楽器の下取りは楽器店で|下取りのポイントを詳しく紹介

楽器はまだ使えるものの手放したい場合、買取と下取りの2つの方法があります。手元にある楽器を手放して新しい楽器を購入する場合におすすめの方法が、下取りです。楽器の下取りにも審査基準があり、基準を上回ることで高値での売却が期待できます。

そこで今回は、楽器の下取りができる場所と審査基準、楽器を下取りに出すときのポイントを詳しく解説します。下取りで新たに楽器を購入する資金にあてたい人は、ぜひ当記事を参考にしてください。

楽器の下取りと買取の違い

楽器の下取りと買取の違い

楽器の売却方法には、買取と下取りがあります。

買取とは、楽器を売却し収入を得ることです。買取額は、製造メーカーや製造年などのデータを踏まえて、中古相場の価格を基準に算出します。そのため、買取価格は時期や流行の変動を受けやすく、人気商品は高値で売れる傾向があります。

下取りは、楽器を売却して得た収入で新たに楽器の購入や資金に充てることです。下取り価格は、お店ごとに定められる下取り価格を基準に算出します。お店によって下取り価格が異なる理由は、下取りしたお店で新しい楽器を購入するためです。

下取りは買取に比べて時期や流行の変動を受けにくいものの、人気商品でも高値になりにくいという特徴があります。

楽器の下取りができる場所

楽器の下取りができる場所
楽器店で下取りに出すメリット
  • ✔︎ 楽器に関する知識が豊富なスタッフがいる
  • ✔︎ プレミア品や売り手のこだわりを配慮した価格を提示してくれる
  • ✔︎ 定期的に豊富なキャンペーンを実施している

楽器の下取りは楽器店でできます。楽器店で下取りした場合、上記のようなメリットがあります。

楽器店のスタッフは楽器の価値を把握しているため、適正価格を提示してもらえます。また、希少価値の高い品や売り手にとって思い入れのある品に対して、相場相応の金額を提示してくれるケースもあります。

楽器店は、買取の際にもおすすめです。楽器店はお店ごとに下取りのキャンペーンを用意しており、条件を満たすことで下取り価格が上がる場合があります。

リサイクルショップや買取専門店は、下取りに対応していないお店がほとんどです。ただし、買取には対応しているため、楽器を売りたい場合は楽器店以外を検討してもよいでしょう。楽器の需要や状態によっては、買取専門店に出したほうが価格が高くなる可能性があります。

楽器の下取りの審査基準

楽器の下取りの審査基準

  • ✔︎ コンディション
  • ✔︎ 製造年
  • ✔︎ メーカー
  • ✔︎ 付属品の有無

楽器を査定をするときの審査ポイントは、上記の4点です。

楽器を下取りする場合、まずは査定してもらい手持ちの楽器がいくらで売れるのかを把握した上で、下取りに出すかを決めましょう。

査定方法は複数あり、対面での査定には店頭や出張があります。他にも宅配やLINE・メール、電話など対面以外の査定を採用しているところも少なくありません。

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コンディション

下取りでは、中古品・美品・新品と同等といったランクがあります。ランクは楽器の状態によって決まり、楽器に錆や傷が少ない場合は高値で下取りしてもらえる可能性が高いです。

ただし、見た目が綺麗でも楽器の動作が悪い場合は価値が下がります。楽器の下取り査定では、楽器の見た目に加えて動作状況も確認します。例えば、エレクトーンやピアノは鍵盤を弾いたときに音が出ない場合は、不良品と判断され評価は減点となるでしょう。

中古品の楽器は動作の減点による影響が大きく、価格がつかない場合もあります。

普段からこまめに楽器をメンテナンスし、保管する際は専用のケースに入れるなどして綺麗な状態を維持しましょう。クリーナーで落ちる汚れは事前に落とした上で査定に出すと、下取り価格がアップする可能性があります。

製造年

楽器は、製造年が新しいほど高く売れます。製造年が新しい楽器は比較的使用感が少なく、また楽器の性能が上がっている場合が多いためです。中でも、シンセサイザーや電子ピアノなどの電子楽器は年々機能が向上しており、新しいモデルであるほど需要が高く査定額も高値がつく傾向にあります。

一方で、製造年が古い楽器は壊れやすく、製造年が新しい楽器よりもメンテナンスの頻度が多いことから、下取り価格は下がる場合がほとんどです。また製造年が古い楽器は部品の購入が難しい場合も多く、需要は低いと評価されるケースもあります。

ただし、アンティークやヴィンテージの楽器は製造年が古くても貴重な品という評価になるため、高値での下取りを期待できます。

メーカー

楽器は有名ブランドや限定モデルであるほど、高値で下取りをしてもらえます。有名ブランドや限定モデルは、楽器に関心のある人の間で名が知れているためです。

下取りをする側は、下取りした楽器を他のお客様に購入してもらうことで利益を得ています。そのため、有名ブランドや限定モデルなどの希少価値のある商品は買い手からの需要が高く、やや高めの金額で楽器を買い取ってもお店は利益を得られるため、相場よりも高値がつく可能性があります。例えばピアノはYAMAHAやKAWAIの人気が高く、高値での下取りを期待できるでしょう。

マイナーモデルは有名ブランドや限定モデルに比べて注目度が低く、元値が安価な商品が多いため、価値も低評価となりやすく新品でも高値がつかない場合がほとんどです。

付属品の有無

  • ✔︎ ネジなど楽器の部品
  • ✔︎ 楽器の収納ケース
  • ✔︎ 取り扱い説明書
  • ✔︎ 購入元が記載された保証書や証明書

楽器を購入したときの付属品は、捨てずに取っておきましょう。付属品の有無によっても査定額は変動します。特に中古品は価格の影響を受けやすいため、査定時には付属品も一緒に見てもらいましょう。

上記の付属品があると、査定額がアップする可能性があります。

また、楽器を購入した後に入手したオプション品もあると価値が高まり、下取り価格が上がる場合があります。楽器を購入する際に、楽器本体だけでなく付属品もセットで購入したいという人は多いため、査定額を上げたい場合は付属品をできる限り揃えてから査定に出しましょう。

楽器を下取りに出すときのポイント

楽器を下取りに出すときのポイント
下取りに出す際の必要物
  • ✔︎ 本人確認書類
  • ✔︎ 印鑑
  • ✔︎ 保護者の同意書(未成年または高校生の場合)
  • ✔︎ 購入元が記載された保証書や証明書

楽器を下取りに出す際は、上記の3点が必要です。お店によって求められる書類は異なりますが、上記3点を用意しておくと下取りがスムーズに進みます。

本人確認書類は、運転免許証やパスポート、健康保険証、住民票の写しなどが使用できます。学生証や保険証、クレジットカード、銀行カードを使用する場合は、2点提示すれば手続きが可能なお店もあります。下取りの契約者が18歳未満の場合、保護者同伴の上で手続きをするのが一般的です。

また、楽器を下取りに出すときは、これから紹介するポイントを押さえておくと、適正価格や高値での売却も可能になります。

下取りの前に楽器をきれいにする

  • ✔︎ ギターの弦が切れている
  • ✔︎ ピアノの鍵盤に埃が溜まっている
  • ✔︎ 楽器の塗装が剥がれている

下取りの前に楽器の状態を確認し、必要に応じてメンテナンスをしましょう。下取りを予定している楽器に上記のような不具合がみられる場合は、調整や掃除をします。

上記の状態のまま査定に出すと、品質に問題ありとみなされ価格が下がる可能性があります。楽器に傷がある場合は、事前に修理した上で出すことと、そのままの状態で査定に出すことのどちらがお得かを検討しましょう。

楽器の中でもバイオリンは、日頃のお手入れが重要です。正しい方法でメンテナンス・保管をしてきれいな状態を保つことで、今後下取りに出す際には高値をつけてもらいやすくなります。

バイオリンのメンテナンスや保管方法について詳しくはこちら↓
バイオリンの正しいメンテナンス方法・保管方法

専門家のいるお店で下取りをする

楽器の下取りは、専門家のいるお店を選びましょう。楽器専門の査定士は楽器に関する知識が豊富なため、適正な査定額を提示できます。

プレミア品を下取りする場合は、楽器の価値を正しく判断し高価格をつけてもらえるでしょう。高価格での下取りでなくても、大切な楽器を納得の上で手放すことができます。

できる限り早く下取りに出す

楽器は購入してから時間が経つほど、価値が下がります。発売から間もない楽器は見た目や動作の不具合が少なく、中古市場でも人気があるためです。

楽器を売りたいと思ったら、価値があるうちに手放しましょう。人気メーカーや限定モデルでない場合、家で大切に保管しても下取り価格に大きな変動はありません。購入してから時間が経ち現在使っていない楽器がある場合も、できる限り早く下取りに出しましょう。

まとめ

楽器の売却方法には買取と下取りの2つがあり、楽器を売却した際に得たお金を新しい楽器の購入費にあてる場合は、下取りを行います。

楽器を下取りするなら、専門家のいる楽器店がおすすめです。リサイクルショップや買取専門店は下取りに対応していないところもあるため、お店のホームページなどで確認した上で査定の依頼をしてください。

楽器の下取りには審査基準があり、楽器のコンディションや製造年、メーカー、付属品の有無によって高値がつくか低価格になるかが決まります。楽器を下取りに出すときは楽器の不具合をチェックし、メンテナンスをした上で査定してもらいましょう。

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