改造紙幣1円(神功皇后1円)の買取相場は?現在の価値やその他改造紙幣など紹介
「改造紙幣1円は現在も価値がある?」
「改造紙幣1円の買取相場が知りたい」
といった方のために、改造紙幣1円の特徴や価値などをまとめました。
神功皇后のお札として有名な古紙幣ですが、現在はどれくらいの価格で取引されているのでしょうか。ぜひ参考にしてください。
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目次
改造紙幣1円(神功皇后1円)について
改造紙幣1円は明治時代に政府が発行したお札です。
まずはデザインなどの特徴や、歴史から見る発行経緯などを見ていきましょう。
特徴
- ✔︎ サイズ:約77×131(mm)
- ✔︎ 図案:神功皇后
- ✔︎ 発行:1881〜1883年
改造紙幣1円は、表面の右側に神功皇后が印刷され、中央に描かれた菊花章の勲章が特徴です。
そのため、「神功皇后1円」や「菊花章紙幣」と呼ばれることもあります。
日本で初めて肖像画が印刷されたお札で、偽造防止のために印刷局の最高技術を駆使して製作されたといわれています。
発行経緯
改造紙幣1円が発行される前は、明治初期に発行された明治通宝が流通していました。
しかし、明治通宝は全額面で同じデザインであり、サイズもあまり変わらなかったため、偽造が多発したといわれています。
また、洋紙が用いられていたことから、日本の気候下では劣化しやすく変色しやすい特徴を持っていました。
大掛かりな贋作事件が起きるなど問題が多かったため、改造紙幣への発行に至ったといわれています。
明治通宝について詳しくはこちら↓
明治通宝は買取可能?特徴や種類別の価値|偽物に注意!
神功皇后って誰?
改造紙幣1円に描かれている神功皇后は、日本の第14代天皇で日本書紀にも登場しています。
当時の大和王権に反抗した九州南部の蛮族である「熊襲」の征伐や、臨月でありながら新羅・高句麗・百済を平定するなど、数々の伝承を残している人物です。
一説には、169〜269年の100年間を生きたといわれ、現在では京都などの各所で祀られています。
改造紙幣1円(神功皇后1円)の買取価格
改造紙幣1円は、現在どれくらいの価値があるのでしょうか。
買取相場や福ちゃんでの買取実績例を紹介します。
買取相場
改造紙幣1円は発行期間が短かったため、現存数は少ないといわれています。
希少価値が高いことから、現在は数千円で取引されることが多い古紙幣です。
状態が良好であれば、1万円以上の査定額がつくことも期待できるでしょう。
未使用品ともなれば、10万円以上の価値がつく可能性もあります。
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数々の古紙幣をお買取してきた福ちゃんでは、改造紙幣も買取実績が多数あります。
神功皇后が印刷されている改造紙幣1円は、最大180,000円でお買取いたしました。
福ちゃんには、古紙幣に関して豊富な知識と経験を備えたプロの査定士が在籍しています。
希少性や歴史的価値などを踏まえて査定するため、価値が低く見積もられることはありません。
また、多数の販売経路を独自開拓しており、相場以上の査定額を提示することも可能な場合があります。
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その他の改造紙幣
改造紙幣は、1円以外にも「10円」「5円」「50銭」「20銭」の額面が発行されました。
そのうちの、10円と5円にも神功皇后が印刷されています。
50銭と20銭は、肖像画ではなく大蔵卿印が印刷されているのが特徴です。
神功皇后改造紙幣
- ✔︎ 10円
- ✔︎ 5円
- ✔︎ 1円
神功皇后が印刷されている改造紙幣は、上記3つの額面です。
1円に透かしは入っていませんが、10円と5円にはそれぞれ「拾圓」の文字と唐草模様、蜻蛉と桜花の図柄が透かしとして入っています。
改造紙幣はどれも価値が高いといわれており、最大額面の10円はとくに価値が高く、コレクターにも注目されている逸品です。
大蔵卿改造紙幣
- ✔︎ 50銭
- ✔︎ 20銭
改造紙幣の50銭と20銭は、表面中央に菊花紋章、右側に大蔵卿印が施されているのが特徴です。
「大蔵卿50銭」や「大蔵卿20銭」と呼ばれることもあります。
当時の50銭や20銭は1円以下の価値ですが、改造紙幣は古紙幣としての価値が高いため、現在は最低額面の20銭でも数千円の価値がつく可能性があるでしょう。
改造紙幣について詳しくはこちら↓
改造紙幣の買取価値や相場を調査!種類や神功皇后が描かれた理由も
改造紙幣に施された偽造防止策
- ✔︎ 肖像画の採用
- ✔︎ 各額面ごとに違うサイズ・デザインで製造
- ✔︎ 透かしの配置
- ✔︎ 原料に三椏を使用
改造紙幣にはさまざまな偽造対策が施されています。
そのなかから、現在も採用されているものをいくつか選定しました。
偽造しにくくするため、デザインに肖像画を採用し、額面ごとに異なるサイズやデザインで製造することは現在も続けられています。
また、透かしを配置し、偽物と見分けやすくする技巧も本格的に導入されました。
そして、繊維質が強固で、折り曲げに強い特徴を持つ三椏を原料として使用し始めたのも、改造紙幣からといわれています。
改造紙幣1円(神功皇后1円)の買取は福ちゃんへ
改造紙幣1円は明治時代に政府が発行した紙幣で、偽造されやすく劣化しやすい明治通宝を改良し、神功皇后の肖像を図案として発行されました。
発行期間が短かったため、希少価値が高く、現在は高額で売買されていることが多い古紙幣です。
福ちゃんには改造紙幣1円を買取した実績が多数あり、どのお取引も古紙幣に関して精通しているプロの査定士が対応いたしました。
独自の販売経路を開拓していることもあり、満足度の高いお取引を可能としています。
改造紙幣1円の買取は、福ちゃんにお任せください。