- カメラ
- 2022.12.08
ミラーレス一眼カメラとは?
今回の福ちゃんカメラ買取コラムでは、「ミラーレス一眼カメラとは?」というテーマについて解説します。
「一眼レフカメラとの違い」や「ミラーレス一眼カメラの歴史」についても触れますので、ミラーレス一眼カメラについて知りたい方は、ぜひ当コラムをご覧ください。
ミラーレス一眼カメラってなに?
ミラーレス一眼カメラは、デジタルカメラの一種。
レンズから入ってきた情報を内蔵されたセンサーが処理して画像に変換し、背面の液晶モニターや電子ビューファインダーで確認できるようにしたものです。
「ミラーレス(Mirrorless)」とは「ミラー(反射鏡)がない」という状態を意味しており、従来の一眼レフカメラに備わっていた反射鏡(レフ)を搭載していないことを意味します。
なお、「ミラーレス一眼レフカメラ」などといわれることもありますが、ミラーレス一眼カメラにはミラー(レフ)が存在しないため、これは誤用です。
一眼レフカメラとの違い
一眼レフカメラには、本体の内部に反射鏡(レフ)が搭載されています。
レンズがとらえた画像はこの鏡に反射してファインダーに映る仕組みになっており、ファインダーを覗くことでレンズがとらえた風景を正確に把握することが可能です。
そのような一眼レフカメラに対して、ミラーレス一眼カメラはイメージセンサーと呼ばれる装置がレンズから入ってくる情報を画像として見せ、ファインダーや背面モニターで確認できるようになっています。
反射鏡が存在しないことで、一眼レフカメラよりも軽量化・小型化しているというのが大きな特徴で、特に気軽にカメラを持ち運びたいという人が増える中、人気を得ることになりました。
ミラーレス一眼カメラの歴史
ミラーレス一眼カメラは、デジタルカメラの研究が行われる中で生まれたカメラです。
世界で初めてミラーレス一眼カメラを開発し、発表したのはパナソニック(Panasonic)でした。
2008年に新しい規格として、従来のAPS-Cよりさらに小さいマイクロフォーサーズというセンサーサイズを採用。小型で軽量なデジタルカメラを実現しました。
同年に発売された『LUMIX DMC-G1』は、小型で軽量であることから、女性をメインターゲットとして売り出されたカメラです。
その翌年には、オリンパス(OLYMPUS)が『PEN E-P1』を発表し、LUMIX DMC-G1よりも軽量で小型のカメラである点をアピールして話題を呼びました。
遅れながらソニー(SONY)やキヤノン(Canon)、富士フイルムがミラーレス業界に参入してきます。
2013年には、SONYが世界初となるフルサイズのセンサーを搭載したミラーレス一眼 『α7(ILCE-7)』を発表しました。ここからしばらく、フルサイズミラーレス一眼はSONYの独擅場となります。
しかし、5年後の2018年。ミラーレス業界へニコン(Nikon)が参入したことに加え、キャノン(Canon)もミラーレス一眼『EOS R』を発表し、競争が激化。また、同年には一眼レフカメラの販売台数をミラーレスの販売台数が抜く結果となりました。
これからはミラーレスの時代
最近までは、APS-Cセンサーやマイクロフォーサーズセンサーを搭載した小型の一眼カメラが主流でした。そのためか、プロやハイアマチュアからは避けられる傾向にありました。
しかし、前述のように2018年の革新によりミラーレスの市場が急拡大しました。
また、Nikonが一眼レフの開発を中止し、ミラーレスに注力する動きもみられます。
ミラーレス一眼に乗り換えよう
販売台数をミラーレスが上回ったものの、まだまだ一眼レフが大多数を占めています。もちろん、シャッターが降りる感覚や重厚感が好きで、これからも使い続けたい方もいるでしょう。
しかしながら、いずれミラーレスに乗り換えようと考えている方には、乗り換えを急ぐことをオススメします。
なぜなら、一眼レフの中には修理対応が終了したものも出てきており、下取り価格もこれから下がっていくことになるからです。
福ちゃんでは、まだまだ一眼レフを高価買取中ですので、ぜひ無料査定をご利用ください。
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まとめ
今回の福ちゃんカメラ買取コラムは「ミラーレス一眼カメラとは?」というテーマについて解説いたしました。
ミラーレス一眼カメラとは、従来の一眼レフカメラに備わっていた反射鏡(レフ)を搭載していないカメラのことです。一眼レフカメラよりも軽量化・小型化していることが大きな特徴であり、気軽にカメラを持ち運びたいという人からとくに高い人気を得ています。