- 骨董品
- 2025.07.03
昭和ガラスは買取してもらえる?価値が高い理由や買取相場などを解説

「昭和ガラスを買い取って欲しい」
「昭和ガラスの価値はどれくらい?」
など、昭和ガラスの買取について知りたい方のために、買取相場などを解説いたします。
昭和ガラスの価値が高い理由や高く売れやすいものについても紹介しているため、ぜひご参考にしてください。
昭和ガラスとは?

昭和ガラスは昭和時代に流行したガラスで、住宅などの窓に広く使用されました。
まずは、昭和ガラスの特徴や用途、歴史について解説いたします。
昭和ガラスの特徴
昭和ガラスとは、片面に凹凸の模様が施された型板ガラスです。
草花モチーフや幾何学模様、ダイヤ、なると、折り鶴など数十種類が存在します。最盛期には100種類にものぼったといわれるほどです。
それぞれのパターンに名前とテーマがあり、多くの種類から自分だけのお気に入りを選ぶことも楽しみのひとつとされていました。
厚さは2〜6mmで、細かな線が彫り込まれたものは光の当たる方向によって表情が変わるといった特徴もあります。
昭和ガラスの用途
昭和ガラスの主な用途は、浴室やトイレ、玄関、外に面している部屋などの窓です。「人目を避けたいけど窓は欲しい」という際、凹凸の模様が目隠しになる昭和ガラスが好んで使われていました。
そのほか、食器棚やガラス障子などさまざまな部分に使用され、視界を遮るためだけではなく部屋などを装飾する要素も強かったといわれています。
昭和ガラスの歴史
「昭和ガラス」と呼ばれているものの、誕生したのは大正時代といわれています。最も流行したのは1960〜1970年代であったことから、昭和ガラスと呼ばれるようになったのです。
当時の日本は高度経済成長期であり、マイホームがある種のステータスとして日本中に建ち始めた時期です。
そのため、昭和ガラスは飛躍的に需要が高まり、各メーカーも多数の種類を販売しました。
1970年代後半になると、昭和ガラスのブームは終焉を迎えることになります。目隠しは昭和ガラスよりカーテンが選ばれるなど、徐々にその姿を見ることが少なくなりました。
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昭和ガラスの価値が高い理由

- ✔︎ 希少価値が高い
- ✔︎ 需要が高まっている
- ✔︎ リメイク品が注目されている
現在、50年以上の時を経て昭和ガラスが再度注目されるようになっています。
買取市場でも流通し、なかには高く評価されている昭和ガラスも見受けられるようになりました。
その理由としては、主に上記3つが考えられています。
希少価値が高い
昭和ガラスは現在ほとんど生産されていないため、希少価値が高まっています。
当時はさまざまな柄が販売されていたものの、そのほとんどが廃盤となりました。
現在では生産されていない希少なガラスであり、当時の歴史的背景を反映するものでもあることから、貴重なものとして高く評価されています。
需要が高まっている
昭和ガラスは種類が豊富なことや、手に入れにくいことから、コレクター魂をくすぐる逸品として収集家に注目されています。
また、近年は昭和レトロブームで昭和時代のアイテムが人気です。そういった背景から昭和ガラスの需要も高まっており、希少性も相まって値打ちが向上しています。
リメイク品が注目されている
ここ数年、廃材などを日用品などに仕立て直す「アップサイクル」に関心が集まっています。なかでも、昭和ガラスをお皿などのガラス製品に生まれ変わらせる「リメイク品」は、SNSなどで多く見られるようになりました。
昭和ガラスの美しい模様を再利用し、時代にあった日用品を作り出すリメイク作家も多いため、昭和ガラスはその価値を高めているのです。
昭和ガラスの買取相場

昭和ガラスの買取相場は、大きさや模様、状態などによって大きく異なります。
厚みやサイズは評価に大きく影響するといわれており、ご家庭で使用される一般の昭和ガラスは2〜4mmの厚さが多く、数百円から数千円で買い取られることが多いでしょう。
サイズが大きかったり模様が希少だったりするものは、数万円ほどの値がつくこともありますが、非常に稀といわれています。
また、状態が悪いものや需要が見込まれないと判断されたものなどは、買取を断られる可能性もあるでしょう。
買い取ってもらえるかどうかの基準は買取業者によって異なるため、まずは相談してみましょう。
高く売れやすい昭和ガラス

- ✔︎ 細かい模様が入っている
- ✔︎ サイズが大きい
細かい模様が入っていたり、サイズが大きかったりする昭和ガラスは、高く評価される傾向にあります。
細かい模様が入っている
細かい模様が入っている昭和ガラスは、視覚を遮る効果が高いうえに芸術的デザインが鑑賞できます。
また、光の当たり方や見る角度によって違う美しさが楽しめる特徴を持っている点も、注目されている理由です。
そのため、細かい模様の昭和ガラスは査定額の向上が期待できるでしょう。
サイズが大きい
サイズが大きい昭和ガラスは、高額買取される可能性があります。
窓や障子戸などに使用されている昭和ガラスには、大きなサイズのものが見られます。
ガラスなどは大きさと買取価格が比例する部分があり、サイズが大きければ大きいほど高額になる傾向があるのです。
また、昔のガラスであるため、大きいものはあまり残っておらず、希少価値が認められることも高く評価される理由です。
現在は昭和ガラスの復刻版が流通している

現在、全盛期に使用されていた昭和ガラスの型は、海外で活躍しています。
国内では基本的に昭和ガラスを量産していません。しかし、海外では昭和ガラスの美しい模様が人気を集めており、昭和ガラスの復刻版が盛んに生産・流通しています。
海外で作られた昭和ガラスの復刻版は日本にも輸入されており、国内のガラスメーカーが販売している昭和ガラスのほとんどが海外からの輸入品です。
昭和ガラスの買取は福ちゃんにお任せください

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大きなガラスなど持ち運びに不安がある場合も、安心して査定を受けられるでしょう。
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まとめ
昭和ガラスは、昭和時代に流行した型板ガラスです。全盛期はさまざまな模様が販売され、100種類にも及んだといわれています。
主にトイレや浴室、道路に面した部屋の窓などに使われ、食器棚やガラス障子など多くのご家庭で親しまれてきました。
人目を遮りながら窓を設置でき、部屋のインテリアにも有効なアイテムとして人気で、高度経済成長期には昭和ガラスを取り入れたマイホームが多数建築されたといわれています。
ブームの終焉とともに国内ではほとんど生産されなくなり、現在では希少価値が高い骨董品として注目されているアイテムです。
種類が多くコレクターに需要が高いことや、食器などにリメイクされた製品へ関心が集まっていることで、骨董市場では盛んに取引されているのが見受けられます。
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