- 骨董品
- 2026.07.01
パブロ・ピカソの有名な絵は?代表作や若い頃の作品など解説

「ピカソの有名な絵には何がある?」
「ピカソの有名な絵はどれくらいの価値がある?」
など、ピカソの有名な絵について知りたい方のために、代表作やその価値などを解説いたします。
絵画の買取を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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パブロ・ピカソについて

ピカソは、フランスで制作活動を行ったスペイン生まれの画家です。およそ1万3,500点の油絵、10万点の版画、3万4,000点の挿絵などを遺し「最も多作な芸術家」としてギネスブックに載っています。
ひとつのスタイルに安定せず、常に新しい技法を開拓しながら亡くなる間際まで作品を生み出し続けました。
とくに知られているのは、歪んだフォルムやバラバラの形をしている「キュビスム」です。キュビスムは、対象をさまざまな角度から見て分解し、同時に1つの画面に収める手法で、近代美術に革命をもたらしました。
「空間をリアルに描く」という当時の常識を覆し、20世紀以降の芸術に多大な影響を与えたといわれています。
査定・出張費・手数料はすべて無料。
パブロ・ピカソの有名な絵

- ✓ ゲルニカ
- ✓ アビニョンの娘たち
- ✓ 泣く女
- ✓ 夢
- ✓ 老いたギター弾き
- ✓ パイプを持つ少年
- ✓ アルジェの女たち(バージョンO)
ピカソは実に多くの作品を残し、代表作と称されるものも多数存在します。そのなかからとくに注目されている7つをご紹介いたします。
ゲルニカ
「ゲルニカ」は、1937年にフランスで開催された「パリ万国博覧会」で発表された作品です。スペイン内戦中に起きたドイツ軍による無差別爆撃をテーマに作られた、ピカソ史上最も有名な絵といわれています。祖国の悲劇に対する激しい怒りと抗議を世界に伝えるために制作され、時代を超えて戦争の残虐さを訴える名作です。
3.5m×7.8mという圧倒的なスケールで、白・黒・灰色の3色のモノトーンから悲劇と生々しさが伝えられており、引き裂かれた体や、天を仰いで泣き叫ぶ母親、狂乱する馬などがキュビスムを用いて描かれ、凄惨な戦場のカオスが強烈に視覚化されています。
アビニョンの娘たち
「アビニョンの娘たち」は、1907年、ピカソが25歳のときに制作した作品です。パリの博物館で見たアフリカ彫刻の強烈な生命力に衝撃を受けたことがきっかけで描かれました。
モデルはバルセロナの歓楽街にいる5人の娼婦で、伝統的な遠近法を無視し、女性の体を四角や三角の幾何学的な形にバラバラに解体して平面的に描いています。最も注目を集めるのは、アフリカ民族が装着する仮面のように不気味に歪んだ右側にいる女性の顔です。
約500年続いた「リアルに美しく描く」という西洋美術の常識を破り、キュビスムの原点ともいえる作品であり、美術史の問題作ともいわれています。
泣く女
「泣く女」は、1937年にゲルニカとほぼ同時期に制作されました。モデルはピカソの愛人だった写真家のドラ・マールで、後にピカソは「私にとって彼女は常に泣く女だった」と語っています。
完成されたキュビスムの技法を使い、目、鼻、口、そして涙を受け止めるハンカチがバラバラに解体され、悲しみで顔がぐしゃぐしゃに引き裂かれたように描かれています。黄色や赤、緑といった毒々しいほど鮮やかな原色が使われており、精神的苦痛や強烈なインパクトを与える作品です。
夢
「夢」は、1932年に制作された作品で、ピカソが50歳のときにわずか1日で完成させたといわれています。当時22歳だった愛人マリー・テレーズ・ワルターが椅子で眠る姿を描いており、鮮やかな色彩と単純化されたラインが特徴です。
夢には隠されたモチーフが表現されているといわれ、上を向いた顔がピカソ自身、下を向いた顔がマリー・テレーズで、キスをした状態が描かれているという説があります。2013年には個人のコレクター間で約155億円で取引され、現在のアート市場でも歴史的な評価額がつけられました。
老いたギター弾き
「老いたギター弾き」は、ピカソがまだ20代前半の若者だった頃に作られた代表作です。親友だった画家「カルロス・カサヘマス」が失恋の末に自殺してしまったことにショックを受けたピカソは、その絶望や孤独を青い絵の具のみで表現し続ける「青の時代」と呼ばれる時期がありました。
老いたギター弾きは青の時代を代表する作品で、モデルはバルセロナの路上にいた盲目の老いたストリートミュージシャンです。画面全体が冷たい暗青色のトーンで統一され、貧困と孤独のなかに唯一の救いであるギターが描かれています。
パイプを持つ少年
「パイプを持つ少年」は1905年に制作され、青の時代から抜け出す過渡期の傑作といわれています。
モデルは、ピカソのアトリエに頻繁に出入りしていた「プティルイ」と呼ばれる青年とされ、左手のパイプや背景の鮮やかなバラが特徴です。この頃から赤やオレンジ、ピンクなどの明るい色調を取り入れた作品が増え「ばら色の時代」と称される時期に入ります。
パイプを持つ少年はばら色の時代を代表する作品といわれ、約135億円で落札されました。
アルジェの女たち(バージョンO)
「アルジェの女たち(バージョンO)」は、1955年、ピカソが73歳の熟練期に制作されました。19世紀フランスの巨匠ウジェーヌ・ドラクロワが描いた名画『アルジェの女たち』へのオマージュで、バージョンAからOの連作15本からなる作品です。
バージョンOは連作の最終形態にして集大成といわれ、ピカソが晩年に手がけた作品の最高傑作として知られています。ハーレムの女性をモデルに、鮮烈な色彩と磨き抜かれたキュビスムの技法を融合させたピカソの代名詞といわれ、2015年にはピカソの作品で最高額の約215億円で落札されています。
パブロ・ピカソ作品の買取価格

- ✓ 油彩画・・・数百万 〜 数百億円
- ✓ デッサン・・・数百万〜数千万円
- ✓ 版画・・・数万〜1,500万円
- ✓ セラミック・・・数十万〜1,000万円
上記は、作品の種類別にみたピカソの買取相場です。
油彩画・・・数百万 〜 数百億円
ピカソの油絵は、一点物の原画であるため市場に出回る数自体が極めて少なく、非常に希少です。日本国内では滅多に流通せず、市場価値は数百万円から数百億円にものぼります。
とくに評価の高い重要作品ともなれば、海外のオークションで100億〜200億円を超える異次元の値がつくこともあり、世界最高峰の高額資産として常に世界中から熱い注目を集めています。
デッサン・・・数百万〜数千万円
鉛筆やペンで描かれたピカソのデッサンは、500万円〜数千万円と油絵などに比べると比較的控えめな相場で取引されています。
しかし、直筆の一点ものであるため、市場では非常に安定した価値を維持している高額資産です。直筆サイン入りや人気期に描かれたものなどであれば、買取価格は跳ねあがるでしょう。
版画・・・数万〜1,500万円
リトグラフやリノカットなどの版画は複数枚刷られるため、ピカソ作品のなかでも最も流通量が多いとされています。
価格相場は5万円〜1,500万円以上と非常に幅広く、制作年代や技法、作品のモチーフなどによって価格は大きく異なるでしょう。ピカソ本人の直筆サインやシリアルナンバーがある重要作品は数百万円〜1,000万円で買取されることもありますが、ほとんどの作品は数万〜20万円程度が目安です。
セラミック・・・数十万〜1,000万円
ピカソは絵画だけではなくセラミック作品も手がけ、壺や皿などの小さな作品でも値段がつきやすいといわれています。
さまざまなモチーフの作品があり、なかでも女性像など人物作品は高く評価される傾向にあります。セラミック作品は偽物も多く出回っているため、取引には注意が必要です。
パブロ・ピカソの作品は福ちゃんがお買取いたします

ピカソの作品を買取に出したい際は、ぜひ福ちゃんにご相談ください。
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「ピカソの作品かどうかわからない」「状態が悪いかもしれない」という場合も、ご遠慮なくご依頼ください。
まとめ
ピカソは、主にフランスで制作を行ったスペイン出身の画家です。ひとつのスタイルに固執せず、生涯をかけて新しい手法を追い求め、数々の作品を世に残しました。
なかでもキュビスムの技法はピカソの代名詞といわれており、後の美術史に大きな影響を与えています。代表作は「ゲルニカ」をはじめ「アビニョンの娘たち」「泣く女」「老いたギター弾き」などがあり「アルジェの女たち(バージョンO)」はピカソ作品のなかでも最高額で落札されました。
福ちゃんでは、ピカソが手がけた作品やその他美術作品をさまざま買い取っており、損のないお取引のご提供が可能です。
ピカソの作品は、福ちゃんがお買取いたします。

