「銀塩カメラ」とは?特徴や魅力、デジタルカメラとの違いを解説

カメラについて調べていると、「銀塩(ぎんえん)カメラ」という見慣れない言葉を目にすることがあります。
「銀塩カメラにはデジタルカメラにはない味がある」とか、「できあがる写真も独特の風格がある」とか言われるので、気になる方も多いのではないかと思います。

そこで今回は、そんな「銀塩カメラ」について解説したいと思います。
名称からしてレトロな感じがしますが、そもそもどのようなカメラのことを指すのでしょうか。
銀塩カメラならではの特徴や魅力とは何なのでしょうか。

また、デジタルカメラと銀塩カメラの違いとは?
気になるポイントについてまとめてみたので、ぜひチェックしてみてください。

そもそも「銀塩カメラ」とは?

銀塩カメラとは何か簡単に説明するとするなら、「デジタルカメラ以前のカメラ」ということになると思います。

デジタルカメラが登場する以前、カメラといえば本体にフィルムを装填して使用するフィルムカメラが一般的でした。シャッターを切ると、レンズがとらえた情景がフィルムに焼きつけられ、それを現像すると写真ができあがる……という仕組みのカメラです。

またフィルム装填式のカメラが一般化する以前は、湿板カメラのようなものがありました。

日本には江戸時代の末期に輸入されてきたカメラで、明治維新の偉人たちをとらえた写真の多くはこの湿板カメラによって撮影されたものです。

「銀塩」って何?

では、「銀塩カメラ」の「銀塩」とは何なのでしょうか。

いちばん分かりやすいフィルムカメラで説明してみましょう。

フィルムカメラは、シャッターを切ることで本体に装填したフィルムに光を照射し、レンズがとらえた情景をフィルム上に記録するという仕組みを持っています。

フィルムの表面には、光が当たると化学変化を起こす特殊な薬剤(感光剤)が施されており、その働きによってフィルムに像が記録されます。

この感光剤の材料となるのが銀や塩(塩素)の化合物であることから、「銀塩」という名称が生まれました。

「銀塩カメラ」の特徴

銀塩カメラとは、現在主流となっているデジタルカメラ以前に広く一般的に使用されていたものを指します。

フィルムカメラが一般的ですが、ではフィルムカメラを含む銀塩カメラならではの特徴としては、どんなことが挙げられるでしょうか。

ここでは、銀塩カメラで写真ができる仕組みや、銀塩カメラならではの特徴・魅力について簡単にまとめてみたいと思います。

「銀塩カメラ」で写真ができる仕組み

すでに紹介したように、銀塩カメラは銀・塩素の化合物を材料とする感光剤の働きにより、フィルム上に画像を焼きつけるという仕組みで風景を記録します。

そして、そのフィルムを現像することで写真に仕上げることができます。

現像は写真館や写真スタジオでやってもらうのが一般的ですが、

・フィルムに科学的処理を施して現像する
・引き延ばしてプリントする

といった手順で写真に仕上げることができます。

「銀塩カメラ」と「デジタルカメラ」の違い

さて、銀塩カメラの仕組みについては簡単に説明した通りですが、現在主流のデジタルカメラと銀塩カメラとの違いは何なのでしょうか。

2つのカメラの仕組みや現像(プリント)の方法、写真の仕上がりの違いについてまとめてみたいと思います。

仕組みの違い

銀塩カメラは、フィルム上に施された感光剤の化学変化によって画像を焼きつけるという仕組みを持っていますが、一方のデジタルカメラは「電気信号」によって画像を記録するという仕組みを持っています。

デジタルカメラの場合、シャッターを切ることで、「CCDセンサー」「CMOSモジュール」と呼ばれる電子部品が反応します。この部品は、レンズがとらえた情景を最大2000万という数の「点」の集合体としてとらえ、その点のひとつひとつの明るさ、色の情報を電気信号として記録します。

たとえば明るい朝日が昇る情景をデジタルカメラで撮った場合、

・「明るい赤」の点が画面上部にたくさんある
・「暗い緑」や「暗い黒」の点が画面下部にたくさんある

というふうに記録されます。

このようにして記録された画像は、液晶画面を通してすぐに確認することができます。

これがフィルムカメラをはじめとする銀塩カメラにはない特徴であり、すぐにでも仕上がりを確認したいというときはデジタルカメラのほうが便利であるといえます。

現像(プリント)方法の違い

銀塩カメラの現像は、暗室という自然光が入らない空間で行う必要があり、また専用の薬剤や道具も必要なので、個人でやるのは簡単ではありません(やり方さえマスターしてしまえば難しくはありませんが)。

現像するためには、プロが写真に仕上げてくれる写真館などに持って行くのがいちばん手っ取り早く安心できる方法だといえます。

と、このように銀塩カメラの場合は写真を撮ってから現像するまでにやや時間を要しますが、デジタルカメラの場合はその点、すぐに写真に仕上げることができるので有利です。

最近ではWi-Fi、Bluetoothの機能が付いたデジタルカメラも多く、撮った写真の情報をすぐにパソコンやスマホに送り込み、仕上がりを確認することができます。

プリンターと用紙があれば、その場ですぐに印刷することも可能です。

というわけで、現像(プリント)の方法という点で比較してみると、よりスピーディに行うことができるデジタルカメラのほうに魅力を感じる人が多いと思います。

仕上がりの違い

写真の仕上がりという点でいえば、銀塩カメラの代表格であるフィルムカメラは、デジタルカメラよりもある意味では優れているといわれています。

柔らかくなめらかな質感で、陰影がくっきりとし過ぎていない奥行きのある写真に仕上がるのが特徴です。

デジタルのように陰影が色味がくっきりしたシャープすぎる画像よりも表現力が高い点が特徴であり、魅力であるといえます。

「銀塩カメラ」は今も手に入る?

今回は「銀塩カメラ」についてまとめてみましたが、いかがでしょうか。

見慣れない「銀塩」という言葉でハテナマークが浮かんでしまう方も多いかと思いますが、簡単にいえば銀塩カメラとはデジタルカメラ以前の方式で撮影・現像が行われるカメラのことを指します。

中でも特に一般的なのは、フィルムカメラです。

ところで、そんな銀塩カメラですが、デジタルカメラが一般的になっている現在、新品を手に入れることはできるのでしょうか?

結論からいえば、新品を扱う家電量販店などで購入することが可能ですが、デジタルカメラが一般化した現在、店舗によっては取り扱いがない場合もあります。

メーカー側もデジタルカメラに比重を置いており、中にはフィルムカメラの製造・販売を修了しているところもあります。たとえばCanonは2018年、約80年間という長きに渡って続けてきたフィルムカメラの事業に幕を下ろし、現在はデジタルカメラの製造・販売を行っています。

フィルムカメラを含む銀塩カメラを、たくさんある中から選んで購入したいという場合、便利なのは中古ショップやネットショップです。

レトロな銀塩カメラを購入できるほか、新品同様の状態で販売されているカメラを見つけることもできます。

デジタルにはない銀塩カメラならではの魅力を味わってみたいという方は、ぜひ参考にしてみてください!


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