- 切手
- 2025.11.15
【一覧】切手で買えるものは?郵便局で支払い・交換できる/できない事を徹底解説

「余った切手、郵便料金の支払い以外に使う方法はないの?」そう思った方もいるのではないでしょうか。実は切手は、速達のような特殊取扱料金など、郵便局のさまざまなサービスの支払いに利用できます。
また、所定の手数料を支払えば、新しい切手やはがきなどと交換できます。ただし、換金はできないため、現金に換えたいときは買取業者に査定を依頼しましょう。
この記事では、切手で買えるもの・買えないものを一覧で分かりやすく解説します。
【記事のポイント】
- ✅切手は送料だけでなく、速達料や着払いの支払いにも使えます
- ✅郵便局では換金できず、交換には所定の手数料がかかります
- ✅ご不要な切手は、専門家が無料で丁寧に査定する福ちゃんなら安心です。
【〇×早分かり一覧表】切手で支払い・交換できるものマップ

切手で支払いや交換ができるものは以下の通りです。
| 郵便サービス | 支払い | 交換 |
| 郵便物の送料 | 〇 | × |
| 書留・速達などの特殊取扱料金 | 〇 | × |
| 着払い送料 | 〇 | × |
| 新しい切手・はがき・レターパックなど | × | 〇 |
| 収入印紙 | × | × |
| 商品券・カタログギフト・その他物販品 | × | × |
| 代金引換の引換金 | × | × |
査定・出張費・手数料はすべて無料。
郵便局で「切手で支払いできる」もの

郵便局では、「郵便料金の支払い」に限り切手で支払えます。具体的には以下の通りです。
- 送料(定形郵便、ゆうパック、レターパックなど)
- 書留・速達などの特殊取扱料金
- 着払い送料
送料(定形郵便、ゆうパック、レターパックなど)
郵便物の送料の多くは、切手で支払いができます。定形郵便は50グラムまでの手紙などが対象で、基本料金は110円です。なお、定形外郵便は重さやサイズにより「規格外」と「規格内」に分かれ、それぞれ料金が異なります。
ゆうパックは、縦・横・高さの合計が170センチ以下、重さ25キログラムまでの荷物を対象とした郵便サービスです。なお、重量が25キログラム以上30キログラム以下の荷物は「重量ゆうパック」で送付できます。送料はサイズと荷物の大きさにより異なります。
レターパックは2種類あります。レターパックプラスはA4サイズ、4キログラムまでの荷物を全国一律600円で送れるサービスです。レターパックライトは、A4サイズ、4キログラムまで、厚さ3センチまでの荷物を全国一律430円で送れます。
これらの送料は切手で支払いができます。
書留・速達などの特殊取扱料金
郵便物の基本料金に上乗せして、特定のサービスを受けられる「特殊取扱料金」の支払いにも切手が利用できます。
書留とは、郵便物の配達状況を記録し確認できるサービスで、郵便物やゆうメールの基本料金に上乗せして利用します。速達は、郵便物やゆうメールの基本料金に速達料金を加算し通常の郵便物よりも早く送付できるサービスです。
着払い送料
着払いとは、送り主ではなく、荷物を受け取る側が送料を支払う仕組みです。着払いの料金は「送料」に当たるため、ゆうパックなどいずれも切手での支払いに対応しています。
要注意!郵便局で「切手で支払いできない」もの

郵便局の切手での支払いは、基本的に郵便料金の支払いを対象としています。このため、郵便料金に該当しない以下のサービスの支払いには利用できません。
- 新しい切手・はがき・レターパックの購入
- 収入印紙
- 商品券・カタログギフト・その他物販品
- 代金引換の引換金
新しい切手・はがき・レターパックの購入
新しい切手やはがきのように、金券に近い商品は切手で購入できません。また、レターパックは送料込みの「専用封筒」のため、こちらも購入できません。これらの商品が必要なときは、現金またはクレジットカードなどで支払う必要があります。
収入印紙など
印紙税を納付するときに添付する「収入印紙」は、郵便料金の支払いに使う「切手」とはまったく異なるものです。そのため、郵便切手を印紙税の納付に利用することはできません。また、収入印紙の購入は原則として現金でのみ可能です。
なお、収入印紙は郵便局でも購入できます。ただし、切手とは用途が異なるため、購入時に間違えないよう注意しましょう。
商品券・カタログギフト・その他物販品
郵便局ではお中元やお歳暮などの贈り物を集めた「ゆうちょのギフト」や、マグカップなどの郵便局オリジナル商品を取り扱っています。これらの商品の購入にも切手は使えません。また、商品券やカタログギフトも、切手での支払いには対応していないため注意しましょう。
物販品は郵便局の窓口、またはインターネットで購入できます。
代金引換の引換金
代金引換(代引)とは、事業者に代わって配送業者が荷物の代金を回収するサービスです。顧客は、商品受け取り時に配達員に対し、引換金や手数料を支払います。引換金は送料ではないため、切手では払えません。
切手は現金化不可!郵便局の「切手交換サービス」の注意点

以上のように、切手は郵送料金の支払いに充てられるものの、使わないからといって郵便窓口で現金には換えられません。その代わり、使わなくなった切手を新しい切手やはがきに交換できるサービスがあります。ただし、これらのサービスの利用時には交換手数料が生じるため注意しましょう。
交換できるものと、1枚6円の「交換手数料」
使わなくなった切手は、手数料を支払えば以下の商品と交換できます。
| 交換できるもの | 交換手数料 |
| 普通切手 | 1枚:6円(99枚まで) ※100枚以上1枚につき13円 |
| 10円未満の普通切手 | 1枚:合計金額の半額(99枚まで) ※100枚以上1枚につき13円 |
| 郵便はがき(くじ引番号付郵便はがきを除く) | 1枚:6円(99枚まで) ※100枚以上1枚につき13円 |
| 往復はがき・郵便書簡 | 1枚:12円(99枚まで) ※100枚以上1枚につき26円 |
| 特定封筒(レターパック封筒およびスマートレター封筒) | 1枚:55円(99枚まで) ※100枚以上1枚につき78円 |
例えば、84円切手を85円切手に交換したいときは、差額の1円と交換手数料6円、計7円を支払う必要があります。
なお、これらの交換手数料は、切手で支払うことも可能です。また、はがきやレターパックの書き損じを新しいものと交換する際の手数料も、切手で支払えます。
【結論】交換は手数料で損をする可能性が高い
以上のように、使わなくなった切手は郵便局でさまざまなものに交換できるものの、手数料で損をする可能性が高いです。1枚あたり6円だったとしても、10枚、20枚と枚数が多くなるほど損失も大きくなります。
切手は本来、証紙として一定の価値を持っていますが、実際には額面通りに利用できない場合があるのがデメリットです。もし、使っていない切手を額面通りの価値で使いたい場合は、送料の支払いに利用するとよいでしょう。
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使い道のない切手は「買取」が最もお得で合理的!

結論として、使い道のない切手は専門業者に買い取ってもらうのがおすすめです。上述の通り、郵便局の交換サービスでは、手数料の分、損をする可能性が高いです。
一方、買取サービスでは切手の種類や製造年、保存状態など、多角的に査定し適切な価格で買い取ってもらえます。特に希少価値の高い切手の場合は、額面を大きく上回る価格がつくことも期待できます。
手数料ゼロで現金化できる唯一の方法
切手の買取は、手数料ゼロで現金化できる点もポイントです。郵便窓口の他のサービスでは、料金の支払いや別のものとの交換には使えますが、換金はできません。買い過ぎた場合も返金されません。
普通切手だけでなく、記念切手や特殊切手などのコレクションがあるなら、買取を依頼し現金化するのが合理的でしょう。
記念切手や古い切手の買取は福ちゃんへ
余った切手は郵便窓口で、郵便物の送料を支払ったり、所定の手数料を払って新しい切手に変えたりできます。しかし、換金には対応していないため、現金に変えたいと考えているなら専門業者に買い取ってもらうのがおすすめです。
福ちゃんでは、手数料無料で1枚から切手の査定を行っています。特殊切手や中国切手のような希少性の高いものだけでなく、コレクションの記念切手や昔の普通切手の査定も承っています。
ご自宅に切手のコレクションがある方は、ぜひ福ちゃんにご相談ください。