【中国切手】梅花小型シートの種類や特徴、切手買取市場の価値について解説

今号では1985年に発売された中国切手「梅花」と「梅花小型シート」の種類や特徴について解説します。中国の国花としても常に話題の上位に入る「」をテーマに、さまざまな品種の梅花がデザインされている貴重な切手です。切手買取を検討されている方は、市場価値(相場)の項目もぜひご覧ください。
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「梅花」切手とは

【中国切手】梅花小型シートの種類や特徴、切手買取における価値や買取価格について解説

中国切手「梅花」は1985年4月5日に中国で発売された特殊切手です。6種類の切手と同時に小型シートも発行されています。

切手のメインテーマである梅花は「堅実・高貴・勇敢」などの象徴とされていることや、「中国十大名花」の一つとされていることもあり、中国での人気も高い花です。

梅は冬の厳しい寒さの中でも花を咲かせることから、困難な状況においても価値観を保ち、堅実に生き抜く精神を表しているとされるのも人気が高い理由の一つです。

現在も中国では国花がはっきりと決まっていないことから、昔から定期的に国花に関するアンケートが行われています。

そこで常にアンケート上位に入るのは「牡丹」や「」です。

1983年に中国植物学会が行ったアンケートによって「梅花」が選ばれ、中国を代表する花として認定されました。(※当時)

1985年にこれらをふまえて、中国の豊富な植物資源を示すとともに、国の象徴でもある梅花を広く認知する目的で、今回の切手発行にいたっています。

「梅花小型シート」切手の特徴やデザイン

【中国切手】梅花小型シートの種類や特徴、切手買取における価値や買取価格について解説

梅花小型シートは額面「2元」の切手となる特別シートです。小型シートのデザインテーマは「台閣と凝馨」となっています。

台閣(たいかく)」は梅花の一種で、浅いお皿のような形をしており、花の中央部分が大きいという特徴があります。花の中に花が咲くことで重なっているようにも見え、優しく包まれているような雰囲気を感じる梅花です。

台閣の開花は少し早く、花も甘くて良い香りがするため貴重で人気もあります。

切手デザインでは、赤く情熱的な台閣をメインに据えて、背景側に白くて清楚な「凝馨(ぎょうか)」を配置している構図です。

梅の鮮やかな色合いが引き立ち、非常にきれいな梅花が表現されていますね。

▼中国切手「梅花小型シート」の詳細
・発行日:1985年4月5日
・額面:2元
・形状:小型シート
・発行枚数:291.48万枚

「梅花」田型切手の特徴やデザイン

【中国切手】梅花小型シートの種類や特徴、切手買取における価値や買取価格について解説

同日発売の田型切手は6種類のデザインがあります。それぞれのデザインテーマと額面は以下のとおり。

☑ 緑萼(額面8分、発行枚数1262.51万枚)
☑ 垂枝(額面8分、発行枚数1397.16万枚)
☑ 龍游(額面8分、発行枚数1391.91万枚)
☑ 朱砂(額面10分、発行枚数1053.56万枚)
☑ 酒金(額面20分、発行枚数995.71万枚)
☑ 杏梅(額面80分、発行枚数1028.21万枚)

これらはすべて梅花で、品種ごとのデザインです。

いずれも縦長の形状をした切手で、きれいに梅が咲き誇る様子を見事に表現しています。

▼中国切手「梅花」の詳細
・発行日:1985年4月5日
・額面:8分、10分、20分、80分(※100分=1元)
・切手デザイン:全6種類
・発行枚数:995.71~1397.16万枚

「梅花小型シート」切手の市場価値や高く売るコツ

【中国切手】梅花小型シートの種類や特徴、切手買取における価値や買取価格について解説

梅花切手は6種類の田型切手よりも梅花小型シートのほうが価値も高く、切手買取市場でも額面以上の価格で取引されている事例が多くあります。

ただし、中国切手の価値や買取価格は切手の状態や査定時期によってバラつきがあります。

梅花小型シートをはじめとした、お持ちの中国切手の買取価格が気になる方は、福ちゃんの買取査定サービスにてご確認ください。

ここからは、価値のある中国切手を少しでも「高く買取してもらうためのポイント」をいくつか紹介します。

✔ 切手の状態を悪くしないように注意して保管しておく(品質維持)
✔ 特別な切手なのかどうかを把握する(希少価値)
✔ 中国切手を高く買取してくれる業者の選定(福ちゃんにお任せください!)

切手買取で高値がつきやすいのは、「希少性のある、きれいな状態の切手」です。切手に破れや汚れなどがあると査定額にも影響しますので、良好な状態を保てるようにしておきましょう。

また、切手買取店は全国にも多くありますが、中国切手の買取に力を入れている業者や切手買取に強い業者を選ぶのが高価買取への近道です。

福ちゃんでは、これまでに梅花小型シートの買取はもちろんのこと、多くの中国切手買取を行っており、業界トップクラスの買取実績があります。

切手の知識豊富な査定士によって1枚ずつ丁寧に価値を見定めていますので、安心してお任せください。

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まとめ

【中国切手】梅花小型シートの種類や特徴、切手買取における価値や買取価格について解説

梅花といえば、買取福ちゃんの店舗も多くある大阪の大阪城公園に100品種1,200本を超える梅が並ぶ、梅林エリアがあります。毎年春には、多くの人が梅花を眺めに訪れる人気スポットです。

その人気スポットの中に、今回の小型シートのデザインにある、台閣と類似した品種の「華農玉蝶台閣」があります。

こちらの華農玉蝶台閣は、濃い梅の色ではなくうっすらとピンク色が入った白に近い上品な花です。しかし、台閣の特徴でもある花の中に花が咲く(二重開花)はほとんど見れません。それほど、稀で珍しいことなのです。

福ちゃんでは全国に買取店舗がありますので、ご不要になった中国切手や特殊切手などがありましたら、梅花を見に行った足でお気軽にお越しください。

※「自宅の近くに福ちゃんの店舗がない」や「他ブランド品などとまとめて査定してほしい」など、買取に関するご相談はこちら
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中国には梅のことわざで「梅花香自苦寒来」があります。直訳すると「梅の花の香りは寒さから来る」です。

言葉の意味としては、「真の価値や美しさは困難や試練を乗り越えた結果として現れる」を示しています。梅花は冬の寒さの中で咲くため、その香りや美しさは厳しい環境下での成果とみなされるのです。

よって、このことわざは人の成長や成果についても同様のことを示しています。困難や試練を乗り越えることによって、人は真の価値や能力を発揮できる、という考え方を表現しているのでしょう。

中国の長い歴史の中で多くの人からも愛される梅花、見た目だけでなく力強い意味も兼ね備えています。今号で紹介した梅花切手が高い評価を得ているのも、梅花自体が人々に愛されているのが理由かもしれませんね。

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