【中国切手】益鳥小型シートの特徴、切手買取や市場価値について解説

今回は「益鳥小型シート」について解説します。1982年に中国国内で発売された数量限定切手「益鳥小型シート」のデザインや特徴、詳細についてお伝えします。益鳥切手は同日に、5種類の田型切手も発売された切手です。「益鳥小型シートに価値があるのか気になっている方」や「中国切手買取を検討されている方」も、市場価値についてお伝えしていますので、ぜひ最後までご覧ください。
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中国切手「益鳥」とは

【中国切手】益鳥小型シートの種類や特徴、切手買取における価値や買取価格について解説

中国切手「益鳥」は、1982年に中国で発行された特殊切手です。

益鳥小型シートと田型切手が同日に発売され、いずれも益鳥がデザインテーマかつ、数量限定の貴重な切手です。

益鳥(えきちょう)とは、その名の通り「人間や環境にとって有益な役割を果たす鳥」のことを指します。

益鳥は畑や農作物を害する虫を食べることにより、農作物の害虫対策として役立つだけでなく、環境のバランスを保つ上での重要な役割を果たしているのです。

日本では、愛鳥週間(バードウィーク)として毎年5月10日から16日までの1週間が設けられています。中国でも同様に「愛鳥週」と呼ばれる愛鳥週間が1981年から始まりました。

そして、翌1982年には鳥の保護に関する通知を各省へ出し、国民にも広く告知する活動がスタートすることになります。

今回の益鳥切手は、これら益鳥の役割を広く宣伝し、人々に益鳥の保護を奨励する目的で発行されました。

なお、中国では地域によって愛鳥週間の日程が異なります。2月から5月にかけて制定されているのも、中国の広大な領土による気候の違いが大きく影響しているのでしょう。

「益鳥小型シート」切手の特徴やデザイン

【中国切手】益鳥小型シートの種類や特徴、切手買取における価値や買取価格について解説

益鳥小型シートは額面「2元」の切手です。デザインテーマは「ホトトギス他」で、小型シートの背景にはイチョウが描かれていますね。

中国の故事にも、ホトトギスと農耕に関連するものがいくつかあります。鳴き声に特徴のある鳥として有名ですが、害虫を捕食する益鳥としても有名です。

▼中国切手「益鳥小型シート」の詳細
・発行日:1982年9月10日
・額面:2元
・形状:小型シート

「益鳥」には田型切手も同日発行

【中国切手】益鳥小型シートの種類や特徴、切手買取における価値や買取価格について解説

益鳥には小型シートと、同日発行された5種類の田型切手があります。

いずれも益鳥が描かれています。それぞれの額面とデザインテーマは以下のとおりです。

✔ ヤツガシラ(額面8分)
✔ ツバメ(額面8分)
✔ コウライ鴬(額面8分)
✔ シジュウカラ(額面20分)
✔ アカゲラ(額面70分)

ヤツガシラやコウライ鴬(コウライウグイス)は日本に旅鳥として飛来することがあるものの、あまり見かける機会が少ない益鳥とされていますね。

なお、益鳥の切手には「総公司製のマキシマムカード」が存在します。

▼中国切手「益鳥」の詳細
・発行日:1982年9月10日
・額面:8分、20分、70分(※100分=1元)
・切手デザイン:全5種類

「益鳥小型シート」の市場価値や高く売るコツ

【中国切手】益鳥小型シートの種類や特徴、切手買取における価値や買取価格について解説

益鳥小型シートは切手買取市場でも貴重な中国切手として、額面以上の取引が行われているケースもいくつかあります。

益鳥切手は5種の田型切手よりも、小型シートのほうがコレクター人気も高くなっています。切手の状態が良ければ買取価格にも期待できますので、お手元にある場合は査定に出してみるのもよいでしょう。

中国切手は希少性や切手の状態が価値に大きく影響するため、普段は劣化を避けて保管しておくのがオススメです。

福ちゃんの切手買取では、昔の中国切手であっても適切な価値の見極めが可能な査定士も多数在籍しています。

益鳥小型シートをはじめ中国切手の買取実績も豊富ですので、お手元にある中国切手を少しでも高く売りたいとお考えの際は、福ちゃん切手買取サービスを活用しましょう。

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まとめ

【中国切手】益鳥小型シートの種類や特徴、切手買取における価値や買取価格について解説

中国切手「益鳥小型シート」や「益鳥特殊切手」は、人や農産物などに良い影響を与える鳥たちがデザインのモチーフです。

中国で鳥への理解や保護が始まったのは、明代の「李時珍」が著した「本草綱目」だとされています。本草綱目は中医学を主とした書物ながらも、第47巻から第49巻に鳥に関する記述があります。

それから時を経て、1981年に中国と日本で「渡り鳥及びその生息環境の保護に関する日本国政府と中華人民共和国政府との間の協定」を締結、翌1982年の同切手発行につながりました。

少なからず、日本とも縁のある益鳥切手。もし、この切手をお持ちであれば、ゆっくりと切手アルバムを開き、ホトトギスが描かれた小型シートを眺めて楽しんでみてはいかがでしょうか。

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