- 骨董品
- 2026.07.01
翡翠の見分け方は?ライトで見極める簡単な方法などを解説

「翡翠を見分ける方法が知りたい」
「ライトで翡翠かどうか見極められる?」
など、翡翠の見分け方を知りたい方のために、見分ける方法について解説いたします。
翡翠は類似した石が多く、偽物が市場に出回っていることも多々あるため、ある程度見分け方を知っておくと偽物に翻弄されずに済むでしょう。
翡翠にそっくりな石の種類も紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
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翡翠とは?

翡翠は日本の国石にも選ばれている石で、古くから身近なものとして扱われてきました。
他の石と適切に見分けられるようにするため、まずは翡翠の特徴を把握しましょう。
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翡翠の買取相場紹介|種類や原石の価値、高額になりやすい特徴・偽物の見分け方などを解説
色
翡翠は緑色の石がメジャーですが、実は白・ラベンダー・青・黒・赤・黄など、緑以外もさまざまなカラーバリエーションが存在します。
市場では深みのある鮮やかな緑色が最も高値で取引されており、近年ではラベンダー翡翠も希少価値や美しさが注目されています。
最高級といわれているものは「インペリアルジェイド」や「ろうかん翡翠」と呼ばれ、飴玉のようなトロッとした高い透明感や深く鮮明なエメラルドグリーンをした翡翠です。
産地
翡翠の産地は世界でも限られており、最も有名な産地はミャンマーです。現在流通している宝石品質の翡翠は、ほとんどがミャンマーで採掘されているといわれています。
日本では、新潟県糸魚川市周辺の糸魚川地域が有名です。糸魚川の翡翠は国の天然記念物に指定されており、河川や海岸での採掘は禁止されています。
ただし、海岸に打ち上げられた原石は採収が許可されており、翡翠の原石を探す「石広い」は観光客のイベントとしても人気です。
歴史
翡翠の歴史は古く、世界で最も古い翡翠は糸魚川のものといわれ、約5億2000万年前にできたとされています。
その後、翡翠を大珠やまが玉などの装飾品に加工する文化は5,500年ほど前の縄文時代から始まり、交易品として日本全国や朝鮮半島へともたらされました。
翡翠文化は中米のマヤ文明が知られていますが、世界最古の翡翠文化は日本といわれています。
2016年には翡翠が「日本の国石」に認定され、 日本を象徴する石となりました。
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翡翠の見分け方

- ✓ ライト
- ✓ 比重
- ✓ 手触り
- ✓ 硬度
- ✓ 音
翡翠を見分ける方法は、主に上記4つが知られています。それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。
ライト
翡翠の裏からライトをあてると、光の通り具合や内部の結晶などを確認できるため、翡翠かどうかを見分けられることがあります。
翡翠は光を透過させ、内部の微細な繊維や粒状の結晶が複雑に絡み合っているのが特徴です。ガラスやプラスチックは内部が均一だったり、気泡が確認できたりするため、ライトで見極められるでしょう。
また、翡翠特有の結晶や輝きが確認できなければ、他の石である可能性も考えられます。
比重
翡翠は比重が3.3~3.4といわれ、見た目以上の重さを感じるのが特徴です。その他の翡翠とよく似た石よりも重く、ガラスやプラスチックとも圧倒的に重量感が異なります。
持ってみてサイズ以上のずっしり感を覚える場合、その石は翡翠かもしれません。また、キッチンスケールなどで比重を計測し、比重が3.3~3.4であれば翡翠である可能性が高いでしょう。
比重の測定手順
- 1.石だけの重さを量る
- 2.水を入れたコップをスケールに乗せて目盛りを「0」にする
- 3.石を糸に縛って2の水中に完全に沈める※石がコップに触れないよう注意
- 4.3の状態で重さを確認する
- 5.比重を計算する※比重=石だけの重さ÷水中に沈めたときの重さ
手触り
翡翠は熱が伝わりやすい性質であるため、触った瞬間に体温を奪ってひんやりとした感触を覚える石です。しばらく握っていても手の体温が奪われ続けるため、冷たい感触が持続するでしょう。
他の類似石や偽物としてよく用いられるガラスなどは、翡翠に比べると熱伝導率が低く、手で触ったときに翡翠ほどのひんやり感は感じないといわれています。
硬度
翡翠の硬度は6.5~7と非常に硬く、傷がつきにくい石のひとつです。一般的なカッターナイフでは傷がつかないため、カッターの刃をあてて本物かどうか見分ける方法があります。
傷がつくようであれば、偽物と断定できるでしょう。
ただし、カッターより硬度が高い石は翡翠だけではなく、その他の似た石もカッターで傷がつかない特徴を持ったものが存在します。
傷がつかないからといって本物の翡翠と決定づけることはできないことを知っておきましょう。
音
翡翠は結晶が密に詰まっている石であるため、硬いもので軽く叩くと「キンキン」と金属音に似た音が響きます。
一方、他の類似石は翡翠ほど結晶が詰まっていないことから「コツコツ」 といった少しこもった低い音がするでしょう。また、ガラスなどの偽物は「カチカチ」といった安っぽい音がします。
それぞれの音が聞き分けられる場合は、音でも本物の翡翠を見分けることが可能です。
翡翠とよく似た類似石

- ✓ ネフライト
- ✓ プレナイト
- ✓ サーペンティン
翡翠と似た石はさまざまあり、総称して「キツネ石」と呼ばれています。そのなかでも代表格の上記3種類について、特徴などを紹介いたします。
類似石を知っておくと、本物の翡翠を見分ける際に役立つでしょう。
ネフライト
ネフライトは、かつて翡翠と混同されていた類似石で、翡翠によく似た色味をしています。本物の翡翠に比べて少しだけ柔らかく、見た目は油や固形石鹸を塗ったようなトロンとした「油脂光沢」を持つのが特徴です。
プレナイト
プレナイトは、マスカットのような爽やかな黄緑色や緑色をした透明感ある石です。色の類似性や透明度の高さから、翡翠と間違われやすい石として知られています。
ライトを当てると非常によく光を通しますが、本物の翡翠とは違い、内部に結晶やきらめきなどが確認できないといわれています。
サーペンティン
サーペンティンは、不透明な深緑色に白や黒の斑点模様が入っていることが多い石です。稀に斑点模様がまったくなく、透き通るような美しい緑色の部分があり、翡翠と間違われることがあります。
また、翡翠の原石にも黒い斑点が入ることがあるため、特徴の類似性から見分けが困難なケースもあるでしょう。
しかし、硬度は圧倒的に低く、爪などでも傷がついてしまうことがあります。
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まとめ
日本は翡翠文化発祥の地として知られ、国石として翡翠を認定しています。市場でも翡翠は希少価値や美しさなどが高く評価され、とくに透明度が高く深い緑色をした翡翠は高値で取引されています。
そのため、翡翠は偽物が出回ることが多く、取引などの際には注意が必要です。
翡翠の見分け方は、ライトを使った方法のほか、比重、手触り、硬度、音を確認する方法が有効といわれています。
しかし、本物の翡翠について知識がないと見極めるのは簡単ではないでしょう。
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