- カメラ
- 2023.01.14
自分に合ったカメラの見つけ方!カメラの種類を6つ紹介!
カメラを趣味にしたいけど選び方がわからないという方は、機種ごとのメリット・デメリットを把握した上でカメラを選びましょう。「風景をメインに撮りたい」「気軽に身の回りのものを撮りたい」といった用途に合わせて、カメラの機能や操作方法を吟味することも大切です。
当記事では、カメラ選びにお役立ていただけるカメラの種類と機種ごとのメリット・デメリットを解説します。自分に合ったカメラ選びに迷っているという方はぜひご一読ください。
目次
自分に合ったカメラの見つけ方
カメラにはさまざまな機能やレンズの種類、価格の違いがあり、比較する項目が多岐にわたります。そのため、自分に合ったカメラの見つけ方が分からない方も多いでしょう。
ネットで調べるほか、友人に「カメラを選んだ理由」「どのような写真を撮るのか」など聞くことも参考にはなります。ただし、最終的に大切なのは「自分が好きなカメラを選ぶこと」です。目的や求める機能によって合うカメラは人それぞれ違うため、各機能を知り比較したうえで、自分で決めることをオススメします。
ここでは、カメラ選びの基準を4つご紹介いたします。
用途を考える
まずは、どのような目的でカメラを購入したいのかを明確にしましょう。一口に風景を撮りたいといっても、「アウトドアの際に川や山で撮りたい」のか「散歩しながら目にとまったものを気軽に撮りたい」のかで最適なスペックは変わるためです。
アウトドアでの撮影が目的であれば、カメラに防水・防塵機能や高い耐衝撃性が必須となります。散歩でカメラを持ち歩く想定であれば、ポケットに入るサイズで軽いものがよいでしょう。
カメラを実際に触って確かめる
カメラの選び方の基準として、「手になじむか」は大切なポイントです。質感やデザインを含めて、自分のお気に入りとなるカメラを探しましょう。
家電量販店では、専門知識が豊富なスタッフに直接質問できることに加え、実際に手に取って重さを比較できます。カメラを持ったときのボタンの位置や押しやすさなども、同時に確認しましょう。サブスクリプションサービスを利用し、自分好みのカメラに出会うまで、さまざまな機種をレンタルするのもオススメです。
操作方法を確認する
カメラ初心者の方は、なるべく最新モデルを選びましょう。古いモデルだと説明が不足していることがあり、最新モデルのほうが操作性がよく直感的なものが多いためです。
初心者のうちからピントを合わせたり、露出やホワイトバランスを調整したりすることは簡単ではございません。オートフォーカス機能が優れ、ピクチャーモードが設定できるものは、初心者でも安定して綺麗に撮影できます。
必要な機能を決める
近年では、スマートフォンへの連係機能が優れたカメラが増えています。PCに取り込まなくても、Wi-FiやBluetoothを使ってその場で転送でき便利です。専用アプリやBluetoothを通して、シャッターを遠隔で切れるものもあります。
また、4KやフルサイズHD・ハイフレームレートでの動画撮影が可能なモデルも存在します。
また、自撮りしたいときや手を伸ばして高いところから撮りたいときに、モニターを180度回転できる機能を搭載したものもありますので、用途に応じて選ぶとよいでしょう。
性能が高いほど価格も上がっていく傾向にあるため、優先する機能を決めることがポイントです。
カメラの種類とメリット・デメリット
カメラは用途に応じて幅広い種類があり、一眼レフやコンパクトデジタルカメラ・フィルムカメラのほか、ネオ一眼カメラやシネマカメラ、二眼レフカメラなどもあります。
ここでは、一般的に広く使用されているものから近年注目され始めているものまで、カメラの種類とそれぞれのメリット・デメリットを解説いたします。
一眼レフ
一眼レフカメラは、スマートフォンや通常のデジタルカメラと比べ圧倒的に画質が良く、立体感や奥行きのある仕上がりが特徴です。趣味に限らず、プロの撮影現場でも用いられ、レンズを交換することでさまざまな表現ができます。
一眼レフの「レフ」とは、レフレックス(reflex)の略で、直訳すると「光を反射する」という意味です。一眼レフのレンズ内には鏡があり、レンズから入った光が鏡に反射しペンタプリズムを通ることで、光学ファインダーから被写体を確認できる仕組みとなっています。
- ✔︎ 本格的な写真が撮れる
- ✔︎ 望遠撮影からマクロ撮影、ポートレートまで幅広く撮影できる
- ✔︎ レンズに応じた異なる表現ができる
- ✔︎ 初心者からハイアマチュア向けまでさまざまな機種がある
- ✔︎ 価格が高い
- ✔︎ サイズが大きく重量もある
ミラーレス一眼カメラ
通常のデジタル一眼レフは、レンズ内の鏡を通して光学ファインダーから映像を確認できます。対してミラーレス一眼カメラは文字通り鏡がなく、イメージセンサーを通じて液晶から映像を確認できるカメラです。
デジタル一眼レフと写りに大きな差はございませんが、電気で出力するため、これまで多少モニターと被写体とのタイムラグが発生する場合がございました。
しかし、技術の発展によりタイムラグが軽減されたため、近年は最新モデルが続々とミラーレス一眼カメラに置き換わっています。
- ✔︎ デジタル一眼レフより軽量なものが多い
- ✔︎ オールドレンズが使える
- ✔︎ 最新モデルはデジタル一眼レフより価格が高い
- ✔︎ バッテリーの持ちがデジタル一眼レフより良くない
コンパクトデジタルカメラ
その名の通り手に収まるサイズ感でコンパクトなため、携帯性に優れていることが特徴で、略して「コンデジ」と呼ばれます。発売当初は学校行事や旅行などでの記念写真が主な使用用途でしたが、近年はスマートフォンとの差別化を図った「高級コンデジ」が多く販売されている傾向です。
- ✔︎ 日常のスナップ撮影に最適である
- ✔︎ カメラ本体が小さく軽量である
- ✔︎ レンズ交換ができない
- ✔︎ 機能や画質が一眼レフやミラーレス一眼カメラに劣る
アクションカメラ
アクションカメラは強力な手ブレ補正機能があり衝撃・水に強いため、スポーツやアクティビティ中の動画撮影に適しています。近年では動画を日記のように残す「VLOG撮影用」としても人気で、歩きながらの動画撮影でもなめらかな映像を撮ることが可能です。
多くのアクションカメラは動画機能だけでなく静止画撮影も可能である一方、一眼レフや高級コンデジと比べると画質はやや劣ります。
- ✔︎ 広角カメラ搭載のものが多く、風景写真に最適である
- ✔︎ ロードバイク、スポーツ、旅行などにおすすめ
- ✔︎ 機能がシンプルで扱いやすい
- ✔︎ ほかのカメラと比べると価格が安い
- ✔︎ コンパクトで軽量である
- ✔︎ 耐衝撃性・防水性能が高い
- ✔︎ 一眼レフや高級コンデジと比べると画質は劣る
フィルムカメラ
フィルムカメラは、レトロな色調や質感が好きな方にオススメです。若い世代を中心に注目が集まっており、現像するまでどのような写真が撮れたかわからない、というワクワク感も人気の理由の1つでしょう。多種多様な種類がありますが、一般的に多く使われているのは「フィルム一眼レフカメラ」と「レンジファインダーカメラ」です。
1960~1970年代に発売された当初のフィルム一眼レフカメラは、金属製で重厚感があります。レンジファインダーカメラは非常に精巧なつくりであるため、愛好家も多いです。
- ✔︎ それぞれレンズの交換により多彩な表現ができる
- ✔︎ フィルム一眼レフは、中古で安価に購入できる
- ✔︎ レンジファインダーは、ボディ・レンズともに高価な傾向にある
- ✔︎ 大きく重量があるものが多い
360度カメラ
360度カメラは超広角レンズを2枚搭載し、360度見渡した写真や映像が撮れるユニークなカメラで、天球カメラとも呼ばれます。
画角により呼び方が分かれ、上下と水平方向のものは「全天球型」、上方向と水平方向のものが「半天球型」です。VRのような迫力と臨場感があり、独特な映像が撮れるため、近年人気が出てきています。
- ✔︎ 絶景や高層ビルなどのダイナミックさが強調された映像が撮れる
- ✔︎ 構図を気にせず撮影できる
- ✔︎ ズームできない
上達に応じてグレードアップしよう
いろいろなものを撮りたい際に用途に応じて機材を選ぶことが難しかったり、一眼レフやミラーレス一眼カメラの細かい機種の違いに頭を抱えることがあるかもしれません。
そのような場合、まず初心者向けのモデルから始めてみるのがよいでしょう。
そして、カメラの基礎知識を身につけ、必要な機能を搭載した中級者用のカメラ、さまざまなカスタムを設定できる上級者用のカメラにグレードアップしていくことをオススメします。
買い替えの際には福ちゃんがオススメ
グレードアップに応じて、買い替えをする機会が生じることになります。
小さな傷がついてしまったり、使用感が出てしまったりしたカメラは果たして買い取ってもらえるのでしょうか。
福ちゃんでは、使用感のあるカメラでも無料で査定させていただきますので、買取をご希望される際はお気軽にご相談ください。
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まとめ
自分に合ったカメラを見つけるには、具体的な用途や操作方法、必要な機能を吟味することが大切です。家電量販店へ行けばカメラを実際に触って性能や操作方法を確認できたり、専門知識が豊富なスタッフに相談できたりします。
カメラにはデジタルカメラと比較して画質が良い「一眼レフカメラ」、デジタル一眼レフより軽量なものが多い「ミラーレス一眼カメラ」があります。日常のスナップ撮影に適した「コンパクトデジタルカメラ」もデジタルカメラより画質が良いです。
機種ごとのメリット・デメリットを比較してから用途に合わせて、カメラを購入しましょう。