有名ブランドが製造・販売している「フィギュリン」とは?

今回のテーマは「フィギュリン」です。
「食器ブランドでも出しているみたいだけど、一体どういうもの?」
「フィギュアとは違うの?」
など、多くの方が気になっている点についてまとめてみました。
今回は人気ブランドのご紹介もあわせて行っていますので、ぜひご一読ください。

フィギュリンとは

陶磁器製の人形のことを、「フィギュリン」といいます。

皆さんが聞き慣れている言葉の中に「フィギュア」があると思いますが、こちらは「立体的な人形」を指します。特に近年では「塩化ビニール製の人形」を指すことが多く、日本では「アニメやゲームのキャラクター人形」と認識されていることが多いようです。

一方、今回のテーマはであるフィギュリンは、すべてが磁器でできています。小さな花や人形の髪、身につけている服、これらも磁器製なのです。

ほとんどの工程が手作業で行われ、熟練のペインターによって色付けが行われるフィギュリンは、大量生産されている人形にはないあたたかみやオリジナリティーを感じることができます。

ちなみに、最近では芸術性の高いクリスタル人形やレジン製の人形も「フィギュリン」と呼ぶことがあるようですが、一般的には磁器製人形のことをさします。

今回の記事でも磁器製人形のことをフィギュリンとし、解説してまいります。

磁器人形のはじまりは?

フィギュリンの歴史は古く、18世紀にまでさかのぼります。

のちに詳しい説明をさせていただきますが、はじめて磁器製の人形を作り出したのはあの「マイセン」です。

経緯はこうです。

ポーランドの国王(アウグスト二世)はあるとき、城の中に動物園を作る計画を立てました。もちろん、本物の動物ではありません。すべて「磁器」で作るよう命じたのです。

これが、フィギュリンのはじまりです。

アウグスト王のために作られたフィギュリンはまるで本物の動物かのようにリアルで美しいものでした。

残念ながらアウグスト王の死去により動物園の実現はしなかったようですが、フィギュリンの技術や文化は現代でも生き続けています。

人気ブランド①リヤドロ

フィギュリン専門ブランドとして知られている「リヤドロ(LLADRO)」はデザインから製造、販売までを自社で行い、最近では人気アニメーションや映画とのコラボレーション商品も展開しています。

創業は1950年。スペインの郊外で生まれ育ったリヤドロ三兄弟によって設立されました。

三兄弟はみな美術学校の出身で、絵画、陶芸、彫刻に長けていました。そんな三兄弟が自宅の窯でランプに付ける花飾りを作り、販売をしたのが『リヤドロ』の原点といわれています。

フィギュリン専門店として舵を切ったのは1956年。

リヤドロのフィギュリンは繊細、可憐、美しさ、すべてが揃っているとして、見るものを魅了しました。

1968年にはリヤドロの姉妹ブランド「NAO」を創設したリヤドロ。

NAO製品はリヤドロよりリーズナブルな価格設定となっており、これまでリヤドロのフィギュリンに手が届かなかった層にもアプローチすることに成功しました。

ちなみにNAOのフィギュリンは比較的シンプルな造りとなっていますが、リヤドロと同じ職人がリヤドロと同じ工場で製造しているもの。リーズナブルであってもそのクオリティを下げることはありません。

リヤドロの代表作について

一点一点手作業で作られているリヤドロのフィギュリン。

毎年少しずつ異なる作品を販売しているため、「定番シリーズ」といったものは存在しませんが、「天使」、「女性」「動物」「花(花屋さん)」をモチーフにした作品がリヤドロのベストセラーとなっています。

中でも「花屋さん」シリーズは細かい花のひとつひとつが美しく、リヤドロファンなら「いつか欲しい」とする人気作品です。

プレミアがつくフィギュリンも!

リヤドロは、数量限定のフィギュリンを販売することでも有名です。

例えば、『テラスでお茶を』。こちらは2000体限定生産でした。もちろん、日本限定ではありません。世界中にいるリヤドロファンに対して2000体という数は「わずか」「たったの」といっても間違いではないでしょう。

同様に『24時の鐘の音』は1500体の限定生産となっています。

こうしたものは、リヤドロ製品を扱う代理店でも輸入が難しいといわれています。

人気ブランド②マイセン

『フィギュリンとは』というところで少し触れましたが、食器ブランドとして有名なマイセンは世界初のフィギュリン制作をしたブランドとしても知られています。

ここで簡単にマイセンの歴史についてご紹介します。

時は17世紀。

当時のヨーロッパは器といえばガラスが主流で、東洋の舶来品としてやってきた白磁は「白い金」として貴族たちにコレクションされていました。

ザクセン王国(現在のポーランド)の最高権力者、アウグスト王も白磁コレクターのひとりです。彼は、白磁に人生を捧げたといっても過言ではないくらい、白磁を愛していました。

やがてアウグスト王は自国での白磁生産を試み、他国から錬金術師であるヨハン・フリードリッヒ・ベトガーを城に幽閉します。

「再現不可能」とされていた白磁生産ですが、ベドガーは数年という時間と労力を費やし、ついにヨーロッパ初の白磁を完成させます。

これがマイセン初の作品であり、マイセンの大きな一歩となった出来事でした。

白磁の完成後、アウグスト王は「宮廷内の動物園」づくりを要求します。

これは、器としての役割しか持っていなかった磁器に、新しい役割、在り方を与えたともいえます。

仮に、アウグスト王が「動物を作れ」と命じなかったら、フィギュリンの誕生はもっと遅れていた、もしくは存在すらしなかったかもしれません。

毎年発売される「世界限定コレクション」

マイセンでは、毎年新作のコレクションを発表しています。

これまでに「女神」「キリスト」「エンジェル」など、さまざまなフィギュリンを世に送り出していますが、いずれも入手は難しく、日本では数体が入ってくるかどうかといわれています。

人気ブランド③ロイヤルコペンハーゲン

デンマークを代表する磁器ブランド『ロイヤルコペンハーゲン』もフィギュリンの製造を行っています。

ではここで、ロイヤルコペンハーゲンの歴史についてもご紹介したいと思います。

1773年、鉱物学者のフランツ・ハインリッヒ・ミューラーがデンマーク初の白磁制作を成功させたことからロイヤルコペンハーゲンの歴史が動き始めました。

当時、自国で白磁が作れるということは国にとって非常に名誉なこと。当時の国王と国王夫人の多大な援助により、「ロイヤルコペンハーゲン」が誕生します。

しばらくして王族専用窯となったロイヤルコペンハーゲンは、植物の絵付けが美しい『フローダニカ』、王族が愛した「青」を使用した『ブルーフルーテッドプレイン』など、さまざまなシリーズを発表します。

ちなみにフィギュリンは1898年、パリで行われた万国博覧会で発表されました。なめらかな質感、ロイヤルコペンハーゲンらしい色付けが評判を呼び、以降毎年新作、限定コレクションが製造されています。

コレクターから人気の『イヤーフィギュリン』

ロイヤルコペンハーゲンは1908年から毎年欠かさず『イヤープレート』を販売していることでも有名ですが、実はプレートだけではなく『イヤーフィギュリン』も製造しています。

干支の動物やその年の出来事などに着目し選ばれた動物のフィギュリンは、手頃な価格帯であることもあり思わず集めたくなってしまいます。

まとめ

いかがでしょうか。

今回は「フィギュリン」について、有名ブランドの歴史、作品についてご紹介させていただきました。

中には今も購入できるフィギュリンもございますので、気になる方はぜひ公式ホームページをのぞいてみてください。

なお、「フィギュリンを手放したい」「もうそろそろ整理したい」とお考えになった際ははぜひ福ちゃんの買取をご検討ください。

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