保証書なしのロレックスは買取してもらえる？査定額に影響するのかも解説

ロレックスの時計を売りたいけれど、「保証書をなくしてしまったから買い取ってもらえないのでは？」と不安に思われていませんか？

実は、保証書のないロレックスは買取してもらえます。

この記事では、ロレックスの保証書の特徴を整理した上で、保証書の有無が査定額に影響するのかどうかを解説します。

保証書なしのロレックスを少しでも高く売る方法もご紹介しますので、「できるたけ高値で買い取ってもらいたい」とお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

【この記事のポイント】

• ✅ロレックスは保証書なしでも買い取ってもらえる
• ✅保証書の再発行はできないため、保証書を紛失した場合は、まずは査定に出してみるのがオススメ
• ✅保証書なしのロレックスを高く売却するには、他の付属品を用意したり早めに査定に出したりすることが大切

ロレックスは保証書なしでも買取してもらえる？

結論からお伝えすると、ロレックスは保証書がなくても買い取ってもらえます。

保証書がないからといって買取を断る店舗は少ないため、まずは査定に出してみることをオススメします。

それでは、保証書がないことで査定額に影響はあるのでしょうか？

保証書は、「お品物が本物であることを証明するツール」といわれていますが、確かな目利きを持つ査定士であれば、保証書がなくても真贋の見極めが可能です。

とはいえ、中古のロレックスをお探しの方の中には、

「保証書がセットになっているほうが安心して購入できる」
「付属品がすべてそろった“完品”を購入したい」

といった感情を抱き、保証書がついているお品物を探している方が一定数いらっしゃるのが現状です。

こうした現状から、保証書がついているお品物のほうが買い手がつきやすいという特徴があります。そのため買取業者は、保証書がついている場合に上乗せした査定額を提示することがあるのです。反対にいえば、保証書がついていない場合は、残念ながらマイナス査定となってしまいます。

次の章では、ロレックスの保証書の特徴について、詳しく見ていきましょう。

ロレックスの保証書の特徴

今回は、以下4つの点に着目して特徴を解説していきます。

・ロレックスの保証書に記載されている内容
・ロレックスの保証書の種類
・保証期間
・保証書を受け取るタイミング

ロレックスの保証書に記載されている内容

記載されている内容は、以下のとおりです。

・購入者名
・購入日
・販売店名
・型番
・シリアルナンバー
・国番号

ただ、これらすべての情報が記載されているとは限りません。というのも、ロレックスの保証書は、発行された年代によってデザインや記載されている内容が異なるからです。

なお、「購入者名」の欄については、正規店で購入した場合は、購入者ご本人の名前が記載されます。一方で並行輸入品の場合、空欄になっていたり、「××××」のように記号が入っていたり、個人名が記載されていたりと、輸入業者によってさまざまです。

購入者ご本人の名前が入っていないからといって、偽物というわけではありませんので、ご安心ください。

ロレックスの保証書の種類

先ほど少し触れたように、ロレックスの保証書は、年代によってデザインが異なります。ここでは、年代ごとの違いを簡潔にご紹介します。

■1980年代〜2006年頃まで
この年代に発行された保証書は、カードタイプではなく紙タイプでした。

保証書には、偽造防止のために王冠マークが描かれています。この王冠マークは、普通に眺めても見えませんが、保証書を光にかざすことで見えるようになっています。

■2006年〜2014年頃まで
この年代から、保証書が紙タイプからカードタイプに移行しました。

この年代に発行された保証書は、グリーンとゴールドカラーを使用した、高級感のあるデザインが特徴です。

カードタイプも紙タイプと同様に、偽造防止策が施されており、ブラックライトを当てると「ROLEX」の文字が浮かび上がります。

■2014年〜2020年まで
この年代に発行された保証書もカードタイプで、ホワイトを基調とした上品なデザインが特徴です。

1世代前の保証書と同様に、偽造防止のための対策が施されており、ブラックライトを当てると「ROLEX」の文字が浮かび上がります。

■2020年7月〜
現行の保証書で、こちらもカードタイプです。

グリーンカラーを基調に、ロレックスの王冠とロゴが際立つ、シンプルで洗練されたデザインが特徴です。

これまでのカードタイプの保証書と同様に、ブラックライトを当てると偽造防止用の「ROLEX」の文字が浮かび上がります。

保証期間

ロレックスの時計の保証期間は「5年間」で、原則として「購入した日」から有効になります。保証期間の具体的な開始時期は、保証書に書かれている「購入日」から確認することが可能です。

なお、ロレックスの保証期間は、2015年6月以前は「2年間」で、2015年7月以降の販売分から「5年間」に変更されました。

5年間という期間は、ほかのブランドと比べても長めであり、ロレックスの自信の表れともいえるでしょう。

保証書を受け取るタイミング

ロレックスの保証書は以前、購入と同時に受け取ることができませんでした。

保証書を受け取るためには、購入時についてくる保証書請求用はがきに必要事項を記入し、投函する必要がありました。そして後日、ご自宅などに送られてくるという仕組みだったのです。

しかし、2020年7月に現行の保証書となって以降、購入時にその場で発行されるようになりました。

はがきへの記入や投函が必要なくなった点は、購入者にとっても手間がなくなりメリットといえます。

ロレックスの保証書の役割

「ロレックスの保証書は、実際にどのようなときに役立つの？」

このようにお考えの方に向けて、ロレックスの保証書が持つ以下2つの役割について、詳しく解説していきます。

・無償で修理を受けられる場合がある
・お品物が正規品であることを証明できる

無償で修理を受けられる場合がある

保証書の代表的な役割ともいえるのが、無償の修理対応です。

説明書に記載されているとおりの使い方をしていたにもかかわらず、保証期間内に不具合や破損が発生した場合、無償で修理してもらえます。

具体的には、万が一次のようなトラブルが発生した場合は、無償で対応してもらえる可能性が高いでしょう。

・時計の針が突然動かなくなった
・時間を何度合わせても、すぐに遅れてしまう

無償で修理対応を受けるためには、保証書を提示する必要があるため、大切に保管しておきましょう。

一方で、以下のようなケースでは、たとえ保証期間内であっても無償で対応してもらうことはできません。

・通常の使用で消耗した（非金属製ブレスレットやストラップなど）
・紛失してしまった
・盗難された
・誤った使い方をして故障してしまった
・純正部品・付属品以外を使用したことが原因で故障した

お品物が正規品であることを証明できる

ロレックスの保証書は、万が一お品物を手放す際にも重要な役割を果たします。

時計と保証書を一緒に査定に出せば、お品物が正規品であることを証明でき、買取額アップにつながります。

先ほど少し触れたように、査定時に保証書がなくても、専門知識のある査定士であれば、本物かどうかをきちんと見極めることが可能です。ただ、中古品をお探しのお客様から人気が高いのは、保証書つきのお品物です。「保証書がついていれば正規品だから安心」と考えて、購入に踏み切る方も少なくありません。

保証書の有無によって買取額が大きく変わることもあるため、保証書は処分せずに大切に取っておきましょう。

保証書を紛失した場合、再発行できる？

「保証書を失くしてしまった」
「どこかに保管しているはずだけれど、家の中のいくら探しても見つからない」

このような状況を理由に、再発行を希望される方もいらっしゃるかもしれません。

しかし残念ながら、どのような理由であっても保証書を再発行してもらうことはできません。

ロレックスが保証書を再発行しないのは、不正利用を防ぐことが最大の理由です。

ロレックスは非常に高い人気を誇るブランドであるため、偽物の時計や保証書などが出回っているのも事実です。ロレックスが保証書を再発行してしまうと、こうした不正利用を助長しかねないため、再発行は行っていません。

とはいえ、保証書を紛失してしまったからといって、査定を断られるケースはあまりないため、まずは査定に出してみることをオススメします。

買取専門業者である【買取福ちゃん】でも、保証書のないロレックスの時計の査定を承っております。

時計に精通したプロの査定士が、お品物の価値を最大限に見出して業界トップクラスの査定額をご提示いたしますので、ぜひご相談ください。

保証書なしのロレックスを高く売るコツ

保証書を失くしてしまっても、ロレックスの時計を高く売るためにご自身でできることはあります。

ここでは、査定額を少しでもアップさせるための以下のコツについて見ていきましょう。

・保証書以外の付属品をそろえる
・買取を検討している場合はできるだけ早めに依頼する
・時計の買取実績が豊富な専門店に依頼する

保証書以外の付属品をそろえる

保証書がない場合でも、保証書以外の付属品をそろえることで、査定額アップにつながります。中古品を探されている方の中には、「付属品ができるだけそろっているアイテムのほうが良い」とお考えの方も多いからです。

保証書以外の付属品としては、以下のようなものが挙げられます。

・取扱説明書
・外箱
・内箱
・タグ
・コマ

できるだけ高く売るためには、これらの付属品を1つでも多くそろえることを意識しましょう。

買取を検討している場合はできるだけ早めに依頼する

ロレックスの時計を手放そうとお考えの場合は、できるだけ早めに査定を依頼したほうが良いでしょう。

というのも、発売から年数が経つほど、お持ちのモデルと同じものが中古市場に増えていってしまいます。新しいモデルや販売数の少ないモデルは、中古市場における流通量が少なく高価買取を狙えます。その一方で、発売から時間が経過し、中古市場における流通量が多いモデルは、高価買取を狙いにくいです。

たとえ使用頻度が少なくてきれいな状態であっても、購入してからの年数によっては「古い型」と判断されてしまう恐れもあるため、まずは一度査定に出してみることをオススメします。

時計の買取実績が豊富な専門店に依頼する

保証書がない時計をできるだけ高く売るために重要となってくるのが、「どの業者に依頼するか」という点です。

その理由は、保証書のないロレックスの時計を買い取ってくれる業者は、非常に多く存在するものの、業者によって査定額に差があるからです。

高価買取を狙いたい場合、時計の買取実績が豊富な専門店や、実際の買取価格を公開している専門店に依頼するのが良いでしょう。

そのようなお店であれば、保証書がなかったとしても、「時計のモデル」「制作された年」「中古市場における人気の高さ」「希少性」などを細かく確認した上で、価値を正しく評価してくれる可能性が高くなります。

一方で、時計の買取実績があまり多くない業者は、これらの点を考慮してくれず、お品物の状態だけをもとに査定額を提示されてしまう場合もあるため注意が必要です。

保証書なしのロレックス買取なら【福ちゃん】にご相談を

保証書のないロレックスの時計は、問題なく買い取ってもらえることがほとんどです。

とはいえ、保証書なしのお品物を実際に買取に出すとなると、

「保証書がないと、価値を正しく見極めてもらえないのではないか？」
「保証書がないことを理由に、不当に安い価格で買い取られたらどうしよう」

このようなご不安を抱かれる方もいらっしゃるかと思います。

保証書なしのお品物を安心して買取に出したいとお考えの方は、時計の買取実績が豊富にある【買取福ちゃん】にぜひお任せください。

福ちゃんには、ロレックスをはじめとする時計の知識や買取経験に富んだ査定士が在籍しています。保証書がないからといって、お品物の状態だけから価値を判断したり、不当に安い査定額をご提示したりすることは決してありません。

お品物の細かな部分まで丁寧に拝見し、お品物の価値に見合った価格をご提示させていただきます。

福ちゃんでご用意している買取方法は、「出張買取」「店舗買取」「宅配買取」の3種類です。

出張料や査定料、キャンセル料といった費用はすべて無料ですので、お気軽にご相談ください。（宅配買取の査定後に買取不成立となり、お品物の返送をご希望の場合のみ、返送時の配送料がお客様のご負担となりますので、あらかじめご了承ください。）

保証書なしのロレックス買取に関するQ＆A

ここでは、保証書なしのロレックスの買取に関する以下のご質問に回答させていただきます。

・付属品が何もなくても買取してもらえますか？
・保証書の保証期間が切れていても価値はありますか？
・購入者名が書かれていない保証書は価値はありますか？

回答をご覧いただき、買取に出す際に役立てていただけると幸いです。

付属品が何もなくても買取してもらえますか？

ここまでお伝えしてきたとおり、付属品がない場合、付属品がそろっている場合と比べると査定額は下がってしまいます。

しかし、付属品が欠けているという理由で、買取を断られることは基本的にありません。保証書だけでなく、箱やタグなどの付属品が何もなかったとしても、買取してくれる業者がほとんどです。

付属品がない場合も、時計そのものが価値の高いものであれば、高額買取となる可能性があります。そのため、手元に付属品がなくても諦めず、まずは査定に出していただくのがオススメです。

保証書の保証期間が切れていても価値はありますか？

ロレックスの保証書は、保証期間が切れてしまうと、無償の修理対応などはしてもらえなくなってしまいます。

しかし、保証期間の切れた保証書にも価値はあります。

たとえ保証期間が切れていたとしても、「お品物が本物であることを証明するツール」であるという事実に変わりはありません。

保証期間が切れていたとしても、捨てずに大切に保管しておきましょう。

購入者名が書かれていない保証書は価値はありますか？

保証書の購入者名の欄に何も書かれていないことがあり、このような保証書には価値がないのではないかと心配される方もいらっしゃいます。

しかし、購入者名の欄に何も書かれていない保証書にも価値があるため、まったく心配いただく必要はございません。

記事の前半で少し触れたように、お品物が並行輸入品の場合、購入者名の欄に何も書かれていないことがあります。

購入者名の欄が空欄であったり、ご自身の名前が書かれていなかったりしても、お品物や保証書の価値が下がってしまうわけではありませんので、ご安心ください。

なお、2020年7月以降に発行された現行の保証書は、購入者名の欄自体がなくなりました。購入者名の欄がない保証書も、当然ながら価値がありますので、大切に保管いただければと思います。

まとめ

本記事では、保証書のないロレックスの買取について解説しました。

保証書がない場合、査定額は下がってしまうものの、買取自体を断られることは基本的にありません。保証書の再発行は不可能なので、保証書がない場合は、まずは査定に出していただき、どれくらいの価格がつくのかを確かめていただくことをオススメします。

保証書のないロレックスのお品物を少しでも高く買い取ってもらうためには、保証書以外の付属品をそろえたり、できるだけ早めに買取に出していただいたりすることが大切です。

さらに、時計の買取実績が豊富な専門店に査定を依頼することも、高く売る方法として有効です。時計の買取実績が豊富な専門店には、買取実績があまりないお店と比べて、保証書のない時計の価値を正しく見極められる査定士が在籍している可能性が高いでしょう。

時計の買取を行っている専門店は数多く存在するため、どの業者に依頼すべきか迷ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

そのようなときは、時計の買取実績が豊富な【買取福ちゃん】のご利用をご検討ください。

福ちゃんはロレックスをはじめとする時計の買取実績が豊富にあり、これまでに、保証書のない時計の買取も数多く行ってきました。

保証書がついていなくても、時計そのものから得られる情報をもとに、業界トップクラスの査定額をご提示させていただきます。

お客様にご満足いただける査定額をご提示できるよう努めますので、ぜひ福ちゃんにご相談ください。