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カメラの「ノイズ」の種類とは?ノイズが出るときの対策方法とは?

美しい風景を目にしたとき、また愛する人の素敵な姿を記録に残したいとき、人は写真を撮ります。
そして、美しい風景を見たままの状態で写真に残すことができたとき、そして愛する人の素敵な姿を写真に収めることができたとき、私たちは大きな満足感を味わいます。

しかし時として、そんな満足感に水を差されることがあります。
たとえば、できあがった写真に「ノイズ」が見られるとき。
せっかくの美しい風景や被写体になった人の素敵な姿が、ノイズによってかき乱されるとガッカリしてしまうことでしょう。具体的には、「高感度ノイズ」「長時間ノイズ」といったものがあらわれることがあります。
それぞれどのようなものなのでしょうか。

また、ノイズが出ないように対策するにはどうすればいいのでしょうか。
まとめてみたので、ノイズに悩まされることがあるという方はぜひチェックしてみてください。

「高感度ノイズ」と「長時間ノイズ」について

冒頭に紹介したように、撮影した写真に出ることがあるノイズは、大きく分けて2種類です。

それぞれ「高感度ノイズ」「長時間ノイズ」といった名称が与えられています。

それらのノイズがあらわれると、写真が全体的にザラザラした質感になってしまい、写真に残したいと思った風景が残念なことになってしまったり、チリのような点がポツポツと出てしまったりといった状態になります。

では、それぞれどのようなノイズなのか、見てみましょう。

高感度ノイズとは?

高感度ノイズは、特に暗い場所で撮影したときに出てくるノイズのことを指します。

仕上がった写真が全体的にザラザラした質感になったり、そこにはなかったはずの妙な色が出てしまったりするのが具体的な内容です。

これは主に、カメラに備わっている「ISO感度」が高すぎるために起こります。

長時間ノイズとは?

画面の中に、チリのような点がポツポツとあらわれるノイズを指します。

シャッタースピードが長くなったとき(遅くなったとき)に発生することから、「“長時間”ノイズ」と呼ばれています。

というわけで、上記のような原因でそれぞれのノイズがあらわれるわけですが、もう少し具体的に原因を解説し、そのうえでそれぞれの対策方法を紹介したいと思います。

高感度ノイズの原因&対策方法とは?

ここでは、高感度ノイズがあらわれる具体的な原因や対策方法について見てみましょう。

原因

「高感度ノイズ」とは要するに「感度が高いために起こるノイズ」という意味ですが、具体的には「ISO感度が高いために起こるノイズ」であるといえます。

「ISO感度」とは、光の量を調整する機能のことを指します。

感度を上げると、光を増幅させる機能を高めて明るい写真に仕上げることができます。

たとえば、電灯の明かりが届かない暗い街角の風景をカメラに収めたい場合、ISO感度を上げることで、適度に明るくあざやかな写真を撮ることができます。

というわけで便利な機能であるわけですが、ISO感度を上げてしまうと、その分だけノイズが発生しやすくなってしまうので注意が必要です。

具体的には、

・全体的にザラザラした質感になってしまう「輝度ノイズ」があらわれる
・写真のところどころに赤・青・緑のような色がつく「カラーノイズ」があらわれる

といったことが起こります。

対策方法

【1】ISO感度を上げ過ぎないこと

最も有効な対策方法として挙げられるのは、ISO感度を上げ過ぎないようにすることです。

カメラの機種にもよりますが、大体「ISO1600」あたりでノイズが目立ち始めるといわれているので、そのあたりの数値を参考にしてみてください。

【2】高感度ノイズ低減機能を使う

現在のカメラには、「高感度ノイズ低減機能」が備わっています。

たとえばNikonのカメラの場合、「弱い」「標準」「強い」という3段階でノイズを低減させることができます。

特に、ザラザラした質感になることを防ぐ効果があります。

しかし、この機能を効かせると、ザラザラしない代わりにのっぺりした印象の写真に仕上がることがあるので注意が必要です。

繊細なディティールを表現したいときにこの機能を使うと、思ったほど美しく仕上がらないことがあります。

長時間ノイズの原因&対策方法とは?

長時間ノイズがあらわれる原因、そして対策方法について詳しく解説してみたいと思います。

原因

すでに軽く紹介したように、長時間ノイズは「シャッタースピードが長くなる(遅くなる)」ということが原因で発生します。

シャッタースピードというのは、「シャッターが開いている時間」のことを指します。

この時間が長いと、光を取り込む働きがある「イメージセンサー」が許容以上の熱を持ち、これが原因で機能が上手く働かなくなって電気信号に不具合が生じ、パチパチと火花がはじけたような点々がポツポツと写真上にあらわれます。

そのほか、長時間ノイズは気温が上がりやすい場所で起こることがあります。

上記のように、長時間ノイズにはイメージセンサーが熱を持ったときに起こりやすいという特徴があるわけですが、気温が高い場合は必然的にイメージセンサーが熱を持ちやすく、ノイズがあらわれやすくなります。

対策方法

【1】長時間ノイズ低減機能を使う

多くのカメラには、「長時間ノイズ低減機能」がそなわっています。

カメラメーカーによって機能の名前はさまざまで、たとえばSONYのカメラでは「長秒時NR(ノイズリダクション)」と呼ばれており、Nikonのカメラでは「長秒時ノイズ軽減」という名称が付いています。

この機能をオンにすると、ノイズを軽減することができます。

ただし、この機能を使用するとシャッターを切ってから写真が完成するまでに1分程度の時間がかかります。

連続で写真を撮りたい場合などは使えないので注意が必要です。

【2】熱が上がらないようにする

できるだけ気温が高くない場所で撮影するなど、長時間ノイズの原因のひとつである「温度」に気をつけるという対策方法が挙げられます。

とはいえ、もともと暑い場所である場合は、気をつけていても温度が上がることも考えられます。

参考程度に考えていただければと思います。

【3】シャッタースピードを短くする

シャッタースピードが長い(遅い)と長時間ノイズがあらわれやすい……というわけで、逆にシャッタースピードを短くすればノイズはあらわれにくくなります。

適切なシャッタースピードは、カメラの機種や周辺の環境(気温など)によってまちまちです。いろいろ試してみて最適なシャッタースピードを把握しておくことが大切であるといえるでしょう。

というわけで、ノイズは原因を押さえ、それぞれの原因に合わせた対策方法を心得ておくことで対処することができます。

ノイズに悩まされず素敵な写真を撮れるように、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。


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