• 古銭/記念硬貨
  • 2023.08.05

天保五両判金の買取相場紹介!重さや当時の価値、偽物の見分け方、その他注目の金貨も

「天保五両判金はいくらで買い取ってもらえる?」
「天保五両判金の価値が知りたい」


という方のために、天保五両判金の買取相場などについてまとめました。
特徴や偽物の見分け方など、参考になる情報も満載です。
ぜひご覧ください。

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天保五両判金って何?

天保五両判金って何?

天保五両判金は、江戸時代に発行された小判型の貨幣です。

デザインなどの特徴や歴史からみる発行経緯、当時の価値を紹介します。

重さ・刻印などの特徴

  • ✔︎ 重さ:約33.75g
  • ✔︎ 品位:金 約84.2/銀 約15.4/その他 約0.4(%)
  • ✔︎ サイズ:約89×51(mm)※個体差あり

天保五両判金は5両の額面を持つ金貨で、江戸時代唯一の五両判金です。

規定とされる重さ(量目)は約33.75gです。ただし、天保五両判金には、他の金貨とは異なる規格やデザイン上の特徴があります。

金品位

天保五両判金の品位(素材の純度)は、金が約84.2%、銀が約15.8%と定められていました。

しかし、この金含有量は、額面5両に対して不足していました。同時期の天保小判(1両)と比較しても、純金量は約4両半程度に過ぎなかったのです。

それでも幕府は額面価値が実際の金属価値を上回る「定位金貨」として、この五両判を強制的に通用させようと試みたとされています。

デザインや刻印(桐紋・花押・験極印)

天保五両判金は、その刻印にも特徴があります。査定の現場でも、これらの刻印の配置や状態を丁寧にチェックします。

表面中央には全体に「茣蓙目(ござめ)」と呼ばれる模様。

そして、額面の「五両」と当時の金座を仕切っていた光次の花押が縦に並び、それを挟むように上下には扇枠の桐紋、左右には丸枠の桐紋が刻印されています。

裏面には中央に花押、右上に時代印の「保」の字(保字金と呼ばれる由来)、左下に験極印(けんごくいん)と呼ばれる職人や鋳造所を示す刻印が2つあるのが特徴です。

「中判」と呼ばれるサイズ感

天保五両判金は、その大きさから「中判(ちゅうばん)」とも呼ばれます。

これは、一般的な小判(一両)よりも大きく、贈答用などに使われた大判(拾両) よりも小さい、中間のサイズであったことに由来するものです。

発行経緯

天保五両判金は当時の基軸通貨的役割を果たしていた天保小判金と同時期の1837年(天保8年)から発行されました。

しかし、その発行は短命に終わります。

天保期の経済と貨幣改鋳

大きな金額を扱うことが多い上流階級で需要があると踏んで作られましたが、当時の幕府は財政難だったことから5両の額面に満たない含有金量で作られたため、評判が悪かったといわれています。

発行の直接的な動機は、幕府の財政難対策でした。

金座の後藤家(十五代後藤真乗)が幕府に鋳造を提案し、額面以下の金含有量とすることで、差額を幕府の利益とする狙いがありました。

これは「天保の改革」に先立つ貨幣政策の一環でもあります。

評価と鋳造停止までの流れ

幕府の期待とは裏腹に、天保五両判金は市場から厳しい評価を受けます。

商人や両替商は、額面に対して金含有量が不足していること(実質4両半相当) にすぐに気づき、この金貨の受け取りを避けました。

信用を失った五両判は市中でほとんど流通せず、発行からわずか6年後の天保14年(1843年)には鋳造停止に追い込まれたのです。

金座と後藤家の役割

この金貨の製造は、江戸幕府の金貨鋳造を担った「金座」が行いました。表面に刻まれた花押は、金座の長であり、貨幣の検定役であった「後藤光次」のものです。

また、発行の経緯には、当時財政難に陥っていた大判座を救済する目的も含まれていたとされます。

天保小判金について詳しくはこちら↓
天保小判金の買取価格紹介!現在の価値や本物と偽物の見分け方・その他小判の種類等も解説

当時の価値

江戸時代と現在では物価や生活方法などが大きく違うため、当時の価値を現在の感覚で換算するのは難しいでしょう。

例としてかけそばの料金から換算するなら、1両は十数万円といわれていることから、5両は非常に高価な金額だったといえます。

天保五両判金の買取価格

天保五両判金の買取価格

天保五両判金は、現在どれくらいの価値があるのでしょうか。

買取相場や福ちゃんでの買取実績例を紹介します。

買取相場

天保五両判金は100万円前後が相場となっています。

発行枚数が少なく古銭としての価値が高いことに加え、金の含有量や大きさ、見た目の美しさからコレクターにも需要があるため、高額査定が期待できるでしょう。

また、外箱や鑑定書などの正式な書類などが添付されている場合は査定額が向上する可能性があります。

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福ちゃんでは、これまでさまざまな古銭を買取してきました。

そのなかで、天保五両判金は945,000円でお買取りした実績があります。

天保五両判金をはじめとする古銭に精通したプロの査定士が対応するため、金貨としての価値や歴史的価値などをしっかり価格に反映することが可能です。

また、独自に開拓した豊富な流通ルートを持っていることから、損のない取引を実現しています。

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紹介している買取相場はあくまでも目安です。実際の買取価格は保管状態や市場の需給バランスなど、さまざまな要因で変動します。詳細は古銭買取業者にご確認ください。

天保五両判金は偽物やレプリカに注意

天保五両判金は偽物やレプリカに注意

天保五両判金は、注目度の高い高価な古銭であるため、偽物やレプリカが少なくありません。

偽物の見分け方やレプリカ品の注意点を紹介します。

偽物の見分け方

本物かどうか見極めたい場合は、まず重さやサイズを計測してみましょう。

本物と数値が離れているものは、金ではない素材を多く含んで作られている可能性が高いので、偽物と判断できます。

また、本物と見比べて細かい部分のデザインに違いがある場合も、偽物といえるでしょう。

しかし、真贋の見極めは本物に関する知識が必要であるため、古銭の買取実績が高い買取業者に持っていって査定してもらうのが一番です。

レプリカの注意点

天保五両判金は人気の古銭であることから、似せたものがレプリカ品として販売されていることが多く、なかには純金や純銀でできたものもあります。

そういったものは古銭の価値はなくても、金や銀の価値がつくでしょう。

大きさなどによりますが、数万円になることもあるため、レプリカでも純金や純銀でできている可能性があるものは一度買取業者に持って行ってみるといいでしょう。

その他注目の金貨

その他注目の金貨

  • ✔︎ 文政二分判金(文政二分金)
  • ✔︎ 天保二朱判金(天保二朱金)
  • ✔︎ 万延大判金

江戸時代は多くの金貨が作られました。

そのなかから、「文政二分判金」「天保二朱金」「万延大判金」を紹介します。

文政二分判金(文政二分金)

文政二分判金(文政二分金)

真文二分判
  • ✔︎ 重さ:約6.7g
  • ✔︎ 品位:金 約56.3/銀約43.3/その他 約0.4(%)
  • ✔︎ 寸法:約12.7×21.5×2.1(mm)

草文二分判
  • ✔︎ 重さ:約6.7g
  • ✔︎ 品位:金 約48.9/銀約50.6/その他 約0.5(%)
  • ✔︎ 寸法:約12.7×21.5×2.1(mm)

二分判金は長方形短冊状で1/2両の額面を持つ金貨です。

文政二分判金は1818年(文政元年)から発行され、表面には額面を表す「二分」の文字や扇枠の桐紋などが刻印されています。

裏面には時代を表す「文」があり、文政二分判金は「文」の字が楷書体の真文二分判と草書体の草文二分判に分けられます。

文政二分判金について詳しくはこちら↓
文政二分判金(文政二分金)の買取価格は?真文二分金の特徴や他の二分金の種類等

天保二朱判金(天保二朱金)

天保二朱判金(天保二朱金)

  • ✔︎ 重さ:約1.6g
  • ✔︎ 品位:金 約29.9/銀 約69.7/その他 約0.4(%)
  • ✔︎ 寸法:約7.5×3(mm)

天保二朱判金は1832年(天保3年)に鋳造が始まった長方形短冊状の金貨です。

1/8両の額面で流通し、使い勝手がいい少額金貨だったことから発行枚数が多く、流通機関も長かったといわれています。

表面には「二朱」の文字と扇枠の桐紋、裏面には光次の花押が刻印されており、時代印はありません。

万延大判金

万延大判金

  • ✔︎ 重さ:約112.4g
  • ✔︎ 品位:金 約36.4/銀 約63/その他 約0.6(%)
  • ✔︎ 寸法:約136.7×80.6(mm)

万延大判金は1860年(万延元年)に発行された日本最後の大判です。

表面にはござ目を背景に丸枠の桐紋が上下左右の4箇所に刻印されており、墨書で大きく「拾両後藤」と書かれています。

書かれている墨書の状態がいいものは、数百万円で取引されることもあります。

天保五両判金の買取は福ちゃんへ

天保五両判金の買取は福ちゃんへ

天保五両判金は江戸時代で唯一作られた五両判金で、見た目の美しさなどからコレクターに人気があります。

本物であれば高額査定が期待できますが、偽物やレプリカが少なくないため、注意が必要です。

福ちゃんは大判や小判の買取実績が高い買取業者で、古銭に精通したプロの査定士が対応し、総合的価値を価格に反映します。

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