キャノンの《赤レンズ》ってなに?【カメラの豆知識】

キャノン(CANON)といえば、高品質のカメラやレンズなど作る日本の大手精密機器メーカーとして非常に有名ですが、そんなキャノンの交換レンズに「赤レンズ」や「赤帯」などと呼ばれるレンズがあることをご存じでしょうか…?
赤レンズはキャノンユーザーにとって「憧れのLレンズ」ともいわれ、「白レンズ」と共に”超高性能レンズ”として知られています。カメラの豆知識として知っておいて損はありませんので、ぜひ当記事を最後までご覧ください。

キャノン【赤レンズ】とは?

キャノンの赤レンズとは、鏡筒(焦点を調節するための筒のこと)に赤いラインが入った、超高性能な交換レンズのことです。「赤帯」や「Lレンズ」と呼ばれることもあります。LレンズのLは、「Luxury」に由来し名付けられました。

キヤノンLシリーズの「赤レンズ」はラグジュアリーの意に相応しい、プロの品質を持った高級レンズです。鏡筒に施された赤いラインが特徴の赤レンズことLレンズは、「Lシリーズ」として様々な種類のレンズが発売されてきました。

高い描写性能や操作性に加え、耐環境性や堅牢性にも優れているのが特徴です。

人工結晶の蛍石(けいせき)をはじめ、UDレンズ・スーパーUDレンズ・大口径高精度非球面レンズなど、キャノンの特殊光学材料を採用した超高性能レンズだけに「L」の称号が与えられています。

蛍石が使用されたレンズは「色収差(色ズレ)が非常に小さい」という、一般的な工学ガラスにはない特性があります。UDレンズやスーパーUDレンズは、適切な組み合わせにより「蛍石と同様の性能」を持つ工学ガラスのことです。大口径高精度非球面レンズは高い収差補正能力を持ち、レンズの高画質化や小型化に効果があります。

このような究極の高性能を取り入れたプロ用のレンズだけに、「L」の称号が与えられてきました。

キャノンの赤レンズには、「赤帯」が付いているのが最大の特徴です。
鏡筒に赤い帯が付いたキャノンの交換レンズといえば、フォトグラファーにとって憧れの存在である「赤レンズ」こと、「Lレンズ」のことをいいます。

キャノン【白レンズ】とは?

キャノン 白レンズ(Lレンズ)

キャノンのLレンズを語るうえで、キャノンの「白レンズ」を避けて通ることはできません。
同じキャノンのLシリーズでも、「赤レンズ」と「白レンズ」では何が違うのかをご紹介いたします。

キャノンの白レンズとは、「望遠機能」に特化した白い望遠レンズのことです。赤レンズと同じく高級なLシリーズのレンズで、オリンピックのような世界的なスポーツの撮影・広大な自然の中で生きる野鳥や動物の撮影・機敏な操作を求められるモータースポーツの撮影など、望遠機能を使って撮影するフォトグラファーに、広く支持されています。鏡筒が白に塗装されていることから、通称で「白レンズ」と呼ばれています。

「なぜ望遠レンズを白くしたのか?」という疑問を感じられるかもしれませんが、これにはちゃんとした理由があります。

望遠レンズを使うときは、炎天下の屋外という環境で撮影をすることもあります。そのときに熱の影響で部品が変形するようなことがあれば、写真の品質に影響を与えることも考えられます。なによりも、レンズそのものが熱くなってしまうことは、長時間に渡り望遠レンズを構え続けて撮影するフォトグラファーにとって、非常に大きな負担になります。

そのような撮影環境も考慮した結果、ほかの色に比べて太陽光を吸収しにくい白が採用されました。

ただ白は白でも、真っ白というわけではありません。
キャノンの白レンズは、撮影者の近くにいるフォトグラファーにも配慮して、光の反射を抑えられる柔らかい白が使われています。

フォトグラファーがたくさん集まるような場所での撮影にも干渉しないよう、細かい部分にも配慮して作られているのが白レンズの最大の特徴です。

【赤レンズ】と【白レンズ】の違い

赤レンズと白レンズは同じキャノンの「Lレンズ(Lシリーズ)」ですが、それぞれの違いをかんたんにまとめると、以下の通りです。

赤レンズと白レンズの違い【4選】
  • ・外観
  • ・価格
  • ・重さ
  • ・焦点距離

赤レンズも白レンズも、キャノン最高峰の技術を集結させて作られたLシリーズのレンズです。
圧倒的な描写性能・堅牢性・操作性などにおいて、両方とも非常に優れたレンズといえるでしょう。

そんなキャノンの赤レンズと白レンズの大きな違いは、その見た目と、望遠機能に特化しているかどうかです。

赤レンズの外観は黒の塗装+レンズ先端には赤い線(赤帯)が入り、白レンズは望遠または超望遠レンズが白に塗装されているのが特徴です。また同じ超高性能なLレンズであっても、白レンズは望遠機能に特化しているため、焦点距離・重さ・価格が赤レンズとは異なります。

特に重さや価格差については、赤レンズと白レンズの違いは顕著です。
白レンズは望遠レンズだけあり、重いものは重量が約4500gもするレンズもあり、価格もレンズ単体で200万円を越えるレンズも存在します。

赤レンズと白レンズは高機能・高価格のLレンズ同士ではありますが、上記のポイントを知ることで、両者の違いをすぐに区別いただけるようになったのではないでしょうか…?

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今回はカメラの豆知識として、「キャノンの赤レンズってなに?」というテーマについて解説いたしました。

赤レンズはキャノン「Lレンズ」の一種で、鏡筒の赤いライン(赤帯)が特徴です。
Lレンズの「L」は「Luxury」に由来し、名実ともにラグジュアリー(高級)な高級レンズとして知られています。

そんな赤レンズは、同じLシリーズで望遠機能に特化した「白レンズ」とともに、プロ品質の卓越した描写性能・優れた操作性・耐環境性&堅牢性を備えた、非常に優れたレンズです。フォトグラファー”憧れのレンズ”として、知っておいて損はないでしょう。

Lレンズの見分け方は外観以外にも、交換レンズの名称から見抜くことも可能です。

たとえば、キャノン交換レンズ「RF28-70mm F2 L USM」など、F値のあとに「L」の表記があれば、Lレンズであることがわかります。名称に加え、鏡筒に赤いラインがあれば赤レンズ、白に塗装された望遠レンズであれば白レンズ、と判別することも可能です。もしお持ちの交換レンズがキャノンLレンズであれば、高価買取に繋がることも考えられます。

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