- 着物
- 2025.11.12
【実例で学ぶ】着物買取のトラブル事例と回避策|悪徳業者に騙されないためのチェックリスト

思い入れのある大切な着物を手放すなら、絶対に後悔はしたくないと誰しも思うでしょう。しかし、残念ながら着物買取には悪質業者による被害やトラブルも存在します。安値で買い叩かれるといった被害を防ぐためにも、悪徳業者の手口と優良業者の見極め方を事前に把握しましょう。
この記事では、実際にあったトラブル事例を基に、悪徳業者から身を守るための具体的なチェックリストと、万が一被害にあった時の対処法を徹底解説します。
【記事のポイント】
- ✅️着物買取では「押し買い」や「安値査定」などのトラブルが起きることがあります。
- ✅️古物商許可や料金の明記、口コミ確認で信頼できる業者を見極めましょう。
- ✅️福ちゃんは専門査定士が丁寧に対応し、査定料・出張料・手数料が無料で安心です。
【本当にあった】着物買取の代表的なトラブル事例5選

「押し買い」や「貴金属の買取強要」「不当な手数料請求」など、国民生活センターにはさまざまな買取時のトラブルが寄せられています。まずは相談事例を元に、着物の買取時にも気を付けたい、ありがちなトラブルを手口とともに紹介します。どのような危機が潜んでいるか確認し、防衛策を考えておきましょう。
事例①:「押し買い」いきなり訪問してきて、帰ってほしいと言っても居座られる
買取業者がいきなり訪問してきたと思ったら、「不要な着物はありませんか?」と買い取ろうとする。「帰ってほしい」と言っても聞かずに居座られ、強引に契約を迫られ売るはめになってしまった……
上記を「押し買い」といいます。アポなし訪問や査定後の居座りと契約の強要が主な手口です。
事例②:「貴金属の買取強要」着物を見るふりをして、貴金属を要求
着物の買取を依頼したはずなのに「着物以外に売れるものはありませんか?」と、貴金属やブランド品を確認され、売るつもりのないものまで、強引に買い取られてしまった。
「貴金属の買取強要」では、本来の目的とは別の品の買取を装い、より高価な貴金属類を強引に買い取る点が特徴です。
事例③:「不当な安値査定」価値ある着物をタダ同然で買い叩く
高価な着物のはずなのに、査定を依頼したところタダ同然の価格を示された。結局言いくるめられて、安価に買い取られてしまった。
「不当な安値査定」を行う悪徳業者は、高値であるにもかかわらず、知らないふりをして二束三文の価格を示してきます。騙されないためにも相見積もりを取ることが重要です。
事例④:「虚偽の説明」価値がないと嘘をつき、無料で引き取ろうとする
高価な着物だと思っていたのに「値段がつかないので無料で処分します」と言われ持ち去られそうになった。
「虚偽の説明」では、何かと理由をつれて着物の価値がないと説明し、善意で処分すると持ちかけます。実際には高価な着物をタダで手に入れようとする悪質な手口です。
事例⑤:「不当な手数料請求」キャンセルしたら高額な料金を請求
無料査定と聞いて着物の鑑定を依頼したのに、買取を断った途端に高額の「出張料」や「キャンセル料」を請求され、支払うはめになった。
「不当な手数料請求」は、「査定無料」などと宣伝して、後から手数料を請求する手口で、高額な費用をその場で請求されることもあり悪質です。良識のある業者であれば、最初に手数料の説明をします。
査定・出張費・手数料はすべて無料。
悪徳業者を回避!優良買取店を見極める5つのチェックリスト

悪徳業者を回避し、優良買取店を見極めるためには以下の5つを事前に確認することが大切です。
- ✅ 古物商許可の番号をウェブサイトに明記しているか
- ✅ 会社の住所や固定電話の番号が記載されているか
- ✅ 査定料・出張料・キャンセル料がすべて無料か
- ✅ 着物の買取実績を写真付きで豊富に公開しているか
- ✅ 口コミや評判が極端に悪くないか
✅ 古物商許可の番号をウェブサイトに明記しているか
古物商許可とは、中古品を売買目的で買い取る際に必要になる資格で、無資格で営業をすれば古物営業法違反になります。このため、古物商許可があることは正規の業者の最低条件です。許可番号は会社ウェブサイトの、「会社概要」などから確認できます。
✅ 会社の住所や固定電話の番号が記載されているか
ウェブサイト上に住所や固定電話の番号が書かれているか確認しましょう。住所は実際に検索して会社が実在するところまで確かめることが大切です。また、連絡先が携帯電話だけの時は注意してください。
悪徳業者は実態を隠して活動するため、架空の住所や電話番号を表記しているケースが多いです。
✅ 査定料・出張料・キャンセル料がすべて無料か
優良買取店の多くは、査定料や出張料、キャンセル料など、買取に必要になる費用を無料としています。お客さまに不要な負担をかけさせないように、費用面で配慮している業者を選ぶとよいでしょう。
費用はウェブサイト上のトップページから確認できることが多いです。
✅ 着物の買取実績を写真付きで豊富に公開しているか
着物の買取実績を写真付きで公表していることも重要です。また、豊富な実績は、業者の高い専門性と信頼性の証拠にもなります。
着物の買取日時や種類、買取価格など、詳細まで明確に書かれていると、相場とも比べやすいです。
✅ 口コミや評判が極端に悪くないか
口コミや評判は、実際に買取を依頼した人の客観的な評価のため、利用時の参考になります。特に、評判が極端に悪く投稿数も多い業者の場合、悪徳業者の可能性が高いでしょう。どのような点に不満があるのか、内容まで確認しトラブルを防ぎましょう。
悪い口コミへの対応も確認しましょう。利用者の不満に対し誠実に対応しているのであれば、顧客満足度の向上意識が高い企業と考えられます。
万が一の時に!トラブルに遭った際の対処法と相談窓口

万が一、着物の買取でトラブルに遭ったら、泣き寝入りせずに活用できる制度や相談窓口を頼ることが大切です。クーリング・オフ制度は契約から8日以内であれば、買取の拒否が可能です。また、消費生活センターでは「消費者ホットライン188」を案内し、トラブル時の相談に対応しています。
① 契約から8日以内なら「クーリング・オフ制度」を活用
クーリング・オフ制度とは、一定の期間内であれば、仮に契約をしても撤回や解除ができる制度です。特定商取引法により定められており、訪問購入では契約書面を受け取った日から8日以内であればいつでも解除できます。
契約書面をもらっていない、クーリング・オフ制度について説明を受けていない場合は、クーリング・オフの起算日が始まっていないため、8日を過ぎていてもクーリング・オフが可能です。また、特約に「クーリング・オフ無効」と書かれていても、違法性があればその特約自体がないものとなります。
方法は、上記期間内に買取業者に対し、書面やメールで解除をする旨を伝えるだけで契約解除となります。
② 消費生活センター(消費者ホットライン188)へ相談する
自力での解決が難しい時は、公的な相談窓口に相談しましょう。「消費者ホットライン」では、消費者トラブルにあった時に頼れる、最寄りの消費生活センターや消費生活相談窓口を確認できます。電話番号は全国共通「188」です。受付時間は平日9時~17時、土日祝日は10時~16時までです。
安心・安全な着物買取は福ちゃんへ
着物の買取では、「押し買い」や「不当な安値査定」など、悪質業者による被害やトラブルも存在します。安心・安全に査定を依頼したいなら信頼できる業者を見極めることが大切です。また、万が一トラブルに遭った時はすぐに公的窓口に相談しましょう。
福ちゃんは優良買取店の5つの条件をすべて満たす、安心・安全な着物買取をお約束できるお店です。買取実績は写真付きで随時更新していますので、ぜひご確認ください。また、店舗・出張・宅配、どの買取方法でも手数料はすべて無料です。
大切なお着物を確かな価格で安心・安全に手放したい方は、ぜひ福ちゃんまでご相談ください。