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ファゴットとは?種類や選び方・主要メーカーも紹介

ファゴットは長い管を二つ折りにした形をもつ木管楽器です。オーケストラでは渋みのある音色でソロを担ったり、木管楽器の低音部分を支えたりします。ファゴットは3オクターブもの広い音域をもち、さまざまな曲を表情豊かに表現できる楽器です。ファゴットは販売価格が高額な傾向にあるため、あらかじめ選ぶポイントを押さえましょう。

当記事では、ファゴットの歴史や種類、選び方、主要メーカーについても解説します。ファゴットを選ぶ際にぜひお役立てください。

ファゴットとは?

ファゴットとは?

ファゴットとは、低音を受け持つ木管楽器です。「ファゴット」はイタリア語であり、英語圏ではバスーンと呼ばれています。それぞれ呼び方が違うだけで1つの楽器を指しています。

指10本を使う演奏方法はファゴット特有で、音色は力強く、柔らかな響きが特徴です。木管部の最低音部を支え、オーケストラでは陰の立役者として存在感を発揮します。

ファゴットはイタリア語で「束」を意味し、二つ折りにした管のことを指しています。本体は5つのパーツに分解でき、上部からボーカル、テナージョイント、ダブルジョイント、バスジョイント、ベルジョイントです。ダブルジョイントの下方には金属パーツがあり、中にはU字管が入っています。U字管の高さは1.3mほどで、二つ折りにしている管を伸ばすと2.6mほどです。管の内側はテナージョイントからベルジョイントに向けて徐々に広がる円錐管になっています。

ファゴットの歴史

ファゴットの起源は明確には分かっていません。しかし、16世紀頃のショーラムやランケットなど、ダブルリードを用いる低音楽器の中にあった「ドゥルシアン」という楽器が祖先だと言われています。ドゥルシアンはダブルリード・二つ折りであったためです。

17世紀初期には、ディスカント・ファゴットやクイント・ファゴットなど音域の異なる5種類の楽器がありました。18世紀に入ると、2つだったキイが3〜4つとなり、18世紀半ばには6つのキイをもつファゴットが登場しました。19世紀までに8つのキイをもつファゴットが制作されています。

19世紀前半、ドイツの軍楽隊長がファゴットの改良に取り組みました。改良は楽器製作家のヨハン・アダム・ヘッケルに引き継がれ、ドイツ式(ヘッケル式)と呼ばれるファゴットの原型が生まれました。

【ファゴットの種類】コントラファゴットとバッソン

ファゴットの種類

ファゴットには2つの種類があります。ここでは、それぞれの構造や特徴を説明します。

コントラファゴット

コントラファゴットの管は6m近くあります。ファゴットが二つ折りであるのに対しコントラファゴットは四つ折りで、管は長いものの高さはファゴットと同じくらいです。大型で楽器自体に重量感があるため、エンドピンを床に置き楽器を支えます。

ファゴットより1オクターブ低い音を出し、柔らかく豊かに響く音色が特徴です。

バッソン

バッソンはフランス式のファゴットのことです。19世紀まではドイツ式のファゴットと並んで、よく使われていました。

音程が取りにくく音量も小さい一方で、柔らかい音色が魅力的な楽器です。現在ではほとんどの国でドイツ式ファゴットが使われており、バッソンはフランスを中心に愛好されています。

ファゴットの選び方

ファゴットの選び方

ファゴットは他の管楽器に比べるととても高価な楽器です。

価格に幅があり、安くても20万〜30万円、一般に普及している価格帯で60万〜80万円、プロ仕様になると100万〜300万円が相場と言われています。そのため、まずは初心者用のモデルを購入し、続けられそうな場合はよい楽器に買い替えるのがおすすめです。

ここでは、ファゴットを選ぶ際のポイントを3つ紹介します。

ドイツ式(ヘッケル式)かフランス式(バッソン)か

ファゴットには、多くの国で使われているドイツ式(ヘッケル式)のファゴットと、フランスを中心に使われているフランス式(バッソン)があります。ドイツ式のファゴットから始めるのが一般的で、フランス式のバッソンから始める人は稀な傾向です。

管を包む木の厚さは標準か肉厚か

ファゴットは、本体内部の木の厚さで音が変わります。標準的な木の厚さの音色は、表情豊かで柔軟性に富み、ソロ演奏に用いられる事が多いです。木が肉厚になると、重厚感のある渋い音となります。木が肉厚のファゴットはオーケストラでの演奏に適しています。

感触や吹奏感がよいか

候補の機種が決まったら、何本か取り寄せて試奏しましょう。同じ楽器でもメーカーが違えば音質が変わります。同じ機種であっても個体差があるため、1つの機種を2〜3本取り寄せ、手に取った時の感触や吹奏感の違いを確認するのがおすすめです。

ファゴットの主要メーカーとラインナップ

ファゴットの主要メーカーとラインナップ

国内外には、ファゴットを扱うメーカーがさまざまあります。日本の楽器メーカーである「YAMAHA(ヤマハ)」や、元プロ奏者の武田雄彦氏によるファゴットメーカー「タケダ・バスーン」もその1つです。

YAMAHA(ヤマハ)のファゴットには最先端のデジタル技術が投入されており、音程をとる難しさを解消しています。タケダ・バスーンでは30万〜40万円のファゴットが販売されており、コストパフォーマンスのよさで知られています。

海外ではドイツの楽器メーカー「MÖNNIG&ADLER(メーニッヒ&アドラー)」「GUSTAV MOLLENHAUER(モーレンハウエル)」が有名です。

以下では、ファゴットの主要メーカーとして知られる4つのメーカーを詳しく紹介します。

HECKEL(ヘッケル)

HECKEL(ヘッケル)は1831年に創業された、ドイツの総合木管楽器メーカーです。

ファゴットの歴史の中で、現在も続くシステムへと改良したのがHECKELです。現在ではファゴットのほとんどが、HECKELのシステムにより製造されています。フルオーダーメイドでの製造も可能です。最高峰メーカーとして一流のファゴット奏者に愛されています。

Fox(フォックス)

Fox(フォックス)は1949年に設立された、アメリカのダブルリード楽器専門メーカーです。シカゴ交響楽団の主席ファゴット奏者であった、ヒューゴ・フォックス氏により設立されました。

Foxのファゴットは誰もが正確に演奏できるよう設計されています。日本人のためのファゴットも開発されており、欧米人に比べると手が小さい日本人でも、ストレスのないフィンガリングが楽しめます。

Püchner(ピュヒナー)

Püchner(ピュヒナー)は音楽家であり木管楽器職人でもあったヴィンツェンツ・ピュヒナーにより設立されました。

1897年の創立以来、親子4代にわたって楽器製造のマイスターの称号が受け継がれています。設立後に起こった世界大戦の混乱の中でも、オーボエやファゴットの生産を再開すると瞬く間に高品質な楽器として知れ渡りました。1998年に誕生した「Alte Welt」は、世界中の一流奏者から愛され続けています。

WALTER(ヴァルター)

WALTER(ヴァルター)はドイツ南西部の町にある、ファゴット専門メーカーです。ルドルフ・ヴァルターが木管メーカーのコーレルトで修行を積んだ後、1985年に独立しました。

1994年、ドイツ連邦経済技術省が主催する「ドイツ楽器賞」を受賞しており、断トツの成績で1位を獲得しています。2002年、2010年にもグランプリを受賞し、3度の受賞したメーカーはWALTER以外ありません。

現在はプロフェッショナルモデルである「ゾリステン」のみ製造されています。ゾリステンはハンドメイドの逸品として名を馳せ、世界中から注目されるファゴットの1つです。

まとめ

ファゴットとはイタリア語で「束」を意味する、二つ折りの管をもった木管楽器です。力強く柔らかな音色が特徴です。ファゴット内にある二つ折りの管の高さは1.3mほどで、伸ばすと2.6mほどになります。

ファゴットは価格の高い楽器のため、初心者用のモデルを購入し続けられそうなら価格が高めのものを購入するのがおすすめです。ファゴットを購入する際は、ドイツ式かフランス式を選んだあと、木の厚さや持ったときの感触や吹奏感に注目して選びましょう。

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