- 金/貴金属
- 2026.03.14
金縁メガネはダサい?高く売れるブランドや純度ごとの買取市場動向

メガネのフレームは、プラスチック素材を使用した「セルフレーム」と、金属を使用した「メタルフレーム」に大きく分かれます。
メタルフレームのなかでも金(ゴールド)を使用した金縁メガネは、どうしてもダサいイメージを持たれがち。昔の人がかけていた古いデザインという印象を持つ方もいらっしゃるでしょう。
しかし、金縁メガネのデザインは年代や形状によってまったく異なります。
近年は金相場が歴史的な高値圏で推移しており、ファッション面だけでなく資産としての側面にも関心が集まるようになりました。
本記事では、金縁メガネの形状ごとの印象の違い、買取市場で評価されやすいブランド、そして金の純度による価値の違いについてお伝えします。
金縁メガネはダサい?

金縁メガネは「高齢者が好むフレーム」「いかついイメージ」「時代遅れ」などの理由で、ダサいと思われてしまうことがあります。
しかし、実際にはデザインや形状の選び方次第で、知的で洗練された印象を与えられるアイテムです。
金縁メガネは日本人の肌の色となじみやすく、顔の表情を明るく見せてくれる効果があるとされています。
近年ではレトロブームの影響もあり、あえて金縁メガネをファッションに取り入れる若い世代も増えてきました。
金縁メガネが与える印象と近年のトレンド
昨今のファッショントレンドでは、クラシック回帰の流れが見られます。
少し前までは太い黒縁のセルフレームが主流でしたが、最近は顔の印象を邪魔しない、繊細で細身のメタルフレームに注目が集まるようになりました。
ただし、太い黒縁セルフレームの人気がなくなったわけではなく、両方のスタイルが共存している状況です。
そのなかでも金縁メガネは、知性や上品さを演出できるアイテムとして再評価されています。コーディネートのアクセントとして取り入れることで、洗練されたスタイルにまとまりやすいでしょう。
ヴィンテージ・アンティークフレームとしての資産価値
ファッションアイテムとしての魅力に加え、金縁メガネには「資産」としての側面もあります。
K18などの金を使用したフレームは、年数が経過しても素材としての価値が残りやすい点が特徴です。ただし、金相場は日々変動するため、売却価格が常に購入時を上回るとは限りません。
購入時期や重量、ブランド、当時の購入価格によっては、購入額を上回る査定になるケースもあります。
ヴィンテージ市場や貴金属買取市場で注目されることも多く、金相場が高水準にある局面は売却を検討しやすい時期といえるでしょう。
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金縁メガネの形状ごとの印象

ダサい印象を持たれず、おしゃれにつけこなすには、自身の顔立ちに合った形状の金縁メガネを選ぶことが大切です。
代表的なメガネの形状ごとの印象の違いや、どのような人に似合いやすいのかを整理します。
ラウンド
ラウンドメガネは、ほぼ正円の形をしたメガネです。クラシカルなデザインであり、親しみやすく優しげな印象を与えてくれます。
顔の輪郭がシャープな三角顔の方や、エラが張りがちな四角顔の方によく似合う形状とされています。直線的なフェイスラインに丸いメガネを合わせることで、全体のバランスが中和されるためです。
ただし、実際にはフレーム幅や瞳の位置などでも印象は変わるため、試着して確認するのが確実でしょう。
金縁のラウンドメガネは、知的でありながらも上品でやわらかい雰囲気を醸し出すため、女性からの支持も高い形状。
アンティーク市場でもラウンド型は定番の人気を誇り、買取需要も安定しています。
オーバル
オーバルメガネは、横長の楕円形をしたメガネです。ラウンド型よりもクセがなく、誰にでも似合いやすいオールマイティーなデザインといえるでしょう。
その曲線的なフレームは、三角顔の方やベース型の方にマッチしやすいとされています。
レンズの縦幅がそれほど広くないため、眉毛のラインと合わせやすく、自然な印象で着用できるのもポイントです。
金縁のオーバルメガネは、主張が控えめでありながらも、ゴールドの質感が上品な印象を添えてくれます。ビジネスシーンでも悪目立ちせず、フォーマルな装いにもなじむ万能な形状です。
スクエア
スクエアメガネは、横長の長方形を特徴とするメガネです。直線的なラインが顔の印象を引き締め、シャープで知的な雰囲気を引き出します。
丸顔の方がスクエアメガネをかけると、フェイスラインの丸みがカバーされ、すっきりとした印象にまとまるでしょう。
ただし、金縁のスクエアメガネは、強面で近寄りがたい印象になりやすい面があります。
そうした印象を避けたい場合は、レンズの縦幅が狭いタイプ(ハーフアイなど)を選ぶのが効果的。縦幅が狭くなると威圧感も和らぎ、スマートな印象が強まります。
ウェリントン
ウェリントンメガネとは、台形を逆さにした形で、少し丸みを帯びたメガネです。スクエア型とラウンド型の中間の形をイメージすると分かりやすいでしょう。
丸顔の方や面長の方によく似合うとされています。レンズの天地幅(縦幅)が広めにとられているため、顔の余白を埋めて小顔に見せる効果も期待できます。
金縁のウェリントンメガネは、クラシカルでありながらも適度なリラックス感があり、落ち着いた大人の余裕を演出してくれるデザイン。普段使いはもちろん、スーツスタイルにもよくなじみます。
ツーポイントやハーフリムなどその他の形状
フレームの枠がレンズ全体を囲っていないタイプも、金縁メガネのなかで人気があります。
ツーポイント(ふちなし)は、レンズに直接穴を開けてテンプル(つる)とブリッジを固定するタイプです。
フレームの主張が少なく、素顔に近い印象を与えつつ、金具部分のゴールドがさりげない高級感を添えます。
ハーフリム(ナイロール)は、レンズの上半分、または下半分だけにフレームがあるタイプ。
知的で洗練された印象を与えやすく、上半分が金縁になっているブローラインは、目元を強調して力強い意志を感じさせます。
これらの形状の金縁メガネも、使用されている貴金属の重量やブランドの希少性によって、買取市場で高く評価されることがあります。
金縁メガネが高く売れる人気ブランド5選

金縁メガネの価値は、使用されている金の重量(スクラップ価値)だけで決まるわけではありません。
ハイブランドや歴史あるアイウェアブランドが手がけた製品であれば、「ブランド価値」や「デザイン性」が上乗せされ、高値で取引されることがあります。
買取市場で高い需要を持つ5つのブランドを紹介します。
カルティエ(Cartier)
フランスを代表する高級宝飾ブランドであるカルティエのアイウェアは、世界中のセレブリティから愛されています。
カルティエの金縁メガネは、ジュエリー制作で培われた技術が反映されており、フレームそのものに美しい装飾が施されているのが特徴です。
「パンテール(豹)」や「サントス」のモチーフがあしらわれたラインは人気が高く、素材や仕様はモデルによって異なります。
ジュエリーとしての評価がなされるモデルもあるため、状態やモデルによっては高額な買取が期待できるブランドです。
金子眼鏡(KANEKO OPTICAL)
福井県鯖江市に本社を置く金子眼鏡は、自社工場でプラスチック・メタル両フレームの一貫生産を手がけるブランドです。
セルロイドやアセテートなどの伝統的な素材に加え、装飾や仕様にこだわった上位モデルも展開されています。
職人が手作業で仕上げたフレームの品質には定評があり、中古市場でもモデルによっては高い評価を受けています。
白山眼鏡店(HAKUSAN MEGANE)
白山眼鏡店は、1883年創業の眼鏡店をルーツに持ち、現在の白山眼鏡店は1946年に上野で誕生した日本のアイウェアブランドです。
ジョン・レノンが「MAYFAIR」を愛用していたことでも知られています。
「デザインしすぎないこと」を基本コンセプトとしており、顔に自然になじむ美しいフォルムが特徴。
K18を使用した金縁メガネとして、「シルバー925+K18」のコンビ仕様も高い人気です。
コアなコレクターが多く存在するため、古い年代のヴィンテージモデルでもプレミア価格がつくケースが見られます。
ローデンストック(RODENSTOCK)
ローデンストックは1877年創業、140年以上の歴史を持つドイツ発の名門光学ブランドです。眼科光学分野での知名度が高く、人間工学に基づいた設計による掛け心地のよさにも定評があります。
なお、同社は2022年にアイウェア事業の売却を発表しており、現在の事業体制はレンズ・メディカル領域が中心となっています。
一方、ヴィンテージの金張り・金無垢系モデルは中古市場で評価されることがあり、当時のオリジナル品でK18などの金無垢で作られたモデルは、コレクターの間で別格の扱いを受けています。
マツダ(MATSUDA)
日本のデザイナーブランド「NICOLE」の創設者である松田光弘氏が1989年に立ち上げたアイウェアブランドです。
マツダのメガネは、アール・デコやゴシック様式からインスピレーションを得た、緻密で複雑な彫金細工が特徴。
映画「Iron Man 3」でトニー・スターク役が着用したモデル(M3023)が話題になったことでも知られています。
ゴールドを使用したフレームには、精巧な模様が彫り込まれているものがあり、その芸術的な価値が高く評価されています。
海外での人気が高く、買取市場でも高額査定がつくことがあるブランドです。
金縁メガネで使われている金の純度について

ひと言で「金」といっても、100%の純金で作られているものは少なく、ほかの金属を混ぜ合わせた複数の「純度」が存在します。
金縁メガネの買取価格を左右する最大の要因は、この金の純度と重量です。主にどのような純度の金が使われているのか、そして金メッキとの違いを解説します。
18金(K18)
18金は、金の含有率が全体の75%を占め、残りの25%に銀・銅・パラジウムなどの金属を配合した合金です。
純金(24金)は柔らかく、そのままではすぐに曲がったり傷ついたりしてしまうため、日常的に身につけるメガネフレームには適していません。
18金は純金の美しさを保ちながらも耐久性が高く、メガネフレームに適した素材とされています。
配合する金属の割合を変えることで、イエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールドといったさまざまな色合いを出せるのも18金の特徴です。
金相場が高水準にある局面では、フレームに「K18」や「750」の刻印があれば、純度判定の手がかりとなります。
ただし、実際の査定額は重量・状態・ブランド・当日の相場によって変動するため、一概に高価買取が保証されるわけではありません。
14金(K14)
14金は、全体の約58.5%が金で、残りの約41.5%に銀・銅・パラジウムなどが使われている合金です。
18金よりもさらに耐久性が高く、傷や変形に強いのが特徴。古い年代のアメリカ製やヨーロッパ製のアンティークメガネには、この14金が多く採用されています。長年の使用に耐える堅牢さがあるためです。
金特有の輝きや資産価値という点では18金に及びませんが、実用性の高さから現在でも人気があります。「K14」や「585」の刻印が目印です。
24金(純金)や22金を使用した特殊なフレーム
純度99.9%以上の24金(K24)や、純度約91.7%の22金(K22)は、柔らかいため一般的な日常用メガネフレームでは採用例が多くありません。
しかし、一部のオーダーメイド品や、限られた職人が特殊な鍛造技術を用いて極太に仕上げたフレームなど、ごくまれに高純度の金を使用したメガネが存在します。
なお、高純度金をうたう製品でも、実際にはチタン等をベースに金メッキ・金張りで仕上げている例があるため、刻印や素材表示の確認が欠かせません。
希少な無垢フレームの査定額は、重量・純度・ブランド・状態によって大きく変わります。
金メッキ(GP)や金張り(GF)との違いと見分け方
金縁メガネのなかには、中身が真鍮やニッケル合金などで作られており、表面だけを薄い金でコーティングしている製品も多数存在します。
金メッキ(GP: Gold Plated)は薄い金の被膜を電着したもの、金張り(GF: Gold Filled / RGP: Rolled Gold Plate)はより厚い金層を機械的に圧着したものです。
どちらも無垢金とは査定の扱いが異なり、多くの貴金属買取店ではGP・GFは買取対象外、またはブランド価値を中心とした査定になります。
見分け方としては、フレームのテンプル(耳にかける部分)の内側やブリッジ(鼻あての間)にある小さな刻印を確認します。
| K18 / 750 / 18K | 本物の18金 高価買取の対象になりやすい |
| K18GP / 18KGP | 18金メッキ Gold Platedの略で、表面に極薄の金をコーティング |
| 1/10 12KGF 1/20 12KGF |
12金張り(Gold Filled) 表記割合の金層を素材に圧着したもの |
GPやGFといったアルファベットが末尾についている場合は、メッキまたは金張り品であることを示しています。
自分に合う金縁メガネを選ぼう

金縁メガネがすべてダサいわけではなく、顔立ちに合う形状を選ぶことで、知的でおしゃれな印象を十分に演出できます。
金相場が高水準で推移している現在、金縁メガネは素材としての資産価値も併せ持つアイテムです。
形状ごとの違いも参考にしながら、自身に合ったデザインを探してみるとよいでしょう。
「昔買った金縁メガネがあるけれど、今の好みには合わない」「親から譲り受けたデザインが古くて、使う機会がない」という場合は、金相場が高水準にあるうちに売却を検討するのも一つの選択肢です。
度付きレンズや破損のある金縁メガネでも買取可能
「レンズに度数が入っているから売れないだろう」「フレームが歪んでいるから捨てるしかない」と諦めてしまう方は少なくありません。
しかし、金縁メガネの場合、度付きレンズや破損があっても査定対象になることがあります。
買取店が評価するのは「フレームに使用されている金の重量(価値)」です。
度付きのレンズが入っていても、査定時にレンズの重さを差し引いて金の重量を計算するため、正確な査定が可能。
フレームが歪んでいたり、部品が取れていたり、レンズが割れていたりしても、金が使われていれば買取対象になるケースがあります。溶かして再利用できるためです。
ただし、査定額は当日の金相場・重量・純度によって変動し、店舗の方針によっては付属品を外せるか、品位が特定できるかが条件になることもあるでしょう。
金縁メガネを少しでも高く買い取ってもらうコツ
価値のある金縁メガネを手放すのであれば、少しでも高く買い取ってもらいたいもの。査定前に以下のポイントを押さえておくことで、買取価格がアップする可能性があります。
1. 付属品をそろえる
購入時の専用ケース、ブランドの保証書(ギャランティカード)、取扱説明書、予備のパーツなどがあれば、必ず一緒に持ち込みましょう。
ブランド品の場合は、付属品の有無で査定額に差が出ることもあります。
2. 汚れを優しく拭き取る
皮脂汚れやホコリを柔らかいメガネ拭きで軽く落としておくだけで、大切に扱われていたお品物として好印象を与えられます。ただし、強く擦って金に傷をつけないよう注意が必要です。
3. 複数のお品物をまとめて出す
メガネだけでなく、使わなくなった指輪やネックレス、ブランドバッグなどをまとめて査定に出すのもオススメ。
店舗側も買取コストを抑えられるため、査定額に上乗せ(キャンペーン等の適用)してくれる傾向があります。
4. 金相場が高い時期を狙う
ニュースなどで「金相場が過去最高値を更新」と報道されているタイミングは、売却を検討しやすい時期といえるでしょう。
古い金縁メガネの売却なら買取福ちゃんにお任せください
福ちゃんでは、金縁メガネをはじめとする金・貴金属の買取を行っています。
好みが変わって使わなくなった金縁メガネや、遺品整理で見つかった古いジュエリーなどがございましたら、福ちゃんの無料査定をご利用ください。
お持ちのメガネが「本当に金なのか分からない」「メッキかもしれない」という場合でも、問題ございません。
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レンズが割れているものや、ブランドが不明なものでも査定対象です。
現在の市場価値に基づいた適正な買取価格を提示いたします。査定料やキャンセル料は一切かかりませんので、お気軽にご相談ください。
金縁メガネの買取に関するよくある質問(Q&A)

金縁メガネの買取を検討されているお客様からよくいただくご質問にお答えします。
Q1:度が入っているレンズや、レンズが割れているメガネでも売れますか?
はい、買取可能です。金縁メガネの査定において最も重視されるのは、フレームに使用されている「金そのものの価値」です。
度付きレンズやカラーレンズが入っていても、査定士がレンズの重量を差し引いて金の重さだけを算出します。
フレームが曲がっていたりレンズが割れていたりしても、金としての素材価値は評価対象となるため、お気軽にお持ち込みください。
Q2:刻印が小さすぎて自分では読めないのですが、査定してもらえますか?
はい、査定可能です。メガネの刻印は小さく、長年の使用による摩擦で消えかかっていることもよくあります。
福ちゃんの査定士はプロ用のルーペを使用し、必要に応じて各種検査方法を用いて純度を確認いたします。
「金かどうかわからない」というお品物でも、手数料無料で査定いたしますのでお気軽にご依頼ください。
Q3:古いケースがボロボロなのですが、付属品がなくても買取可能ですか?
はい、付属品がなくても買取可能です。ノーブランドの金縁メガネであれば、「金の重量」で価格が決まるため、ケースや保証書がなくても問題ありません。
カルティエなどの高級ブランド品の場合は、保証書や純正ケースがあった方が査定額もアップしやすい傾向にありますが、本体のみでもブランド価値を加味し、適正な価格を提示いたします。

