- 時計
- 2025.11.17
ラドー(RADO)の時計は高く売れる?人気モデルと買取相場・高価買取のコツを解説

「ラドーの時計を売りたいけれど、どれくらいの価格になるのか分からない」
「壊れていても買い取ってもらえるのか不安」
ラドーの時計買取に対し、このような疑問を感じている方もいるのではないでしょうか。ラドーはスイスを代表する高級時計ブランドであり、モデルや状態によっては高価買取が期待できます。
この記事では、ラドーの人気モデル別の買取相場や、高く売るためのコツを詳しく解説します。査定に出す前のポイントを知り、納得のいく売却を目指しましょう。
【記事のポイント】
- ✅ラドーはセラミックなど革新素材で知られ、市場で高い人気があります
- ✅高価買取には付属品と無理な修理を避けることが重要なコツです
- ✅専門家の無料査定で、破損品でもお客様の時計の価値を丁寧に判断いたします
ラドーとは?ブランドの歴史と特徴

ラドーとは、スイス発祥の腕時計ブランドです。革新的な素材使いと洗練されたデザインで知られており、その開発技術はマテリアルの名匠としても知られています。1917年に創業し、高品質なセラミックを採用した腕時計で一躍有名になったラドーは、今日も革新的な時計作りを続けています。
まずは、ラドーが歩んできた歴史とその特徴を詳しく見ていきましょう。
ラドーの歴史
ラドーの歴史は、1917年にスイスのレングナウで創業した時計メーカー「シュルップ&カンパニー」から始まります。創業当時はムーブメント(時計の内部機構)を開発していましたが、1957年に自社ブランド「ラドー」として腕時計の販売を開始します。
1962年には定番モデルの「ダイヤスター」を発売しました。ダイヤスターは、耐久性・耐傷性に優れたハードメタルを採用した時計です。ステンレスではなく、硬度の高いハードメタルとサファイヤガラスを採用したことがきっかけで、時計業界の中で独自の地位を築いたのです。
ラドーは技術とデザインの両面で高く評価され、今日ではスイスを代表するプレミアムウォッチブランドとして知られています。
ラドーの特徴
ラドーの魅力を語る上で欠かせないのが、素材へのこだわりです。ラドーは早くから耐久性の高いハイセラミックを採用し、軽量かつ傷が付きにくい腕時計を生み出してきました。その他にも、ハードメタルやセラモス、プラズマハイなどの素材を採用し、耐久性に優れた腕時計を開発しています。
また、無駄のない洗練されたデザインも高く評価されている要素の一つです。例えば、ダイヤスターオリジナルは、丸みを帯びたケースの美しい輝きが特徴で、時代を超えて愛されています。内部にはスイス製の高精度ムーブメントを搭載しており、正確な時刻を刻む信頼性にも優れています。
素材・デザイン・精度の全てにこだわる姿勢こそ、ラドーが世界から支持され続ける理由です。
査定・出張費・手数料はすべて無料。
ラドーの人気モデル一覧

ラドーには、素材やデザインへのこだわりを反映した多彩なモデルが揃っています。どのモデルも高性能で使いやすく、長く愛用できる時計として高い評価を得ているのが特徴です。
ここでは、人気モデルを4つピックアップし、それぞれの特徴やデザインの違いを解説します。中古市場での買取相場も紹介しているため、売却を検討している方も参考にしてみてください。
ダイヤスター
ダイヤスターは、ラドーの名を世界に広めた代表的なモデルです。1962年の発売当初、ハードメタルとサファイアクリスタルを採用したことで知られています。
現在では後継モデルの「ダイヤスターオリジナル」に生まれ変わり、往年のデザインを引き継ぎながらも現代的な素材と技術を融合させています。スクラッチプルーフと呼ばれる丸みの帯びたケースが採用されており、シルバーカラーの文字盤と赤い日付表示が特徴的です。
中古市場での買取相場は9,000円台〜9万円台と幅があり、素材や型番によって価格が変動します。例えば、ステンレスとセラミックが使われた「160.0281.3N」は1万円程度、一方で黒文字盤の「R12995153」は3万円程度で取引されています。
セントリックス
セントリックスは、ラドーの時計の中でもクラシカルなデザインで人気が高いモデルです。ダイヤスターは大きめなケースが特徴的ですが、セントリックスはラウンド型のスリムなフォルムになっています。バンドは軽量で手首になじみやすく、快適な付け心地を感じられるのもポイントです。
現在は、内部の自動巻きムーブメントが見えるセントリックスオープンハートや、文字盤にダイヤモンドが施されているダイヤモンズコレクションも人気です。カラーや素材、文字盤のバリエーションも豊富で、着用シーンに合わせてモデルを選べる楽しさも感じられます。
買取相場は3万円台〜7万円台で、モデルや状態、文字盤などによって差があります。
インテグラル
インテグラルは、1986年に誕生したラドーの代表的なコレクションの一つです。ブランドで初めてハイテクセラミック素材を起用したモデルとして知られています。ハイテクセラミックは高密度かつ傷が付きにくい素材で、長きにわたって美しい状態を維持することが可能です。
直線的でシャープなケースデザインが特徴で、丸みのあるモデルが多いラドーの中でもひときわモダンでスタイリッシュな印象を与えます。
シンプルなブラックの文字盤には、シルバーやゴールドのラインが施されており、美しさと高級感を兼ね備えているのが魅力です。主張が強過ぎずシンプルな見た目のため、シーンを問わず着用できます。
買取相場はモデルによって異なり、1万円台〜5万円台まで幅があります。
キャプテン クック
キャプテンクックは、ラドーの中でもスポーティかつヴィンテージな魅力を兼ね備えた人気シリーズです。1962年に誕生した初代モデルを現代的にリデザインしたもので、クラシックでレトロな雰囲気を持つダイバーズウォッチとして名を広めています。
名前の由来は、18世紀のイギリスの探検家「ジェームズ・クック」から来ており、その名の通り冒険心と探究心を表しているモデルです。
ケースガラスには、耐傷性に優れたサファイアクリスタル製のガラスが採用されています。立体的で視認性に優れたいかりマークの針と大きめのインデックスは、キャプテンクックの象徴的なデザインです。
買取相場は8万円台〜15万円台で、全般的に高価買取が期待できます。
ラドーの買取相場と価格の目安

ラドーの時計の買取相場は、モデルや保存状態(ランク)、付属品の有無などによって大きく変動します。
以下は、人気モデル別の買取相場をまとめたものです。
| モデル名 | 買取相場の目安 | 例 |
| ダイヤスター | 9,000円台〜9万円台 | 160.0281.3N(SS×CE QZ)青文字盤:9,000円台648.0413.3(SS×GP AT)ゴールド文字盤:5万円台 |
| セントリックス | 3万円台〜7万円台 | SS×CE QZ シェル文字盤:5万円台TI AT 黒文字盤:5万円台 |
| インテグラル | 1万円台〜5万円台 | SS QZ グレー文字盤:1万円台R20591152(SS QZ)黒文字盤:3万円台 |
| キャプテンクック | 8万円台〜15万円台 | 01.763.6105.3.031(SS×CE)AT グリーン文字盤:15万円台SS×革 AT グレー文字盤:10万円台 |
※製品の状態によっては買い取れない場合がございます、予めご了承ください。
市場で需要が高いモデルは高価買取が期待できる一方、傷や動作不良があると査定額が下がる可能性があります。上記はあくまで相場のため、まずは査定で金額を確認しましょう。
ラドーの時計を売るなら専門買取店へ

ラドーの時計を売る際は、時計専門の買取店に査定を依頼するのがおすすめです。専門店では、
時計の査定経験が豊富な査定士が在籍しており、保存状態やブランドからその価値を正確に見極めてくれます。
なお、買取サービスはリサイクルショップでも実施しているものの、時計に精通した査定士が在籍しておらず、正確な査定は難しい場合があります。細かな仕様や市場の需要動向が査定に反映されず、査定額が相場より低く提示される可能性も否定できません。
専門店は時計の査定技術が高いだけでなく、ループ・ライトなどの専用設備を使って査定するのが一般的です。そのため、見た目だけでは判断できない部分までしっかり確認し、より正確で納得感のある買取額を提示してくれます。
買取店を選ぶ際は、専門の査定士が在籍していることや、査定額の根拠について説明があることなども確認しましょう。口コミ評価や買取実績が豊富かどうかも、信頼性を見極めるポイントです。
ラドーを高く売るための3つのコツ

ラドーの時計をできるだけ高く売るには、事前の準備と日頃のお手入れが大切です。同じモデルでも、状態や付属品の有無などによって査定額は大きく変わります。
ここでは、ラドーの時計を少しでも高く売却するために意識したいポイントを紹介します。少しの工夫で高価買取につながる可能性があるため、まずは基本となる3つのコツを押さえましょう。
定期的なメンテナンスで時計の状態を維持
ラドーの時計を高く売却するには、定期的なメンテナンスが欠かせません。時計は経年劣化で動作不良が起きたり、長年の放置で部品が劣化したりする場合があります。保存状態が悪いと査定額が低くなる可能性があるため、数年に1回はオーバーホールを実施しましょう。
オーバーホールとは、時計を分解して内部の部品を点検・洗浄するメンテナンスを指します。機械式時計は3年〜5年ごと、クォーツ式時計は4年〜5年ごとに行うのが目安です。時計の修理業者に依頼できるため、査定額を上げるためにも実施しましょう。
また、日頃からケースやガラスをクロスで拭いたり、細かい部品の汚れを取ったりするのも大切です。部品の汚れは、吹き飛ばすと内部に入り込む可能性があるため、綿棒でかき出して除去すると良いでしょう。
時計のバンドは汚れや臭いが残りやすいため、使用後に拭き取ったり、必要に応じて皮製品用の消臭スプレーを使ったりすると清潔な状態を保てます。
保証書や付属品を揃える
保存状態だけでなく、保証書や付属品が揃っているかどうかも査定額を上げる基準の一つです。保証書・付属品が揃っていると、持ち込んだラドーの時計が正規品だと証明でき、高価買取につながりやすくなります。
付属品には、購入時に時計が収納されていた箱や取扱説明書などが挙げられます。サイズ調整に使用する替コマやベルトなども含まれるため、可能な限り揃えてから査定を依頼しましょう。また、ラドーの時計を購入する際は国際保証書が付いてきます。国際保証書も、付属品と同様で真贋を見極める判断材料になるため、忘れずに持参しましょう。
なお、保証書や付属品がないからといって、買取を断られるとは限りません。ラドーのような高級時計は、これらが揃っていなくても一定の価値が付く可能性があります。ただし、正規品であると証明できない場合は、査定額が低くなる傾向があります。買取店によって評価基準は異なるため、まずは査定を依頼して価値を確かめましょう。
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売却前は無理に修理しない
売却前は、自己判断で時計の内部を分解したり、修理したりするのは避けましょう。オーバーホールや電池交換などの整備は、専門的な技術と専用の工具を使って行う繊細な作業です。知識がないまま無理に分解すると、元に戻せなくなり、動かなくなるリスクがあります。
修理費用が高額になるだけでなく、買取額が下がる原因にもなるため、基本的にはそのままの状態で査定を依頼しましょう。修理費用が高額になると、買取価格を上回り、結果的に損をしてしまう可能性もあるため注意が必要です。
買取店では、基本的に壊れた時計でも一定の需要があれば買い取ってもらえるケースがあります。動かなくなった時計でも、修理すれば再販が可能です。また、ラドーなどの高級時計は、時計そのものが使用できなくても、内部の部品だけで十分な価値が認められる場合があります。「壊れているから売れない」と諦めず、まずは信頼できる買取業者に査定を依頼してみましょう。
ラドーの時計を高く売るなら福ちゃんへ
ラドーの時計は、素材やデザインに優れた高級ブランドとして根強い人気を誇ります。モデルや状などによって買取価格は大きく異なりますが、日頃から定期的にメンテナンスしたり、付属品を保管したりすることで査定額が上がる可能性があります。動作不良や破損があっても、ラドーの時計は内部パーツにも価値があるため、諦めずに査定を受けることが大切です。
ラドーの時計を少しでも高く売りたい方は、時計買取専門店の福ちゃんにご相談ください。専門の査定士が一点ずつ丁寧に確認し、価値に見合った買取金額を提示します。また、動作不良や破損、汚れがある時計でも査定します。「信頼できる買取店に査定を依頼したい」と考えている方は、お気軽に無料査定にお申し込みください。