」に作品が出品され、3700万円で落札されています。

まとめ

J.B.ヴィヨームは1800年代に活躍したフランスの弦楽器製作者です。

類稀なるマルチな才能を持っており、弦楽器制作だけでなく、商いや発明の分野でも実力を発揮しています。自身の工房を繁盛させ、音響関連の発明家としても活動していました。

また、J.B.ヴィヨームが手がけるヴァイオリンをはじめとする弦楽器はどれも良質で、格式高いオークションで数千万円の値がつくなど、現在でも高額で取引されています。

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