中国切手買取で大人気！【赤猿切手】とは

中国切手とは

中国切手とは、まさに中国で発行された切手のことを指します。中国切手の種類は豊富で、額面よりも価値が高いプレミア中国切手も多数存在します。

特に文化大革命時代（1966年～1976年）に発行された通称「文革切手」は、切手の収集が禁止されていたこともあり、出回っている切手の数そのものが少なく、プレミア切手としての希少価値が非常に高いことでも有名です。

「赤猿」をはじめ、「全国の山河は赤一色」「梅蘭芳（メイランファン）舞台芸術小型シート」「毛沢東シリーズ」など、多くの高額査定対象の切手があります。

赤猿切手（T46）とは

「中国切手といえば赤猿」といわれるほど人気と知名度が抜群の中国を代表する切手です。

赤猿は1980年に中国で発行された年賀切手です。1980年の干支が猿ということで絵柄に猿が採用されています。正式名称は「子ザル」で、「赤猿」は日本でのみ呼ばれる名称です。

中国初の年賀切手ということもあり、発行枚数が極端に少なかったという点も、赤猿の希少価値を高める要因のひとつとなっています。

赤猿切手の真贋（しんがん）

日本国内でも人気の赤猿の切手ですが、高額で取引されるような切手ということもあり、偽物もオークションなどで数多く出回っています。

偽物であったとしても精工にできているため、本物か偽物かを見極めるのは至難の業です。もし赤猿の切手がお手元にあるなら、切手商などに赤猿の真贋を依頼することをお勧めします。

近年では福ちゃんのように、プロの査定士が切手の査定を無料で行ってくれる切手買取業者も多いので、赤猿のようなプレミア切手なら、査定だけでも試す価値は十分にあります。

赤猿切手の極上品

赤猿切手には「極上品」と呼ばれる特徴的な切手が存在します。

猿の顔が金色に見えるほど、黒ずみ、擦れ、ヤケが少ないものが極上品で、猿の顔の部分で極上品かどうかを判断します。猿の顔が金色に見えるということは、保存状態が非常に良かったという証でもあるため、極上品は高額で買取されやすくなります。

赤猿切手の「T46」ってなに？

赤猿切手について調べていると「T46」という表記を見かけたことはありませんか？
赤猿切手自体にも小さく記載されていますが、この「T46」の意味ついてお伝えします！

この記号は『編号』と呼ばれるもので、切手のおおよその発行年数の目安になるものです。1974年以降に発売された中国切手が対象で、「T＝特殊切手」を意味します。

つまり赤猿のT46とは、『1974年以降に46番目に発行された特殊切手』を意味します。

赤猿切手を買取に出すなら

一時期ほどの過熱感はないとは言え、中国経済の急成長により中国で歴史のある切手が、中国でも人気を博しています。

中国のプレミア切手として非常に人気の赤猿切手は、見た目の美しさ、デザイン、当時では珍しい動物モチーフ、発行枚数の少なさなどから希少価値の高い切手として広く知られています。

赤猿切手が1シート揃ったものだと、何と800万円以上で取引されることもあるほどです。1枚からでも10万円前後で取引されることが多いため、数あるプレミア切手の中でも非常に人気があります。

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