- 着物
- 2025.09.11
金彩工芸作家「堀省平(ほり しょうへい)」が手がけた着物の買取相場は?

「堀省平の着物を買い取って欲しい」
「堀省平が手がけた着物の買取相場は?」
など、堀省平の着物について買取を検討している方のために、相場などをまとめました。
高額買取されやすい作品の特徴などについても触れています。ぜひ参考にしてください。
堀省平とは?

堀省平は、金彩友禅という技法を用いて作品を手がける着物作家です。
略歴や作品の特徴を解説いたします。
略歴
1962年:金彩を本格的に学び始める
1985年:作品を金彩工芸展に出品
以降、定期的に出品し多数の賞を獲得
1992年:「近畿通産局長賞」を受賞
1997年:通商産業大臣認定資格「伝統工芸士」に認定
モナコ公国700年祭に参加・作品寄贈
2001年:美術家名鑑に特殊工芸作家として掲載
堀省平は幼い頃から金彩に触れ、若くして金彩の道に入ることを決めました。
30代頃は作品を工芸展に出品し、さまざまな賞を受賞したといわれています。
49歳の頃には、伝統的工芸品を支える作り手「伝統工芸士」に認定されました。その後、モナコ公国700年際に参加するなど世界を舞台に活躍し始めます。
2001年には、注目の美術家を分野別に紹介する「美術家名鑑」に収録されました。
作品の特徴
堀省平の作品は、金彩を施す金彩友禅の高い技術と独自の感性が特徴です。
金箔や銀箔をいくつも重ねながら、角度によって違う表情を楽しめる金彩加工は、堀省平ならではの技術が見られます。
光の反射などが緻密に計算され、着物に奥行きある輝きを与えられる点も大きな魅力です。
また、高級感はありながらも現代の感覚に合う品位あるスタイルに仕上げられているため、今の時代に調和したデザインとして人気が高まっています。
査定・出張費・手数料はすべて無料。
堀省平が極めた金彩友禅について

金彩友禅とは京友禅の技法を基板に、着物や帯に金箔などを使用して装飾する技法です。
金彩友禅の特徴や代表的な技法を紹介いたします。
金彩友禅の特徴
17世紀に京都で生まれた伝統工芸「京友禅」をさらに発展させ、金箔や金泥を施したものが金彩友禅です。
手書きで繊細な模様が染め上げられた京友禅に、金や銀、プラチナなどの色彩を装飾し豪華な印象にしたものをいいます。
華やかな仕上がりから、振袖や留袖、訪問着など格式高い着物に用いられるのが特徴です。
京友禅について詳しくはこちら↓
京友禅の着物とは?歴史・特徴・西陣織との違いをわかりやすく解説
金彩友禅の代表的な技法
| 摺箔(すりはく) | 模様の型紙を用いて接着剤を塗り、金箔などをすり込む |
|---|---|
| 押箔(おしはく) | 均一に塗った接着剤の上に直接金箔などを置いて押さえる |
| 振金(ふりきん) 砂子(すなご) | 接着剤の上に金粉などを振り落として接着させる |
| 金くくり(きんくくり) | 模様の中で糸目糊置したあとの白くあいた部分を金線などでなぞる |
| 切箔(きりばく) | 金箔などを賽の目に切って不規則に撒く |
| 盛り上げ | 粘度の高い接着剤を用いて金彩模様を立体的に表現する |
金彩友禅の代表的な技法を表にまとめました。
これらの技法を多彩に組み合わせ、豊かで立体感ある金彩を表現するのが金彩友禅です。
堀省平が手がけた着物の買取相場

堀省平が手がけた着物は、数千円から1万円前後が買取相場といわれています。
作品の出来栄えや状態、生地の質、着物の格などで異なりますが、多くは高く評価されるでしょう。
とくに美しいものや、さまざまな条件がそろったものなどは数万円になる場合もあります。
また、逆に状態が悪いものなど、相場以下になるものも少なくありません。
高額買取されやすい堀省平の作品

- ✔︎ 証紙や落款がある
- ✔︎ 着物の格が高い
- ✔︎ 袋帯などがセット
堀省平の作品は、上記のようなものが高く評価されやすいといわれています。
証紙や落款がある
着物の品質や価値を証明する証紙や、作家のトレードマークである落款がある着物は、堀省平の作品であることを証明する書類です。
そのため、証紙や落款がある作品は査定額が向上する傾向にあります。
着物の格が高い
着物は種類や紋の数などによってフォーマル度が異なり、よりフォーマルな着物は格が高いという表現をします。
一般的には格が高い着物ほど高級であり、堀翔平が手がけた作品も着物の格と査定額が比例する部分が見られます。
着物の格について詳しくはこちら↓
着物の格はどう見分ける?種類や高いものと安いものの違いなどを紹介
袋帯などがセット
着物だけではなく、襦袢や袋帯などを着物とセットにして買取に出すと高額になりやすいでしょう。
その際、着物も帯も堀省平作品であると査定額はより期待できるでしょう。
堀省平以外の金彩作家

- ✔︎ 堀陽一郎
- ✔︎ 和田光正
- ✔︎ 田中偉夫
日本には、堀省平以外にも金彩の名手がいます。
その中から、とくに注目されている3人を紹介いたします。
堀陽一郎
堀陽一郎は、堀省平の息子で父と同じ道に進んでいる着物作家です。
2022年頃から父と同じく伝統工芸士として活動し、さまざまな作品を手がけています。
イベントへの出品などで金彩友禅を発表しており、今後の活躍が期待されている作家です。
和田光正
和田光正は、日本を代表する金彩友禅の第一人者です。
金彩を研究しつくし、技術を最高峰にまで高めた和田光正は「現代の名工」に選ばれています。
立体的な装飾と絶妙な光加減など独自の金彩加工を施し、多くの名品を生み出しました。
田中偉夫
田中偉夫は、京都で創業100年以上続く老舗金彩工房「田中金彩工芸」の二代目です。
瑞宝単光章を叙勲するなど、数々の功績を残しました。
現在、田中金彩工芸は田中偉夫の意志を継いだ4代目が継承しています。
堀省平の着物は福ちゃんがお買取いたします

堀省平の着物や帯などを手放したい方は、ぜひ福ちゃんにご相談ください。
福ちゃんは、堀省平の着物をはじめ、さまざまな呉服や和装小物をお買取してきました。
証紙や落款がないものでも隅々まで査定し、真贋の見極めや価値の評価を行います。
どのような着物でも、精通したプロの査定士が対応するため、適正価格のご提示が可能です。
「堀省平の着物かどうかわからない」「付属品がない」といったお品物も、まずは査定をご依頼ください。
丁寧にご案内いたします。
堀省平の着物は福ちゃんにお任せください。
着物買取の注意点について詳しくは
着物買取の注意点を解説!よくあるトラブルや「高額買取なんてない」といわれる理由など
まとめ
堀省平は、金彩友禅を得意とする伝統工芸士で、さまざまな作品が賞を受賞しています。
金彩友禅は、伝統技法「京友禅」をベースに金や銀など華やかな装飾を施す技法です。
堀省平が手がけた着物の買取相場は数千円から1万円前後といわれており、高く評価されるものでは数万円の値が付くこともあります。
証紙や落款、格が高い着物などは高額になる傾向にあるでしょう。堀省平の作品である帯などがセットになっているものも、査定額が向上する可能性があります。
堀省平の着物を手放す際は、福ちゃんにご依頼ください。
福ちゃんは着物の買取を強みとしており、着物買取において高い実績を持っているプロフェッショナル集団です。
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