• 金券
  • 2026.09.05

JAL株主優待券は買取に出せる?|券の仕組み・使い方・有効期限を解説

金券ショップの店頭やフリマ・オークションの出品で「JAL株主優待券」という券を見かけて、どんな券なのか気になったことはないでしょうか。

JALの株主向けの何かだとは想像できても、飛行機代がどう安くなるのか、株主でない自分にも関係があるのか、いまひとつピンとこない人が多い券です。

この券の正体は、JALグループ国内線の運賃を割り引くために使う「株主割引券」です。

株主に発行される優待品ですが、無記名式のため株主本人以外でも利用でき、そのため金券市場でも広く売り買いされています。

普通席の大人なら、対象のフレックス運賃を基準に50%の割引が受けられます。

本記事では、JAL株主優待券がどのような券なのかという基本から、株主として受け取る方法と株主以外が入手する方法。

そして、旅程ごとの必要枚数と予約・購入の流れ、そして実際にどのくらいお得になるのかという判断の仕方までを、順番に説明します。

※JAL株主優待の内容や利用条件は、将来変更される場合があります。最新の情報や詳しい利用条件については、JAL公式Webサイトをご確認ください。

福ちゃんの査定士について

査定士の画像

リユースを通じて「大切な想いをつなぐ」をコンセプトとする福ちゃんでは、お客様に心からご満足いただけるサービスの提供を大切にしています。

確かな知識と経験を持つ査定士が、お品物一つひとつを丁寧に査定し、専門性に基づいた的確な評価で、初めての方でも安心してご依頼いただける誠実で信頼ある査定体験をお届けします。

JAL株主優待券とは?

JAL株主優待券は買取に出せる?|券の仕組み・使い方・有効期限を解説

JAL株主優待券を理解するには、まず「何に使える券なのか」と「誰が使えるのか」を押さえておくとわかりやすくなります。

一般にこの名前で流通している株主割引券の仕組みと、利用できる人の範囲から見ていきましょう。

JALグループ国内線の運賃を割り引く株主優待

市場で一般に「JAL株主優待券」と呼ばれている中心商品は、JALが公式に発行している「株主割引券」です。

JALの株主優待制度には、このほかに旅行商品を割り引く優待もあります。旅行商品割引は、この記事で扱う株主割引券とは制度も利用方法も別のものです。

金券ショップなどで「JAL株主優待券」として流通しているのは株主割引券のほうなので、この記事では株主割引券について説明します。

では、株主割引券とはどんな権利を持つ券なのかをひとことで言うと、JALグループの国内線に乗るときに、運賃を割り引いてもらうための券です。

割引の対象になるのは、搭乗日に適用される対象のフレックス運賃です。

フレックス運賃とは、JAL国内線運賃の種類のひとつで、株主割引券はこの運賃を基準にして割引を受ける仕組みになっています。

普通席の大人の場合、フレックス・タイプBという運賃を基準に50%の割引が受けられます。

誤解しやすい項目として、株主割引券は「JAL国内線の航空券なら何でも一律半額になる券」ではありません。あくまで対象のフレックス運賃を基準にした割引です。

元になるフレックス・タイプBの運賃が路線や搭乗日などによって異なれば、割引後の金額も変わります。

「半額」という言葉のイメージだけで判断せず、何が基準の半額なのかを押さえておくことが、この券と上手に付き合うポイントになるでしょう。

株主本人以外も利用できる

「株主優待」と聞くと、株主本人しか使えないのではと思うかもしれませんが、株主割引券は無記名式の券です。券面には株主を特定する情報が記載されておらず、株主本人でなくても利用できます

つまり、株主から券を譲り受けた家族や知人はもちろん、金券ショップで券を買った人でも、そのまま割引に使えるということ。現時点では、使う人が株主かどうかを問われない設計なのです。

この「第三者でも使える」という性質こそが、株主割引券が金券市場で流通する前提になっています。もし株主本人しか使えない券だったら、他人が買い取る意味はありません。

実際には誰が持っていても使えるからこそ、売りたい株主と買いたい利用者の間で取引が成り立ち、金券ショップの定番商品のひとつになっているのです。

JAL株主優待券はどうやって手に入れる?

JAL株主優待券は買取に出せる?|券の仕組み・使い方・有効期限を解説

株主割引券は、JALの株主として受け取るだけでなく、株主以外の人が入手することもできます。

ここでは、株主優待として発行される仕組みと、金券ショップなどを利用して手に入れる方法に分けて紹介します。

JALの株主優待として受け取る

本来の入手方法は、JALの株主になって優待として受け取ることです。JALは毎年3月31日と9月30日の2回、その日に株主だった人を基準として株主割引券を発行します。

この「その日に株主だったかどうか」を判定する日のことを、基準日と呼びます。年に2回の基準日ごとに、新しい世代の券が発行されていくイメージです。

発行される基本枚数は、基準日に保有していた株数で決まります。

通常の発行では、3月31日基準は100株以上、9月30日基準は200株以上が対象となり、具体的な発行枚数は保有株数ごとの基準で決まります。

さらに、3年(7基準日)連続で同一株主番号で保有している株主には、保有株数に応じて株主割引券が追加発行されます。

発行時期と有効期間もあわせて、表に整理しておきます。

※ この表は横にスクロールして閲覧できます

基準日 通常発行の対象となる
最低保有株数
発行時期 有効期間
3月31日 100株 5月 6月1日~
翌年11月30日
9月30日 200株 11月 12月1日~
翌々年5月31日

表のとおり、3月31日基準分は5月に発行されて6月1日から使え、9月30日基準分は11月に発行されて12月1日から使えます。

現在の有効期間は、どちらの発行分も約1年半です。

半年ごとに新しい券が発行され、それぞれが別の有効期限を持って世の中に出回っていく。

この「世代ごとに有効期限が違う」という点は、二次流通での購入や買取価格の話にもつながるポイントです。

また、受け取り方にも変化がありました。2024年9月30日の基準日発行分から、Web受取サービスが始まっています。

個人株主がWeb受取を利用するには、JAL株主さま専用サイトへの登録、期限までのJMBお得意様番号の登録、Web受取を希望する手続きなどが必要です。

条件を満たしてWeb受取を選ぶと、紙の券は郵送されず、株主専用サイト上に発券用コードが表示されます。

株主以外は二次流通で入手できる

JALの株を持っていない人でも、株主割引券を手に入れる方法があります。それが金券ショップなどの二次流通での購入です。

前述したとおり、この券は株主本人以外も利用できるため、二次流通で販売と買取が日常的に行われています。

株を買わなくても、旅行の予定に合わせて必要な枚数だけ券を買う、という使い方ができるのです。

二次流通で券を買うときに必ず確認したいのが、券に記載された有効期限です。

株主割引券は世代ごとに有効期限が異なるため、店頭には期限の違う券が並んでいることもあります。自分の搭乗日がその券の有効期間に収まっているかを確かめてから利用しましょう。

JAL株主優待券の使い方

JAL株主優待券は買取に出せる?|券の仕組み・使い方・有効期限を解説

株主割引券を使う前に確認しておきたいのが、旅程に対して何枚必要なのかという点です。

必要な枚数を把握したうえで、航空券の予約から発券用コードを使った購入までの流れを見ていきましょう。

人数と区間から必要枚数を確認する

株主割引券の必要枚数は、たったひとつのルールで数えられます。

「1名・片道1区間につき1枚」、これだけです。あとは、乗る人数と、乗る区間の数をかけ算すれば、必要な枚数が出てきます。

具体的にイメージしてみましょう。まず、1名で往復する場合。行きの片道で1枚、帰りの片道で1枚なので、合計2枚必要です。

次に、2名で同じ片道1区間を利用する場合。1人につき1枚ずつなので、2枚必要です。2名で往復すると、2名×往復2区間で、4枚が必要です。

このように、人数が増えても区間が増えても、数え方はいつも同じです。

ひとつだけ気をつけたいのが、乗り継ぎがあるケースでしょう。株主割引券は区間ごとに1枚必要なので、途中で飛行機を乗り継ぐ旅程では、乗る便の数だけ枚数が増えます。

片道のつもりでも、乗り継ぎをはさめばそれは2区間であり、1名でも2枚必要になります。旅程を決めたら、「人数×区間数」で必要枚数を計算し、それから券を用意する。

この順番で進めれば、枚数が足りないという事態を防げます。

購入時に発券用コードを登録する

必要な枚数の券を用意したら、次は航空券の予約・購入です。

JAL Webサイトで株主割引を利用する場合は、運賃として株主割引を選択し、航空券の購入時に「発券用コード」を登録します。

発券用コードの確認方法は、券の形態によって違います。

紙の券の場合は、券面にスクラッチ部分があり、これを削るとコードが現れます。Web受取の場合は、株主専用サイト上に発券用コードが表示されます。

予約・購入の基本的な流れは、次のようになります。

まず、運賃として株主割引を選択。そして、手元の券の発券用コードを登録し、手続きを進めます。

予約・購入は搭乗日の360日前の午前0時から搭乗日当日まで可能です。ただし、予約後の購入期限は、予約した日時や出発までの残り時間によって異なるため注意が必要です。

購入期限を過ぎると予約は取り消されるため、予約完了画面などに表示される期限を確かめ、それまでに購入手続きを済ませましょう。

また、どの便でも無条件に株主割引が使えるわけではありません。希望する便に株主割引の販売設定があることが利用の前提で、株主割引として販売される座席数にも限りがあります。

乗りたい便が決まっているなら、席が埋まる前に早めに予約するのが安心です。

有効期限にも注意しましょう。株主割引の利用には、搭乗日に有効な株主割引券が必要です。予約した時点ではなく搭乗日を基準に考えて、券面またはWeb上の有効期限を確認してください。

予約したあとの変更については、株主割引は予約変更に対応しています。ただし、原則として利用区間や搭乗者の変更はできず、変更できる内容や期限には所定の条件があります。

日程が動く可能性のある旅行で使うなら、この点も頭に入れておくとよいでしょう。

JAL株主優待券を使うとどのくらいお得?

JAL株主優待券は買取に出せる?|券の仕組み・使い方・有効期限を解説

株主割引券には50%という割引率が設定されていますが、それだけでは実際にどのくらい得をするのかは判断できません。

基準となる運賃との関係に加えて、券を購入して利用する場合はその費用も含めて考える必要があります。

対象フレックス運賃を基準に割引額を考える

株主割引券は普通席の大人の場合、搭乗日に適用されるフレックス・タイプBを基準に50%割引となる券です。

まず押さえたいのは、これが500円券や1,000円券のような「この券を出せば〇円引き」という固定額の金券ではない、ということです。

固定額の金券なら、どこで使っても値引き額は同じです。しかし株主割引券は違います。割引の元になるフレックス運賃が、路線や搭乗日などによって変わるからです。

同じ50%割引でも、元の運賃が高ければ割引額は大きく、元の運賃が安ければ割引額は小さくなります

計算のイメージをつかむために、単純な例で考えてみましょう。

基準となるフレックス運賃を仮に20,000円とすると、50%割引後の運賃は10,000円です。基準運賃との差は10,000円になります。

なお、これは運賃部分だけを使った計算例です。利用する空港によっては旅客施設使用料が別途かかるため、実際の支払総額がちょうど半分になるとは限りません。

また、JALにはセイバーやスペシャルセイバーなど別の運賃もあるため、実際にどの運賃がお得かは、同じ便で利用できる運賃同士を比較して判断する必要があるでしょう。

この20,000円という数字は、あくまで計算方法を示すための仮の設定で、特定の路線や特定の日の実在運賃ではありません。

実際に使うときは、自分が乗りたい便に適用される基準運賃を確認して、同じ計算を当てはめてみてください。

このように、株主割引券のお得度は「割引率50%」という数字だけでは決まりません。自分の乗る便の基準運賃がいくらなのかとセットで考えることが、正しい判断につながります。

券を購入して使う場合は購入費用も含めて考える

お得度の計算には、もうひとつ大事な視点があります。それは、券をどうやって手に入れたかです。

株主として受け取った人と、金券ショップなどで券を購入した人とでは、「お得」の計算方法が少し異なります。

すでに株主優待として受け取った券を使う場合は、二次流通で券を購入するための追加費用はかかりません。

そのため、基準となるフレックス運賃と株主割引運賃との差を、利用上のメリットの目安として考えられます。

一方、二次流通で券を購入して使う場合は、もう一歩踏み込んで考える必要があります。

航空券がいくら安くなったかだけでなく、券を買うのに払ったお金も抜け落ちないようにしたいところです。実質的なメリットは、次の式で考えます。

基準運賃 − 株主割引後の航空券代 − 券の購入費用

この差額が大きいほど、基準運賃と比べた実質的なメリットも大きくなります。

先ほどの例に、券の購入費用を足して計算してみましょう。基準運賃20,000円、株主割引後の航空券代10,000円、券の購入費用1,300円と仮定します。

このとき、実際に払う金額は、航空券代10,000円と券代1,300円を合わせた11,300円です。基準運賃20,000円との差は8,700円。

これが、券を買って使った場合の実質的なメリットの目安になります。

この例も考え方を示すための単純計算ですが、券代の分だけ株主として受け取った場合よりメリットが小さくなることがわかります。

無料でご相談・
ご依頼はこちら

お電話一本でラクラク

電話をかける
0120-947-295

お電話はこちら
0120-947-295
受付時間 8:00~20:00(年中無休※年末年始は除く)
お電話が混雑しており繋がらない場合は大変申し訳ございませんが時間を空けてお問合せください。

使わないJAL株主優待券は買取も選択肢

JAL株主優待券は買取に出せる?|券の仕組み・使い方・有効期限を解説

株主割引券を受け取っても、期限内に利用する予定がないこともあるでしょう。そのような場合は売却も選択肢になりますが、買取価格や取扱条件は券によって異なります。

価格を見るときのポイントと、紙券を売却する場合に気をつけたい状態について整理します。

買取価格は有効期限などによって変わる

JAL株主優待券の買取価格は、いつでもどこでも同じではなく、有効期限や保有在庫などによって買取価格が日々変動します。

同じ有効期限の券でも、買取業者によって表示価格は異なります。さらに、郵送・オンライン・店頭といった買取チャネルの違いによって、条件が異なる場合もあります。

売却する紙券は未使用の状態を保つ

紙の株主割引券を売る可能性があるなら、券の状態に注意しましょう。買い取ってもらえるかどうか、いくらで買い取ってもらえるかは、券の状態が左右します。

いちばん大事なのはスクラッチ部分です。買取事業者のなかには、発券用コード部分のスクラッチを削った紙券を買取対象外としているところがあります。

売る可能性が少しでもある券は、発券用コードを確認するためのスクラッチを削らず、未使用の状態で保管しておくことが大切です。

「とりあえず削ってコードだけ控えておこう」としてしまうと、その後の買取に影響する可能性があります。

スクラッチのほかにも、買取の条件に関わる状態があります。

使用済みの券や期限切れの券は、買取対象外とする事業者があります。また、汚れ、黄ばみ、折れなど券面の状態が悪い場合は、表示価格で買い取ってもらえないことも。

売却を考えている券は、折り曲げたり汚したりせず、きれいな状態で保管しておきましょう。

補足として、Web受取した発券用コード単体は、紙券と同じ買取条件とは限りません。

売却を想定する場合は、紙券とWeb受取で取扱条件が異なる可能性も踏まえて、受け取り方を考えるとよいでしょう。

最後に、売却を考えるときのポイントをまとめます。

✔ 買取価格は有効期限・在庫・事業者・買取チャネルによって変わる
✔ 有効期限が先の券ほど高く表示される傾向がある
✔ 紙券はスクラッチを削らず、未使用のまま保管する
✔ 汚れ・黄ばみ・折れがあると表示価格で買い取れない場合がある
✔ 使用済み・期限切れの券は買取対象外となる事業者もある

JAL株主優待券は、使えば国内線の運賃を割り引ける券であり、使わなければ売却という出口もある券です。

金券の高価買取金券の高価買取

お電話が混雑しており繋がらない場合は、大変申し訳ございませんが時間を空けてお問合せください。