イヤープレートの使い道、有名なブランドとは?

今回のテーマは『イヤープレート』です。

興味はあるけど、どうやって使ったらいいのかわからない
記念品として贈りたい

という方もいらっしゃることかと思います。

そこで今回はイヤープレートが作られるようになった起源や人気ブランドについてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

イヤープレートの由来、起源について

イヤープレートの由来、起源について

イヤープレートという名称からして、「一年に一度作られる限定品」ということは想像いただけるかと思います。

しかし、気になるのはその購入タイミングです。

日本では

子どもが生まれた記念に
結婚した年、または周年記念として

など、記念品として購入することが多いようです。

一方、海外では「クリスマスに購入する」という方が多いといわれています。

その理由として、ヨーロッパではイヤープレートが「クリスマスプレート」と呼ばれていること、クリスマスの時期に販売されている、というものがあります。

「イヤープレート」と呼ばれるようになった理由は諸説ありますが、「その年の限定品だから」、「クリスマス以外の絵柄が描かかれることもあるから」だといわれています。

そんなイヤープレートの起源は、とあるお金持ちの家庭で主(あるじ)がケーキやフルーツを盛ったプレートをクリスマスプレゼントとしてメイドさんに渡したことだと伝えられています。

そんなイヤープレートを世界で最初に製造・販売したのはデンマークの磁器ブランド『ビング・オー・グレンダール(通称「B&G」)』といわれています。

ビング・オー・グレンダールは現在ロイヤルコペンハーゲン社の傘下に入っていますが、もともとフィギュリン、一般家庭向けの食器を製造していました。

1895年、世界ではじめてのイヤープレート(クリスマスプレート)を完成させます。

作品名は『Behind the frozen window』。
翻訳すると「氷が張った窓の後ろに」となります。

このタイトルどおり、暖かい部屋から眺める外の風景が表現されており、幻想的で美しい彫刻がされていました。

これを販売すると、「記念に欲しい」とする人が世界中に急増。

以降、毎年違う絵柄でクリスマスプレートを販売したことでコレクション需要も増えていったのだといいます。

こうして、イヤープレートは「冬の風物詩」として広く浸透するようになったのです。

イヤープレートはどのようにして使う?

イヤープレートはどのようにして使う?

実際、食卓で使っている人はいるの?

と、気になっている方もいらっしゃるかと思います。

結論からいうと、「いる」です。

イヤープレートは製造元によって大きさは異なりますが、だいたい20~30cm程度のものが多く、普段使いしているお皿と同じように使うことができます。

しかし限定品であるという特質上、

使わず飾っている
観賞用にしている

という方が圧倒的に多いようです。

一方「使う派」の方は、

クリスマスプレートだから、クリスマスの時期に出して使う
気にせず普段の食器と同じように使う

など、使用シーンはさまざまのようです。

ちなみに、「いずれ買取に出すつもりである」という場合は使用せずに保管しておくのがおすすめです。

未使用品であるかそうでないかで買取価格が変わってきますので、こういった予定がある場合は使わずに箱ごと取っておきましょう。

どのようなときに飾るのか

どのようなときに飾るのか

日本ではご家族が誕生された年、記念日などに購入する方が多いということから「目に見えるところに飾っている」「家族が集まるリビングに飾っている」という方が多いようです。

また、

クリスマス期間だけ飾っている
冬の間だけ飾っている

という方もいらっしゃるようです。

イヤープレートに採用されるデザインは冬らしいもの、クリスマスらしいものが多いため、インテリアに季節を反映させたい方は「期間を限定して飾る」のも一つの手です。

ちなみに、通年飾っている方は、

壁掛け用のフックを使って壁面に並べる
プレートラックを使って飾る

という方が多いようです。

お住まいが賃貸の場合でも、プレートラックを使う方法であれば簡単に飾ることができます。

これを機に、「お皿を飾る」という新しい楽しみ方を増やしてみてはいかがでしょうか。

有名ブランドについて

有名ブランドについて

ここではイヤープレートで有名なブランド、人気の高いブランドをご紹介します。

イヤープレートはギフトにも大変喜ばれますので、ぜひ今後のプレゼント選びにお役立てください。

ロイヤルコペンハーゲン

イヤープレートといえばロイヤルコペンハーゲン」と名前が挙がるほど、イヤープレートの製造で有名な磁器ブランドです。

「白磁は貴族が使うもの」とされていた18世紀、自国で白磁の製造を行うべく開窯されたロイヤルコペンハーゲン(開窯当初の名称は「デンマーク磁器製作所」)。

長きにわたり王室御用窯として稼働していましたが、1868年に民間企業となりました。

ロイヤルコペンハーゲンがイヤープレートを製造するようになったのは1908年。100年以上毎年欠かさずにイヤープレートを販売しています。

ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートは、「製造が終わったら型を壊す」のが基本です。よって、販売が終了したものの復刻、再販は二度と行われません。

100年間の中には社会情勢を受け、製造数が減ってしまった年もあります。そういった年のプレートは希少価値が高まる傾向があり、ものによっては数十万以上の価格がつけられることもあるようです。

なお、ロイヤルコペンハーゲンの公式ホームページでは過去のイヤープレートを販売しています。

その年によって異なる絵柄は見ているだけでも楽しい気持ちにさせてくれますので、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

マイセン

高級磁器ブランドとして知られている『マイセン』。18世紀、ヨーロッパで初めて白磁製造に成功したマイセンはもともとアウグスト王専用窯として稼働していました。

マイセンは最大の特徴は専属のペインターによって描かれる「絵柄」です。

同じシリーズであっても完璧に同じものは存在しないため、「たったひとつの作品」と出会うことができます。

ちなみにイヤープレートは1910年から製造されています。初期(1900年代)のものはキリストの絵が多く描かれていましたが、最近では「世界遺産」をモチーフにしているなど、独自の世界観を貫いているマイセン。

大きさも一般的なものより少し大きめの26㎝となっています。

ヘレンド

1826年、ハンガリーで開窯された『ヘレンド』は、ヴィクトリア女王が愛用した磁器ブランドとして知られています。「シノズワリ(中国趣味)」をベースにしているのが特徴です。

イヤープレートの製造は1996年と比較的最近となりますが、デザインに西洋の占星術に用いられる「黄道十二宮」と東洋の「十二支」が採用されており、コレクターからも高い人気を集めています。

まとめ

いかがでしょうか。今回はイヤープレートについてまとめてみました。
イヤープレートは入手しやすい値段のものが多く、贈り物にも喜ばれています。

ぜひ、大切な家族、友人へプレゼントしてみてください。

なお、福ちゃんではイヤープレートの買取も行っています。
お気軽に無料査定をご利用ください。

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