長く使いたい!トランペットの正しいメンテナンスとは

今回のテーマは『トランペットのメンテナンス』です。
気になる頻度や必要な道具、注意点についてご紹介していきたいと思います。
「自分のメンテナンスが合っているか不安」
「トランペットを始めたいけど、メンテナンスができるか心配……」
そんな方はぜひ本コラムを参考にしてみてください。

メンテナンスをしないとどうなる?

トランペットなど金管楽器のほとんどが真鍮(しんちゅう)で作られています。

真鍮は銅や亜鉛が含まれていることから銀や金より「丈夫」「壊れにくい」といわれていますが、定期的なメンテナンスをしないと当然汚れが溜まり、錆びや変色、音の不調が発生します。

錆び、変色は専用のクロスできれいになることもありますが、状態によっては削り取らなければならないこともあり、完全に元の状態に戻せない場合も。

楽器をいつまでも美しく、そしてきれいな音色を奏でるためにもメンテナンスは必ず行うようにしましょう。

メンテナンスに必要な道具

ここではメンテナンスに必要な道具について説明します。

「こんなにたくさん必要なの?」

と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。

ここでは「絶対に必要な道具」を【必須】とし、それ以外は「あったほうがいいもの」「できれば揃えてほしいもの」として解説します。

また、後ほど「メンテナンスの頻度」をご紹介いたしますので、そちらもご参照いただき、使用頻度が高いものから順番に揃えていただくことをおすすめします。

バルブオイル【必須】

ピストンを抜いたときに見えるバルブに注入するオイルです。

チューニングスライドオイル【必須】

抜差管の動きをなめらかにするためのオイルです。第1、第3抜差管に注油します。

スライドグリス【必須】

こちらも抜差管の動きをなめらかにするため使用します。主管と第2抜差管に塗ります。

ポリッシングクロス【必須】

トランペットの表面を磨き上げるクロスです。

ポリッシュ

拭き上げ時に使用する研磨剤です。使用するとツヤが出てよりきれいになります。メンテナンスする楽器が銀メッキ仕上げの場合は「シルバーポリッシュ」を、ラッカー仕上げの場合「ラッカーポリッシュ」を使用してください。

クリーニングスワブ【必須】

マウスパイプ、主管・第1・第2・第3抜差管に通して使用するものです。

マウスピースブラシ【必須】

マウスピースを洗うためのブラシです。

マウスピーススワブ

マウスピースに通して使用します。
あったほうがいいですが、ない場合は「しっかり乾燥させる」ということを徹底してください。

ブラスソープ

マウスピースの専用に使う洗浄液です。
こちらもあったほうがいいですが、ない場合は「水でしっかり洗う」ということを徹底してください。

クリーニングロッド【必須】

管の中にたまった水分(唾)をふき取るための棒です。
トランペット専用のロッドを使うようにしましょう。

ガーゼ

クリーニングロッドに巻き付けて使用します。
市販のガーゼを使われる方もいらっしゃるようですが、商品によっては管内を傷つけてしまうため、できるだけトランペット専用のクリーニングガーゼを使用してください。

トーンホールクリーナー

狭い隙間となる場所を掃除します。

フレキシブルクリーナー

管内洗浄をする際に使用します。
こちらを使用したメンテナンスは経験者向けとなるため、購入直後、初心者の方は急ぎ購入する必要はありません。

なお、「管内洗浄は楽器店に依頼する」という方は不要です。

メンテナンスの方法

トランペットは演奏前と演奏後、二度のお手入れ(メンテナンス)が必要です。

ここでは演奏前と演奏後のメンテナンスをご紹介します。

演奏前

・ピストンにオイルをさす

演奏前にトップキャップ(笠ネジ)と呼ばれる部分をゆるめ、ピストンにバルブオイルを2~3滴たらします。そして、オイルが馴染むように動かしてください。

演奏後

・水分を抜く

演奏後は「ウォーターキー(本体に溜まった水分を抜く栓)」を押し、息を吹いて水分(唾)を抜きます。それから、クリーニングスワブを使って抜差管、管内の水分、汚れを取ります。

マウスピースは毎回、水洗いしたほうが衛生的です。洗浄後はマウスピーススワブを使って水分をふき取りましょう。遠征先など水洗いができない環境の場合、マウスピーススワブを使ってしっかり水分(唾)をふき取ってください。

・拭き上げ

ポリッシングクロスを使って全体を拭き上げましょう。 特に銀ラッカー塗装のトランペットを使用している方は、毎回行うようにしてください。表面についた手汗や皮脂が変色、黒ずみの原因となります。

その他のメンテナンスと頻度

ここでは上記でお伝えしたメンテナンス以外について、頻度別で解説していきたいと思います。

週に一度

・抜差管のお手入れ

ここで登場するのはクリーニングロッドです。ガーゼを巻き付け、抜差管の中に通して汚れを取ります。そのあとガーゼを広げ、U字になっている抜き差し部分もきれいにするようにしましょう。

水分や汚れをふき取ったら、第1、3抜差にチューニングスライドオイルを、主管抜差と第2抜差にはスライドグリスを塗ってください。

少なすぎもよくありませんが、つけすぎは厳禁。余計な汚れ、埃を付けてしまうことになってしまいます。

・バルブのケーシングのお手入れ

こちらでもクリーニングロッドが大活躍。しっかりケーシングの中の汚れをふき取りましょう。

また、ピストンには毎回指しているオイルが残存していることも。ガーゼを使ってきれいにふき取り、古いオイルが残らないようにしましょう。

ガーゼで拭きとりにくい部分、細かい部分にはトーンホールクリーナーを使うのがおすすめです。

・ウォーターキーのお手入れ

管内の唾を抜くための重要なパーツです。汚れがたまりやすい部分ですので、週に1度はお手入れをしてください。こちらも、トーンホールクリーナーを使うと簡単にきれいになります。

月に1回~半年に1回

・分解して水洗い

すべてのパーツを分解し、フレキシブルクリーナー、ブラスソープを使って管内をきれいにします。

「メンテナンスに必要な道具」でもお伝えしましたが、こちらは非常に難しい作業となります。「自分でできるようになりたい」という方も、はじめのうちは必ず楽器専門店で手順を教えてもらうようにしてください。

こちらは長期保管をする前にも行うことを推奨します。

メンテナンスの注意点

自己流で行わない

トランペットだけにいえることではありませんが、楽器は複雑な構造となっています。正しい方法、頻度で行わないと故障、不調の原因となることもあるので注意してください。とくに、管内洗浄は要注意。失敗すると音が鳴らなくなることがあります。

スワブの扱いには注意

「スワブが抜けなくなった」「管内に詰まってしまった」というトラブルはトランペットでも「よくあるトラブル」だといわれています。

しわがない状態でしっかり広げて使うようにし、もし詰まってしまった場合は早急に楽器店に持ち込むようにしてください。

まとめ

いかがでしょうか。
今回はトランペットのメンテナンスについてご紹介してみました。

なお、

「もう演奏する機会がない」

「手放したい」

という方は福ちゃんの買取を検討いただくことをおすすめします。

買取福ちゃんは楽器に精通した査定士が在籍しており、高価買取に自信を持っています。
査定・出張は無料です。お気軽にお問い合わせください。


“楽器の高価買取"
“楽器の高価買取"
使わない楽器の処分なら買取がオススメです!
キャンペーン開催中

30%UP対象商品:着物、食器、毛皮、骨董品、酒、カメラ、楽器 店頭買取・宅配買取は本キャンペーンの対象外となります。 他のキャンペーンとの併用は不可

買取についてのご相談、ご依頼はコチラ
買取専門のオペレーターがご対応します
0120-947-295

0120-947-295

受付時間 9:00~20:00(年中無休※年末年始は除く)
※お電話が混雑しており繋がらない場合は
大変申し訳ございませんが時間を空けてお問合せください。
メールでもご相談・ご依頼を受付しております
査定料・訪問料・ご相談料などの手数料は
いただきません。
どのようなことでも、お気軽にご相談ください。
< 前の記事「楽器買取」記事一覧次の記事 >

※お電話が混雑しており繋がらない場合は、大変申し訳ございませんが時間を空けてお問合せください。