金のジュエリーを選ぶときに知っておきたい「チェーン」の種類について

胸もとで、耳で、または指や腕で、キラキラと印象的な輝きを放つ金のジュエリー。
中でも特に、今回は「チェーン」をテーマにお送りしたいと思います。
チェーンといえば、「ネックレスのペンダントトップの美しさを引き立たせるもの」というイメージをお持ちの方も多いかも知れません。そして確かに、たとえば美しい金のチェーンは、ペンダントトップの宝石や装飾をより気品あふれる存在に見せてくれる効果があります。

しかし、チェーンそのものに魅力を感じるという方も少なくありません。
実は一口にチェーンといってもその種類はさまざまであり、「このタイプのチェーンを使ったジュエリーを身につけたい」というこだわりを持っている方もいらっしゃいます。
また、チェーンを垂らしたデザインのイヤリングなど、「チェーンそのものが主役」というジュエリーもあります。

というわけで今回は、チェーンの代表的な種類について紹介したいと思います。
それぞれの特徴や耐久性などのポイントについてまとめているので、ぜひチェックしてみてください。

代表的なチェーン5種まとめ

 

ここでは、代表的なチェーンの種類として「アズキ」「ベネチアン」「ボール」「喜平」「スクリュー」という名称が与えられた5種類を取り上げ、それぞれについて解説したいと思います。

どのような特徴を持っているのか?

耐久性の違いは?

気になるポイントについてまとめているので、確認していただければと思います!

アズキチェーン

楕円形の輪っか(コマ)を、鎖のようにシンプルに繋げた構造のアズキチェーン。

シンプルなデザインということで、ネックレスに使われた場合はペンダントトップを邪魔することなく、上手に引き立て役に回ってくれます。

名前の由来は、コマのひとつひとつが小豆(あずき)に似ていることであるといわれています。

正面を向いたコマの次に横を向いているコマがあり、その次にまた正面を向いたコマが……という構造になっているので、光を受けたときにキラキラと印象的な反射を見せるのが特徴です。

金が使われたチェーンの場合、繊細な輝きを楽しめるのがポイントといえるでしょう。

また、アズキチェーンはシンプルな構造ゆえに耐久性にも優れており、今回取り上げる中では特に高い耐久性を誇ります。

ベネチアンチェーン

ベネチアンチェーンは、構造としては、アズキチェーンと同じです。
輪っか(コマ)を鎖のようにシンプルに繋げたものとなっています。ただし、コマの形状はアズキチェーンとは違い、四角形となっています。

アズキチェーンに比べてコマとコマの間の感覚が狭く、より堅牢な見た目になっているのがデザイン上のポイントといえます。

また、コマの形が四角形になっている分、面が大きく、光を受けたときの輝きはより大きくなります。

ネックレスに使用された場合、ペンダントトップを単純に引き立たせるだけでなく、チェーンそのものの存在感を大きく感じさせるのも特徴といえるでしょう。

ちなみに、名前の由来はイタリアの都市ベネチアの家々の窓の形に似ていることであるとされています。また、チェーンの耐久性もおおむね高いという特徴があります。

ボールチェーン

中身が空洞になっているボール状のコマをバーで繋ぐという構造になっているボールチェーン。

ジュエリーの他、キーホルダーのチェーンでもおなじみです。
ラフでカジュアルなデザインが特徴といえるでしょう。

ただし、おなじみであるだけに、ハイブランドのジュエリーではあまりお目にかからないため「安っぽいチェーン」のように思われることも少なくありません。

(とはいえ、ハイブランドのジュエリーの中にもボールチェーンを使ったものはあります)

耐久性という点では、アズキチェーンや喜平チェーンなどに比べるとそれほど高いわけではないようです。ちょっと力を込めて引っ張ったら切れやすいので、取り扱いには注意する必要があります。

ただし、構造がシンプルであるため、切れた際の修理には手間を要さず、料金もそれほどかかりません。

喜平(キヘイ)チェーン

喜平チェーンは、構造としてはアズキチェーンに似ています。
楕円状の輪っかをシンプルに繋げているという構造になっており、アズキチェーンと同程度の耐久性の高さを誇ります。

アズキチェーンとの違いは、コマのひとつひとつが90度の「ひねり」を与えられており、すべてのコマが正面を向いていること。アズキチェーンよりもやや重厚感のある雰囲気で、ハッキリしたシルエットを持っているのがデザイン上の特徴といえます。

また、喜平チェーンはそのユニークな名称も印象的ですが、これについては諸説あります。

たとえば「喜平という名前の職人が作ったから」という説がありますが、しかしその喜平さんがどこの誰なのかは判然としていません。

そのほかに、もともとは「騎兵」という字があてられていたのがいつしか「喜平」になったという説もあります。

アメリカの南北戦争時代、騎兵隊の人たちが腰に吊っていたサーベルに付いていた鎖が、現在の喜平チェーンに似ていたといわれているのです。

スクリューチェーン

細い楕円状のコマに、ひとつひとつスクリュー(らせん)状に「ひねり」を加えて編み込むようにして繋げられているスクリューチェーン。

光を受けると、らせん状にひねりが与えられている分だけキラキラと多方向に輝きを反射するのが特徴で、さらにコマのひとつひとつが細いので、見た目が繊細で美しいという特徴があります。

デザイン性という点でいえば、最も優れているといえるかもしれません。

チェーンそのものの存在感が大きいので、あまり派手なペンダントトップとは合いませんが、たとえばダイヤモンド一粒のシンプルなペンダントトップのネックレスだと、独特の気品の高さが感じられます。

ただし、ひとつひとつのコマが細い分、耐久性はそれほど高くありません。

また、「修理に手間がかかる」「痕が残る場合がある」という点はデメリットといえるでしょう。

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今回は、ジュエリーに使われるチェーンの種類についてまとめてみましたが、いかがでしょうか。

一口にチェーンといっても実は種類がさまざまであり、それぞれに魅力的な存在であることがお分かりいただけたのではないかと思います。

輪っかを繋げたシンプルなアズキチェーンに、そこにひねりを加えて頑丈にした喜平チェーン、繊細な見た目が魅力的なスクリューチェーン……など、それぞれに魅力や特徴があります。

ところで、すでに紹介したように、チェーンによって耐久性の高さには違いがあり、ちょっとしたきっかけで切れてしまいやすいものも見られます。

たとえば、スクリューチェーンなどは、細い楕円状のコマを複雑に編み込んだ繊細なデザインが魅力ですが、強く引っ張ったりすると切れやすく、しかもいったん切れてしまったら修理には手間がかかり、痕が残ってしまうという欠点があったりします。

痕が残るくらいなら修理するよりも捨てちゃおうかしら……」とお考えになる方もいらっしゃるかもしれませんが、ちょっとお待ちを!

そのチェーンが金などの貴金属で作られたものである場合、たとえ切れたり破損したりしているものであったとしても、一定以上の価値を持ちます。

福ちゃんでは、切れてしまったチェーンの査定・買取も承っております。

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