- 骨董品
- 2025.07.02
置物の買取相場を紹介|種類別の価値や高く売れる傾向にある置物の特徴など

「置物は買い取ってもらえる?」
「高く売れる置物について知りたい」
など、置物の買取について調べている方のために、さまざまな情報をまとめました。
種類別の特徴や価値、高く売れる可能性がある置物などについても触れているため、ぜひ参考にしてください。
置物について

置物にはさまざまなものが含まれます。
どういったものが「置物」と認識されているのか、置物の目的は何か、詳しく見ていきましょう。
置物とは?
置物は、玄関や和室、リビングなどさまざまな場所に置かれる飾り物です。
装飾的要素が強いものはオーナメント、芸術性が高いものはオブジェという呼び方をする場合もあります。
とくに古くから伝統工芸が継承されている日本では、たぬきや干支の置物など独自の置物文化が発展していきました。
現在でもさまざまな場所で置物を見かけることが多く、自宅で親しまれている家庭も少なくありません。
置物の目的
- ✔︎ 装飾
- ✔︎ 鑑賞
- ✔︎ 供養
- ✔︎ 風水
- ✔︎ 縁起物
置物は、主に上記5つの目的があります。多くは部屋の見映えをよくするためなど装飾目的で使用され、芸術的価値が高いものなどは鑑賞用に置かれることも多いでしょう。
置物はもともと神仏に供えるものを指していることから、お供物や仏具など供養の目的で使用されるものもあります。
また、幸運を運び込むなど風水的な用途や、魔除け・商売繁盛など縁起物として置かれる置物も多いのです。
査定・出張費・手数料はすべて無料。

置物の主な種類と買取相場

- ✔︎ 陶器の置物
- ✔︎ 珊瑚の置物
- ✔︎ 人形の置物
- ✔︎ 石の置物
- ✔︎ 剥製の置物
- ✔︎ 木の置物
- ✔︎ 象牙の置物
置物にはさまざまな種類が存在します。買取の対象となりやすい上記の置物について、特徴や買取相場などを見ていきましょう。
陶器の置物

陶土などを用いて形を整え、強度などを高めるために焼成して作られたものです。壺や花瓶など、そのほかの用途を持っている陶器を置物としている場合も少なくありません。
買取相場は大きさや形、作家ものかどうかなどで大きく左右されるため、一概に表すことは困難です。
酒井田柿右衛門や今泉今右衛門などの名家が手がけた陶器の置物は、数十万円から百万円を超えることもあるでしょう。
陶器の買取について詳しくはこちら↓
陶芸品(陶器)の買取相場は?価値の見分け方や高額査定が期待できる作家もの紹介
珊瑚の置物

珊瑚は深海に生息している八放サンゴ亜綱に分類される生き物です。磨くと美しい光沢が出るため、古くから宝石や置物などに用いられてきました。
珊瑚の置物には、珊瑚の原木がそのまま置物とされているものや、彫刻などが施されたものなどがあります。
珊瑚の種類や状態などによって買取相場は異なり、赤珊瑚の原木であれば十数万円の値がつくこともあるでしょう。
珊瑚の買取について詳しくはこちら↓
珊瑚の買取相場紹介|ピンク珊瑚や赤珊瑚・白珊瑚等種類別の価値や原木・置物などの値段について
人形の置物

子どもの健やかな成長を祈って飾られる五月人形や雛人形など、人形の置物は古くから日本で親しまれています。そのほか、ビスクドールなど西洋からも人形文化が入り、日本人にとって人形の置物は馴染み深いものでしょう。
人形の種類や作られた時代、作家ものかどうかによって買取価格は大きく異なり、数千円での取引が多くなっています。
江戸時代に作られたものや、人間国宝の「平田郷陽(ひらた ごうよう)」など有名作家の作品は高額になる可能性があるでしょう。
日本人形の買取について詳しくはこちら↓
日本人形は買取できる?高く売れる種類や高額査定を狙うポイントを解説!
石の置物

石の置物には、宝石が使用されている置物や石を彫刻するなどした置物があります。
使われている石の種類や作品の出来映えなど、さまざまなことが買取価格に影響するため、買取相場を表すことはできませんが、大きなものは数千円で買い取られることが多い傾向です。
「本御影石(ほんみかげいし)」や「庵治石(あじいし)」など、特定の限られた産地でしか産出されない「銘石」などは、高額買取が期待できます。
剥製の置物

動物の剥製は学術的な標本として使用されるほか、置物として飾られることもあります。さまざまな種類の剥製が売買され、コレクターズアイテムとしても人気です。
動物の種類や状態などによって価値が変動し、多くは数千円が相場といわれています。
希少な動物であればあるほど買取価格は高くなりますが、希少種はワシントン条約で保護されているものがあり、登録や許可なしに取引することは違法です。
木の置物

木の置物には、木を仏像や動物などに彫刻した木彫りの置物や、木の根をオブジェ化したものなどがあります。
作品の種類や作家、時代などによって価値は異なり、素材が天然木や銘木であれば買取対象となることが多いでしょう。
とくに大黒天などの七福神は置物として需要があり、作者不明でも買い取ってもらえるケースがあります。
「高村 光雲(たかむら こううん)」や「松本 明慶(まつもと みょうけい)」など有名作家が手がけた木の置物は、十数万円やそれ以上の値がつくこともあるでしょう。
象牙の置物

象牙の置物は、象の牙が素材として使用されている置物です。一本牙のものや彫刻が施されているものなどがあります。
象牙は素材として価値が高いため、作者不明の置物でも買い取ってもらえることが多いでしょう。作品の出来映えによっては高額買取が期待できるでしょう。
また、一本牙の置物は十万円前後が買取相場といわれています。
ただし、象牙の売買には「登録票」が必須です。登録票がない象牙は、売買・譲渡・相続などがすべて禁止となっています。
象牙の買取について詳しくはこちら↓
高額査定も狙える!象牙買取の注意点
高額買取されやすい置物の特徴

- ✔︎ 素材が高価
- ✔︎ 作家の作品
- ✔︎ アンティーク・ヴィンテージ品
- ✔︎ ブランドもの
上記のような置物は、高額買取される可能性が高いといわれています。
素材が高価
高い価値がある素材を使用している置物は、素材のバリューが認められるため、高額買取されやすいでしょう。
たとえば、金や銀、象牙などは希少価値が高い素材であることから、高く評価される傾向にあります。
作家の作品
有名作家が手がけた置物は、芸術性があるほか高い需要が見込まれるため、高額査定されやすくなります。
「作家ものかどうかわからない」といった場合も、まずは買取業者に持っていって査定してもらうと明確な情報がわかるでしょう。
アンティーク・ヴィンテージ品
古い時代に作られたアンティークものやヴィンテージものは、歴史的価値が評価される場合があります。
大量生産が難しい時代に職人の手で作られたものは希少価値が高い可能性があり、時代を反映する素材や芸術性などが見られると貴重な資料にもなり得るでしょう。
「古い置物に意外な価値がついた」といった事例も少なくないため、まずは買取業者などで査定してもらい価値を確かめてみましょう。
ブランドもの
マイセンやフッチェンロイターなど、有名メーカーがフィギュリンなどの置物を販売していることがあります。
世界的に人気が高いメーカーの置物は、ブランド価値が認められて高額買取が期待できるでしょう。
すでに生産終了しているものなどはさらに希少価値が高まるため、販売当時よりも高い値がつくこともあります。
置物の買取は福ちゃんにお任せください

置物を手放す際は、ぜひ「福ちゃん」をご利用ください。
福ちゃんはこれまでさまざまな置物に対応し、置物の買取について多くの実績を持っています。
置物をなるべく高額で買い取ってもらうには、置物の専門知識と豊富な買取実績を持つ業者を選ぶことが重要です。
福ちゃんは、価値を熟知した一流の査定士が在籍しているため、価値をとりこぼすことはありません。
作家やメーカーがわからない置物や、売れるかどうかわからない置物なども丁寧に査定し、適正価格を判断いたします。
置物の売却をご検討している方は、ぜひ福ちゃんにご相談ください。
まとめ
置物は、装飾や鑑賞などの目的でさまざまな場所に置かれるものです。陶器や人形、珊瑚や石、木から象牙まで、素材や形もさまざまなものがあります。
置物の価値は大きさや素材、出来映えなどによって大きく異なり、高価な素材が使用されていたり有名作家や有名ブランドが手がけたりしたものは、高額買取が期待できるでしょう。
また、古い時代に作られたアンティークやヴィンテージの価値があるものも、高く評価される傾向にあります。
福ちゃんは一流の査定士が在籍している買取業者で、多数の置物を取り扱ってきました。置物の買取なら、ぜひ福ちゃんにお任せください。
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