文政小判金の買取価格紹介!現在の価値に加え重量や金含有量などの特徴や作った人、高額査定のポイント等
「文政小判金はいくらで買い取ってもらえる?」
「文政小判金は現在も価値が高い?」
など、文政小判金について知りたい方のために情報をまとめました。
特徴から現在の価値、実際の買取事例などを紹介しています。ぜひ参考にしてください。
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目次
文政小判金とは?
文政小判金は江戸時代に発行された小判金のひとつです。
江戸時代は何種類も小判金が作られ、文政小判金は7番目の小判金となります。
特徴や歴史的背景などを見ていきましょう。
重さや大きさなどの特徴
- ✔︎ 重さ:約13.1g
- ✔︎ 品位:金 約56.1/銀 約43.6/その他 約0.3(%)
- ✔︎ 寸法:約60.5×32.5(mm)
文政小判金は、江戸時代に発行された小判金のなかで最も金の含有量が低い小判金です。
表面には、額面の「壹兩」や金貨などの鋳造を統轄する後藤光次の花押、扇枠の桐紋が打たれています。
裏面には花押や2つの験極印の他、文政時代を表す「文」の字が草書体で彫られているのが特徴です。
そのため、「草文字小判」と呼ばれることがあります。
また、以前発行されていた元文小判金の裏面には楷書体で「文」の字が打たれており、文政小判金は文の字が刻まれた新しい小判金として「新文字小判」と呼ばれることもあります。
誰が作った?
文政小判金は、当時の幕府で老中だった水野忠成が主導して発行したといわれています。
水野忠成は、沼津藩の藩主を務めた11代将軍徳川家斉の側近です。
身内を贔屓し、賄賂が横行する執政を行ったとして後世は低評価を受けている政治家でもあります。
なぜ作られた?
文政小判金は、当時流通していた元文小判金の摩耗や損傷が激しくなってきたことを理由に発行されました。
しかし、真の目的は財政難だった幕府が改鋳利益を得るためだったといわれています。
元文小判金より約10%も金の含有量を下げ、差分を利益にしていたのです。
文政小判金の発行で幕府の財政は安定しましたが、一時的なものでしかなく、すぐにデフレを招いたといわれています。
文政小判金の買取価格
文政小判金は、現在どれくらいの価値があるのでしょうか。
買取相場や福ちゃんでの買取実績例を紹介します。
買取相場
文政小判金の買取価格は数万円から十数万円といわれています。
金の含有量が低い小判金であることから、江戸時代に発行された他の小判金と比較すると、査定額は低い傾向にあります。
状態など、さまざまな条件がそろった場合は、百万円近い価格や百万円を超える価格になることもあるでしょう。
福ちゃんでの参考買取価格【最大126,000円】
福ちゃんでは、これまでさまざまな大判・小判を買取した高い実績があります。
そのなかで、文政小判金は126,000円でお買取したケースがあります。
文政小判金を含め、大判・小判に関するプロフェッショナルが査定に当たる福ちゃんでは、価値をしっかり価格に反映することが可能です。
独自の販路も多数持っていることから、相場以上のお買取りが可能なケースもあります。
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高額査定されやすい文政小判金
文政小判金には、通常のものとは他に「偶然大吉」と呼ばれるものや「献上小判金」と呼ばれるものがあります。
偶然大吉や献上小判金は査定額が向上しやすい傾向にあり、注目されている種類です。
偶然大吉
偶然大吉とは、小判金の裏面に刻印されている2つの験極印が「大」の字と「吉」の字になっている小判金の特徴です。
縁起がいいとされ、高額査定されるポイントとなっています。
そのほか、「小吉」「馬神」「久吉」「堺長」「久長」「守神」となっているものも高額になりやすく、「大吉」と合わせて七福と呼ばれています。
献上小判
一般流通用に作られたものではなく、将軍家などへの寄贈物として特別に鋳造したものが「献上小判」です。
献上小判は通常のものよりも刻印が深く鮮明で、験極印は意図的に縁起がいい「大吉」が用いられています。
通常のものより大きく、希少価値も高いため、高額になりやすいでしょう。
文政小判の偽物は見分けられる?
- ✔︎ 重さ
- ✔︎ 寸法
- ✔︎ 刻印
文政小判を含め、小判の真贋は重さや寸法・刻印で見分けられる場合があります。
摩耗や損傷があるため、すべての文政小判が同じ重さや寸法ではありませんが、本物とあまりにも違うものは、金以外の素材が多く含有している可能性が考えられるでしょう。
また、刻印を見比べた際、すべて同じ太さの線で描かれて機械的な印象があるものは偽物かもしれません。
本物の刻印は、細い線や太い線で芸術感のある刻印となっています。
いずれにしても、真贋の判断は小判に関しての知識が必要であるため、自己判断せず買取業者に持っていって査定士に見てもらう方法がいいでしょう。
文政小判金の買取は福ちゃんへ
文政小判金は、江戸時代に作られた7番目の小判金で、金の含有量が一番低い種類です。
当時の老中だった水野忠成が主導し、改鋳利益を得るために鋳造されました。
金品位は高くありませんが、数万円から数十万円で取引されることが多い小判金です。
大判・小判の買取実績が高く、プロの査定士が対応する福ちゃんでは、126,000円でお買取したケースがあります。
文政小判金の買取は福ちゃんにお任せください。