- 食器
- 2025.12.18
いらない食器はどのように処分する?売却できる食器と正しい処理方法

引っ越しや大掃除などで不要な食器が見つかって、どのように処分すればよいか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。食器の原料は陶磁器やガラス・金属などさまざまで、処分方法もそれぞれ異なります。
中には、ブランド食器や貴金属を使った食器もあるでしょう。そのような食器は価値が高く、高値での売却も可能です。この記事では、不要になった食器をまとめて処分する方法を紹介します。状況に応じて適切な方法を選ぶことで、スムーズかつ賢く処分できます。
いらない食器を処分する方法

使わなくなった食器を手放す方法には、いくつかの選択肢があります。素材や状態・ブランドとしての価値をよく考えて、適した方法を選ぶことが大切です。食器を処分する3つの方法をチェックして、手持ちの食器の特徴に応じた方法で賢く処分しましょう。
自治体のごみ回収に出す
価値が低い食器や破損している食器は、自治体のごみ回収に出すのが基本です。陶磁器やガラス製の食器は、「不燃ごみ」に分類している自治体が多いでしょう。金属製の食器は「金属ごみ」として扱われるのが一般的ですが、自治体によって回収方法はさまざまです。
プラスチック製の食器は「可燃ごみ」とされる地域が多いものの、一部では資源として回収している自治体もあります。各自治体で定められた分別ルールは異なるため、処分前に居住地の自治体の分別ルールや出し方を確認してからごみに出しましょう。
ボランティア団体に寄付する
まだ使える状態の食器であれば、ボランティア団体への寄付も処分方法のひとつです。家庭で不要になった日用品を集めて、福祉団体に届ける活動を展開しているNPO法人もあります。
寄付を検討する際は、各団体が受け入れている品物の条件の事前確認が欠かせません。破損していない・汚れが落とせる状態であるなど、基本的な条件を満たしていないものを寄付しても、余計に迷惑になってしまいます。
食器を送付するときは割れ物として丁寧に梱包し、緩衝材を入れて安全に届くよう配慮しましょう。寄付により必要とする人に届けることで、費用をかけずにいらない食器を手放せて、社会貢献もできます。
リユースショップに売却する
いらない食器を処分する方法として、リユースショップへの売却も挙げられます。リユースショップを活用することで、処分と現金化が可能です。ただし、多くのリユースショップで買取対象となるのは、未使用品のみです。使用済みの食器は衛生面の観点から、買取を断られるケースが大半でしょう。
また、店舗によっては有名ブランドの食器のみを取り扱う方針を採用している場合もあります。ノーブランドの食器を受け付けている店舗もありますが、買取条件や取扱商品は店舗ごとに異なるため注意が必要です。売却を検討する際は、事前に店舗のWebサイトや電話で買取条件を確認しておくと失敗が減ります。
骨董品・ブランド品を扱う買取業者に売却する
高級ブランド食器や骨董品としての価値がある食器を処分するなら、骨董品・ブランド品を扱っている買取業者に売却するのがおすすめです。エルメスやマイセン、バカラ、ウェッジウッドといった海外の名門ブランド食器は、高額査定が期待できるでしょう。素材そのものに価値がある貴金属を使用した食器も同様です。
骨董品・ブランド品を扱う買取業者には、ブランド価値や希少性を正しく評価できる査定士が在籍しています。リユースショップよりも高値での買取が付くかもしれません。カップ&ソーサーやティーセット、プレートなど、さまざまなアイテムが対象です。
使わないけれど価値が高い食器を所持しているという場合、まずは骨董品・ブランド品を取り扱っている買取業者が近くにないかチェックしてみてください。
査定・出張費・手数料はすべて無料。
いらない食器を処分する流れ

いらない食器を処分する際は、価値があるものとないもので分けて処分する必要があります。適切に分けないと、本来売却できたはずの食器を処分したり、逆に買取不可のものを査定に出して時間を無駄にしたりする可能性があるためです。いらない食器を効率的に処分する、具体的な流れを紹介します。
処分するものと買取に出すものを分ける
いらない食器を処分するときは、ごみ回収に出すものと買取に出すものを分けるのが第一歩です。 分類する際には、食器の素材・ブランド・状態を基準としましょう。
- 有名ブランドの食器や貴金属を使用した食器:買取に出す
- ノーブランドの食器や破損・ひび割れがある食器:自治体のごみ回収に出す(未使用品やほぼ使っていないノーブランド品なら寄付も選択肢)
買取に出せるか判断が難しい場合は、とりあえず査定を依頼してみるのもひとつの方法です。査定料が無料の業者も多いため、気軽に相談できます。
買取業者に査定を依頼する
食器の仕分けが終わったら、信頼できる買取業者に査定を依頼しましょう。査定方法には大きく分けて出張買取・宅配買取・店頭買取の3種類があります。店舗までの距離や受付時間、食器の量を考慮してベストな方法を選びましょう。
また、どのような買取業者を選ぶのかも大切です。未使用品のノーブランド食器ならリユースショップが、貴金属を使用したものなら貴金属取扱店が、骨董品なら骨董品店を選ぶことをおすすめします。
買取不可のものをまとめて処分する
買取査定で値が付かなかった食器や当初から処分を予定していた食器は、自治体が定める分別ルールに従って適切に処分しましょう。自治体によって細かな分別方法や出し方が異なるため、事前にしっかり確認する必要があります。
大量の食器を一度に処分する場合は、不用品回収業者への依頼も選択肢です。費用がかかるものの、自宅まで引き取りに来てくれるため運搬の手間がかかりません。ただし、家庭ごみを処分できるのは「一般廃棄物収集運搬業」の許可を持つ業者に限られるため、依頼前に許可を受けているか確認しましょう。
高値で売却できる食器の特徴

食器の中には予想以上の価値を持つものもあり、適切な方法で売却すれば思わぬ収入につながる可能性があります。高値で取引されるのはどのような食器なのでしょうか。買取市場で高く評価される食器の特徴を詳しく紹介します。手持ちの食器に高値で売れるものが含まれていないか、チェックしてみましょう。
有名ブランドのもの
高値で売却できる食器の代表格として、海外の名門ブランド品が挙げられます。マイセンやロイヤルコペンハーゲン、ウェッジウッドといった有名メーカーの食器は需要が高く、高額査定に期待できるでしょう。ほかにもバカラのクリスタルガラス製グラスや、ノリタケ・大倉陶園などの高級洋食器も高値が付きやすい製品です。
ブランド食器を処分したい場合は、専門知識を持った買取業者へ査定を依頼することをおすすめします。希少価値が高い製品であれば未使用品はもちろん、使用済みでも売却できる可能性が高まります。
貴金属を使用しているもの
金・銀・プラチナ・パラジウムなどの貴金属を使用した食器は、高値が付く可能性の高い製品です。貴金属は市場で日々取引されており、明確な相場が存在します。素材そのものに価値があるため、破損しているものでも買取対象です。
食器としてのデザイン性だけでなく、金属としての価値が査定額に反映されます。具体的な金額は貴金属の種類によっても異なるため、一度査定を依頼してみましょう。特に金は貴金属の中でも価値が高く、高ければ数百万円もの値が付きます。
骨董品に該当するもの
古伊万里や古九谷、オールドノリタケ、オールドバカラといった骨董品に該当する食器は、歴史的・美術的な価値が評価されるため高値が付きやすい傾向があります。
陶磁器やガラスは経年劣化しやすい素材のため、古い時代に作られていながら良好な状態で現存しているものは多くありません。コレクターからの評価も高くなります。ただ、骨董品には贋作のリスクも付きまといます。本物を見分けるには、底面に刻まれた落款や裏印などを細かくチェックする必要があります。
真贋判定が難しい場合は、骨董品に精通した買取業者への査定を依頼しましょう。
いらない食器を売却するときのチェックポイント

食器を売却するとき、業者選びや事前準備を怠ると適切な価格が付かない可能性があります。適切な査定額を引き出すには、紹介する2つのポイントを意識しましょう。
売りたい食器の特徴に強い買取業者を選ぶ
食器を売却する際は、その食器の種類や特徴に応じた専門性を持つ買取業者を選ぶことが重要です。 例えば金や銀などの貴金属を使用した食器は、貴金属を扱う買取業者に査定を依頼すると良い結果が期待できます。
一方で骨董品や歴史的価値のある食器、ブランド品の食器は、骨董品やブランド品を適正に評価できる査定士がいる業者に依頼する必要があります。売却したい食器の特徴を見極め、それぞれの分野に精通した買取業者を選ぶことで、より高い買取価格を実現できる可能性が高まるはずです。
事前にある程度の相場を調べておく
高級食器を売却する際は、事前にある程度の相場を調べておくことが大切です。相場を把握しておくことで、査定額が適正かどうかを判断でき、納得のいく価格での売却を実現しやすくなります。
骨董品に該当する食器の場合は、オークションサイトや骨董市での取引履歴を参考にするのがおすすめです。貴金属を使用した食器については、金・銀・プラチナ・パラジウムなどの貴金属相場を確認しておきましょう。貴金属の市場価格は日々変動するため、査定当日に地金商のサイトで最新の相場をチェックする必要があります。
いらない食器の買取は福ちゃんへ!

ブランド食器や貴金属を使用した食器など、いらない食器の処分を検討する際は専門知識を持った買取業者を利用するのがおすすめです。買取業者を探しているなら、ぜひ福ちゃんにご相談ください。福ちゃんの買取サービスを利用するメリットや魅力を紹介します。
さまざまなアイテムを広く取り扱っている
福ちゃんでは骨董品・ブランド品・貴金属など、多種多様なジャンルのアイテムを買い取っています。いらない食器を処分する際に、骨董品に分類されるものも貴金属製のものも、まとめて査定に出せるのがメリットです。
福ちゃんには各分野に精通した査定士が在籍しているため、食器の素材や特徴に応じた査定士が適切に価値を見極めます。一度の依頼でさまざまなアイテムを査定できるため、時間や労力の節約にもつながるでしょう。食器以外の売却したいアイテムがある場合も、まとめて依頼できます。
出張買取・宅配買取・店頭買取を実施
福ちゃんでは出張買取・宅配買取・店頭買取の3つの買取方法を用意していて、状況に応じた方法を選べます。出張買取は査定士が自宅を訪問し、その場で査定と買取を行うサービスです。出張料や査定料・キャンセル料はかかりません。大量の食器がある場合や、持ち運びが難しい場合におすすめです。
宅配買取は売却したいものを梱包し、発送するだけで利用できます。梱包キットは福ちゃんが用意するため、梱包資材を準備する手間もかかりません。店頭買取はその場で査定でき、近くの店舗に売却するものを持ち込むだけで利用可能です。すぐに査定額を聞けるため、納得いただければ買取金額をその場で支払えます。
まとめ

いらない食器の処分方法には、自治体のごみ回収、ボランティア団体への寄付、リユースショップや骨董品店への売却など複数の選択肢があります。賢く処分するには、食器の素材やブランドを確認し、買取に出すものと処分するものを分ける作業が必要です。
食器を買取に出そうと考えている方は、ぜひ福ちゃんの買取サービスをご利用ください。福ちゃんでは骨董品やブランド品、貴金属に強い査定士が在籍しており、食器ひとつひとつの価値を正しく査定しています。