- 骨董
- 2024.08.05
楳図かずおファン必見!福ちゃんが希少な銅版画『ウメゾチント「猫目小僧」』を買取いたしました

ホラー漫画界の巨匠、楳図かずお氏の銅版画『ウメゾチント「猫目小僧」』を、福ちゃんが買取いたしました!
楳図(うめず)かずお氏といえば、『漂流教室』や『まことちゃん』など、数々の名作で読者を恐怖の底に突き落としてきたカリスマ的存在です。しかし、その才能は漫画だけにとどまらず、音楽活動や映画監督などでも多彩な才能を発揮し、常に世間を驚かせてきた奇才でもあります。
当記事では、『ウメゾチント「猫目小僧」』の買取価格をはじめ、楳図かずお氏の多彩な経歴や作品の魅力をご紹介します。さらに、同氏の新作『ZOKUSHINGO 小さなロボット シンゴ美術館』についても触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
楳図かずお氏の『ウメゾチント「猫目小僧」』買取価格を公開

福ちゃんは、楳図かずお氏の代表作「猫目小僧」をモチーフにした、希少な銅版画『ウメゾチント「猫目小僧」』を2万円で買取いたしました。
本作は、楳図かずお氏ならではの独特なタッチで描かれた猫目小僧が、メゾチント技法によって銅版画として蘇った作品です。迫りくる猫目小僧の表情、そしてトレードマークである黄色い目が、見る者を圧倒する迫力ある構図となっています。
とくに、右下に記された楳図かずお氏の直筆サインは、作品の価値をさらに高める重要な要素となりました。
今回の買取価格は、人気の猫目小僧であること、作品の保存状態が良好であること、そして楳図かずお氏の卓越した芸術性などを総合的に評価させていただいた結果です。
不朽の名作「猫目小僧」の魅力とは?
「猫目小僧」は、1967年から連載が開始された楳図かずお氏の代表作の1つです。
妖怪「猫又」の子どもでありながら、人間に近い姿を持つ猫目小僧が、行方不明の母親を探す旅に出る物語は、多くの人々の心を掴みました。
旅の途中で出会う人々の妖怪トラブルを解決していく猫目小僧の姿は、子どもから大人まで幅広い世代に愛されています。個性豊かな登場人物たちのリアルな人間性、猫目小僧の愛らしさと対照的な禍々しい妖怪たちの描写など、読者の感情を揺さぶる深いストーリーが、長年にわたる人気の秘密です。
1976年にはアニメ化、2006年には映画化もされ、現在も電子書籍などで多くのファンに楽しまれています。
楳図かずお氏の独創的な技法「ウメゾチント」とは?
本作で採用されているメゾチント技法は、銅版画の技法の1つです。
ロッカーなどの道具を使って銅版に微細な穴を刻み、スクレーパーなどで削ることで、繊細な明暗や濃淡を表現します。
『ウメゾチント「猫目小僧」』では、このメゾチント技法によって黒の濃淡が巧みに表現されることで、猫目小僧の世界観が独特の雰囲気で描き出されているのが特徴です。
楳図かずお氏は、自身のメゾチント技法を「ウメゾチント」と名付け、数々の作品を制作してきました。
楳図かずお氏の銅版画は、彼の卓越した技術力だけでなく、ユーモアあふれる独特の感性に触れられる貴重な作品といえるでしょう。
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ホラー漫画の枠を超えた奇才「楳図かずお氏」の軌跡

楳図かずお氏は、ホラー漫画の第一人者としてその名を轟かせながらも、SFやギャグ漫画など、ジャンルにとらわれない多彩な作品を生み出してきた鬼才です。
漫画家としての枠を超え、タレント・作詞家・作曲家・アーティストとしても精力的に活動し、常に新たな挑戦を続けるその姿は、多くの人々を魅了し続けています。
ここでは、楳図かずお氏の輝かしい経歴と、約27年ぶりとなる新作についてご紹介します。
経歴
1955年:漫画家デビュー
1966年:『ねこ目の少女』『へび少女』などのヒット作を発表
1975年:『漂流教室』などで第20回“小学館漫画賞”受賞
1995年:漫画家としての活動を休止
2005年:映画『楳図かずお恐怖劇場』シリーズ公開
2014年:長編ホラー映画『マザー』にて映画監督デビュー
2018年:『わたしは真悟』が第45回アングレーム国際漫画祭にて“遺産賞”受賞
2019年:“文化庁長官表彰”受賞
2022年:『ZOKU-SHINGO 小さなロボット シンゴ美術館』公開
2023年:第27回手塚治虫文化賞にて“特別賞”受賞
楳図かずお氏は、小学生の頃に手塚治虫氏の「新宝島」に出会い、漫画家を志すようになりました。
高校卒業後、プロの漫画家として活動を開始し、瞬く間に人気作家へと駆け上がります。
ホラー漫画の第一人者として名を馳せるものの、1995年からは漫画の執筆を休止。タレント活動や映画監督など、新たな分野に挑戦していきます。
休筆中も、過去の作品が高く評価され、数々の賞を受賞。
とくに、第45回アングレーム国際漫画祭での遺産賞受賞は、日本人としては水木しげる氏らに次ぐ3人目の快挙であり、世界的な評価の高さを証明しました。
そして2022年、27年ぶりに発表された新作が、101点の連作絵画『ZOKU-SHINGO 小さなロボット シンゴ美術館』です。
『ZOKU-SHINGO 小さなロボット シンゴ美術館』で新境地を開拓
楳図かずお氏の漫画作品には、常に芸術的な感性が光っていました。
その才能が本格的に開花したといえるのは、4年の歳月をかけて完成させた101点の連作絵画「ZOKU-SHINGO 小さなロボット シンゴ美術館」です。
原画をコピーし、アクリル絵の具で彩色されたこの作品は、漫画と美術を融合させた新たな芸術として注目を集めています。圧倒的な画力と構成力、そして比類なき芸術性によって、楳図かずお氏の過去と未来を一度に見渡せるような、壮大な作品となりました。
今後の創作活動への期待が高まる中、楳図かずお氏の新たな挑戦から目が離せません。
福ちゃんでは「楳図かずお」氏の作品を買取強化中

楳図(うめず)かずお氏は、ホラー漫画界の巨匠としてだけでなく、タレント・音楽家・現代アーティストなど、多岐にわたる分野で活躍するマルチな才能の持ち主です。
福ちゃんは、楳図かずお氏の銅版画『猫目小僧』を2万円で買取いたしました。
査定では、「猫目小僧」の人気や、楳図かずお氏の卓越したメゾチント技法など、さまざまな要素を考慮し、作品の魅力を最大限に評価させていただきました。
もしお手元に、楳図かずお氏の作品が眠っているようでしたら、ぜひ福ちゃんにご相談ください。
骨董品に精通した専門査定士が、お客様の大切なお品物を査定いたしますので、作品の価値に見合った買取価格のご提示が可能です。
楳図かずお氏の作品はもちろん、その他の現代アート作品も喜んで買取させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
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