- 古銭
- 2025.05.03
旧紙幣(旧札)の価値は?高価買取のポイントや外国のお札について解説

旧紙幣(旧札)の価値が気になる方へ向けて、買取の基礎知識や高価買取が期待できる紙幣の特徴、さらには外国紙幣の取り扱いまで幅広く解説いたします。
身近に眠っている旧紙幣(旧札)や古紙幣の中には、思いがけないプレミア価格がつくものもあるのです。
この記事では、より高額査定を狙うためのポイントや具体的な売却手段についても詳しくご紹介。また、旧紙幣をより高く売却するための方法をまとめていますので、ぜひ最後までご一読ください。
【紙幣買取の基礎知識】旧紙幣(旧札)とは?
旧紙幣(旧札)とは、私たちが日常で目にする機会が少なくなり、現在では一般的に流通していない過去に発行されていたお札のことを指します。
たとえば、現在流通している渋沢栄一の1万円札(F号券)に対して、その前に発行されていたE号券も「旧紙幣」に該当します。
古くなった紙幣でも法定通貨として使える場合がある一方で、コレクター市場では思わぬプレミア価値がつくケースも。
まずは旧紙幣の基本的な特徴について理解しておきましょう。
旧紙幣(旧札)の特徴
旧紙幣(旧札)は、現在発行されている最新のデザインやシリーズの前に流通していた紙幣です。
日本では、新しい紙幣が発行されると徐々に古いものとの置き換えが進み、日常生活で見かける機会が減っていきます。
しかし、法定通貨である限り、古いデザインの紙幣でも支払いに使えたり、銀行で新しいお札と両替できたりする特徴があります。
また、旧紙幣には、その時代ならではの偽造防止技術や特徴的な肖像画が採用されており、コレクターにとっては魅力的な収集対象となることも珍しくありません。
古紙幣との違い
「旧紙幣」と「古紙幣」という言葉は、現在発行されていない昔の紙幣の意味としては共通しています。また、古銭業界では、貨幣として価値があるかどうかでも分類されています。
「旧紙幣」は、D号券やE号券など発行されていなくとも貨幣として価値があり、銀行での交換やお買い物での利用も可能です。一方で、「古紙幣」は貨幣としての価値がありません。
✔ 旧紙幣の例:D号券やE号券、大黒1円と呼ばれる旧兌換銀行券1円など
✔ 古紙幣の例:裏大黒5円と呼ばれる旧兌換銀行券5円など
価値がある旧紙幣(旧札)の特徴は?
旧紙幣のすべてが高値で取引されるわけではなく、その中でも特別な希少性や独自の特徴によってプレミアがつく紙幣も存在します。
エラー印刷や珍しい記番号、帯付きの保存状態など、コレクターの心をくすぐる要素がそろっている紙幣ほど高価買取が期待できる傾向にあります。
ここでは、旧紙幣の価値について、具体的にどのようなポイントに注目するとよいのかを詳しく見ていきましょう。
エラー印刷があるもの
エラー印刷がある旧紙幣は、コレクターにとって非常に魅力的な存在となっています。
印刷時のズレや印刷された部分の抜け、裁断位置のズレなど、通常であれば厳格な品質管理の過程で除外されるはずが、何らかの理由で流通してしまった紙幣が「エラー紙幣」と呼ばれています。
こうした紙幣は、世の中に出回る数が圧倒的に少ないため、希少価値も非常に高いのが特徴です。
日本の紙幣は、厳密な印刷管理が行われているため、エラー紙幣が発行される確率はごくわずか。そのため、状態によっては数万円から数十万円の値段がつくことも珍しくありません。
プレミア価値がつく記番号があるもの
旧紙幣の中でも、記番号(シリアルナンバー)が特別な組み合わせになっている紙幣には、思わぬプレミア価値がつくことがあります。
代表的な例としては、すべて同じ数字が並んだ「ゾロ目」(たとえば“A111111A”のような連続数字)や「AA券」「ZZ券」といった珍しい組み合わせが挙げられます。
こうした珍番号の紙幣は、熱心な収集家からの人気が高く、通常の額面価格をはるかに超える金額で取引されることも少なくありません。
とくに未使用状態やピン札(新札の状態)であれば、さらに高値での買取を期待できる可能性が高まります。
帯がついているもの
「帯付き」とは、銀行から出庫された際の紙帯(帯封)がそのまま巻かれている状態の紙幣を指します。通常、紙幣は100枚単位で帯封がなされ、いわゆる「新札束」として銀行から出庫されます。
帯付きの紙幣は、その紙幣が未使用であることの証明になりやすく、また専用の箱などで大切に保管されているケースが多いため、コンディションも非常に良好であることが大きな魅力です。
このように帯付きの状態で保存されていれば、バラ状態の旧紙幣よりもさらに高額な査定が期待でき、コレクターからの需要も自然と高まるでしょう。
福沢諭吉などの旧紙幣(旧札)は価値が上がっている?
ここでは、身近な旧紙幣として広く知られている福沢諭吉の1万円札や樋口一葉の5,000円札、野口英世の1,000円札やすでに発行が終了している夏目漱石の1,000円札について、特徴や市場価値を詳しくご紹介します。
現行札と比べて希少価値が高まっているものや、特別な記番号が存在する場合もあるため、ぜひお手元にある紙幣と照らし合わせてご覧ください。
福沢諭吉の1万円札
福沢諭吉の1万円札には、D号券とE号券の2種類があります。非常によく似た図案構成ですが、E号券には「ホログラム」が入っているため見分けやすい紙幣といえます。
E号券は順次終了予定となっているものの、市場でもまだ広く流通しており、基本的には額面どおりの価値しかありません。
ただし、未使用の極美品や珍しい番号の組み合わせである場合には、思わぬプレミアがつくこともあります。
とくに、エラー印刷が含まれるものや記番号の珍しい紙幣については、コレクターの間で数万円以上の価格で取引されるケースも見られます。
樋口一葉の5,000円札
樋口一葉の5,000円札(2004年発行)は、表面に日本初の女性作家として知られる樋口一葉の肖像が描かれ、裏面には尾形光琳の名作「燕子花図」が美しく再現されています。
通常は額面どおりの扱いを受けますが、未使用の極美品やエラー紙幣、ゾロ目など希少な番号の組み合わせには、プレミア価値がつくこともあります。
また、目の不自由な方々にとってより識別性を向上させることを目的として、2014年からホログラムの形状が変更に。同時に記番号も黒色から褐色へと変更されています。
野口英世の1,000円札
野口英世の1,000円札は、2004年に登場して現在は順次発行終了が予定されているE号券です。
裏面には日本を代表する景観である富士山と桜が美しく描かれており、日本の象徴的な風景として国内外で人気を集めています。
基本的には額面(1,000円)そのままの価値ですが、記番号がゾロ目になっていたり、何らかのエラー印刷が含まれている場合はコレクター価値が生まれ、プレミア価格になるケースもあります。
また、銀行から出たままの未使用新札(ピン札)や帯付きの状態で保管されていると、コレクターからの需要が高まり、思わぬ高値がつく可能性も出てくるでしょう。
夏目漱石の1,000円札
夏目漱石の1,000円札は、1984年から2007年までの長期間にわたって発行されていました。裏面には向かい合う鶴の姿がデザインされた紙幣です。
現在は発行が完全に終了しているため、法定通貨としての価値は変わらないものの、実際の流通量は徐々に減少しています。
市場価値としては、通常の使用済み紙幣であれば額面どおりの評価になりますが、未使用で美品状態の紙幣、特別な記番号の組み合わせやエラー印刷が見られる紙幣は状態によっては高値がつくこともあります。
文豪・夏目漱石の知名度や、デザイン自体の人気からも、コレクター需要が根強く残っている紙幣だといえるでしょう。
高価買取に期待!需要の高い旧紙幣・古紙幣一覧
ここでは、明治期から大正・昭和初期にかけて発行された、骨董的価値の高い旧紙幣・古紙幣をご紹介します。
これらはいずれも現代で目にする機会がめっきり減った、歴史的背景を色濃く持つ紙幣ばかりです。そのため、保存状態や希少性によっては数万円から数十万円という驚くべき価値を持つことも。
もし押し入れの整理や実家の片付けなどで偶然見つけた場合は、安易に捨てたり銀行で両替に出したりする前に、専門業者へ一度査定してもらうことをオススメします。
以下の一覧表で主な古紙幣をまとめてみました。
▼名称 | ▼発行額面 | ▼価値・特徴 |
明治通宝 | 100円・50円・10円・5円・2円・1円・半円・20銭・10銭 | 明治初期に発行された初期の近代紙幣。流通量が少なく美品は高額査定が期待できる。 |
旧国立銀行券 | 20円・10円・5円・2円・1円 | 明治6年から発行。紙幣番号や印刷状態の良いものは骨董的価値が高い。 |
新国立銀行券 | 5円・1円 | 旧国立銀行券を改良し印刷技術を上げたもの。状態が良いほど高値がつきやすい。 |
改造紙幣 | 10円・5円・1円・50銭・20銭 | 明治期から発行された紙幣を偽造防止のために再デザインしたもの。希少性と歴史的背景により高値で取引されることがある。 |
日本銀行兌換銀券 | 100円・10円・5円・1円 | 銀と交換できることを保証した紙幣。発行枚数が限られており、シリーズによってはレア度が高い。 |
改造兌換銀行券 | 100円・10円・5円・1円 | 偽造防止技術を強化した兌換銀行券。発行枚数が少ないものは高値がつくことも。 |
甲号・乙号兌換銀行券 | 甲号:100円・10円・5円 乙号:5円 |
明治32年より発行された兌換銀行券。紙質が弱く美品も少ないため、きれいな状態だと高額査定が期待できる。 |
大正兌換銀行券 | 20円・10円・5円・1円 | 大正期に発行。戦後まで残っているのは少数であり、希少価値が高い。 |
外国の旧紙幣(旧札)の価値は?
日本の旧紙幣だけでなく、実は外国の旧紙幣にも思いがけないプレミア価値が隠れていることをご存知でしょうか。
海外旅行の際に使い切れず持ち帰った紙幣や、お土産としてもらった海外紙幣の中にも、コレクターにとっては非常に価値のある一枚が含まれているかもしれません。
ここでは、とくに歴史的に有名なハイパーインフレ時代のペンゲー紙幣、かつてのソビエト連邦の紙幣、そして中東地域などで使われたディナール紙幣を例に挙げて解説いたします。
それぞれの特徴や現在の市場価値について詳しく見ていきましょう。
ペンゲー紙幣
「ペンゲー紙幣」は、1927年から1946年にかけてハンガリーで法定通貨として使用された紙幣です。第二次世界大戦後に発生した、世界史上最悪級の「ハイパーインフレ」を象徴する紙幣として広く知られています。
インフレがピークに達した時期には、なんと1垓(がい)ペンゲー(10の20乗)や10垓ペンゲー(10の21乗)という天文学的な数字が刻まれた、超高額面の紙幣が発行されたのです。
現在では当然ながら通貨として使用価値はないものの、重要な歴史的資料としての価値や、世界的なインフレーションを物語る逸話性の高さから、コレクター市場ではとりわけ希少な券種として高値がつくこともあります。
古銭市場でも、美品の1垓ペンゲーで数千円から1万円前後、10垓ペンゲーで数万円から10万円程度の価値が見込まれます。
ソビエト連邦紙幣
「ソビエト連邦紙幣」は、1922年の連邦成立から1991年の崩壊までの約70年間に発行された紙幣です。レーニンの肖像や、社会主義の象徴である鎌と槌を組み合わせた国章などが特徴的です。
ソ連の多民族国家としての性格を反映して、多言語表記がなされている紙幣も多く、その歴史的・政治的背景の濃さから海外コレクターにも根強い人気を誇っています。
比較的流通量が多かった1961年発行シリーズなどは落ち着いた金額になることが多いものの、未発行の試作紙幣や極めて保存状態の良い紙幣、珍しいエラー紙幣などは、状態によって額面以上の価値がつくこともあります。
たとえば、1947年の帯付きルーブル紙幣がまとめて数十万円超で取引された事例も。美品であれば1枚でも数千円から数万円になるケースも多く見られます。
買取に出す際は、発行年代やバージョンの確認が重要になってくるでしょう。
ディナール紙幣
「ディナール」と名付けられた紙幣は、中東諸国や旧ユーゴスラビア地域など、世界複数の国々で使用されてきました。
旧ユーゴスラビアでは1990年代に深刻なハイパーインフレが発生し、あっという間に5000億ディナールといった、信じられないほどの超高額紙幣が大量発行された時期もあります。
一方で、王政時代などの歴史的に古いディナール紙幣は、当時の発行枚数自体が限られているため、良好な状態で保存されていればコレクターズアイテムとして驚くほど高額で取引されることも。
また、イラクやクウェートなどで発行されたディナール紙幣も、それぞれの国の歴史的背景や独特のデザイン性が評価され、希少性と状態次第では予想以上の高値となるケースも少なくありません。
古銭市場では、イラクディナールで高額取引されている事例が多く見られ、帯付きの新札などで数十万円から百万円に近い価格帯になることも。
比較的新しい2013年以降のイラクディナールでも高値で推移しているため、お手元にある場合は査定に出す価値が十分にあるでしょう。
旧紙幣・古紙幣で高価買取を狙うときのポイント
旧紙幣や古紙幣に高額査定がつくかどうかは、希少性や保存状態の良さ、そしてコレクター市場での需要の高さが大きく影響します。
長年大切にタンスや押し入れにしまっておいた紙幣は、知らないうちに驚くほどの価値を持っている可能性が十分にあるのです。
ここでは、より高価な買取額を目指すうえで意識しておきたい重要なポイントを、3つの観点から詳しく解説いたします。
状態が良いうちに買い取ってもらう
紙幣の保存状態は、査定額を大きく左右する重要な要素です。折れやシワ、汚れ、変色などのダメージが少なければ少ないほどコレクターからの評価も自然と高まり、結果として高値がつく傾向があります。
とくに、エラー紙幣や珍しい記番号を持つ紙幣の場合、ほんのわずかな汚れや傷でも査定額に大きな影響を与えることがあるため、発見したらできるだけ早めに専門の買取店へ査定を依頼することがベストです。
時間が経過するにつれて紙質の劣化や変色が進み、保存状態が徐々に悪化していくリスクもあるため、「高く売れるかも」と思い立ったらすぐに行動へ移すことが高価買取へのポイントといえるでしょう。
付属品も一緒に査定へ出す
旧紙幣や古紙幣をコレクターから購入した際や、何らかの記念品として入手した際に、鑑定書や真贋証明書などが付属している場合は、必ずそれらも一緒に査定へ出すようにしましょう。
こうした付属書類があることで、その紙幣が本物であることや保存状態の履歴が明確になり、買取業者側としても安心して高い査定額をつけやすくなります。
また、もともと紙幣が専用の箱や保護ケースに入れられて保管されていた場合、その付属品自体もプレミア要素として評価されることがあります。
紙幣を買取に出す際は、関連する付属品はすべてまとめて持ち込むことがオススメです。
できるだけ手を加えない
見た目を良くしようとの善意から、紙幣の洗浄やアイロンがけなどを自身で行ってしまうと、逆に価値を大きく損ねてしまう可能性があります。
紙幣は水分や熱に非常に弱く、不適切な処理を施すとインクがにじんだり、紙質そのものが変化したりするリスクがあるためです。
また、専門家による査定の際に「後から手が加えられた形跡」が見られると、真贋判断も難しくなり、結果的に査定額が下がってしまうこともあります。
多少の汚れや折れがあったとしても、素人判断で修復を試みるのではなく、そのままの状態で専門の買取業者に相談することが最善の選択といえるでしょう。
旧紙幣・古紙幣を買い取ってもらう方法は?
旧紙幣や古紙幣を手放す方法としては、フリマアプリやオークションサイトを通じた個人間取引が挙げられます。
また、お近くのリサイクルショップや古銭専門業者への持ち込み、さらには銀行で新札への両替まで、実にさまざまな選択肢があります。
それぞれの方法にはメリットとデメリットが存在するため、自身の目的や手間をかけられる程度、リスクへの許容度などを考慮して、最適な買取手段を選ぶことが大切です。
フリマアプリの利用
近年、利用者が増えているフリマアプリは、個人対個人で直接取引を行うため、自身が希望する価格で出品ができます。
珍しい記番号の紙幣やエラー紙幣などは、熱心なコレクターが直接買い手となってくれる可能性が高く、場合によっては業者査定よりも高値がつくこともあるでしょう。
ただし、出品作業や写真撮影、買い手とのやり取りや梱包・配送といった手間がかかるほか、相手とのトラブルなどのリスクも伴います。
また、専門知識を持たない場合は相場がわかりにくく、気付かないうちに相場より安く買いたたかれてしまう可能性や、支払いに関するトラブルが発生するリスクも否めません。
オークションサイトの利用
インターネットオークションサイトは、フリマアプリよりもさらに広い範囲に訴求でき、古銭・紙幣専門のコレクターも多数参加している特徴があります。
とくに希少性の高い紙幣や人気の高い古紙幣が出品された場合、複数の入札者による熱心な競り合いが発生し、予想を上回る高値で落札される可能性も。
ただし、オークション形式の性質上、終了間際の入札状況次第で価格が大きく変動するため、思ったよりも低い価格で落札されてしまうリスクも存在します。
また、出品から落札、発送までの一連の流れにかかる手間や時間も考慮する必要があるでしょう。
リサイクルショップでの買取
地域のリサイクルショップやリユースショップでは、ブランド品や家電製品、家具などと一緒に旧紙幣も買い取ってくれる場合があります。
手軽に持ち込みやすく、その場ですぐに現金化できる点が大きな魅力です。その反面、旧紙幣や古銭に詳しい専門スタッフが常駐していない店舗も多く、紙幣の価値を適正に評価してもらえない可能性があります。
状態が良く希少価値の高い紙幣であっても、市場相場を大きく下回る査定額が提示されることもあるため、とくに高額紙幣やコレクター向けの特殊な紙幣を売却する際には、専門の買取店を選ぶほうが賢明でしょう。
買取業者での買取
旧紙幣や古紙幣を専門的に取り扱う買取業者に依頼するメリットは、なんといっても正確で公正な査定が期待できる点です。
専門的な知識と経験を持つスタッフが真贋判定やプレミア度の確認を丁寧に行い、その時点での市場相場を踏まえた適正価格を提示してくれます。
また、買取方法も店舗への直接持ち込みだけでなく、ご自宅まで査定員が訪問する出張買取サービスや、宅配便で送るだけの宅配買取など多彩な選択肢から選べる場合がほとんどです。
これらは、忙しい方や遠方にお住まいの方にも利用しやすいのが大きな利点といえます。
希少性の高い紙幣を適正価格で手放したいとお考えの場合は、専門業者への査定依頼を積極的に検討するとよいでしょう。
銀行での両替
現在も法定通貨として有効な旧紙幣であれば、お近くの銀行窓口で新しいデザインの紙幣と両替することも可能です。
ただし、これはあくまで「額面どおり」の価値での両替であり、コレクター的な付加価値やプレミアム価格は一切考慮されません。
したがって、コレクターからの需要が見込める特殊な紙幣を持っている場合には、銀行で何気なく両替してしまうと、潜在的な希少価値を手放してしまうことになりかねません。
銀行での両替は、あくまで手軽に現行紙幣に交換したい人向けの最終手段として考えておくとよいでしょう。
価値を正しく評価!旧紙幣(旧札)の買取なら「福ちゃん」
旧紙幣・古紙幣の買取を検討されている方には、信頼と実績を兼ね備えた専門買取業者の「福ちゃん」がオススメです。
福ちゃんでは、紙幣や古銭などに関する豊富な専門知識と鑑定経験を持った熟練の鑑定士が丁寧に査定を担当し、それぞれの紙幣が持つ真の市場価値を正確に見極めた買取を行っています。
さらに、買取方法も多彩に取りそろえており、店舗への持ち込みはもちろんご自宅にいながら手軽に査定が受けられる「宅配買取サービス」や、ご希望の場所まで査定士が直接訪問する「出張買取サービス」も完備。
大切に保管してきた貴重な紙幣を傷つけることなく、スムーズかつ安心して査定・買取できる環境が整っていますので、どうぞ安心してお問い合わせください。
ご依頼はこちら
受付時間 9:00~20:00
(年中無休※年末年始は除く)
まとめ
旧紙幣や古紙幣の世界は、一見すると単なる「古いお札」に思えるかもしれません。
実はその中にエラー印刷や珍しい記番号、帯付きの未使用品など、コレクター市場で思いがけないプレミア価値のつく要素が数多く潜んでいます。
たとえば、福沢諭吉や樋口一葉、野口英世や夏目漱石といった日本を代表する偉人たちの肖像が描かれた歴代紙幣が挙げられます。
また、明治・大正時代に発行された歴史的価値が高い古紙幣も、状態次第では驚くほどの高価買取が期待できるジャンルです。
もしあなたのご自宅に眠っている気になる紙幣があれば、ぜひ専門買取業者「福ちゃん」に査定をご依頼いただき、正確で公正な評価を受けてみることをオススメします。