- 古銭/記念硬貨
- 2023.05.12
パンダ銀貨の買取価格や価値を紹介!偽物の見分け方やその他のコインも

「パンダ銀貨は買取可能?」
「パンダ銀貨の価値は?」
など、パンダ銀貨の買取について知りたい方のために情報をまとめました。
パンダ銀貨の特徴や買取価格、偽物の見分け方など、盛りだくさんでお届けします。
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パンダ銀貨とは?

パンダ銀貨とは、中国造幣公司が1983年から毎年発行している地金型銀貨です。
これは、前年(1982年)に発行され成功を収めたパンダ金貨の成功を受けての追加となりました。
中国語では「熊猫銀幣」と言います。
パンダ銀貨の誕生背景と歴史
当初の目的には、中国を象徴するパンダをデザインしたコインを国際市場で販売し、外貨を獲得する狙いがありました。
初期の1983年〜1985年モデルは、重量27グラム、銀品位90%という特殊な規格で、発行枚数も各年1万枚と非常に少ないプルーフ仕上げ(鏡面仕上げ)でした。
その後、1987年からは1オンスのプルーフ銀貨が登場(当年の主要仕様は.925)。
そして1989年からは、本格的な地金型(BU=Brilliant Uncirculated)コインの発行が始まり、現在まで続く毎年発行の体制が確立されたのです。
パンダデザインの変遷と人気理由
パンダ銀貨が世界中のコレクターから愛される最大の理由は、そのデザイン性にあります。
表面には中国を代表する動物であるジャイアントパンダ、裏面には世界遺産にもなっている北京天壇がレリーフされているのが特徴です。
ジャイアントパンダのデザインは毎年変わり、毎年多くの人が楽しみにしています。
愛らしい子パンダの姿、親子でじゃれあう様子、竹を食べる姿など、年ごとに異なるシーンが精巧なレリーフで表現。
例外として、2001年と2002年の2年間だけは、政府がデザイン凍結を決定したために同一のデザインが採用されました。
しかし、この措置は愛好家からの反発も多く、2003年からは再び毎年デザインを変更する伝統が復活しています。
高純度なので投資用に収集する人もいれば、毎年変わるパンダのデザインに惹かれてコレクションする人など、さまざまです。
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パンダ銀貨の買取価格

パンダ銀貨は買取に出すとどのくらいの価値になるのでしょうか。
買取相場や福ちゃんでの買取実績例を紹介します。
買取相場
パンダ銀貨は銀としての価値がつくので、銀相場が変動するとパンダ銀貨の価値も変わるでしょう。
1トロイオンス(約31.1g)の銀貨であれば、その時点での銀1オンスあたりの市場価格が、そのコインの最低保証価値に近いものとなります。
そのため、銀相場が上昇すれば、パンダ銀貨の買取価格の基礎も上昇します。
ただし、実際の市場価格は「銀地金価格 + コインプレミアム」で決定されます。
発行枚数が限定的であるパンダ銀貨は、発行年数によっては希少価値が高まり、銀相場以上の価格がつくこともあるのです。
パンダデザインの人気も相まって、状態が良ければ銀相場よりも高い査定額がつく可能性が高い銀貨といえるでしょう。
例えば、3代目となる1985年発行のパンダ銀貨は、ネットオークションで10万円以上の価格で落札されているものがよく見られます。
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福ちゃんではパンダ銀貨の買取実績が多数あり、1983年発行のパンダ銀貨を216,000円でお買取りしたことがあります。
さまざまな銀貨に詳しいその道のプロが査定し、状態や発行枚数などから総合的に査定額を判断するため、相場より高い価格でのお買取りも可能です。
パンダ銀貨の買取を検討している方は、ぜひ福ちゃんにご連絡ください。
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パンダ銀貨の偽物の見分け方

- ✔︎ 重さ
- ✔︎ デザイン
- ✔︎ サイズ
パンダ銀貨は偽物がよく出回っており、注意しなければなりません。
偽物は、重さ、デザイン、サイズをよく確認すると見分けられることがあります。
磁石・電子秤を使った簡易チェック
ご自宅でできる簡易的な真贋チェック方法として、まず「重量」と「磁性」の確認が挙げられます。
パンダ銀貨の仕様は厳密に定められています。
例えば、1987年〜2015年の1オンス銀貨は31.1g(厳密には31.1035g)、2016年以降の30g銀貨は30.0gです。
キッチンスケールなどで重量を測定し、この規定値から大きく外れている場合(メッキ品は軽いことが多い)は偽物の可能性が高くなります。
パンダ銀貨は重さが刻印されているので、実際の重さと刻印の重さが同じか確認しましょう。
また、磁石を近づけてみる方法もあります。本物の銀(純度99.9%)は磁石に反応しません。
もしコインが磁石に引き寄せられるようであれば、それは中身が鉄やニッケルなどでできた偽物の可能性が高くなります。
ただし、偽造者も対策を講じており、銀と比重が近い精巧な偽物も存在するため、この2点だけで本物と断定することはできません。
細部レリーフの違い
より詳細な鑑定では、デザインの細部を比較しましょう。
本物のパンダ銀貨は、高度な技術で作られており、パンダの毛並みや、天壇の階段、柱の模様などが非常にシャープかつ立体的に刻印されているのがポイントです。
一方、偽物は金型(プレスする型)の精度が低いため、デザインが全体的にぼんやりしていたり、細部が潰れていたり、文字のフォントが異なっていたりします。
ほかにも、額面が彫られていない、デザインやサイズが本物と違うケースも偽物と判断できます。
しかし、本物と偽物の見極めは本物に関する確かな情報や知識がないと困難です。
銀貨の買取実績がある買取業者に持っていき、査定士に見てもらう方法が一番でしょう。
パンダ金貨もある

中国が発行しているパンダデザインのコインはパンダ銀貨だけではありません。
純度99.9%のパンダ金貨も毎年発行されています。
パンダ金貨は1982年から発行されており、パンダ銀貨よりも早く誕生しました。
デザインはパンダ銀貨と変わらず、ジャイアントパンダと北京天壇がレリーフされています。
パンダ金貨には、1トロイオンス、1/2トロイオンス、1/4トロイオンス、1/10トロイオンス、1/20トロイオンスの5種類があります。
また、法定通貨としての額面も大きく異なり、例えば1オンスの銀貨が10元であるのに対し、1オンスの金貨は当初100元、後に500元に変更されています。
これは、素材(地金)としての価値の違いを反映したものです。
パンダ銀貨以外の注目銀貨

- ✔︎ イーグル銀貨
- ✔︎ メイプルリーフ銀貨
- ✔︎ ブリタニア銀貨
諸外国でもパンダ銀貨のように毎年発行されている地金型銀貨が存在します。
そのなかで注目されている「イーグル銀貨」「メイプルリーフ銀貨」「ブリタニア銀貨」を見ていきましょう。
イーグル銀貨

イーグル銀貨は、1986年から毎年発行されているアメリカ合衆国の銀貨です。
表面は自由の女神、裏面はイーグルと、アメリカ合衆国を象徴するデザインがレリーフされています。
スタイリッシュな見た目から、コレクターからも支持が熱い種類です。
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メイプルリーフ銀貨

メイプルリーフ銀貨はカナダの地金型銀貨で、1988年から発行されています。
表面にはエリザベス2世、裏面にはカナダのシンボルであるカエデの葉が刻印されている銀貨です。
気品あるデザインなので、コレクションコインとしても人気があり、流通量は世界一と言われています。
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ブリタニア銀貨

ブリタニア銀貨は、1997年に発行が開始されたイギリスの銀貨です。
表面は2022年発行銘まではエリザベス2世、2023年発行銘はチャールズ3世がレリーフされ、裏面はイギリスを擬人化したブリタニア女神がデザインされています。
ブリタニア女神は古くからイギリスに伝わる象徴なので、ブリタニア銀貨をお守りとして持つ人もいます。
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ブリタニア銀貨の買取相場!純度や偽物の見分け方、その他投資用銀貨
パンダ銀貨の買取は福ちゃんへ

パンダ銀貨は、ジャイアントパンダや北京天壇がレリーフされている中国の地金型銀貨です。
1983年から発行され、毎年ジャイアントパンダのデザインが変わっています。
発行枚数が限定的なので、高値で取引されることも少なくありません。
人気なので偽物が出回っていることがあるため、お手持ちのパンダ銀貨が本物かどうかは重さやデザイン、サイズをよく確認して見極めましょう。
しかし、素人判断は危険なので、銀貨に精通した買取業者の査定士に見てもらう方法が確実です。
福ちゃんは銀貨に関してプロの知識を持った査定士が在籍しているため、銀貨買取の高い実績を持っています。
パンダ銀貨の買取は福ちゃんにお任せください。
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