プルーフバッファロー金貨(2010年銘)の特徴や市場価値(買取)を解説

今回は2010年にアメリカで発行されたプルーフバッファロー金貨の特徴や市場価値について紹介します。通常のバッファロー金貨と比べてプルーフ加工が施されたプルーフ貨幣となる同金貨は古銭買取市場でも高値で取引されやすい金貨の一つです。

プルーフバッファロー金貨(2010年銘)とは

プルーフバッファロー金貨(2010年銘)の特徴や市場価値(買取)を解説

バッファロー金貨(Buffalo Gold Coin)はアメリカ合衆国の金貨で、一般的には50ドル額面の金貨です。2006年に初めて発行され、以降は毎年発行されています。この金貨は純度が99.99%の純金で作られており、1オンス(約31.1グラム)の金を含んでいます。

プルーフバッファロー金貨と通常のバッファロー金貨の違いは、コインの仕上げや品質にあります。プルーフ金貨は、鏡面仕上げの背景とデザイン部分のマット仕上げによって特徴付けられます。

このようなプルーフ仕上げは特別な鋳造プロセスを使用して作られており、一般的なビジネス・ストライクの金貨とは異なります。

プルーフバッファロー金貨(2010年銘)の特徴

プルーフバッファロー金貨(2010年銘)の特徴や市場価値(買取)を解説

バッファロー金貨にはいくつかの種類があります。

現在は額面50ドルの1オンス金貨(約31.1グラム)が主流ですが、他にも1/2オンス(約15.55グラム)、1/4オンス(約7.78グラム)、1/10オンス(約3.11グラム)の金貨も発行された年もありました。

また、1オンスのバッファロー金貨には通常金貨とプルーフ貨幣となっている「プルーフバッファロー金貨」があり、今回福ちゃんコラムで取り上げている金貨は2010年に発行された「プルーフバッファロー金貨」です。

こちらのプルーフバッファロー金貨のデザインは、1913年から1938年までアメリカ合衆国の5セント硬貨(通称:バッファローニッケル)に使用されていたデザインを基にしています。バッファローニッケルは、彫刻家「ジェームズ・アール・フレイザー」がデザインしました。彼は、アメリカインディアンの首長アメリカバイソン(バッファロー)をモチーフにしています。

金貨の表面には、アメリカインディアンの首長の横顔が描かれており、「LIBERTY」(自由)の文字と発行年である「2010」が記されています。また、首長の肩には、「F」のイニシャルがあります。これはデザイナーのジェームズ・アール・フレイザーを表しています。

金貨の裏面には、アメリカバイソン(バッファロー)が描かれており、その下には額面と「1 OZ .9999 FINE GOLD」(1オンス 99.99%純金)の文字が記載されたデザインとなっています。

また、「UNITED STATES OF AMERICA」(アメリカ合衆国)、「E PLURIBUS UNUM」(多数から一つ、アメリカのモットー)、「IN GOD WE TRUST」(我々は神を信じる)といった表記もあります。

さらに、金貨の表面に「W」マークが刻印されており、アメリカ合衆国造幣局でプルーフ貨幣を製造しているニューヨーク州ウエストポイントにある、ウエストポイント造幣局での金貨となっています。

▼バッファロー金貨プルーフ貨幣版(2010年銘)の概要

・品位:金99.99%(K24純金)
・重量:約31.108g(1オンス)
・直径:約32.7mm
・厚さ:約2.95mm
・額面:50ドル
・発行年:2010年銘
・発行国:アメリカ合衆国

プルーフバッファロー金貨(2010年銘)の買取価格アップのコツ

プルーフバッファロー金貨(2010年銘)の特徴や市場価値(買取)を解説

ここからは、プルーフバッファロー金貨を少しでも高く売るためのコツやポイントについて紹介します。

スラブケースに入ったバッファロー金貨はそのままの状態で査定へ

スラブケースに封入されているバッファロー金貨はそのまま買取依頼に出しましょう。

ほとんどのスラブケースが硬質プラスチックでできており、中の金貨を傷や汚れから守っています。金貨の状態が良いほど査定額も高くなる傾向にあるため、そのままで査定に出すのが賢明といえます。

また、スラブケースに入ったコインは専門機関によってグレーディング(品質評価)されていることが多いです。認証されたコインはグレードが明確であり市場価値もわかりやすいため、高値をつけやすいといった理由もあります。

金貨を良い状態で保っておく

バッファロー金貨を高く売るためには良い状態を保っておきましょう。

金貨の価値は、素材価値(金などの含有量)だけでなく、コンディションにも大きく影響されます。良い状態の金貨は、表面のディテールが鮮明で傷や汚れが少ないため、コレクターにとって価値が高まります。

また、時が経つにつれて良い状態のコインは希少になります。特に古いバッファロー金貨の場合、良好な状態を維持しているものは数が限られており、希少価値が上がります。そして、希少性が高いコインは高価買取されやすい傾向があります。

バッファロー金貨は古銭の買取実績が多い専門業者を利用する

バッファロー金貨はそれぞれの種類や発行年によって価値が異なるため、価値に見合う金額で買い取ってもらうためには専門知識が必要になります。

古銭買取に強く、買取実績の多い専門業者では知識豊富な査定士が在籍しているため、単純な地金価値だけでなく希少性やデザイン性など総合的に判断してくれるケースがほとんどです。

福ちゃんでも古銭買取の経験豊富な査定士が多く在籍していますので、バッファロー金貨を少しでも高く買い取ってほしいとお考えの際は弊社の買取サービスまでお気軽にご相談ください。

まとめ

プルーフバッファロー金貨(2010年銘)の特徴や市場価値(買取)を解説

アメリカの金貨といえば「イーグル金貨」も有名ですが、それぞれに良さや特徴があります。

ともに、アメリカ合衆国造幣局によって発行され、アメリカ合衆国政府が保証する法定通貨です。しかし、それぞれ異なるデザインと金の純度を持っています。

バッファロー金貨は、純度99.99%の金(K24)で作られているため、金の投資としての価値が高く評価されています。一方、イーグル金貨は、純度91.67%の金(K22)で作られており、その金属組成から耐久性が高いとされています。

また、バッファロー金貨はアメリカインディアンバイソンのデザインで、アメリカの伝統的な文化や歴史を象徴しています。イーグル金貨リバティバルドイーグルのデザインで、アメリカの自由と民主主義のシンボルを表現しています。

投資家やコレクターは、金の純度、デザイン、歴史的価値などの要素に基づいて、バッファロー金貨とイーグル金貨のどちらを選ぶか決定します。どちらの金貨もアメリカ合衆国造幣局が発行しているため、信頼性や品質に関しては同等とされています。

どちらも素晴らしい金貨であることには間違いないでしょう。

このように、バッファロー金貨はコレクターや投資家に人気がある金貨の一つです。その美しいデザインと高い純度のため、金の価値が高くなるとバッファロー金貨の価値も上昇する傾向があります。

さらに、プルーフ金貨は特別な製造技術を用いて鏡面のような光沢を持たせたコレクターズアイテムとなっているため、通常のバッファロー金貨よりも価値が高いとされています。

発行年や状態によっては高価買取が期待できる金貨ですので、お手元にご不要になったバッファロー金貨をお持ちであれば、一度査定に出して価値を見てもらうのも良いのではないでしょうか。

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