- 骨董品
- 2026.07.02
日本刀「脇差」の買取相場は?無銘の価値や高額査定のためのポイントなど解説

「脇差の買取価格ってどれくらい?」
「無銘の脇差は価値がつく?」
など知りたい方のために、脇差の買取について解説いたします。買取相場や少しでも高く買い取ってもらうために知っておくべきことなどをご紹介いたします。
刀ならではの注意点にも触れているため、ぜひ参考にしてください。
福ちゃんの鑑定士・査定士について
リユースを通じて「大切な想いをつなぐ」をコンセプトとする福ちゃんでは、お客様に心からご満足いただけるサービスの提供を大切にしています。
確かな知識と経験を持つ査定士が、お品物一つひとつを丁寧に鑑定し、専門性に基づいた的確な評価で、初めての方でも安心してご依頼いただける誠実で信頼ある査定体験をお届けします。
脇差とは?

脇差とは、一般的に刃渡りが1尺(約30.3cm)以上、2尺(約60.6cm)未満の日本刀を指します。
2尺を超えるものは「打刀(うちがたな)」、1尺に満たないものは「短刀(たんとう)」と区別されます。脇差は打ち刀と短刀の中間サイズにあたる刀です。
江戸時代の武士は、打刀と脇差を1本ずつ腰に差す「大小拵(だいしょうこしらえ)」というスタイルが正装とされていました。打刀が使えないような狭い室内での戦闘や、打刀が折れた際の予備武器としても用いられたとされています。
日本刀の種類について詳しくはこちら↓
日本刀の種類を一覧で徹底解説!価値が決まる見分け方や有名刀工まで紹介
査定・出張費・手数料はすべて無料。
脇差の買取相場

脇差の買取価格は、作られた時代や作家、状態などによって大きく異なります。
著名な武将の愛刀など、歴史的にも重要な文化財となり得る脇差は、数百万から数千万円の値がつくでしょう。そういった脇差が買取市場に出てくることは稀ですが、旧家などから眠っていた名刀が発見されるケースはゼロではありません。
また、文化財級まではいかなくとも、名工が手がけた銘のある脇差は、数十万から数百万円で取引されることがあります。
名工が手がけていない脇差でも、数千円や十数万円の値がつくことは少なくありません。
日本刀の買取価格について詳しくはこちら↓
日本刀の買取価格紹介!登録なし等売れないものや無銘のものでも売れるかなど
無銘の脇差は価値がない?

- ✔️ 名工の影打ち(かげうち)
- ✔️ 磨上げ(すりあげ)
- ✔️ 鑑定書がある
銘がない脇差でも、上記のような脇差であれば高く評価される可能性があります。
名工の影打ち(かげうち)
影打ちとは、刀工が最も出来の良い刀「真打」を作成する際、同時に作成された予備の刀を影打ちといいます。
影打ちには銘を入れない場合があるため、名工が手がけた作品でも無銘のものが存在します。影打ちといえど、名工による作品は真打に引けをとらない品質であるケースもあり、高値で取引されることがあるでしょう。
磨上げ(すりあげ)
日本刀は、さまざまな理由で作成後に短く加工されることがあり、それを磨上げといいます。磨上げによって大刀を脇差に仕立て直した際、銘が切り落とされてしまうことがあります。
そのため、もともとは銘が入った名刀である可能性があり、そういった脇差は銘がない場合でも高く評価されるでしょう。
日本の名刀について詳しくはこちら↓
日本の名刀とは?天下五剣をはじめとする日本刀の歴史や種類について解説
鑑定書がある
日本美術刀剣保存協会などの鑑定を受け、鑑定書によって価値が証明されている脇差は高額買取が期待できます。
「名工の作品ではない」と鑑定された場合でも、真剣であることが証明されるだけで数千から数万円の価値がつくでしょう。また、作られた時代や流派などが明確になれば、骨董価値が評価される場合もあります。
脇差を高く買い取ってもらうためのポイント

- ✔️ 自分で研がない
- ✔️ 付属品をそろえる
- ✔️ 刀剣専門の買取店を選ぶ
脇差をなるべく高い価格で買い取ってもらうには、上記の3つを押さえましょう。
自分で研がない
研いだり錆びを落としたりなど、自分で脇差の手入れをするのはご法度です。刀のラインを崩したり、刃の部分に見られる刃文と呼ばれる模様が潰れたりなどすると、価値が著しく落ちてしまいます。
錆びやくもりなどがあっても、自分でなんとかしようとせずそのまま査定に出しましょう。
付属品をそろえる
付属品がある場合は、付属品を揃えて査定に出しましょう。付属品も査定対象となり、脇差本体のみよりも高額になる可能性があります。
脇差の付属品として代表的なものは、脇差を収める鞘や鍔、柄に加え、専用の桐箱や刀袋などです。そのほか、鑑定書など価値を証明する書類があれば一緒に査定してもらいましょう。
刀剣専門の買取店を選ぶ
脇差を含め刀剣の買取は、法律が絡むなど他の骨董品と比べて特殊な面を持っています。刀剣の買取実績が豊富で、取り扱いに精通している買取業者の選定が必要です。
そういった買取業者には刀剣を適切に査定できるプロの査定士が在籍し、確たる流通ルートを持っているため、適正価格で買い取ってもらえるでしょう。
脇差の買取で注意するべきこと

- ✔️ 登録証がない脇差は買取不可
- ✔️ 銃刀法に抵触しない持ち運び方
- ✔️ 所有者変更届の手続き
脇差は、日本の文化を代表する美術品であるとともに武器にもなる代物であるため、買取には特有の注意点があります。
刀の買取について詳しくはこちら↓
刀を売りたい方必見!買取までの流れや注意点、売却方法を専門家がわかりやすく解説
登録証がない脇差は買取不可
脇差などの真剣は、所有や売買に「銃砲刀剣類登録証」が必要です。銃砲刀剣類登録証とは、銃砲刀剣類所持等取締法に基づいて各都道府県が発行する書類で、刀の情報が記されています。
銃砲刀剣類登録証がないと、脇差を含む刀剣は所有も売買もできません。銃砲刀剣類登録証なしで刀剣を買い取ることは法律で禁じられているため、脇差を買取に出す際は必ず持参しましょう。
銃刀法に抵触しない持ち運び方
銃砲刀剣類所持等取締法では、たとえ銃砲刀剣類登録証があっても正当な理由がない限り、刃渡り6cm以上の刃物を持ち歩くことはできません。「買取業者へ行く」「研ぎに出す」といった理由以外で持ち歩くことは控えましょう。
また、買取に出す際もすぐに取り出せる状態で持ち歩くと法律に抵触するおそれがあります。鞘に収めた上で布袋や専用の刀袋に入れ、その上から段ボールや丈夫なケースなどで梱包しましょう。
所有者変更届の手続き
譲渡や売買などで脇差など刀剣の所有者が変わる場合、新しい所有者は20日以内に所有者変更届の手続きが必要です。買取に出した際は買取業者側が手続きをする形になるため、売主側の手続きが不要であることを知っておきましょう。
脇差の買取は福ちゃんへ

脇差の買取をご検討の際は、ぜひ福ちゃんにお任せください。
福ちゃんには、脇差をはじめとす日本刀を多数買い取ってきた実績があります。日本刀についてプロの知見を持った査定士が丁寧に査定し、適正価格をご提示いたします。
「銘がない」「錆びている」といった脇差も、まずは福ちゃんにご相談ください。価値を見極め、買取価格に反映いたします。
脇差は、福ちゃんがお買取いたします。
まとめ
脇差は刃渡りが1尺(約30.3cm)以上、2尺(約60.6cm)未満の日本刀で、主に江戸時代に用いられ、現在は美術品として評価されています。
脇差の買取相場は作られた時代などによって異なりますが、名工による作品は数十万から数百万円の価値がつくことも少なくありません。無銘のものでも、真剣であれば数万円の値になることもあるでしょう。
脇差を少しでも高額で買い取ってもらうには、自分で研ぐなどせず現状を維持することが重要です。また、付属品を揃えた上で刀剣の買取に精通している買取業者を選定しましょう。
福ちゃんでは、脇差などさまざまな日本刀を買い取ってまいりました。プロの査定士が対応し、価値をあますことなく買取価格に反映いたします。
脇差の買取は、福ちゃんにお任せください。

