昭和62年(1987年)通常プルーフ貨幣セットの特徴と古銭買取価格や価値について解説
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目次
昭和62年(1987年)通常プルーフ貨幣セットとは
「昭和62年(1987年)通常プルーフ貨幣セット」は昭和62年に造幣局より発売されたプルーフ貨幣セットです。
見た目が美しいプルーフ貨幣として「1円・5円・10円・50円・100円・500円」がそれぞれ一枚ずつセットになっているため、通常プルーフ貨幣セットはコレクターの間でも非常に人気があります。
また、今では毎年のように発売されている通常プルーフ貨幣セットですが、初めて一般発売されたのがこの「昭和62年銘」のプルーフ貨幣セットとなっていることから、「初代通常プルーフ貨幣セット」と呼ばれることもあります。
昭和62年(1987年)通常プルーフ貨幣セットの特徴や詳細
「昭和62年(1987年)通常プルーフ貨幣セット」は黒色の重厚感あふれるケースに入っている「年銘板」のある貨幣セットです。
通常プルーフ貨幣セットで「年銘板有」と「年銘板無」がそれぞれ発売されるようになったのは、平成15年以降のため、それ以前のプルーフ貨幣セットはすべて「年銘板有」となっています。
発行数は「23万セット」となっており、この23万セットのうち昭和61年度に4万セットと昭和62年度に19万セットと分けて発売されました。
この昭和62年銘通常プルーフ貨幣セットは、コレクターの中でも人気のある商品です。
その理由の一つとして、初めて発売されたプルーフ貨幣セットのほか、セットに含まれる50円硬貨の存在があります。
昭和62年の50円硬貨は「77万5千枚」発行されました。この発行枚数は昭和62年前後の年と比べても、非常に数が少なくなっています。
▼50円硬貨の発行枚数
・昭和60年:1,015万枚
・昭和61年:996万枚
・昭和62年:77万5千枚
・昭和63年:約1億911万枚
そして、この77万5千枚の50円硬貨も、通常プルーフ貨幣セットとミントセットで発売されたものしかありません。
▼昭和62年銘の50円硬貨「77万5千枚の内訳」
・通常プルーフ貨幣セット:23万枚
・ミントセット:54.5万枚
・一般流通分としての発行:なし
つまり、昭和62年銘の50円硬貨は発行枚数も少ない上に、通常プルーフ貨幣分とミントセット分のみとなるため希少性の高い硬貨となっています。
このように、同貨幣セットに含まれる50円硬貨の存在が、昭和62年銘の通常プルーフ貨幣セットの人気や価値を押し上げている一つの要因となっていることも見逃せない点でしょう。
▼「昭和62年 通常プルーフ貨幣セット」の詳細
・年銘板:有り
・年銘:昭和62年(1987年)
・額面合計:666円
・発行数:23万セット
昭和62年(1987年)通常プルーフ貨幣セットで買取価格アップのコツとよくある質問
昭和62年銘の通常プルーフ貨幣セットの買取価格としては、他年代の平均的なプルーフ貨幣セット買取価格よりも高値で取引されている事例が多くみられます。
そのため、以下の主なポイントを3つ押さえておくだけでも高価買取の可能性が高まります。
・ケースなどの付属品も一緒に査定に出す
・硬貨やケースを良好な状態で保っておく
・福ちゃんの”手数料無料”を活用して高く売る
プルーフ貨幣セットは専用ケースに入っている状態で販売されているため、査定依頼時はそれらの付属品も一緒に出すようにしましょう。
コインコレクターの多くは付属品がセットになっている状態を好む人が多く、付属品の有無は買取価格にも影響を及ぼします。
また、プルーフ貨幣の価値は良い状態のものほど高くなります。
とくに鏡面仕上げできれいに輝きを放つプルーフ貨幣は、傷や汚れのないきれいな状態がベストです。必要な時以外はケースにしまっておき、誤って傷をつけてしまわないように気をつけましょう。
そして、高く売るための重要な要素として買取店選びがあります。
古銭買取業者は多くありますが、その中でも福ちゃんは査定手数料や買取手数料がかからないため、手数料が取られる業者と比べるとお客様の手元に残る金額が実質増える状態です。
少しでも高く手放すためには、ぜひ弊社の福ちゃん買取サービスを活用しましょう。
古銭で昭和62年(1987年)通常プルーフ貨幣セットを持っています。買取金額はいくらになりますか?
通常プルーフ貨幣セットは、硬貨の状態やケースの劣化具合が査定額に影響しやすい古銭です。そのため、一律の買取金額ではなくお品物の状態を見てから査定額をご提示します。
ただ、こちらの昭和62年銘は額面以上の買取価格になる可能性が高い貨幣セットですので、お品物の状態の良いうちに一度査定に出してみるのもオススメです。
昭和62年(1987年)通常プルーフ貨幣セットの買取金額は買取表に書いてある値段で買い取ってもらえますか?
発売から年月が経過している貨幣セットのため、お品物の状態によって買取金額は変動します。最終的な買取金額は、硬貨やケースの状態を拝見してからとなります。
もし、お手元にある昭和62年銘の通常プルーフ貨幣セットが、実際いくらになるのか査定を希望される場合には以下のフォームよりご連絡ください。無料で査定が可能です。
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昭和62年銘の通常プルーフ貨幣セットのケースが破れています。買い取ってもらえますか?
主に硬貨自体に価値があるため、硬貨を含むほかの部分などを総合的に判断した結果、買取が可能になる場合もあります。
ケースの破損によって全体的な価値が少し下がる可能性はあるものの、買取福ちゃんではこれまでにも多くの買取事例がありますので諦めずにご相談ください。
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また、今号コラムで取り上げた貨幣セット以外の古銭やブランド品、着物などのジャンルが異なるものでもまとめて査定が可能です。お気軽にお問合せください。
まとめ
昭和62年銘の通常プルーフ貨幣セットは発行されたセット数が多いものの、初プルーフ貨幣セットであったことや同年50円硬貨の発行枚数の影響もあり、コレクターの間でも根強い人気があります。
同貨幣セットは、必ずしも発行セット数だけで市場価値や古銭買取価格が決まるとは限らない一つの良い例でしょう。
福ちゃんでは単純な発行枚数だけの価値判断ではなく、買いたい人と売りたい人の需給バランスを含めた複合的な要素で独自査定しており、それらが業界トップクラスの買取を実現している理由でもあります。
それゆえ、今この価値が高まって価格の上がっているタイミングで、売却を検討されている方も増えています。
まずは、お手元にあるプルーフ貨幣セットが「昭和62年銘」のものかどうか、今の価値はどのくらいになっているのかなどを調べてみるのも、よいのではないでしょうか。