- 古銭/記念硬貨
- 2025.08.12
プルーフ貨幣を買取に出すといくらになる?人気のあるプルーフ貨幣や買取価格アップのポイントを紹介

記念硬貨や古銭で、プルーフ貨幣やプルーフ硬貨といった言葉を目にしたことはないでしょうか。
天皇陛下御即位記念金貨やオリンピック記念プルーフセットなど、特別な輝きを放つこれらの貨幣は、通常の貨幣とは異なり、特殊な製法で作られた芸術品に近い分野です。
「プルーフ貨幣とはなにか」
「普通の貨幣や硬貨とどのように違うのか」
「プルーフ貨幣を査定に出すと買取価格は高いのか」
などについて詳しく紹介します。
プルーフ貨幣とは

プルーフ貨幣とはコレクター向けに特別な加工が施された硬貨です。
プルーフ貨幣の定義と収集家向けの価値
プルーフ貨幣は、コレクションや記念品として製造される貨幣で、表面が鏡のように磨かれた鏡面仕上げと、鮮明な模様のコントラストが特徴です。
主なプルーフ加工としては見た目がピカピカに磨かれて非常に美しい鏡面処理されたものがあります。
もともと流通を目的としておらず、収集家向けに特殊な製造工程で作られており、造幣局が限定販売しています。
法律上は通常の通貨としての効力を持つ場合もありますが、日常の取引で使用されることはほとんどありません。その価値は額面以上になることが多く、コレクターズアイテムとして扱われます。
普段のお買い物で利用するような目的ではないため、最近では多くのプルーフ貨幣が専用ケースや保証書などの付属品と一緒に販売されています。
プルーフ貨幣?プルーフ硬貨?
福ちゃんコラムでも「プルーフ硬貨」と表現する場合がありますが、これは「プルーフ加工された硬貨(コイン)」の意味合いです。
コラムの内容によって伝わりやすいと思われる表現をしているため、プルーフ貨幣とプルーフ硬貨の記述を深い意味で使い分けているわけではありません。
法令上、コインは「貨幣」、紙幣(お札)は「日本銀行券」と定義され、造幣局の公式表記も「貨幣」が基本です。ただし「硬貨」は一般語であり、用語上の使い分けは便宜的なものです。
そのため正式名称とすれば「プルーフ貨幣」が正しいといえるでしょう。
コラムでは「古いお札」や「昔の紙幣」と表現するケースもありますが、「〇〇年に日本銀行が発行した銀行券」と書くことはほとんどないのも、伝わりやすさを優先させているためご寛容くださると幸いです。
プルーフ貨幣の誕生と歴史的背景
プルーフ貨幣の「プルーフ(Proof)」とは、もともと「校正刷り」を意味する言葉です。貨幣製造の初期段階で、品質確認や見本用として作られた試鋳貨がその起源とされています。
欧米では17世紀頃から存在が確認されており、王侯貴族や収集家への贈呈用として、特別に美しく仕上げられていました。
一方、日本で最初のプルーフ貨幣が発行されたのは、1987年(昭和62年)です。
「昭和天皇御在位60年記念10万円金貨」および「昭和62年銘の通常プルーフ貨幣セット」が登場し、日本のプルーフ貨幣の本格頒布が始まりました。
当初は見本や贈答用という位置づけでしたが、次第にその芸術的な価値が評価され、現在では国内外で多くのコレクター向けプルーフ貨幣が発行されています。
プルーフ加工の製造工程
プルーフ貨幣の美しい輝きは、通常の貨幣とはまったく異なる、手間暇をかけた製造工程から生まれます。
1)ブランク(円形)の選別と研磨
まず、貨幣の元となる円盤状の金属「ブランク(円形)」を厳選します。
傷や汚れのない完璧なブランクだけを選び出し、表面を何度も丁寧に研磨して、鏡のような光沢を持つ「鏡面(ミラー)」に仕上げます。
2)極印(こくいん)の特殊加工
次に、貨幣のデザインをプレスするための金型「極印」にも特殊な加工を施します。
デザインの盛り上がった部分(レリーフ)に微細な凹凸をつける「つや消し加工(フロステッド加工)」を施すことで、プレス後の模様が白く浮かび上がるように見せます。
3)複数回の丁寧なプレス
準備されたブランクと極印を使い、通常貨幣が1回のプレスで製造されるのに対し、プルーフ貨幣は少なくとも2回の丁寧なプレス打刻で細部を鮮明にします。
これにより、デザインの隅々まで鮮明に刻印され、鏡面とつや消しの美しいコントラストが生まれるのです。
これら製造工程のすべてにおいて、ホコリやゴミの付着を防ぐため清浄な環境で作業が行われ、1枚1枚が厳格な品質管理のもとで製造されます。
プルーフ貨幣はどこで手に入る?(購入方法)
プルーフ貨幣は、主に造幣局から直接購入します。
「造幣局の公式オンラインショップ」での通信販売や、「造幣局のショップ(大阪本局・埼玉支局・広島支局)」で直接購入できます。
申込多数の場合には抽選が行われる製品もあるので、事前に調べておきましょう。
査定・出張費・手数料はすべて無料。
プルーフ貨幣を分類すると大きく2つ

プルーフ貨幣は、その発行目的によって「プルーフ通常貨幣」と「プルーフ記念貨幣」の2種類に大別されます。
どちらの種類かによって、コレクターからの需要や買取市場での価値も変わってきますので、その違いを理解しておくことが大切です。
通常プルーフ貨幣の特徴と流通状況
通常プルーフ貨幣とは、私たちが普段買い物で使っている通常貨幣(1円、5円、10円、50円、100円、500円)と同じデザインで、プルーフ加工を施したものです。
造幣局にて昭和62年から毎年「プルーフ貨幣セット」として販売されており、その年の通常貨幣6種類と、年号が刻まれた年銘板が一緒に特製ケースに収められています。
原則として全種類1枚ずつの構成ですのでセットの額面は「666円=1円+5円+10円+50円+100円+500円」です。
これらは法律上「通貨」として認められているため、額面通りの金額で買い物に使うことも理論上は可能です。
しかし、販売価格が額面を上回っており、コレクション品としての価値があるため、実際に決済で使われることはほとんどないでしょう。
記念プルーフ貨幣(プルーフ記念硬貨)の特徴とコレクター需要
記念プルーフ貨幣は、皇室の慶事、オリンピックのような国際的イベント、世界遺産の登録、歴史的な出来事などを記念して、特別に発行される貨幣です。
独自の美しいデザインが施されており、多くは金や銀といった貴金属で作られます。
通常プルーフ貨幣と比べて発行枚数が限定されているため、希少性が高く、コレクターからの需要も非常に高いのが特徴です。
とくに、人気のあるテーマや発行枚数の少ないものは、額面をはるかに超える価格で取引されることも珍しくありません。
プルーフ貨幣の買取市場の中心は、この記念プルーフ貨幣といえるでしょう。
プルーフ貨幣の種類にはどのようなものがあるの?

プルーフ貨幣は、その美しい仕上げ方法によっていくつかの種類に分けられます。ここでの種類とはプルーフ加工の仕上げ方による違いです。
ピカピカな見た目の豪華さから高級感を全面に出した硬貨もあれば、輝きをおさえて重厚感による高級感を出す硬貨も。国や年代によっても特徴的な加工技術が見られます。
フロステッド/ブリリアント/マットプルーフの違い
主なプルーフの種類としては「フロステッドプルーフ」「ブリリアントプルーフ」「マットプルーフ」があります。
フロステッドプルーフ (Frosted Proof)
現在のプルーフ貨幣で最も一般的な仕上げ方法です。
背景のフィールド部分を鏡面光沢(ミラー)に、デザインのレリーフ部分を梨地状のつや消し(マット)にすることで、デザインが白く浮かび上がるように見えます。
この美しいコントラストが、フロステッドプルーフの最大の魅力です。
ブリリアントプルーフ(Brilliant Proof)
レリーフとフィールドの両方が鏡面光沢に仕上げられたタイプです。初期のプルーフ貨幣に多く見られ、貨幣全体が眩いばかりに輝いているのが特徴です。
シンプルながらも、金属そのものの輝きを存分に楽しむことができます。
マットプルーフ(Matte Proof)
貨幣全体をサンドブラスト加工などによって、均一なつや消しに仕上げたタイプです。しっとりとした落ち着いた質感が特徴で、重厚感のあるデザインに適しています。
20世紀初頭のアメリカの金貨など、一部の貨幣で見られる希少な仕上げです。
海外プルーフ貨幣の独自加工手法
世界各国の造幣局も、独自の技術を駆使して魅力的なプルーフ貨幣を製造しています。
イギリス(ロイヤルミント)
世界で最も歴史のある造幣局のひとつで、伝統的なソブリン金貨やブリタニア金貨のプルーフ版が有名です。英国王室の権威と歴史を感じさせる、格調高いデザインが特徴です。
アメリカ(USミント)
イーグル金貨・銀貨のプルーフ版が絶大な人気を誇ります。自由の女神や鷲といったアメリカを象徴するデザインは、力強くダイナミックです。
発行年や製造地を示すミントマーク(例:“W”ウエストポイント造幣局)も、コレクターにとって重要な鑑定ポイントになるでしょう。
中国
毎年デザインが変わるパンダ金貨のプルーフ版は、世界中のコレクターから注目されています。
愛らしいパンダのデザインと、毎年異なる構図がコレクション意欲を掻き立てます。日本製とはまた違った、繊細な彫刻技術が見どころです。
日本のプルーフ貨幣買取で人気のある硬貨や種類

日本のプルーフ貨幣人気は、手に入れる方の目的に応じて異なります。年代を意識して購入する人もいれば、特定のイベントやテーマを目的として購入する人も。
ここではジャンル別に人気のプルーフ貨幣を見ていきましょう。
日本で発行される主なプルーフ貨幣セット
日本の造幣局が販売している「〇〇年銘通常プルーフ貨幣セット〔年銘板(無)〕」や「〇〇年銘記念日貨幣セット」。
これはお子さんが生まれた年に購入したり、人生の節目となる年に購入したり、記念硬貨のような扱いで手に入れる方も多いようです。
2022年のプルーフ貨幣セットの一例としては、
・史跡名勝天然記念物保護100年記念2022プルーフ貨幣セット-名勝-
・桜の通り抜け2022プルーフ貨幣セット
・令和4年銘通常プルーフ貨幣セット〔年銘板(無)〕
・令和4年銘記念日貨幣セット
などのプルーフ貨幣が発売されました。
買取で人気の高い日本のプルーフ貨幣(記念貨幣)
日本のプルーフ貨幣で比較的人気が高いのは、天皇陛下御即位記念に関連するものや世界遺産貨幣のシリーズ、東京2020オリンピック競技大会記念シリーズなどでしょう。
これらの多くは、デザイン性の高さや金・銀といった素材価値、発行枚数の少なさからコレクターに人気があります。
以下はざっと一例ですが、その年にあった行事の周年や生誕を祝ってプルーフ貨幣が発行されています。
・天皇陛下御在位60年記念プルーフ金貨
・東京湾アクアライン開通記念・プルーフ貨幣セット
・新尾道大橋・多々羅大橋・来島海峡大橋開通記念・プルーフ貨幣セット
・通常プルーフ貨幣セット(造幣東京フェア)
・江戸開府400年プルーフ貨幣セット
・プロ野球誕生70年2004プルーフ貨幣セット
・桜の通り抜け2006プルーフ貨幣セット
・第11回IAAF世界陸上競技選手権大阪大会2007プルーフ貨幣セット
・和同開珎千三百年記念平成二十年銘プル-フ貨幣セット
・東京2020オリンピック競技大会記念プルーフ貨幣セット
・天皇陛下御即位記念プルーフ貨幣セット
買取で人気の高い日本のプルーフ貨幣(キャラクターなど)
ほかにも、人物関連やキャラクター関連のプルーフ貨幣はコイン収集家以外のファンも多いため、人気が高い傾向にあります。
・石原裕次郎デビュー50周年記念2006プルーフ貨幣セット
・鉄腕アトム誕生記念プルーフ貨幣セット
・ミッキーマウス2003プルーフ貨幣セット
・ハローキティ誕生30周年2004プルーフ貨幣セット
・ドラえもん誕生35周年2005プルーフ貨幣セット
・ウルトラマンシリーズ放送開始50年2016プルーフ貨幣セット
・リカちゃん50周年2017プルーフ貨幣セット
・ゲゲゲの鬼太郎アニメ化50周年2018プルーフ貨幣セット
・エヴァンゲリオン2020プルーフ貨幣セット
日本の主要プルーフ貨幣セット 買取相場例
プルーフ貨幣の買取価格は、その種類や状態、地金相場によって大きく変動します。以下はあくまで一例です。
| 貨幣名 | 額面 | 参考買取価格 (プルーフ・美品) |
|---|---|---|
| 天皇陛下御即位記念 10万円金貨 (平成2年) | 10万円 | 約60万円~約75万円 |
| 天皇陛下御在位60年記念 10万円金貨 (昭和61年) | 10万円 | 約40万円~約51万円 |
| 長野五輪冬季大会記念 1万円金貨 (第1次) | 1万円 | 約29万円~約38万円 |
| 昭和62年 通常プルーフ貨幣セット | 666円 | 約1,200円~2,000円程度 |
| 東京2020五輪記念 1000円銀貨 (体操) | 1,000円 | 約8,000円~数万円程度 |
※相場は執筆時点での一例です。貨幣の状態、地金価格の変動、市場の需要、付属品の有無によって買取価格は常に変動します。
海外のプルーフ貨幣買取で人気のある硬貨や種類

その国の歴史や文化を象徴する海外のプルーフ貨幣も、コレクション市場で非常に人気があります。
とくに、地金型金貨のプルーフ版は、資産価値とコレクション価値を兼ね備えており、世界中の投資家やコレクターから注目されています。
英連邦ソブリン金貨の見どころ
ソブリン金貨は、15世紀末からイギリスで発行されている歴史ある金貨です。なかでも有名なのは、表面に歴代国王の肖像、裏面に「聖ジョージと竜」が描かれたデザインでしょう。
プルーフ版のソブリン金貨は、その精緻な刻印と歴史的価値から非常に人気があります。
ヴィクトリア女王、エドワード7世、エリザベス2世など、どの時代の国王の肖像かによっても価値が異なるのも特徴のひとつ。
歴史的背景を持つ古い年代のものほど、希少性も高く評価される傾向がみられます。
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米国プルーフ刻印貨幣の需要動向
アメリカのプルーフ貨幣は、その大胆なデザインと品質の高さで世界中にファンがいます。
イーグル金貨・銀貨
アメリカの象徴である「自由の女神」と国鳥「ハクトウワシ」がデザインされた、最も人気のある地金型貨幣です。
プルーフ版は収集家向けに発行されており、発行年やミントマーク(製造所を示す刻印)によってコレクション価値が変わります。
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ナゲット金貨(カンガルー金貨)
オーストラリア・パース造幣局が発行する金貨で、当初は自然金をデザインした「ナゲット金貨」として始まりましたが、1989年からはカンガルーのデザインに変わりました。
毎年カンガルーのデザインが変更されるため、年ごとにコレクションする楽しみがあり、プルーフ版も高い人気を誇ります。
アジア/欧州連合の注目セット
アメリカやイギリス以外にも、魅力的なプルーフ貨幣は数多く存在します。
パンダ金貨
前述の中国造幣公司が発行するパンダ金貨は、その愛らしいデザインで世界的な人気を確立しました。
毎年デザインが変わるため、コンプリートを目指すコレクターが多く、古い年号のものや発行枚数の少ないプルーフ版は、高値で取引されています。
ユーロ記念プルーフ貨幣
ユーロ圏の各国が、自国の歴史や文化、著名人などをテーマに独自に発行する記念貨幣です。
デザインの多様性が魅力で、特定のテーマ(例:世界遺産、作曲家など)で集めるコレクターもいます。セットで発行されることが多く、コレクションとしても楽しめます。
そのほかの主要な海外プルーフ貨幣
世界には他にもコレクターから注目されるプルーフ貨幣があります。
たとえば、カナダ王室造幣局が発行する「メイプルリーフ金貨」や、オーストリア造幣局の「ウィーン金貨」にも、収集家向けの美しいプルーフ版など。
これらも地金価値に加えて、発行年やデザインによるコレクション価値が評価されます。
海外の主要プルーフ金貨 買取相場例
海外のプルーフ金貨は、主に金地金としての価値に、希少性やデザインのプレミアが加味されて買取価格が決まります。
| 貨幣名 | 素材・重量(例) | 参考買取価格 (プルーフ・美品) |
|---|---|---|
| イーグル金貨 (プルーフ) | K22・1オンス | 約65万円~約69万円 |
| メイプルリーフ金貨 (プルーフ) | K24・1オンス | 約68万円~約74万円 |
| パンダ金貨 (プルーフ) | K24・1オンス | 約68万円~約73万円 |
| カンガルー金貨 (プルーフ) | K24・1オンス | 約68万円~約73万円 |
※相場は執筆時点での一例です。金地金相場の変動に大きく左右されるほか、発行年、ミントマーク、貨幣の状態、市場の需要によって買取価格は常に変動します。
プルーフ貨幣の買取価格アップのコツや注意点

ここからはプルーフ貨幣を少しでも高く売るコツや、プルーフ貨幣を買取に出す際の注意点などを紹介します。
地金相場と需要のタイミングを見極める
プルーフ貨幣を高く売るためには「高く売れる時期」に買取に出すことがポイントです。
とくに金貨や銀貨の場合、世界経済の動向によって地金価格が変動します。金や銀の相場が高騰している時期は、買取価格も上がりやすい傾向に。
また、外国のプルーフ記念硬貨において、デザインモチーフとなった人物や行事に関連の深い出来事(オリンピック開催年や皇室の慶事など)があれば、それによって需要が高まることもあります。
世界経済の流れがリスクオンに傾いているのかリスクオフに傾いているのかを見極め、良いタイミングを見逃さずに買取依頼に出すようにしましょう。
※日本の貨幣を鋳潰すことは貨幣損傷等取締法によって禁じられています。
付属品(専用ケース・保証書)はセットで査定する
プルーフ貨幣の買取価格をアップさせるコツとしては、購入時の付属品がある場合は一緒に査定に出すことです。
専用のケースや保証書(説明書)は、その貨幣が本物であることの証明や、コレクター価値を維持するために重要です。お持ちであれば買取依頼時に持っていくのを忘れないようにしましょう。
ただし、古い海外のプルーフ貨幣などは付属品がないことも多くあります。専用のケースや保証書がなくても買取可能な場合もありますので諦めずに一度ご相談ください。
最適な保管方法で美しさを保つ
プルーフ貨幣の特徴はその見た目の美しさにあります。そのため、通常プルーフ貨幣にせよ記念プルーフ貨幣にせよ、傷の有無や傷の大小が査定額に影響を及ぼします。
とくに現行貨幣の通常プルーフ貨幣では少しの傷でも額面どおりの価値として判断されることもあるため、専用の貨幣ケースから取り出す際にはくれぐれも注意しましょう。
通常プルーフ貨幣や記念プルーフ貨幣の分類にかかわらず、基本的に必要なとき以外は専用のケースに入れておき、硬貨を良い状態のまま保っておくことがポイントです。
古銭・記念硬貨の専門業者に依頼する
プルーフ貨幣のなかには、多少の傷が付いていても、価値が落ちにくい種類もあります。
海外の珍しいコインや金貨などは、傷があっても希少性や地金価値で高く評価されることもあるのです。
このように、プルーフ貨幣は「傷だらけでどうしようもないかも」「額面通りの価値しかないんだろうな」と思っていても希少性やデザイン性が評価されて買取価格が高くなることも。
古銭買取や記念硬貨などの買取実績が豊富な、専門知識を持った査定士が在籍する買取業者に査定依頼しましょう。
複数の業者に査定してもらう
プルーフ貨幣を高く売るためには複数の買取業者に査定してもらうのもよいでしょう。
買取業者によってプルーフ貨幣の査定額は異なるため、相見積もりという形で2~3社くらい買取業者をピックアップして高い金額で買い取ってくれる業者を見極めましょう。
その際に、買取実績の多い業者を選ぶと納得のいく金額を付けてくれる傾向にあります。
買取実績が多いというのはそれだけのお客様がリピートしている状態ですので、査定額や対応に満足しているお客様が多いと判断できます。
「おまとめ査定」で買取額アップを狙う
プルーフ貨幣の買取価格を少しでも高くしたい場合は、ほかの商品と一緒にまとめて買取依頼に出すのもひとつの手です。
プルーフ貨幣だけじゃなく、ほかに使わなくなった時計やブランドバックなど、売れそうなものをまとめて査定に出しましょう。その際に価値が付くものがあればそれだけ買取金額も大きくなります。
福ちゃんでも商品1点からの買取を行っていますが、近年ではまとめて買取依頼されるお客様が非常に多くなっています。
プルーフ貨幣や記念硬貨などの古銭はもちろんのこと、着物やブランド品などといったようにジャンルを統一しなくてもまとめて査定できます。
このように、プルーフ貨幣以外の買取も受け付けてくれるような買取業者を選び、商品をまとめて依頼するのもよいでしょう。
少しでも高くプルーフ貨幣を売るなら福ちゃん

プルーフ貨幣はその見た目に特徴があり、コレクター向けに特殊な加工が施されたコインです。鋳造技術が向上したことによりデザイン性も評価されるようになってきました。
一方で、プルーフ貨幣は発行枚数が抑えられていることから希少性の面でも評価が加わりやすい硬貨です。
とくに、金で製造されたプルーフ貨幣はキラキラと輝く見た目が見る人の心を惹きつけます。
買取福ちゃんではプルーフ貨幣買取を強化しています。
日本のプルーフ貨幣はもちろんのこと、海外のプルーフ金貨や記念硬貨などの古銭も日頃から買取を行っており、専門知識を持った経験豊富な査定士が多く在籍しています。
もし、お手元に不要になったプルーフ硬貨や記念硬貨をお持ちで売却をお考えの際には、ぜひ弊社の買取サービスをぜひご利用ください。

