- 骨董品
- 2025.09.07
赤珊瑚の相場はいくら?価値を決める査定基準と高く売るコツを徹底解

ご自宅で使われずに眠っている赤珊瑚のネックレスや指輪。
「これを今売ったら、いくらぐらいになるのだろう」と気になっていませんか?
古くから「魔除け」や「富の象徴」として珍重されてきた、赤珊瑚の深く艶やかな赤色は、今もなお人々を魅了し続けています。
しかし、「実際に赤珊瑚を売るといくらになるの?」「血赤珊瑚はどのくらい高いの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
この記事では、赤珊瑚の相場の考え方と、売却時のチェックポイントを整理しました。
情報の根拠としているのは、公開されている近年(2019年以降)の買取実例や、主要買取店が公表している目安レンジです。ただし、実際の査定額は市場動向などによって変動します。最新の価格は、必ず査定時に直接ご確認ください。
赤珊瑚の買取をお考えの方が納得して一歩踏み出せるよう、専門家の視点からわかりやすくまとめました。
赤珊瑚の買取相場はいくら?市場価格の目安

赤珊瑚の相場は「種類」「色味」「大きさ」「状態」「産地」によって、大きく変動します。とくに深紅の“血赤珊瑚”は希少性が高く、他の珊瑚よりも高値がつく傾向があります。
市場の買取実績データをもとにした、平均的な目安は以下のとおりです。
| 品目 | 条件(色・状態・サイズなど) | 買取目安レンジ |
|---|---|---|
| 一般的な赤珊瑚アクセサリー | 標準的な赤色/8〜12mm程度の玉・リングなど | 数万円〜数十万円 (例:8.8mmネックレスで約5万円) |
| 血赤珊瑚(高品質・小サイズ) | 深紅で色むらが少ない/10〜14mm程度 | 1gあたり約4,000〜5,000円 |
| 血赤珊瑚(極上品・大サイズ) | 20mm以上/日本産・傷なし | 最高品質でサイズも大きく、傷がない日本産の血赤珊瑚では、1gあたり数万円になる例もあります。ごく一部の特別な品では10万円を超える取引例も報告されています。 |
| 実例:血赤珊瑚ペンダント | 129.9g/高品質・原木系 | 特別な高額取引例:血赤珊瑚の大玉・原木に近いもの 条件:日本産で色が濃く、重量もあり、傷が少ない場合 買取目安:数十万円〜数百万円クラスで取引されることもあります(2019年公表例で約300万円) ※すべてのお品物がこの価格になるわけではありません |
とくに「濃い赤(血赤珊瑚)+大粒+傷なし+日本産」の組み合わせは、最も高値になりやすい傾向があります。
上記の相場目安は、過去の実績データや市場相場に基づいた一例です。実際の査定額は、複数の要因を総合的に判断して決定されます。お品物固有の状態(色味・傷・フの有無など)やデザイン、付属品の有無はもちろん、最新の市場動向や各買取業者の在庫状況なども、価格の判断基準となります。
そのため、記載の価格はあくまでも参考値であり、実際の買取価格を保証するものではございませんので、あらかじめご了承ください。
福ちゃんでは、これまでにも多数の赤珊瑚製品を買い取ってまいりました。
以下は、その一例です。
\ 実際の買取実績をご紹介 /
こちらの写真のお品物(血赤珊瑚 和装小物 帯留)は、福ちゃんの専門査定により、 143,200円で買い取らせていただきました。
福ちゃんでは、長年培った専門知識と確かな査定力で、赤珊瑚の真の価値を見極めています。ご自宅で使われていないお品物の中にも、思いがけず高く評価されるものがあるかもしれません。
赤珊瑚は1点ごとに価値が異なるため、「価値を知りたい」「売るか迷っている」という段階でも、お気軽にお問い合わせください。
赤珊瑚の種類を問わず、無料で査定を行っております。
査定・出張費・手数料はすべて無料。
赤珊瑚が高価とされる理由とは?

赤珊瑚が「海の宝石」と呼ばれるのは、単に美しいからだけではありません。
自然が長い年月をかけて育てる希少性にくわえ、文化的背景や海外での需要が重なり、今なお高い評価を受け続けています。
ここでは、その主な理由を4つにわけてご説明します。
1. 時間が育む希少な存在
赤珊瑚は成長が非常にゆるやかな生物で、わずか1cm成長するまでに数十年を要するといわれます。
良質な原木として採取できる大きさになるには、数百年というスケールが必要になることもあり、人の一生では育たないほどの時間がかかります。
つまり私たちが今、目にしている1本の珊瑚枝は、長い年月の蓄積が生んだ「自然の結晶」なのです。この希少な成り立ちこそが、まず価格を押し上げる大きな理由となっています。
2. 採取量に厳しい制限がある
日本では高知県沖・鹿児島県沖・沖縄近海などの深場が、良質な宝石サンゴの産地として知られていますが、環境保全や乱獲防止の観点から、採取には厳しい規制が設けられています(※)。
許可を受けた限られた漁師だけが、定められた海域・期間に採取できる制度のため、市場に出回る量はごくわずかです。
供給が絞られているぶん、状態の良い赤珊瑚はどうしても高値で取引されやすくなります。
※すべての赤珊瑚が一律に規制されているわけではありません
3.文化的・歴史的価値の高さ
赤珊瑚は古くから「魔除け」や「幸福の象徴」として扱われ、日本では帯留やかんざしなど和装小物に多く用いられてきました。
さらにヨーロッパでも、古代ローマ時代から貴族の装飾品として愛されてきた記録が残っています。
このように、国や時代を超えて価値が認められている宝石は実は多くありません。
赤珊瑚はその中でも、「自然の美しさ」と「文化的ストーリー」を併せ持つ希少な素材であり、その点も価格に反映されます。
4. 海外需要による相場の上昇
近年は中国を中心にアジア圏で赤珊瑚の人気が高まり、その中でも深く濃い色味を持つ血赤珊瑚は「富と繁栄の象徴」として、高値で取引されています。
海外バイヤーが積極的に買い付けることで国内の流通量はさらに限られ、結果として相場が全体的に上がる、という動きが起きています。
市場の需要が価格を押し上げている、というわけです。
以上のように、赤珊瑚は「成長に時間がかかる」「採れる量が少ない」「昔から価値あるものとして扱われてきた」「今も買いたい方が多い」という4つの要素が重なり高く評価されています。
お手元にある赤珊瑚も、「見た目以上の価値」を持っている可能性があるといえるでしょう。
実際の査定額は上述したように、色味や産地、サイズ、傷の有無などで大きく変わります。
赤珊瑚の価値を正確に知るためには、ぜひ専門の査定士に現在の価値を確認してみてください。
赤珊瑚を高く売るためのポイント

お手元の赤珊瑚を少しでも高く売るには、いくつかの工夫が大切です。
赤珊瑚は天然素材のため、扱い方次第で印象が変わり、査定額にも数万円単位の差が出ることがあります。
以下では、査定時に評価を上げるための具体的なポイントを4つご紹介します。
1.保存状態を整える
赤珊瑚は乾燥や紫外線、酸に弱い非常にデリケートな素材です。
長期間放置すると表面が白く曇ったり、色あせることもあります。普段から直射日光を避け、柔らかい布や和紙などで包んで保管しましょう。
また査定前に、軽くホコリを拭き取るだけでも印象が変わり、査定士に「大切に保管されていた」という好印象を与えます。
2.鑑別書・保証書があれば必ず提示する
購入時や譲り受けた際に付属していた、鑑別書・保証書・ブランド箱などは、その赤珊瑚の真贋や品質を裏付ける大切な資料です。
とくに「血赤珊瑚」「高知産」など、産地や種類が明記されたものは価値が高く、査定額アップにつながります。
紛失していても査定は可能ですが、手元にある場合は必ず一緒に提出しましょう。
3.査定は1社で決めない(相見積もりを取る)
赤珊瑚の査定基準は、買取業者や査定士の経験によって異なります。
同じお品物でも、買取業者によっては数万円以上の差が出ることも珍しくありません。
信頼できる専門店を2〜3社比較し、対応の丁寧さ・説明のわかりやすさ・提示金額を総合的に見極めましょう。
4.珊瑚の専門知識に長けた査定士に依頼する
赤珊瑚は、色味の深さや艶、表面に現れる独特の「フ模様」など、繊細な特徴を見極める目が求められます。
専門知識のない査定士では、本来の価値を正しく判断できないことも。
福ちゃんのように、珊瑚・宝石を専門に扱う買取業者に依頼することで、素材の魅力を最大限に評価してもらえます。
赤珊瑚は1つひとつ色味や質感が異なり「これと同じもの」は、2つと存在しません。
小さな工夫や適切な査定先の選定が、高価買取への第一歩となります。
まずはお手持ちの珊瑚の状態を確認し、専門査定で現在の価値を知ってみましょう。
赤珊瑚の査定基準|価値を決める5つの重要ポイント

赤珊瑚の価値は、単に「赤い」というだけでは決まりません。
専門の査定士は、色・産地・大きさ・加工の状態など、複数の要素を総合的に評価します。とくに価値が高いとされる「血赤珊瑚」であっても、その品質は千差万別です。
ここでは、お手持ちの珊瑚の価値を左右する、とりわけ重要な「5つの査定ポイント」を詳しく解説します。
ご自身の珊瑚がどの程度の評価を受ける可能性があるのか、照らし合わせながらご覧ください。
1. 色(カラー):最上級「血赤珊瑚(オックスブラッド)」の深み
赤珊瑚の査定において、「色の濃さ」と「透明感」は最も重要な基準です。
色の評価は、赤色が濃く、深みを増すほど高くなります。
その頂点に立つのが、深紅でわずかに黒味を帯びた「血赤珊瑚(ちあかさんご)」です。とくに色の濃いものは「オックスブラッド(Oxblood=雄牛の血)」とも呼ばれ、国際的にも最上級ランクとされます。
次いで、一般的な赤色・朱色(オレンジがかった赤)と続き、淡い赤色やピンクやオレンジになるほど、評価は落ち着く傾向にあります。
ただし、単に濃ければ良いわけではなく、透明感のある「テリ(輝き)」も重要です。黒すぎるものや、色が暗く沈んで「テリ」が失われているものは、かえって評価が下がる場合もあります。
2. 産地:最高品質の証「日本産(土佐・五島)」
珊瑚は産地によって品質が大きく異なり、査定額に直結します。
世界的に見ても、日本近海(高知県土佐湾・長崎県五島列島・小笠原列島など)で採れる赤珊瑚は、最高品質として非常に高く評価されています。
その理由は、日本近海の深海という特殊な環境にあるのです。
この海域は水圧が高いため、珊瑚がゆっくりと緻密に成長します。その結果、硬度が高く、磨いた際の「テリ」も格段に優れたものになるのです。
対照的に、地中海産(イタリア・サルデーニャ島など)の珊瑚は比較的浅い海で育つため、色むらが少なく均一な赤色が出やすいものの、日本産ほどの硬さやテリは出にくいとされています。
3. 色むらと「フ」:均一性と天然の証
珊瑚の色は、全体が均一であればあるほど美しく、価値も高いと評価されます。
「色むら」や、部分的に白っぽく抜けた「シロフ(白斑)」、あるいは白濁した斑点模様は、美観を損ねるため減点の対象です。
ただし、例外があります。それは、日本産(とくに土佐産)の血赤珊瑚に見られる、「フ」と呼ばれる白い筋です。
「フ」は、珊瑚の骨格の中心部に見られる人間でいう骨髄のようなもので、これがあることこそが「日本産の天然血赤珊瑚」である何よりの証拠です。
地中海産にはこの「フ」が存在しません。
そのため、査定眼を持つ査定士は、「フ」の存在をマイナス評価とはとらえず、本物である証として高く評価します。
4. 大きさ・重量:成長の遅さが生む希少価値
先述したように、珊瑚は1cm成長するのに数十年という、非常に長い年月をかけて育つ生物です。そのため、「大きいもの」や「太いもの」は、それだけで極めて希少価値が高くなります。
とくに、ジュエリー用の丸玉(ルース)の場合、直径10mmを超えるものは非常に希少です。また、原木のままの状態であれば、太く枝ぶりの良いものほど高額査定が期待できます。
珊瑚の取引では、重さの単位として国際的な「カラット(ct)」のほか、日本独自の「匁(もんめ=約3.75g)」が今でも使われます。
とくに原木の取引では匁が基準となることが多く、10g(約2.6匁)を超える個体は、取引価格が格段に上がる傾向です。
5. 傷・ヒビ・穴:天然素材ゆえのコンディション
天然素材である以上、表面の傷やコンディションも厳しくチェックされます。明らかな「欠け」や「ヒビ(クラック)」は大きなマイナス要素です。
また、珊瑚には「虫食い穴(ピンホール)」や「ス(空洞)」と呼ばれる、生物由来の微細な穴が見られることがよくあります。
これらが多いと、研磨しても表面が滑らかにならず、評価が下がってしまいます。
ただし、天然ゆえの軽微な傷や「ス」は許容範囲内とされることも多く、それ以上に全体の「艶(ツヤ)」や「テリ」が維持されていれば、高評価が維持されるケースも少なくありません。
赤珊瑚を売るならどこ?最適な売却先と後悔しないための注意点

赤珊瑚の売却先は、大きくわけて「買取専門業者」「リサイクルショップ・質屋」「個人間取引(フリマアプリなど)」の3つがあります。
しかし、赤珊瑚は専門性が非常に高い宝石であるため、どこで売るかによって査定額が数十万円、場合によっては数百万円単位で変わることも珍しくありません。
それぞれのメリット・デメリットを比較し、お手持ちの珊瑚の価値を最大化できる、最適な方法を選びましょう。
| 比較ポイント | 宝石・珊瑚専門の買取業者 | リサイクルショップ・質屋 | オークション・フリマアプリ |
|---|---|---|---|
| 査定の専門性 | ◎ (非常に高い) | △ (低い) | × (自己判断) |
| 適正価格 | ◎ (市場相場に基づく適正価格を期待できる) | △ (安価になりがち) | △ (運次第・買い叩かれるリスクも) |
| 偽物・品質の判断 | ◎ (確実) | △ (見逃される可能性あり) | × (トラブル発生のリスクあり) |
| 手間・時間 | ◯ (簡単・早い) | ◯ (手軽) | × (出品・梱包・発送が大変) |
| 安心感・信頼性 | ◎ (高い) | ◯ (店舗による) | × (個人間取引のリスク) |
| オススメ度 | 高価な赤珊瑚に最適 | 手軽さ重視・安価な品 | 手間を惜しまない中級者以上 |
【結論】高価な赤珊瑚ほど「宝石・珊瑚専門の買取業者」一択
比較表のとおり、価値が不明なものや、高額な取引が予想される赤珊瑚の売却は「宝石・珊瑚専門の買取業者」に依頼するのが最適解といえるでしょう。
前項で解説したような「フ」の有無や色の深みや産地の違い、虫食い穴の状態などを正確に評価し、最新の国際相場に基づいて査定額を算出できるのは、高度な専門知識と確かな査定眼を持つプロの査定士だけです。
安心して納得のいく価格でご売却されたい場合は、専門業者を選ぶのが最善といえるでしょう。
【要注意】リサイクルショップ・質屋の査定リスク
街のリサイクルショップや一般的な質屋にも、買取の窓口はありますが、赤珊瑚の高価買取は期待しにくいといえます。
これらの店舗の査定士は広範なジャンル(家電・ブランドバッグ・衣類・金券など)を扱えるものの、珊瑚の専門知識については精通していないことが一般的です。
その結果、貴重な日本産の血赤珊瑚であっても、単なる「赤いアクセサリー」や「珊瑚風の装飾品」として、デザイン性や重さだけで簡易的に査定されてしまいます。
専門知識のない店舗だと、数万円〜数十万円単位で安い査定になることもあります。
「近所で手軽だから」という理由だけで持ち込むのは注意が必要です。
【要注意】フリマアプリ・ネットオークションの落とし穴
フリマアプリやネットオークションなどの個人間取引は、一見高値で売れるように思えますが、実際には高価な赤珊瑚を取引する方法としてはオススメできません。
最大の問題は「真贋(しんがん)トラブル」です。
出品者自身に専門知識がなければ、その珊瑚がどれほどの価値を持つのかを、写真と文章だけで第三者に証明することはできません。
また、購入者から「これは本物か?」「写真と色が違う(血赤だと思ったのに朱色だ)」「説明になかった傷がある」といったクレームが入り、最終的に返品や返金、あるいはアカウント停止といった深刻なトラブルに発展する危険性が常に伴います。
出品・撮影・採寸・梱包・発送という膨大な手間を考えても、貴重な資産である赤珊瑚を売却する方法としては、リスクが高すぎるといえるでしょう。
このように、専門知識が求められる赤珊瑚の売却は、個人間取引では多くの困難が伴います。大切な赤珊瑚を安く買い叩かれたり、不要なトラブルに巻き込まれたりする事態は、何としても避けたいものでしょう。
ここまでの比較から明らかなように、赤珊瑚の価値を正しく評価してもらい、安全かつ納得のいく価格で売却するための最善の選択は、「宝石・珊瑚の買取に強みを持つ専門業者の利用」です。
次のセクションでは、実際に専門業者へ依頼する前に、多くの方が抱える疑問やご不安について、「よくある質問(FAQ)」形式で詳しくお答えしていきます。
赤珊瑚の買取に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 血赤珊瑚とは?普通の赤珊瑚とどう違いますか?
A. 血赤珊瑚(ちあかさんご)は、赤珊瑚の中で最も評価が高い最上級ランクの呼称です。
一般的な赤色よりもさらに濃く、黒味を帯びるほどの深紅(オックスブラッドとも呼ばれます)で、ガラスのような透明感と「テリ」を持つのが特徴です。
主に日本近海でしか採れないという希少性も相まって、世界的に非常に高値で取引されます。
Q2. 鑑別書がないと売れませんか?
A. いいえ、鑑別書がなくても買取は可能です。
専門の買取業者は、珊瑚の専門家(査定眼を持つ査定士)が在籍しており、お品物そのものの色合いや「フ」の有無・大きさ・傷の状態などを直接拝見して、その場で価値を正確に判断できるためです。
鑑別書は「本物であることの証明」や「査定時間の短縮」に役立ち、査定額アップの可能性も高まりますので、お持ちの場合はぜひご一緒にお出しください。
Q3. 今後も赤珊瑚の価値は上がりますか?
A. はい、その可能性は高いと考えられます。理由はシンプルで、「需要は増え続けているのに、供給は減り続けている」からです。
資源保護のため採取量は世界的に厳しく制限されていますが、中国や台湾など中華圏での人気は依然として根強く、需要は高いままです。この「需要と供給のアンバランス」が続く限り、良質な赤珊瑚の希少価値は今後も安定、あるいは高まっていくと予測されます。
もっとも、国際需給や規制の動向によって短期的に相場が動く可能性もあります。
売却のご判断は、査定時点の価格を見て行ってください。
Q4. 傷やヒビがある赤珊瑚も売れますか?
A. はい。傷やヒビ、虫食い穴(ピンホール)がある赤珊瑚でも、買取は可能です。
もちろん、査定額には影響します。しかしながら、天然素材である以上、多少の傷はつきものです。重要なのは、「傷を差し引いても、どれだけの価値が残るか」です。
たとえ傷があったとしても、それを補って余りあるほどの「大玉」であったり、「希少な血赤色」であったりすれば、十分に高額な査定が期待できます。
あきらめてしまう前に、まずはご相談ください。
Q5. ピンク珊瑚や白珊瑚も高く売れますか?
A. 赤珊瑚(とくに血赤珊瑚)に比べると相場は低めの傾向ですが、ピンク珊瑚や白珊瑚も価値がありますので、高価買取の対象です。
ピンク珊瑚の中でも、色ムラがなく柔らかな乳白色からピンク色のグラデーションが美しい、「本ボケ」や「エンジェルスキン」と呼ばれるタイプは希少です。
欧米で非常に人気が高く、希少価値から高値で取引されます。
また、白珊瑚も、大きな原木や彫刻品などは高額になるケースがあります。
Q6. 査定だけでも依頼できますか?
A. はい、もちろんです。
多くの専門業者では、査定料・出張料・相談料などは一切無料で、「まずは価値だけ知りたい」というご依頼も歓迎しています。
査定額を聞いたうえで赤珊瑚を売るかどうか、じっくりご検討いただけます。
無理に売却を進めることはありませんので、お気軽にご相談ください。
Q7. 査定の依頼方法は?
A. 公式サイトの専用フォームや、公式LINEを使ったご相談が便利です。
また、原木や複数のアクセサリーのように、お品物が大きい・多い場合は、玄関先でも査定可能な「出張買取」がオススメです。
私ども福ちゃんに出張買取をご依頼いただくと、専門査定士が無料でご自宅までお伺いします。
Q8. 査定額に納得できない場合、キャンセル料はかかりますか?
A. いいえ、キャンセル料はいただきません。
福ちゃんでは、査定額にご納得いただけなかった場合の「キャンセル料」はもちろん、「出張料」や「査定料」などを後から請求することもございません。
提示された金額を見てから売る・売らないを決められますので、安心してご利用ください。
このように、福ちゃんなら査定は無料で、キャンセルも自由です。
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本記事で解説してきたとおり、赤珊瑚の価値は「血赤珊瑚」の色合い、「フ」の有無、産地の違い、微細な傷など、一般の方には見極めが難しい専門的なポイントに左右されます。
価値を正しく評価できる査定士に出会えなければ、本来の価値よりも何十万円も安く買い叩かれてしまうリスクさえあります。
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まとめ|赤珊瑚は“時間と美”が育む宝石
本記事では、赤珊瑚の相場と高価買取のポイントについて解説しました。
ポイントをまとめると、下記の4つが挙げられます。
【赤珊瑚の相場と高価買取のポイント】
- 1. 赤珊瑚の相場は「色(血赤珊瑚が最高級)」「大きさ」「産地」「傷の有無」で決まる
- 2. 成長の遅さや漁獲制限により、赤珊瑚の希少価値は年々高まっている
- 3. 高く売りたい場合は、フリマアプリやリサイクルショップではなく、専門の査定士がいる買取業者を選ぶ
- 4. 鑑別書がなくても査定は可能だが、あれば査定額アップが期待できる
赤珊瑚は、長い年月を経て海が育む「自然の芸術品」です。
成長や採取の難しさ、そして文化的背景からも、その価値は年々高まっています。とくに血赤珊瑚などの上質なものは、国内外のコレクターから高く評価される傾向にあります。
もしご自宅に眠る赤珊瑚がお有りでしたら、それは単なる装飾品を超えた、“受け継がれる価値のある希少品”かもしれません。
専門査定によって、ご自身の赤珊瑚が持つ「本当の価値」をぜひ確かめてみましょう。


